2010年12月31日

このブログについて

このブログは、教授の横暴でクビになりそうだった助手が、自分の研究のセンスのなさを棚にあげて、バカな教授を晒し、そのバカな教授を許している大学の仕組みに疑問を感じ、いろいろと調べはじめた過去の日記からはじまっています。

(過去の日記は、@ダイアリーというサイトで更新していました。
現在、休業中のようです)

現在は、地方二流大学(若干総合大学寄り)の一般教養の講師として生活することができるようになったので、過去の日記をふりかえりつつ、自分のアンテナに反応するテーマについて書きつづっています。

このブログ全体に関する感想、トラックバックは、このエントリにお願いいたします。  続きを読む
Posted by yahata127 at 23:59Comments(91)TrackBack(37)まとめ

2009年11月17日

数学者というレーサー

上京したおりに、高校の同級生と呑んでまいりました。
4人中1人が化学者、1人がバイオ、残り2人が数学者というメンバー。
酔ってくだらん話もするわけですが、その延長で数学者2人が研究の話をはじめました。
本人たちにしちゃ、くだらん話の延長ですわな。

「こないだのアレはどうしたよ?」
「条件つきでなら、って感じだな」
「条件って?」
「えっと・・・」

そこらにあった紙ナプキンに、ボールペンで記号を書きなぐろうとしますが、そもそも紙ナプキンは字を書くためには作られていません。酔っ払いに精緻な作業ができるわけもなく、なんかくしゃくしゃしてました。

たまたま、子どもの落書き用に余った裏白をもっていたので、ホイと提供してみたところ、ボールペンは猛烈な勢いで走りはじめました。

こうなると化学者とバイオは完全においていかれます。

「なんか、すげえなぁ。」バイオが驚嘆します。
「おまえも、こんなのわかるんだろ?」
「まさか。数学だなぁって眺めてるだけだよ」化学者は謙遜でもなんでもなく素直な感想をもらします。

化学者も、量子化学なんてなものを勉強したわけですから、物理学者ほどじゃないにしろ、一般の方々より複雑な数式に馴染みはあります。

しかし、同じ数学の名前を冠していながら、我々が触れてきた数学と、数学者の繰り出す数学には雲泥の差があるように思えてなりません。

F1レーサーの運転する車と自家用車が、同じ「自動車」という範疇におさまるぐらい大きな差異があるわけです。

もちろん同じ自動車ですから、やってることを見れば「アクセルをふかしてるのかな?」「ハンドルをきりながらブレーキかけてるんだな」と確認することはできます。しかし、きっと、数学者に見えている世界、数学者が感じてる世界は、我々の想像することのできない世界なんじゃないかと思います。

車載カメラを見るように、居酒屋のテーブルにならぶ数式をながめていました。

「なんか、いいよな」バイオがぽつりとつぶやきます。
顔は、しょうがねえ悪ガキどもだ、って表情なのに、なんか楽しそうでしょうがないのです。
自分にも、そういう場所があるだけに、同じ土俵にいる友人たちを見るのは、楽しくてしょうがなさそうでした。

F1レーサーのようだ、と思いながら、F1からのメーカー撤退の話を思い出していました。

車に興味がないので、詳しくは知りませんが、F1マシンなどのレースカーが少しでもはやく走るための技術が、現在の車にも大きく寄与しているらしいです。
数学も、より美しい世界を求めた結果が、我々の技術に大きく寄与している例はあげていければきりがありません。

それでも、役には立たないと見限られ、予算削減の波にのみこまれていくわけです。

F1も、そろそろ電気自動車にでも変更しないと「技術が役に立つ」なんて言い訳もできませんし、このご時世に大量のガソリンを燃やしまくる競技が広告塔としての明るいイメージが維持できるかは疑問です。

しかし、数学は好きものの大量の時間が消費されていくだけのことです。

このかっこいいレーサーが、どうしてうちの大学にはいないんだろうと残念に思います。

それぐらいの余裕は、どの大学にも必要だと思いますけどねえ。

banner←ランキング参加中


  
Posted by yahata127 at 15:16Comments(0)TrackBack(0)研究

2009年11月12日

俺のアルファブロガー

なぜid:manameは真のアルファブロガーなのか?
id:manameが真のアルファブロガーであるという真の理由

こんな記事を見てたら、個人的に共感できた。

記事がとりあげられて、アクセス数が増えたり、話題になったり、議論を呼んだりすると「ああ、エントリ書いてよかったな」と思う。

アクセス数やランキングに一喜一憂してたこともあったけど、今は、なんとかかんとかひねり出した言葉が相手に届いたことや、自分の感じたことに反応してくれたことが素直に嬉しかったりする。

