やひログ!

日々文章を書いたりしているんです?

生産性に関する議論

会社の給料や福利厚生などの手厚さで仕事を決めてしまう人がいるけれど、会社として利益が出ていないとそれらは保証されないのであまり意味がないと思う。ごく当たり前のことなのだけれど、あまりそういう部分に目を向けずに求職活動をしている人が多くて驚く。
 
「会社の生産性をあげるべきだ」という意見を多く目にするが、生産性って具体的にどうあげればいいんでしょう。より多くの製品やサービスを短時間で生み出しても、価格競争に巻き込まれたらそれを安価に売り出すだけなので、ますます効率が悪くなって逼迫してしまう。

簡単なのは「安売りをしない」。常に高い値段を提示して下げない。もちろん、それをただやるだけではお客がつかないので、それでもお客がつく方法を考え、付加価値をつける。これが一番手っ取り早いんじゃないかと思う。
 
会社の方針とか経営者の人柄とかいう以前に、会社として生産性が高いか、利益がちゃんと出ているか、そういう部分が一番大切なのでは、と思う。あと、入りたてのうちからお給料が良いより、長く続けて着実に昇給したほうが個人的にはモチベーションがあがりそうだ。そういうところに目を向けたい。

やりがい探しに悩む人々

週末に都内の喫茶店で本を読んでいると、なんらかの勧誘かコンサルティンクかよくわからないのだが、「仕事のやりがい」に悩む人を見かける。たいてい、隣の席で人生相談的なことがはじまるので聞きたくなくても耳に入ってくる。
 
よくあるパターンは、「仕事の生き甲斐がない」という人に対し、「やりたいことをやろう」となぜか説得しているパターン。おそらくなんらかの商売上のトークだと思うのだが、「夢」や「やりがい」を強調する。自分のやりたい仕事、「無償でもやりたいと思える仕事」をやろう、と。
 
そういうのを聞くたびにむずがゆいものを感じる。と同時に、どうしようもないその幼児性に寒気がする。「夢」や「やりがい」は結構なのだが、仕事の本質は、社会参加ではないだろうか。どんな業種であれ、クライアントの要望に応えることで社会に参加しているのだ。自らの夢ややりがいはあくまでも副産物であって、本質ではない。
 
おそらくはどちらかがどちらかを騙しているのだと思うのだが、それにしても、こんな幼児性溢れた話し合いが延々と続くのに付き合わされるのはたまったものではない(誰も聞いてくれとは言っていないけれど……)。

今週の個人的に気になったニュース(07.01~7)

 屮ぅ好薀犢顱彭貽逎⇔入 フィリピン南部で武力紛争、400人死亡 好調経済に冷や水も(写真=ロイター) :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18366250Q7A630C1EA1000/

中東では追いつめられ崩壊寸前と目されているイスラム国ですが、東南アジアに流入してきている様子。東南アジアの治安はもとより、これを懸念してさまざまな流通が規制されるのでは、という懸念がありますね。イスラム教徒の多い国は本当に世界至るところにあるので、注意が必要です。

■蕋丕茖錚遑緘売10年 クックCEO「世界変えた」  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ30HLH_Q7A630C1EA2000/

iPhoneが発売されてから10年……。これが発売された当初は、こんなに広がるものかなと思っていたけれど、いまではどんな貧しい国に行ってもスマホを持っている人がいる(iPhoneは高級品なので、ほぼ格安スマホ)。パソコンの代替品として、世界に与えた影響は計り知れないでしょう。

生鮮通販 店が倉庫 中国ネット小売りに新潮流  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX30H0Q_Q7A630C1FFE000/

ネットスーパーは最近は日本でも当たり前になったけど、ほぼ同じ仕組みです。でも、ある程度「このサービスだけで成り立たせる」ぐらい本気で投資しないと利益が出るところまではいかない、というのが日本での現状のようです。中国がどの程度このビジネスを組み上げられるのかは要注目ですね。

ぅ筌泪澄▲縫肇蠅膨戦状 家具雑貨店を開業  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18364730Q7A630C1TJ2000/

