灼熱のトークショーを終え、約1時間後に、
新潟アルビレックスBC 対 富山サンダーバーズの公式戦が始まる。
試合に先立ち、アルビレックス・ユニに身を包んだ古田敦也さんが、
簡単にご挨拶。
元来、やや身勝手なスワローズファンは、
選手がオレンジやイエローのウェアを身につけるのを
ひどく嫌うものだから、
この色には若干違和感を覚えたようだ(笑)。
国歌斉唱のあと、流れて来た耳慣れない独唱
(しかもお世辞にも上手でない)は、
『新潟県民歌』とか!?
昨年から新潟主催試合の開始前に流されているそうだが、
知名度はどの程度なのだろう…う〜む、微妙だ。
その後ピッチャー:古田敦也、キャッチャー:高津臣吾、という
夢のバッテリーによる始球式があったが、
例によって当方のド緊張体質が禍し、撮影に失敗…。
プレイボールがかかってからは、屋根のある最後尾に移動し、
幾分涼しい環境でのんびりと観戦した。それにしても、暑かった。
あらためて見回すと、野山に囲まれた実に美しい球場だ。
なお試合は2−1で新潟リードの9回表、
我らが栄光のストッパー、高津臣吾投手の登場だ。
嗚呼…この勇姿を見るのは何年ぶりなのだろう。
先頭打者こそヒットで出塁させたものの、
その後は危なげなくクローザーの役目を果たした。
あくまでも「現役」を貫き通す彼の強い意志に感銘を受け、
その美しい投球フォームにしばし見とれてしまったが、
重篤なケガさえなければ、
必ずや来季も現役で活躍してくれることだろう。
試合終了後、橋上秀樹監督のインタビュー中、
ベンチ内ではこっそり(?)古田さんとの撮影会が行われていたらしく、
「おい!古田と写真なんか撮ってないで、オレの話を聞け!」と、
すかさず笑いを取っておられた。
その後、複数の選手が表彰され、
たかっちゃんは当然のことながら「セーブ賞」をゲット。
この日ボールボーイを務めた少年野球チームとの記念撮影を終え、
お決まりのようなサイン攻めでもみくちゃになる古田さん。
彼が常日頃から口にする、
「『あっ、古田だ』と自分の顔が分かるうちは、
(自分の発言が)子どもたちの心に響く」という言葉。
引退から年月を経て、
彼の印象が徐々に薄れ行くのは、決して避けられない流れだ。
無邪気な野球少年たちの笑顔を見ているうち、
今後の「野球人・古田敦也」の去就が、少しだけ気になり始めた。
《完》
新潟アルビレックスBC 対 富山サンダーバーズの公式戦が始まる。
試合に先立ち、アルビレックス・ユニに身を包んだ古田敦也さんが、
簡単にご挨拶。
元来、やや身勝手なスワローズファンは、
選手がオレンジやイエローのウェアを身につけるのを
ひどく嫌うものだから、
この色には若干違和感を覚えたようだ(笑)。
国歌斉唱のあと、流れて来た耳慣れない独唱
(しかもお世辞にも上手でない)は、
『新潟県民歌』とか!?
昨年から新潟主催試合の開始前に流されているそうだが、
知名度はどの程度なのだろう…う〜む、微妙だ。
その後ピッチャー:古田敦也、キャッチャー:高津臣吾、という
夢のバッテリーによる始球式があったが、
例によって当方のド緊張体質が禍し、撮影に失敗…。
プレイボールがかかってからは、屋根のある最後尾に移動し、
幾分涼しい環境でのんびりと観戦した。それにしても、暑かった。
あらためて見回すと、野山に囲まれた実に美しい球場だ。
なお試合は2−1で新潟リードの9回表、
我らが栄光のストッパー、高津臣吾投手の登場だ。
嗚呼…この勇姿を見るのは何年ぶりなのだろう。
先頭打者こそヒットで出塁させたものの、
その後は危なげなくクローザーの役目を果たした。
あくまでも「現役」を貫き通す彼の強い意志に感銘を受け、
その美しい投球フォームにしばし見とれてしまったが、
重篤なケガさえなければ、
必ずや来季も現役で活躍してくれることだろう。
試合終了後、橋上秀樹監督のインタビュー中、
ベンチ内ではこっそり(?)古田さんとの撮影会が行われていたらしく、
「おい!古田と写真なんか撮ってないで、オレの話を聞け!」と、
すかさず笑いを取っておられた。
その後、複数の選手が表彰され、
たかっちゃんは当然のことながら「セーブ賞」をゲット。
この日ボールボーイを務めた少年野球チームとの記念撮影を終え、
お決まりのようなサイン攻めでもみくちゃになる古田さん。
彼が常日頃から口にする、
「『あっ、古田だ』と自分の顔が分かるうちは、
(自分の発言が)子どもたちの心に響く」という言葉。
引退から年月を経て、
彼の印象が徐々に薄れ行くのは、決して避けられない流れだ。
無邪気な野球少年たちの笑顔を見ているうち、
今後の「野球人・古田敦也」の去就が、少しだけ気になり始めた。
《完》