最近、学内の会議じゃすべりっぱなしだからかなぁ(苦笑)

アルファブロガーは影響力のある人への称号だったような気がする。
つまるところ、ネットのすごい人でいいんじゃないだろうか。
誰がすごいかってのは、きわめて個人的に決めていいと思う。

俺にとっても、id:manameは真のアルファブロガーなのだ。

なんで「真」なの?と言われたら、なんとなくとしか答えようがないけど。
本人がお望みなら、猫耳アルファブロガー、とか、アルファブロガーDXとか、世界三大珍アルファブロガーとか、ふたりはアルファブロガーとか、平成のアルファブロガ王とか、なんでもいいのだ。

最近は、リア忙なので、ぜんぜんエントリが書けなくてご縁がないけれども、また遊んでもらえるようにせねばなぁ。

banner←まなめはうす経由の100分の1ぐらいの集客力ランキング  
Posted by yahata127 at 10:03Comments(0)TrackBack(0)ネットのあれこれ

2009年11月04日

ないよりマシなはず。

Windows7の話題に隠れて、無料のセキュリティソフトは、あまり話題になってないのかしら?

フラスコの周囲には、定義ファイルが更新されていないセキュリティソフト、つまりは形だけ入っている人たちが、ぎょうさんいらっしゃいます。
更新料無料なソフトすらお買い求めにならず、パソコンを買った時の3か月お試し版で3年以上を過ごす方が大多数なわけです。

学生には、こんなことがないよう一生懸命講義してますが、教職員のレベルはここ十年まったく進歩がないように思います。

それでも、日本は優秀なようです。
MS、セキュリティ報告書で日本のベストプラクティスなどを紹介
日本の感染率が低いのは、総務省と経済産業省の連携プロジェクト「サイバークリーンセンター」などの活動によるところが大きいと分析している。
ほー、そうなんですか。
そのプロジェクトの名前すら知らなかった人の方が多いような気がしてしまうのですが、きっとフラスコが無学だっただけの話なんですね。うん。

フラスコが仮説を考えるに、ウイルスに誘導するメールやウイルスが感染するサイトが英語圏に多くて、日本人が英語圏に出ていかないからじゃね?と予測してみるのですがいかがでしょ?

あと記事の中に、こんな文章がありました。
また、Windows Vistaのマルウェア感染率は、Windows XPに比べて大幅に低いと強調し、Windows 7がリリースされた今、OSのアップグレードを検討する好機かもしれないとアピールしている。
Windows7に乗り換えることじたいは大賛成なわけですが、7が普及したら感染率もあがるんじゃないですかね?Vistaが安全だったのは使う人が少なかったから、狙う価値もないと思われていたんじゃないかと…。たくさんの人がXPを使い続けてるなら、ノウハウのあるそっちでウイルスつくりますわな。いや、つくったことはないですけど。想像で。

まあ、なんか日本は安全らしいです。
MSの無料セキュリティソフトでさらに安全になることでしょう!









ほんとかねえ?

banner←情報セキュリティって大学で教えることかなぁ。  
Posted by yahata127 at 11:21Comments(4)TrackBack(0)ネットのあれこれ

2009年10月30日

プリキュアごっこ

同業者の日記から。
娘「明日プリキュアごっこしよう」

父「やだよ、しらんもん」

娘「じゃあ、おとうさんはプリキュアコウジね」

父「えー。武器とか持ってるの?」

娘「携帯電話を一つだけ持っていいのよ」

父「。。。」
きっと、リンクルンのつもりなんでしょうねえ(笑)

こっちの父ちゃんがプリキュアごっこに混ざるときは、まだヨチヨチ歩きの弟がシフォンで、それを誘拐するのが父ちゃんの役目です。

敵役じゃなくて、いっしょにプリキュア側ってことは、そっちの父ちゃんは好かれてるんだなぁ、とか。
幼稚園だと、嫌いな子はプリキュアになれないんだとか。
うーん…まあ、いじめとかじゃないといいな、と思います。
まだ、大丈夫だと思いたいなぁ。
うーん。

banner←教育ランキングでいいのか?  
Posted by yahata127 at 10:22Comments(0)TrackBack(0)我が子の教育

2009年10月28日

東大ノート?