数年前からヤマダ電機は迷走しているな、と思っていたけれど、今更ニトリに挑んだところで勝ち目は薄そうです。どうでしょう、買いに行ってみたいと思いますか? ヤマダ電機にそもそも「オシャレなイメージ」が薄いので、この市場で勝負をかけるのはかなりのハイリスクではあると思いますが。

ネ集立証、高いハードル 東電旧経営陣初公判 「津波専門知識ない」 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18370640R00C17A7CC1000/

「予見できなかった」というのが主な主張のようですが、もちろんそんなので通るようなら法律は要りません。こういうのは、それはもう病的なほど悲観的にあらゆるケースを想定して対策を打つべきだと思いますが、そうなるともはや原発というもの自体が成り立たないんでしょうね。

Ε灰縫ミノルタ、米遺伝子診断を買収 1000億円、革新機構と :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKASGD01H0G_R00C17A7MM8000/

プリンター業界や画像ソフト系業界の、医療系会社の買収が止まらないですね。斜陽産業(と目されている)産業が、これまでに築いたキャッシュを基に、未来に先行投資するのはとても健全だと思います。今後もこの流れはしばらく続くのでしょうか。

Ь池系が過半数、自民惨敗 都議選 安倍政権に打撃 都民フが第1党 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG01HBC_S7A700C1MM8000/

都議選は自民惨敗、小池系大勝利で幕を閉じました。自民はジメジメした安倍叩きが続き、さらには安倍首相の秋葉原演説や、稲田大臣の失言などが相次いで逆風が吹いた模様です。でもまあ、これも何度も繰り返されたパターンで、時間が経てばまた元に戻るでしょう。いまは「大勝利」で良いと思いますが。

北朝鮮「ICBM成功」 米本土を射程、誇示  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXKASGM04H6Z_U7A700C1MM8000/

本当に騒いでいるほど脅威なのでしょうか。個人的には、ミサイル一発を打つごとに人民のどれぐらいの食費が賄えるのかどうかが気になります。しかし、軍事力にはもちろん比較にならないほどの差がある米国と、これをカードにどう交渉していくんでしょうか。北朝鮮外交はレベル高すぎです。

フマキラー株30年ぶり高値 ヒアリ関連で急騰  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05HO6_V00C17A7EA2000/

猛毒のヒアリ発見→フマキラー株が急上昇、というところに株式市場のもろさが露呈していてなかなか笑えました。まず前提として、フマキラーがヒアリに有効なのかが気になるところですが、まず株価が上昇するというのが面白いですね。もしフマキラーで撃退できるなら、さほど脅威ではなさそうですが?

ボルボ、全車種電動に 有力メーカー初 19年、環境対応でEV・ハイブリッド集中 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ05IDT_V00C17A7TI1000/

これは凄いニュース。テスラのように、はじめから電気自動車を開発しているというならまだしも、世界的なブランドであるボルボが、全面的に切り替えをするというのは驚異的です。とはいえ、他社も遅かれ早かれ、追随はするでしょう。時間の問題です。これは英断といえると思います。


ゴキブリの駆除方法

東京の家に越してから、ゴキブリを見る回数が増えた。リフォームしたばかりの綺麗な見てくれのマンションなのだが、実際の築年数は30年ほどなので、中の構造は相当オンボロなのに違いない。
 
ゴキブリを見る回数が増えたということは、要するにゴキブリが多いということだ。他の多くの人と同じように、ゴキブリは苦手である。声を出したり、逃げたりするという程ではないが、一緒の部屋にいても平気というほど親しみは感じていない。発見し次第、殺害する。
 
ゴキブリ退治の方法は時と場合によって異なるが、台所で発見することが多いため、食器用の液体洗剤をかけることが多い。何かで、ゴキブリは液体洗剤をかければ殺害できるということを知ったのだ。確かに、効果は覿面で、少しでも洗剤をかけることができれば、連中は苦しんで死に至る。どうも窒息死しているらしい。
 
いつも思うことなのだが、ゴキブリは素早く動き回るから気持ち悪い。こちらが動くと敏感に反応する。逆に、高い位置から洗剤をかけたりすれば、相手はほとんど動かないから、あまり気持ち悪いところを見ずに済む。
 
