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talkingheads_remain_in_ligh

■CDで聴いたときは何てことなかったのに、レコードで聴いたとたんに印象が変わるアルバムというのがあります。
■先日では山下達郎『ポケット・ミュージック』。そして、今回のトーキング・ヘッズ "Remain in light" 。

■大学生のときに何かの本で「プログレッシブなロックでいてインテリジェンス。1980年前後は人気があった」みたいな言説に触れ、さっそくTSUTAYAでレンタルしたのが本作でした。2000年ごろの話です。
■何ですか、これ? みたいなのが当時の印象。なよなよしてて、歌詞も意味わかんねーし、アレンジは古くさい! …なぁーんて思っていたのです。

■昨年秋にディスクユニオンさんの北浦和店にて「LPレコード3枚で500円!」みたいな素敵なセールに出くわし「枚数合わせ」でシブシブ買ったのがこの1枚でした。
■で、さっそく再生してみたわけです。当時感じたインテリジェンスはもちろん感じましたが、やはり音の表層は古くさい。
■しかし、ぐぉーんと音楽性の背景に横たわる意図のようなもの、メタファーのようなものがそこには確実に存在し、何とも言えない奥ゆかしさを孕んでいる。その像は掴めそうで掴めず、アルバム全体を通じて何らかのメタファーが狂気的な意図を持って均質化されており、曲たちの方向性は多義的である。
■「優れた作品ほど多義的で摩耗しない」とは、ぼくが好きな美術批評家・藤枝晃雄さんの言葉。まさにこの言葉がぴったりくるアルバムです。

■不思議なもので、50枚を超えてきたレコード棚のなかで最も再生回数の多い1枚となっております。みなさまもぜひ、と思いましたが、ちょっとマニアックなアーティスト。でも、レイディオ・ヘッド的な空気もあるので1曲だけ動画共有。
■デジタル処理に見せかけて、おそらくはギターのネック付近を爪弾いたであろう、アナログなインプロヴィゼーションも、何度も聴くと心地良いです。

■今回の購入金額(2011年8月以降のみ)
■166円

■ブログで紹介したレコードの枚数(2011年8月以降)
■52枚

■ブログで紹介したレコードへの総投資額(2011年8月以降のみ)
■13,631円