「東大ノート」で集中、持続、達成感 現役生らと企画
ジャポニカ学習帳で有名な文具メーカー「ショウワノート」(本社・富山県高岡市)が、現役東大生らと企画した学習ノート「Tノート」を発売した。

 コンセプトは集中、持続、達成感。黒板を模した横長で、板書を見たまま書き写すことができ、32ページと薄く使い切りやすい。縦書きや方眼など4種類がある。

 中高生が狙いだが、意外にも大学や司法試験の予備校からも問い合わせがある。あとは、簡潔でわかりやすい板書を先生が心がければ、学力アップ間違いなし?
以前のエントリでつっこんだものとは関係ないようです。

黒板を丸写ししても、理解は深まらないよなぁ、と思いつつも、授業に集中できない子がとりあえず授業に参加する手段のひとつとしてはアリ?と考えなくもないです。それで満足して達成感!となってしまっては困るわけですが。

ただ、わかりやすい板書を、丸写ししても、学力は絶対にアップしないと思うなぁ。多少、わかりにくい状態を、自分なりに整理する過程で理解が進むんだと思うけど。

しかし、これを作成した方々にとって、学力がアップするかどうかなんて些細なことで、売れてくれればいいんだもんね。
東大生は賢いね。

banner←ランキングじわじわと。  
Posted by yahata127 at 16:25Comments(3)TrackBack(0)講義

2009年10月27日

FDは無駄か?

ガマさんのエントリのコメント欄が、いつの間にやらFD論になっていてびっくり。
自分の意図とは関係なく話しが膨らむのもネットの面白いところですね。

さて、FDがムダかどうかって話は、自分でもまとめておきたいなぁ、と思ったので、考えてることを順繰りに。

◎そもそもとして、大学が多すぎて、それにかける手間暇が無駄。大学はもっと少なくていい。研究ができる人と、研究ができる学生は、今の大学を埋めるほどの人数はいない。
◎が、その現状は、そう簡単に変わらないので、次善の策として、今までの大学のやりかたでうまくいかない大学を、学生のレベルにあわせる形でつくりなおす必要がある。三流以下の大学が、大学ごっこをしていてはいけない。

◎そのとりくみのため、FDは必要。

◎しかし、現状でFDを担当しているのは、たいてい素人。それも、研究などでつぶしのきかなかった教員が、教育センター的な部署にほうりこまれていたりするので、能力が微妙なことが多い。
◎しかも、学長直属なんてなことで、ちょっと勘違いしちゃったりしてる。
◎「FDが必要」という錦の御旗をもって、会議やワークショップを連発する。
◎でも、能力そのものが微妙なので、成果も微妙。

◎ゆえに、現状おこなわれているFDの多くは無駄、となっている。

◎FD専門の人材が、効果的なFDを提供する必要があるのでは?

熱意のある教員が、手弁当でおこなうのには、限界があると思うんですよね。

まあ、普通の企業にはいるコンサルタントのようなイメージなわけですが、コンサルタントもピンキリだなんて現状を伝えきくに、外部からの解決ってのは期待できないんでしょうねえ。

うーん。

このエントリが無駄でしたか?

banner←大学教育ランキング  
Posted by yahata127 at 00:42Comments(4)TrackBack(0)講義

2009年10月22日

子ども手当

フラスコは2人の子持ちです。
子ども手当が入ってくるならラッキーと思っていましたが、別にこなくても文句はないです。

だって、なんか変な気がしますよね。

子どもを育てるのに金がかかるから、支援するため金を渡すってのはあくまで一時的な対策ですよね。例えるなら職のない人に、職を提供するのではなく、ごはんを提供するようなもんですよね。

現金をもらうよりも、小児医療の無料化とか、義務教育にかかる負担をなくすとか、奨学金を増やすとか、金がなくても子供が育てられる社会にしてもらえるほうがありがたいです。

ただ、生活に困窮して、3000円の書道道具が買えなくて授業が受けられないとか、病院に行くお金がないから保健室にいくとか、一日一食給食だけで先生が飲まずにおいておいた牛乳で栄養を補給するとか、テレビ番組越しの情報を見てると、子ども手当やむなしか?という気もちょろっとします。