ゴキブリ見たら冷静に洗剤。絶滅まではなかなかいかない。

自炊の必要性

もとからほとんど自炊をしないが、最近はそれに輪をかけてしなくなった。たまに自炊をすると、思ったよりも金がかかって驚く。当然、買い出しや調理に時間をかけるわけだから、そのぶん非効率である。必然性をほぼ感じないので、おそらく自炊の腕が向上することは当分見込めないだろう。
 
もし仮に自炊をせざるを得ない環境に追い込まれたら、自炊をするだろう。たとえば途上国のように、コンビニやスーパーが発達していない地域の場合、食事をするために自炊せざるを得ないだろう。しかし、東南アジアなどを見てみればわかるが、向こうは屋台文化が盛んで人々はあまり自炊をしない。自炊が素晴らしい、という価値観ではなさそうだ。
 
一日の食費がたとえば500円以下で生活しなければならないなどの状況になれば、なんとか工夫して食事を作るだろう。だが、そうでない以上、メリットもあまりない。自炊をしている人は偉いと思う。
 
いや、自炊という行為が極めて趣味的になっているのかもしれない。クックパッドなどを眺めていると、料理が好きな人たちがそれを楽しんでいるんだな、という印象。
 
一人暮らし以外なら、自炊は必須だと思いますけれどね。

気力はどこからくるのか

集中して仕事をしているとやがてへばってくる。疲労して、集中力が下がる。しかし、基本的にパソコンに向かってキーボードを叩いたり、電話をかけたりしているだけなのに、なんでこんなに疲労するのだろうか。
 
いったん気力がなくなると、容易には回復しない。しばらくサボってしまいたくなる。
 
そんなときいつも思うのだが、気力とはいったいなんなのだろう。何か具体的なエネルギーか何かなのだろうか。僕は最近、たまに昼を抜くことがあるのだが、昼を抜くと逆にあまり疲労しないような感じがする。むしろ腹が減ることで神経が冴え渡るような感じだ。エネルギーの総量としてはむしろ減っているはずなのに、これはなんだか奇妙なことである。
 
気力の正体は不明だが、どうやら一日をかけてすり減っていくものであること、そして意図的に回復させるのがなかなか難しいこと、はなんとなくわかる。気力が永遠に持続することを発明できれば、かなりの需要が見込めるだろう。ロボットに気力などというものがあるのだろうか。たとえば動物はどうだろう?

リアルな部屋とは何か

女性必見!男が妄想する「理想の女子の部屋」を再現してみた | オモコロ http://omocoro.jp/kiji/105471/

「よりリアルな架空の女性の部屋を再現する」オモコロの企画。面白い。こういうのをもっと広範囲に企画して欲しい。

「他人のリアルな部屋」は個人的にはかなり興味のあるテーマだ。「他人の部屋」を実際に見ることができる機会は少ない。他人の部屋を訪問したとしても、それは掃除されて「作られた」部屋であり、実際にその部屋の所有者が使用している状態の部屋ではないから、「リアル」とは呼べないだろう。
 
したがって、頻繁に人を呼ぶ人なのか、そうでないのか、それだけでも部屋のつくりは変わってくるはずだ。来客が頻繁にある部屋にはスリッパや座布団ぐらいはあるだろうが、そうでない部屋にはないかもしれない。知的に見せようとしたい人は、本棚に難しい本がズラリと並べてあったりして。
 
僕の部屋は……どうだろう。とりあえず来客があることはまずない。彼女がいたときには彼女が来たりしたが、それぐらいだろう。いまの僕の部屋はものが少ない。あまり生活感はないかもしれない。彼女にも「生活感が乏しい」と評されたことがある。
 
部屋には、その人の人間性などもにじみ出たりするのだろうか?

