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■J1昇格をより科学的に分析したい。
■このブログでは今年から何となしにルールを設けて更新してきましたが、きょうはそのロジックに磨きをかけるべく、1時間ほど時間つくって考証してみました。

■まず「J1昇格ロジック」の性格を定義します。J1昇格争いというのは、対戦クラブ同士での競技で得られた勝点によって争われ、その点数が多いクラブが上位2チーム+プレーオフで決定した1チームがJ1へ昇格します。
■つまり、すべて相対評価によって決定されます。これでは毎ゲーム、はらはらどきどきしてしまう。ならば、何らかの絶対評価軸を用意して、それに見合った考証をすべきではないか。そんなことを考えました。
■絶対評価による独自ロジックの軸を発見し、その軸をもとにアップデートを公開する。これを「J1昇格ロジック」の性格と定義します。

■絶対評価におけるデータの分岐点を見極めるためには、過去のJ2の成績、とりわけ獲得した勝点が最も効果的な役目を果たします。
■ラッキーだったのは、延長なし+勝利で3点+引分で1点+敗戦で0点がJ2で採用されたのが2002年シーズンから。つまり昨年まででちょうど10年ということです。
■そのなかで昇格したチーム、昇格を逃したチーム、上位6チームの成績を過去10年分ピックアップしました。
■そして、そのシーズンで最も多く獲得できる勝点を最初に計算します。試合数×3点=シーズン最高獲得勝点というわけです。
■昇格したチーム、昇格を逃したチーム。上位6チームはその獲得できる勝点のうち何%を獲得したのか。これを10年分出しました。かなり興味深い内容になりました。無駄にベーシス・ポイントで算出してますが。笑。
■3枚の画像になりますが、ご覧下さい。

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J2ロジック_001

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J2ロジック_002

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J2ロジック_003

■データにある「PTS」とはチームの獲得勝点。「MAX PTS」とはシーズンで獲得できた最高勝点数。「PTS %」とは最高勝点のうち何%の勝点を獲得できたか、と示します。

■まず、データをざっと眺めるとあることに気づきます。それは、獲得できた最高勝点数のうち、獲得できた勝点数が59%以上のチームは、ほぼJ1に昇格できているということ。さらに言うなら、59%以上だったチームが入れ替え戦に回った場合、100%J1に昇格しています(06年・神戸、07年・京都)。反対に58%以下で入れ替え戦に回った04年の福岡、08年の仙台はともに敗れています。
■そして、この59%ラインで例外に当たるのが05年の甲府。52%ながら、柏に2戦2勝でJ1昇格を決めています。こう考えると、バレーって偉大だな。笑。過去10年のJ2における、データ上での例外を生み出しているわけなのだから。

■次に、過去10年で最も数字上で強かったと言えるチーム。これは2004年の川崎フロンターレということになります。最高で132点取れるシーズンで105点の勝点を獲得。獲得率は79.55%。過去10年で最も勝点をもぎ取ったチーム、ということになります。
■しかし、この2004年で川崎が唯一負け越したチームが我らがモンテディオ山形です(山形の2勝1分け1敗)。本当に素晴らしい! J2過去10年の殊勲賞を贈呈するなら、モンテディオ山形で決定と言ってもいいです。

■次にアプローチすべきは「最もかわいそうな成績で昇格を逃したチーム」。これは2003年の川崎フロンターレです。64.3%で昇格ならず、です。06年と07年なら首位で自動昇格だった数字。このへんに石崎監督(当時。現札幌)の悲哀が滲みます。

■以上の考証から、次のラインが見えてきます。
J1自動昇格とは、年間65%以上の勝点獲得が必要である。
J1昇格圏内とは、年間59%以上の勝点獲得が必要である。

■この数字を今年の最大勝点に係数として掛けると、このように言えます。
J1自動昇格には、年間82以上の勝点が必要である。
J1昇格圏内には、年間74以上の勝点が必要である。

■あとは簡単。この勝点を42で割って、その商の小数点を四捨五入して達成率を算出。その達成度合いに合わせてコメントを付ける、という感じです。

■いかがでしたでしょうか。今後はこのロジックに基づいて「J1昇格ロジック」をアップデートしてまいります。ご期待あれ!