が、すべての家庭で、本当に「子どものため」に使われるとは思えないですよね。困窮してればなおさらだと思います。

ですので、やはり子ども手当ではなくて、別のかたちで支援していただけないかと思うしだいです。

banner←教育ランキング
  
Posted by yahata127 at 08:53Comments(2)TrackBack(1)世の中に反応

2009年10月14日

新型進行中

新型インフルエンザが蔓延しはじめましたよ。

夏休み明けは学生だけだったんですが、最近は教職員の中にも休む方々が増えました。
とくに、家族がかかってしまったので、出校停止という方が多いようです。

ここでいろいろと面倒になるのが、出校停止というやつの取り扱い。

ふつうの欠席と違い、学校側が「来るな」と言ってるので、その補償をせにゃいかんだろうというのが、上層部の共通認識。ちなみに、明文としては「お医者さんがいいっていうまでくるな」以外に何もなかったという罠。

で、確たるルールもないまま、泥縄で対処しております。

教員も休むし、学生も個別で休むし、講義ならいいよいいよで済むんですが、実習は再度やらせないといけない空気になってしまい、もうスケジュールもなにもあったもんじゃありません。

再実習をさせるつもりのところに、休んでいた教員の補講が入ってきて、使うはずの部屋が使えなくて、それを調整するはずの事務は何をしとるんじゃー!と思ったら…


担当者がインフルエンザでお休みしておりました。



みなさまもお大事に。  
Posted by yahata127 at 23:30Comments(0)TrackBack(0)世の中に反応

2009年10月02日

ガマさん

会議中にふと、思い出したこと。

ガマさん、どうしてるかなぁ、と。

ガマさんは、前にいた大学の教授。
講義は、休講か、助教授、助手が代講。
酒は嫌いじゃないので、飲み会には参加しているけど、いつもニヤニヤしてただけ。
立食形式では、乾杯のときとケーキが出てきたときぐらいしか立ち上がらなかった。

だから、ほとんどの学生はガマさんの声をきいたことがない。
教員でも、挨拶は片手をあげてってな感じだったので、声をきいたことがない人もいるらしい。
フラスコは、かろうじて「おつかれ」と言われたことがある。
ながーいオープンキャンパスが終わった黄昏時だったので、もしかしたらガマさんの声じゃなかったのかもしれない。

そんなガマさんだが、研究者としては、一流に+がつく評価だと思う。
世界的に誰もが知る雑誌に、2度ほど登場し、その関連する研究では日本に敵なし、海外からも教えを乞いにくるほどだった。

ガマさんの研究室には、「ガマ詣」と呼ばれる儀式があった。
ガマさんは、基本、研究テーマを与えないらしい。
つまらないと思うことをやりたくないし、やらせたくないから、だと人づてにきいた。
院生や助手は、自分たちで研究テーマを見つけると、調査し、検討し、チーム一丸となって、ガマさんにプレゼンテーションをおこなう。

ただ一言、ガマさんに「おもろいな」と言わせるために。

ガマさんから、この一言が出れば成功は約束されたも同然だったらしい。
ガマ詣で、大吉をひいた、と言う人もいた。

これらの研究テーマから、誰もが知る世界的雑誌への論文掲載が4回(上記の2回とは別)、業界で有名な雑誌への掲載は数知れず、フラスコが知っているだけでも特許が両手できかないほどあったと思う。

ちなみに、ガマさんが「ま、やってみ」と言うと、それなりの成果はでても大発見にはならないらしい。

どうして「面白い」かそうでないかがわかるのかは、本人にも謎なんだそうな。データを見たら、なんか思っちゃうらしい。

会議中。

なんでガマさんを思い出したかと言えば、ただいまFDとやらの真っ最中だからである。
講義は人任せ。
学生の面倒は見ていない。
論文は部下の名前にのっかっているだけ。
学内の業務にもかかわらない。
学外も学会から押しつけられる最低限だけをこなしている。
会議は委任ばかりで出席しない。

ガマさんは、今、手元にある基準では、完全にダメ教員のようだ。

しかし、あの頃、ガマさんを悪く言う人など誰ひとりいなかった。
ガマさんを認めない人など誰ひとりいなかった。
ガマさんを悪く言う人がいるとすれば、ガマさんを知らない人たちぐらいだろう。
(無論、研究者としての話で、家族からはボロクソ言われてるかもしれないが)