人材の値打ち

会社にはいろんなタイプの人材が必要だ。ゲームで考えてみるとよくわかる。ドラクエやFFなどのRPGは、ひとつのタイプで構成されたパーティほど脆弱なものはないだろう。いくら攻撃力の高いメンバーがいたとしても、それをアシストするメンバー、つまり回復役がいないとあっという間に全滅してしまう。
 
攻撃役がたくさんいる場合は、多少死んだところで大した問題にはならない。多くのゲームでは、攻撃役よりも回復役のほうが絶対数が少ないので、むしろ鍵となるのは回復役の存在だったりする。また、もっと特殊な、たとえば鍵を開けることのできるトリックスター的なポジションのメンバーはさらに代えがきかない存在となる。
 
そんなことはみんなゲームをやっていればわかっているはずなのに、けっこう実社会では「あいつは優秀」「あいつは無能」という具合に、優劣できめることが多いように思う。おそらく、同タイプで比較するからそういう評価に繋がるのだと思うのだが、探せばなにかしら生きてくる道が見えるような気がするのだが。
 
というわけで、僕は自分にできないことを補完してくれるメンバーに感謝し、自分の強みが生かせるようにがんばりたいと思う。

岡崎体育とどうぶつさんたち大集合



少し前に岡崎体育というアーティストが出したMV。楽曲はラウドロックとしてうまくまとまっているのだが、歌詞がふざけた内容になっており、ファンからはそこがウケて大人気なのだが一部の文句を言いたがる人によって「ロックを馬鹿にしているのか」と批判されているらしい。
 
その状況に対し、「音楽には固有の型があり、その固有の型を真似れば、上手い人ならそれで音楽が模倣できる」と言った人がいた。たとえば、スチルの型を覚えればミスチルの曲が作れ、サカナクションの作詞の型を覚えればサカナクションのような歌詞が書ける、と。
 
個人的には半分賛成で、半分反対である。型を真似れば確かに「それっぽい」ものはできる。でも、実際のところは全然違う。
 
スタジオジブリがアニメ界では大御所的な存在になり、「ジブリっぽい」と評されるアニメも増えたが、同じものでは無い。優劣ではなく、違う人間が作っているのだから違うものなのだ。あくまでも「似たもの」になるが精一杯である。
 
おそらく、クリエイターは型なんて気にして作ってはいないだろう。作りたいものを作った結果、それが固有の「型」に収斂されているだけなのである。

プロブロガーのライフはもうゼロよ!

イケハヤランドはゴミだらけ - はらですぎ http://www.haradesugi.com/entry/ikedahayato_3

プロブロガー・イケダハヤトが暮らしている高知の家(?)がとっ散らかっているということをまとめた記事。「炎上ブロガー」として名を馳せた彼も、いまやすっかり影響力を失ってしまい、ホームレスばりに小屋を立ててそこで生活しようとするなどやや奇行が目立ち始めている。
 
上記記事のコメントなどを見ると、「さすがに悪意が強いのではないか」などと記事自体を批判するコメントが多い。もはや、世間はイケハヤに同情する方向に向いているらしい。
 
まあ確かに悪意は感じるものの、何もブログ著者(はらですぎ氏)が自分で取材に行って勝手に撮った写真をばら撒いているわけではなくて、あくまでもイケハヤ本人が投稿した画像やツイートなどをもとに「感想」を書いているだけだから、特にプライバシーを侵害しているわけでもないだろう(名誉は毀損しているかもしれないが)。悪意は確かに無いわけではないが、問題行動というほどでもないだろう。
 
それよりも、プロブロガーという職業については同情を禁じ得ない。こういう状態になっても、自らを晒すことによって収入を得ているわけだから、文字通りの「売文業」だ。つらかろう。

落合陽一とつぶグミ

落合陽一という著名なメディアアーティストがいる。彼の出演したテレビ番組を見ていたら、「最近、主食がつぶグミになりつつある」とのこと。曰く、食事はちゃんと取っているのだが、昼間は満腹になると思考能力が落ちるので、つぶグミというものを食べているらしい。
 
僕は食べたことがなかったので買ってきて食べてみた。甘い。僕はグミはハリボーというドイツかどこかのグミが好きなのだが、ハリボーと比較するとつぶグミは甘すぎる。でも、脳を働かせるためには糖分が必要なので、これぐらい甘いほうがいいのかもしれない。
 
しかし、確かにお昼をちゃんと食べると思考能力は激減する。第一、眠くなる。思考能力が激減したところに眠気がくるから、ほとんど仕事にならない。いまは僕はデスクワークなので、この「午後の眠気問題」は深刻で、なんとかならないものかと悩んでいたのだけれど、答えは明白で、ただ昼食を抜けばいいだけだった。もっと思考を研ぎ澄ませたければ、つぶグミでも食べていればいい。
 
