2007年05月25日

乳幼児へのDoS攻撃(改題)

グズる乳児に効果絶大あみんステップというエントリを見て思ったこと。

乳児を寝かしつけるのに、抱っこをするとか、車に載せるとか、夜風にあてるとか、いろいろあるわけですが、それらはすべてバッファオーバーフローDoS攻撃なんじゃないかと思うのです。

乳児はいろんなインプットに対して反応します。
人間のインプットで万人に共通なもんは五感です。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚それぞれのインプットがあり、赤ちゃんはこれってなんだろな?と判断しているような気がします。

お母さんのにおいをかぎ分けることができたり、顔の形のものに反応したり、理解不能と判断したらとりあえず危険ってことで泣きだしたり、いろいろです。

ある時期までは、自分の外の感覚と中の感覚の区別がつかないなんて話もききました。どうやって判断してるのかは謎ですが、自分の足をなめてみたり、自分の手と手を自分の目の前であわせて、これが自分の手なんだ〜、として赤ん坊を見ると、ああ、そうかもしれんね、と思うのです。

そんなわけで乳児は、あらゆるものに反応しています。
大人からするとノイズとして自動的にスルーするようなことでも、シグナルとノイズの区別なんてつきませんから、全力ですべてを判断するんだと思います。大人がルーチン処理で楽しているところを、赤ん坊はルーチンを一からつくっているんだからさぞや大変なことでしょう。

ですので、どっかにお出かけして、大量のインプットがあった日は、ずっと抱っこされていて身体的疲労がないにもかかわらず、コトンと寝てしまったりします。
夜に子供が寝れないのは、何かしら不愉快な要因があるからです。
暑い、寒い、腹へった、さびしい、かゆい、等々大人でもわかる理由から、なんかわからんけどとにかく不快(と、こちらが判断せざるを得ないよう)な状態まで、その原因は様々なわけですが、おそらく共通することは、乳児の脳みそがその不愉快をどうにかしようと判断し、唯一解である「泣き声をあげる」に到達しているのだと思います。ほかに手段もないですしね。

で、そのときにこちらがやることは、その「不愉快をどうにかしよう」というジョブに、強制わりこみをかけようとしているんだと思います。

子守唄を唄う。
背中をたたく。
抱っこしてゆらゆら。

その中でも特に効果が大きいであろうと考えられるのが、三半器官ゆらゆら。

人間が立っているというのは、実はすんごいことで、視覚や三半器官からくる情報をもとに、全身の筋肉を微調整しとるんじゃ。というのは、医学系の先生からの受け売りですが、まあ、確かにそうなんだろうな、と。
ロボットが歩くのにも四苦八苦していたことを考えれば、意識はしていなくても、相当な計算量があるんじゃないかと想像できます。

視覚に効果はないものの、三半器官ゆらゆらになるあみんステップは、不愉快を処理したい乳児のジョブに、バランスをとるという優先順位の高くて計算量の大きいジョブを割り込ませて、メモリオーバーでハングするのを待ってるように思えるんですね。
車に乗せるのも、振動+全体からの音+見ていれば変化する景色なんてので一気に処理落ちを狙っている感じです。赤ん坊が車が好きだってのはちょっとした勘違いで、単に強制終了してるだけじゃね?とか思ったり。
ベランダに出て夜風にあてるのも、温度差を利用して一気に刺激を与え、不愉快処理ジョブにまわるメモリをぶんどってるんじゃないかとか。

で、優先順位が高いのは
・三半器官
・温度(? 単に不愉快の原因が温度なときも多いので)
・触覚(背中をさする、手をつなぐとか)

で、ちょっとおちて
・嗅覚(そばにいるだけで寝てくれるときもあります。原因がさびしい限定かなぁ。でも、強制的に割り込みをかけられるという点では聴覚よりちょい上)

次に
・聴覚(不愉快なジョブとしては優先順位が高くなるんですが、安心させるためには親の声だという判断が必要になるので、理解してもらうためのワンステップ分、強制力が落ちる気がします)

最後に
・視覚(目をつぶってても明暗には反応してます)

味覚は単独で利用されないんで、どれだけ効果があるかわかりません。

親の方も無意識のうちに、優先順位の高い割り込みをかけてるわけです。

子どもがギャーギャー言って寝ないとついつい声を荒げてしまったりするのですが、割り込みをかけていると思えば効果の薄い方法を選ぶより効果の高い方法を選択しようと思えるのです。

完全に科学を迷信扱いしていますし、水伝のことを批判できないしあがりになってしまってるような気もしますが、以上のことを根拠に「あみんステップマシーン」(中身はモーター1個で定価150,000円)みたいなものを売るつもりはないので勘弁してやってください。

banner←完全に妄想なんですが、つかえる考え方だとは思ってます。

《追記》
指摘により改題。典侍父さんに感謝。

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この記事へのコメント
いつもはROMばかりで、初めてコメントします。
あみんステップや背中トントンの時期はすでに過ぎましたが、二人の育児中です。
乳児のころ特に上の子は、グズると立って抱け!と強要してました。夜中などこちらも眠いですし、標準より太っていたので手も疲れるので困りました。
座ったままあみんステップ程度の揺らし方ではダメですし、膝立ちで抱いてもダメ。高めの座椅子に座り子どもの足を伸ばして立っていると思わせる作戦だとか試行錯誤しましたが、どれにも騙されてくれませんでした。
視界が違うからダメなのだと言う人もいましたが、見ていなさそうなときも立っているか座っているかわかるようなので、それも違うような気がします。
三半器官で判断しているんですかね?
「あみんステップマシーン」には高さも必要だと思います。
あれば買っていたなあ、たぶん。
Posted by Moon at 2007年05月30日 10:38
ふだんはROMってますが、Moonさんに便乗してコメントします。
うちの長男次男も座ってゆすってもまったく泣きやんでくれませんでした。
立ってあみんステップをすると泣きやみます。
真っ暗な部屋だったので、視界は無関係だと思いますし、何で判断してたのか本当に不思議でなりませんでした。
とても懐かしいことを思い出したので、つい反応してしまいました。
またROMに戻ります
Posted by 二児の父 at 2007年05月30日 12:51
>Moonさん
>二児の父さん
まとめてのコメントで失礼します。

たしかに我が家の娘も座ったままユラユラしても許してくれませんでした。
膝立ちでもダメなのか!と思ったのも思い出しました。

むりやり仮説を立てるなら、立ってステップすると、おそらく自分たちではわからないけれど上下動がプラスされるんじゃないかと思います。
かたつむりの中のお水がチャッパンチャッパンされるので効果が大きかったのかな?とか。

でも、ちょっと上下に揺らしてもダメだった気がするし、いったいどんなセンサーがついてて、何を感知してるんでしょうね?うーむ。

次の子で試してみようっと(おい
Posted by フラスコ at 2007年05月31日 16:25
こんにちは。手動トラバです。

>乳幼児へのバッファオーバーフロー攻撃

DoS攻撃ではないの?

立った姿勢で抱っこをすると、パパ/ママと身体が密着して、足がぶらぶらして、緊張が解けるというのが大事なのでわ。
Posted by 典侍父 at 2007年05月31日 18:35
orz

たしかに。
Posted by フラスコ at 2007年06月01日 01:39