印象論ばかりで教育を改革しようとする会議に同席させられ、定義も曖昧な言葉が並ぶ資料を見ながら、ふとガマさんを思いだした。

ガマさんは、こんな会議をみたら「おもんないな」と言うんだろう。

banner←ランキングに、メルマガのファンだったナース美都さんが!http://blog.goo.ne.jp/colony6/  
Posted by yahata127 at 12:46Comments(11)TrackBack(0)教授(教員)

2009年09月29日

削られる前に

アニメの殿堂「建てぬ」川端文科相、脱ハコモノを指示

アニメの殿堂の見直しはわかります。
でも、肝心の殿堂はそのままでさりげなくいろんなものが見直されています。
川端文科相と同省の副大臣、政務官の5人は同日、前政権のもとで今春成立した補正予算を見直すため、省内でヒアリングを実施。官僚側は同省関係の約1兆3千億円のうち、1761億円が削減可能との報告をまとめ、川端文科相らに示した。しかし、その中には、117億円の建設費がついたメディア芸術総合センターの中止は入っていなかった。
これだけの建設費ですから、当然企業もたくさんかんでいて、利権なんてものもべったりごっちゃりあるんでしょうねえ。
だから、こっちは見直せないと。
この日、官僚側が示した見直し額1761億円は、同省の補正予算総額の13%にあたる。主な対象事業は、▽学校への地上波デジタルテレビ、電子黒板、パソコンの普及のための予算860億円▽学校の耐震化・太陽光発電パネル設置などのエコ改修事業240億円▽研究者海外派遣基金224億円▽地域産学官共同研究拠点整備事業145億円▽無人探査機の建造と支援母船の改造費など43億円▽学校の理科設備費43億円など。予算を交付済みの事業は一つも入らなかった。
同じハコモノでも、学校の耐震化はしてほしいのになぁ……。

んで、ざっくりとやられたのが「研究者海外派遣基金224億円」ですな。
官僚さんとしては、一番削りやすかったんじゃないかと思います。

研究者が海外に行ったところで、経済効果って奴がありませんからね。
経済効果がなければ、票が減ったり、利権が減ったりということもないので、政治家さんにも企業さんにも文句を言われません。

こうして、研究者さんたちは、じわじわといじめられていくんですね……、とすねてちゃいけないようです。

「学生やポスドクを政局の犠牲にしないよう民主党にロビイングしよう」http://d.hatena.ne.jp/sivad/20090903/p1を見ますと、そういう現状を議員さんはわかっていないので、どんどん言った方がいいようです。

とくに新しくしがらみのない議員さんが増えているようですので、今のうちにどんどん状況を知ってもらい、味方になってもらうことが重要なようです。

ということで、フラスコはフラスコでテニュアなき任期制の真実でも知ってもらうために活動してみたいと思います。
内容?
それはさすがに……。

banner←大学教育ランキング(すいてる方)
  続きを読む
Posted by yahata127 at 16:42Comments(5)TrackBack(0)世の中に反応

2009年09月28日

元・万引き犯よりの相談

今度はこんな相談が来ましたよ。
さて、どう答えたものでしょう?

Aさんという架空の人がいたとします。
彼は高校2年のときに万引きをしました。
しかし当時ばれることはありませんでした。
今は大学に進学しており、彼は3年になっているとします。

そこで質問です。仮定のもとですが、
仮に万引きがばれた場合、彼に対して大学はどのような処分を行うでしょうか?

退学(放学)、停学、戒告

などが考えられると思います。もちろん、大学によって対応は異なると思いますが、一般的な意見でかまいません。

以下の点も含めてお答えいただきたいのですが、

・犯行当時(高校2年)はその大学に所属していません。
・しかし、犯行が判明したのは、その大学に所属するときです。
・万引きは4〜5回行っており、高校3年次に自転車の盗みの件で補導されています。

彼は大学に入ってからは心を改めたつもりです。
非常に高校時代にやった愚行を後悔しているようです。

さて、上記をもとにして、
大学時代においては、彼は実質的に一切悪いことはしていませんが
それでも大学は退学処罰をするでしょうか?