生存するだけという意味では、けっこう簡単な世の中になったな。浮いたお金で、少しいいものを食べにいけば、それなりに幸せな人生になるだろう。

都議選と選挙活動

東京都の都議選が公表されました。ここ一週間ほど、都民は鳴り響く選挙カーの騒音にさいなまれながら生活してきたことでしょう。
 
僕は家は足立区で、職場が中央区なので、仕事をしながら流れ込んでくる候補者の名前と、自分が投票する候補者の名前が違う。本当に、ここ一週間ほどは仕事しているとイヤでも名前が飛び込んでくるので、ほとほと嫌気がさしていたのだが、実際に投票する人が違う、というのがやや切ない。中央区などの場合、ただ勤務するために訪れている人が多いはずで、一生懸命名前を訴えかけてもあまり効果がない。
 
みんなどういう基準で投票してるんですかね。とりあえず、僕は候補者ひとりひとりの顔ぶれなんて知らないので、「ここはとりあえずよしておこう」という政党をまず除外したうえで、どこに投票するかを決めましたが。ぶっちゃけ政治家なんて誰がなったところであまり変化はなさそうなんですが。
 
ただ、アメリカの大統領選挙とかだと、けっこう国民全員が関心があって、「オレは誰々に入れるぜ」などと盛り上がっている感じなので、あれぐらい大がかりになると面白いな、とは思いますけれど。都議選ぐらいで何か変わるんでしょうか。

電車とスマホゲーム

電車に乗っていると、パズル系のゲームをやっている人が多い。もちろんはたから見ていても何も面白くないので見るわけでもないのだが、ちらっと画面を見ると自然と目に入ってくる。
 
あれはヒマつぶしのためにやっているのだと自分は思っている。なぜなら、やっている本人も決して楽しそうではないからだ。手持ち無沙汰で、特にすることもないので、適当に指を動かしているだけのように見える。本当は楽しんでいるのかもしれないけれど、まあそんな感じにはあまり見えない。
 
僕は電車はすべて読書時間に使うことにしているので本を読んでいるのだが、別にこれが正しいとも思わない。でも、特に楽しくないのなら、もっと他のことに時間を使ってもいいんじゃないか、などということを考える。
 
本を読む気分にならないとき、四則演算の簡単な暗算を出せる「ninimath」というアプリがあって、たまにやっている。一ケタの掛け算・足し算の暗算や、二ケタの足し算だけなど、出題範囲を設定で調整できる。ちょっとした時間に無心で行えるので、わりと重宝している。
 
パズルゲームも、やっていれば心が落ち着いてきたりするのだろうか?

今週の個人的に気になったニュース(6.24~30)

 ヾ覿板鶲討乃制凍結、全国に 「岩盤」に風穴あくかhttp://www.nikkei.com/article/DGKKZO18079290U7A620C1EA1000/

英語で「砂場」を意味する「サンドボックス」という制度をつくり、企業の求めに応じて規制を一時的に凍結する制度らしい。
まあ…全く意味がないことは火を見るより明らかですね。そんなぼんやりしたことをしているあいだに、途上国ではどんどん実験的なサービスが生まれて行くはず。なぜなら、途上国はそもそもインフラが整ってなかったり、人権がちゃんと整備されてなかったりするから、「リスク」の部分があまり強調されないからだろうね。
先進国になればなるほど、イノベーションは起きにくくなる……というのも、「反対の声」をあげる市民の声が大きくなるからだろうね。

風力発電 参入しやすく 送電網の投資軽減 経産省が検討 大手の負担引き上げhttp://www.nikkei.com/article/DGKKASDF26H16_W7A620C1EE8000/

送電網を設置する際に、電力会社の負担を引き上げることで参入しやすくする狙いらしい。
うまくいけばいいけど、電力会社にとって何かメリットはあるんですかね?

