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話題の本だったのでkoboにて購入。紙だと1,404円なのが電子書籍だと1,040円。さらにkoboの25%OFFクーポンが使えて、そこに期間限定ポイントも投入したら400円くらいで買えました。koboはコンテンツを安く買えること、スマホ、PCそれぞれにアプリが入れられて、もちろん専用デバイスでも読める。しおりはクラウドで引き継がれるから「起きている時間であればいつでも読める」ということが可能。超便利です。

さて、本書です。
率直な感想としては「すごくほっとしました」。インターネットには2パターンあって「うぜー奴はブロックしろよ」という見地と「うぜー奴はノイズとして無視すればいいだけ。そんなの切ってたらリアルでは生きていけないよ?」という見地。私は圧倒的に後者です。RSSで「二度とこんなブログなんて読むか!」というブログも読んでます。
サッカーの本田圭佑選手が以前インタビューで「チャンスをモノにするには、チャンスをチャンスだと気づく能力と、そのチャンスを取りに行く行動力の2つが重要」って答えてて「そうそう!」と、私はすごく感心したことがあります。これは「チャンスを追う者はチャンスとそうでないもの(ノイズ)を峻別している」わけで、ノイズのない本書で言う「強いつながり」の中では、なかなか見つけ出すことができません。「弱いつながり」のなかで、チャンスに巡りあい、「弱いつながり」からコツを伝授してもらったりしながらチャンスをモノにできる。たとえば、こういうことなのかなとハラオチしました。

本書のキーである「検索」と「観光」。「検索」は私にすごくぴったりなのですが、「観光」がフィットしません。ご存知のとおり、私は旅行が嫌いだからです。旅行に行くとテンションが高くなり、行動的になるので旅行そのものは好きです。しかし、行く準備が妙に苦手。1週間くらい前からソワソワしだす自分が毎度毎度で恥ずかしい。
本書の「観光」の箇所に立ち返りますと、私はアウシュヴィッツのところに深く共鳴しました。本当にそうだよなぁ、文明・文化の跡/痕は現地現物以外は情報とは言わないもんな、と思います。2年前にイタリアのポンペイで2,000年前の壁画の美しさに妻と一緒に深く感動したのですが、それは日本でいくらHD画質で見せられたところで圧倒的に埋まらない。猛烈に文明が進化すればするほど、私はサイトスペシフィックなものが光輝くと信じております。

何かこう読者の頭を整理させてくれる、いい機会になった本でした。そして私の推測としてこれを書いた東さんもまた、書くことで頭が整理されたんじゃないか。と思ったりしました。

9784344026070