フラスコが理事長で、この文面を見たら、即退学にします。

理由?

理事長だったら、そんなものなしに処分できるんじゃないんですか?(大いなる誤解)

banner←ランキング参加中  
Posted by yahata127 at 22:38Comments(5)TrackBack(0)大学

2009年09月24日

組閣終了

民主党の大勝から、わいわい騒がれてましたが、ようやく落ち着いたようですね。

うちの大学でも、どっかの会議室の奥で、来年4月からの陣容が決まったらしいとの噂が漏れてきました。

今年は、学長と各学部の学部長の任期が同時に切れるので、かなりすったもんだしたようです。要職と思われる数は、学部長、教育委員長、学生部長(ほんとはちょっと違う名前だけれど、完全に特定されるのでよくある名前に変換)の3つが学部数の数だけ。教授の数よりは当然少ないわけですが、なんとなくなれる人は決まってきます。同じ教授にはかわりないんですが、ぜったいになれない人もいるわけで。同じ議員なのに大臣になれる人が決まってるようなもんですね。

今回の選挙をややこしくしたのは、某教授の一言。

「学長選と、学部長選に同時に出ていいのか?」

時期としては同時なのですが、実際には学長選に落ちた人が学部長の枠におさまっていくだろうということで、なあなあにおこなわれていたようです。そこをあえて突いたのは、自分は学長の器ではないけれど、学部長ぐらいにはなってみたい、対立候補のあいつが学長にいくなら、この段階で消してやれ、という目論見があったようです。よく考えつくよなぁ。

しかし、指摘された事実はごもっともで、同時に当選できない人が立候補しているのはおかしいということになり、じゃ、日程を変えましょうという話にしようと思ったら、日程は教授総会で全会一致で確認しているのに、特定の立候補者を優遇するために変更するのか?とごもっともなご意見で封じてしまい、ぐうの音も出なくしてしまいました。

結局、特定の候補者が学長選をあきらめて、学部長一本にしぼったことで、横槍を入れた人はおそらく定年まで何の役職につくこともないであろうことが決定したようです。

しかし、学部長はともかくとして、学生部長や教育委員長なんて誰がなっても同じなんですが、必死でなりたがる人が多いのは本当に不思議です。実質は、官僚が仕事するのに大臣になりたがる人が多いのと似てるのかもしれませんね。周囲は誰がなろうとそれほど興味がないところや、直属の方だけが変なのがきませんように戦々恐々としてるところまでそっくりです。

フラスコは、理事の担当変更で、情報担当に変な人がこないように祈っております。今期の人は「壁新聞をつくろう」とか言い出しませんように。

banner←大学教育とは違うねぇ。
  
Posted by yahata127 at 12:40Comments(1)TrackBack(0)世の中に反応

2009年09月14日

子どもへのメッセージ

このエントリで、子どもへのワクチン10本になるらしいです。

自分の子どもへのメッセージ。

パパは、昭和40年代に産まれて、公害だのなんだのと脅されながらも、幸せな人生を過してこれました。
それもこれも、じいじが一生懸命働いてくれたり、パパのじいじが石炭を掘ってくれたり、ばあばたちが働いてるじいじたちを支えてくれたりしたからだと思ってます。

くぅちゃんたちの世の中も、温暖化とかいろんな心配があるって言われています。
でも、大人が言うほど心配しなくていいです。
パパが頑張ります。
世の中がよくなるように、考えることや動くことを絶対にやめません。

それでも、パパだけではできないことがあるから、たくさんの人に手伝ってもらおうと思ってます。
パパの学校のおまつりで、くぅちゃんと遊んでくれた、たくさんのおにいちゃんやおねえちゃんが、くぅちゃんたちの世の中をよくするお手伝いをしてくれると思います。

パパのお仕事は、おべんきょうを教えることだけど、テストで○をもらえることを教えてるわけじゃありません。
今は、まだパパちょっとうまくできてないかもしれないけど、くぅちゃんのためだったら、もっともっと頑張れると思うから、パパを信じていてください。

そのせいで、ちょっと、いっしょにお風呂入れない日が増えたのはごめんね。
朝ごはんいっしょに食べる約束はまもるから、朝はやく起きようね。
エントリにしてないで、直接言ってやるか。
ねえ。  
Posted by yahata127 at 23:20Comments(1)TrackBack(0)我が子の教育