 インドネシアのセブンに誤算、運営会社が116店閉鎖http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX26H29_W7A620C1FFE000/

インドネシアは日系企業が多数進出しているけど、どこも独特な商習慣に苦しんでいる。しかし、撤退に至るというのはけっこう驚き。辞めちゃうんですね。

ぁ.▲泪哨鵝国内1兆円超 小売り大手、半数減収 16年度本社調査http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18197400Y7A620C1MM8000/

むしろ1兆円行ってなかったかと思ったけれど、よくよく考えると1兆円企業ってそうそうないから、まあ妥当な感じなのかも。
しかし、「物流会社」じゃなくて「小売」という区分なのね。物流業界だったら、もうトップ5には食い込むはず。

ァ_攬戮日本に通信機器大型工場 中国勢で初、技術吸収http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18244480Z20C17A6MM8000/

3年前、中国から日本に一時的に帰ってきたときに、東京の電車の中吊りにファーウェイの広告があって驚愕したんだけど、ついにこの日がきたかという感じ。
このまま中国と日本の立場が逆転してしまうのか……そうはならないのか……。いずれにしても、記念碑的なニュースですね。どうなるんでしょうか。あなたの上司が明日から中国人になるかもしれません。

Α^緡堵餤掴澄核心は密室 薬価算定、示されぬ根拠  http://www.nikkei.com/article/DGXKZO1824463029062017MM8000/

新薬の開発って10年とかかかるから、単純に開発コストだけで薬価を決めることはできないはず。難しいところですね。

А 孱稗達蓮彿討乃浤搬隋‘伴の仮想通貨で資金調達 証券介さず、秒速で億単位http://www.nikkei.com/article/DGKKZO18236700Y7A620C1EE9000/

次から次へとどんどん新しい金融サービスが生まれてくるのでまるでついていけない。「仮想通貨」というけど、いまは完全に投機対象として機能している感じ。仮想通貨自体が、いまの経済貨幣制度を脅かすのはまだまだ先の様子。

─.▲献投資銀、最高格付け 米ムーディーズ http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H8T_Z20C17A6FF1000/

やたらと盛り上がってるけど、どうなるんでしょうね。もちろん日本としては、アジア開発銀行を応援したいところだけれど、最近完全に押されぎみ。がんばれアジ銀。

 国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」http://www.nikkei.com/article/DGXLASM426H0K_Z20C17A6MM8000/

「医師の半数が持続不能と回答した」ってどういう状況なんですかね。実際に診療業務を行ってる中で、「こういう連中がたくさんいたらもたないだろ!」と思ってるってこと?

今週の個人的に気になったニュース(6.17~23)

今週の、個人的に気になったニュースをだらだらと書くだけの記事です。


 
 .蹈轡◆А屮ぅ好薀犢顱弸嚢盪愼骸圓鮖Τ欧靴寝椎柔、シリア空爆 - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-16/ORNEFK6TTDS001 

イスラム国の幹部会議を空爆し、その際にイスラム国の指導者・「アブバクル・バグダディ容疑者」を殺害した可能性が高い、というもの。

「可能性が高い」という表現からもわかる通り、確実なことは何もわかっていないっぽい。発表もロシア国防省からで、モスクワからの情報だし。IS掃討作戦はいよいよ大詰めに入ったそうですが、なにしろ記事が短すぎて何も判断できませんね。しかし、事の大きさに比較して取り扱いがあまり大きくないので、続報によってより確実な情報が得られるのかもしれません。



◆.▲泪哨鵝▲曄璽襯奸璽困137億ドルで買収−食品販売に本格参入 - Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-16/ORN6SK6JIJUP01
  • 電子商取引大手の米アマゾン・ドット・コムは自然食品スーパーマーケットチェーンを運営する米ホールフーズ・マーケットを、債務も含め137億ドル(約1兆5200億円)で買収する。アマゾンにとっては過去最大規模の買収となる。全米で数百店舗を抱えるホールフーズの買収で、アマゾンはスーパーマーケット実店舗展開を一気に加速させる。
ホールフーズ買収、と言われても日本人には馴染みがないのでピンときませんが、どうもアメリカのいわゆる「高級スーパー」に該当するスーパーのようですね。日本のイオンのようなものかと最初は思ったのですが、どうも違うらしい。有機野菜などの食の安全・安心にこだわる人向けのスーパーだそうです。

アメリカって、とにかくバケツみたいなコーラを飲んで、ゴミ袋みたいなポテチをバリバリしているイメージが強いですが、半分当たっていて、半分はずれています。確かにアメリカ人の庶民はそういう食生活を送ってるんですが、いわゆる「知的労働者」、つまりエリートは金をかけて健康を維持するのが当たり前で、結構二極化が進んでいます。この「ホールフーズ」というのは、後者の人のためのスーパーという感じでしょうか。

「アマゾンフレッシュ」とかいう、生鮮品を扱ったサービスをアメリカでは展開していたはずですが、けっこう苦戦しているみたいですね。個人的には、この買収も想定ほどの効果はなさそうだと見てますが。



 タカタが民事再生法申請へ、各社報道 欠陥エアバッグで経営悪化 : J-CASTニュース

https://www.j-cast.com/2017/06/16300831.html
  • 欠陥エアバッグの大規模リコールで経営危機に陥った大手自動車部品メーカーのタカタが民事再生法の適用申請に向け最終調整に入ったと2017年6月16日、各メディアが報じた。
  • 報道によると、月内にも東京地裁に申し立てる方向で各自動車会社が肩代わりしているリコール費用を合わせた負債総額は1兆円を超える見通し。
国産エアバッグを生産し、世界シェア2位のタカタが経営に行き詰まり、民事再生法申請へ。

2000年ごろにエアバッグを膨らませるのに強めの火薬を使いはじめたことで、膨張の際に金属片などが飛び散り、それによるケガ、死亡事故などが起きたのが大規模リコールの原因とされています。リコール総額は一兆円を超える見通し。なんだか最近、この「一兆円」という数字をやたらと目にしますが……。

2008年に事故がはじめて起きて、それで原因となった火薬を使用するのをやめはじめたのが2015年だというのだから、なんとものんびりした話ですね。こういう安全を司る企業は、もちろん民間企業であってもいいんだけれど、利益優先になるとどうしても対応が遅れる、というのはあるかもしれませんね。

ほかにも、「日本式の持ちつ持たれつな経営方針」がどうのこうの、と色々書かれています。台湾とか中国企業が経営したらじゃあ逆にどういうことが起きるんだ、とむしろ思ってしまいますけれどね。



ぁ。蕋丕唳挧Δ如屮潺紡ヾ錙廖’召篆嫗,鮑童宗⊃渓開発に活用  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17814550Y7A610C1TJM000/
  • 14〜17日に米国ボストンで開いた国際幹細胞学会では、脳や腎臓に似た立体組織を作り、病気の解明や創薬へつなげる海外勢の発表が相次いだ。京都大学iPS細胞研究所長を務める山中伸弥教授がヒトのiPS細胞を初めて発表してから10年がたち、国際競争は新たな段階に入る。
ご存知の通り、細胞を「初期化」したものがいわゆるiPS細胞と呼ばれ、理論的には、たとえば皮膚細胞を「初期化」して脳に変えたりすることもできるわけですが、いよいよその前段階に入った、という感じ。

以前、山中教授の本を読んだときに、「初期化」するところまではできていたけれど、ここから「目的の細胞にしていく」研究がはじまる、ということだったのだけれど、その研究は進んでいるということですね。

「ミニ臓器」は、「臓器に似たもの」という意味で「オルガノイド」と呼ばれるらしい。臓器といってもその大きさは小さく、1ミリぐらいの大きさしかないそうですが、その1ミリで「脳に似た構造」を再現できるのだそうだ。

確かに医療目的・研究目的では「進んだ」ということは喜ばしいことなのだけれど、これってもう完全にパンドラの箱を開けているのでは、と思うのは僕だけでしょうか。皮膚から作った脳が存在していて、それがいくらでも培養できるとなれば、その脳が「意識」をもったとき、人格は宿るのでしょうか?

なんとも素直に喜べない複雑な心境ですね。医療はもはや、そういう分野に入ってきているのかもしれません。



ァ’知症新薬 「空白時代」に エーザイなど、実用化難航  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17814170Y7A610C1TJC000/
  • 患者が増加の一途をたどる認知症。エーザイなど5陣営は病気の悪化を抑える新薬の開発を進めるが、病気のメカニズムが難しく実用化は至難の業だ。実用化は早くて2020年代だが、臨床試験の成功率は1%に満たず、患者数が増加し続けている。製薬各社は早期の患者に狙いを定めて「空白時代」解消を急ぐ。
高齢化社会に向けて問題になるのが認知症ですが、治療に効果的な治療薬はいまだに開発されていないのだとか。最も治療に効果があると期待されていた新薬の開発が中断した模様です。

先のiPSの話題とは対称的に、かなり厳しい局面に立たされているみたいですね。脳の病気は、単純に「初期化」することで対応できないので、今までは違うアプローチが求められるのかもしれません。



Α.ぅ薀鵝▲轡螢東部をミサイル攻撃 「イスラム国」拠点か - 産経ニュース http://www.sankei.com/world/news/170619/wor1706190009-n1.html
  • ロイター通信は18日、イランの革命防衛隊がシリア東部デリゾールの武装勢力の拠点に向け、ミサイルを発射したと伝えた。
  • 首都テヘランの国会議事堂のほか、近郊のホメイニ廟で起きた同時多発テロに対する報復だとしており、テロではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行を認める声明を出している。AP通信によれば、攻撃はIS拠点に向けて行われた。
先のIS指導者の殺害とも関連しますが、イスラム国の掃討も本格的に大詰めなのでしょうか。

それにしても、「イランは中東の中でも安全」というイメージでしたが、そうでもなくなってきましたね。テヘランには日本人もたくさんいるので、治安も気になるところです。


Аー\ぢ綰確船瓮織鵐魯ぅ疋譟璽函∧胴顱Εぅ鵐匹閥ζ韻濃砂仍邯海鮓‘ぁ1/2ページ) - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/170621/plt1706210044-n1.html
  • 経済産業省は21日、「燃える氷」と呼ばれ国産の次世代燃料として期待されるメタンハイドレートの開発で新たな工程表案を示し、平成30年度以降に米国やインドと共同で産出試験を実施する方針を明らかにした。
  • 政府はメタンハイドレート開発を30年度までの18年計画で進めてきたが、30年代後半を目指す商業化に向け新たな工程表作りを迫られている。今月末までの予定で愛知県の渥美半島沖で実施している第2回の海洋産出試験はトラブルで一時中断を余儀なくされ、安定的な生産技術の確立にはまだ時間がかかる見通しだ。
原発もそうですが、「次世代エネルギー」の開発って、ひと筋縄ではいかないですね。石油というのがいかに低リスクで効率がいいかがわかります。有限だからこその問題なんですが。

エネルギー問題は、どこかの段階でブレイクスルーを迎えられるのでしょうか。



─,海1年は合格点? わずか1時間の短さだったシャープ株主総会で戴社長が語ったこと (1) わずか1時間で終了した株主総会 | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/articles/2017/06/23/sharp/
  • 昨年の株主総会は、社長および役員一同の謝罪から始まり、怒号が飛ぶなかで進行され、3時間23分の過去最長を記録したが、今年の株主総会は1時間7分で終了。この短さは、2002年の50分に次ぐものとなった。2002年は、液晶テレビの立ち上がり時期と重なり、シャープの前途は揚々。当時は、株主からの質問も1件だけだったという。今回の総会では、6人が質問。前年の延べ19人から大幅に減っており、その点からも、株主の安堵感が伝わる。
事実上経営が行き詰まり、台湾のフォックスコンの傘下に入ったシャープ。東芝などの話題性がありすぎて、最近はあまりニュースに出なくなりましたが、株主総会はなにごともなく無事に終了したようです。

東証1部の復帰も予定に入っており、順調な滑り出しのようです。カルロスゴーンとまではいかなくても、ずさんなコスト管理を見直して、業績は上向きはじめたのだとか。

しかし、あれだけ「崩壊」と騒がれたシャープが、そんな簡単に復活するんですかね。経営陣が変わったぐらいで持ち直すなら、今までの経営はなんだったんだと逆に思ってしまいます。

仕事と集中

社会人になってからいちばん驚くのは、オフィスという空間はとにかく人を集中させてくれない、ということだ。常に人がいて騒がしいし、バタバタしている。いちばん集中力を阻害するのは電話だ。突然かかってくるから(当たり前だが)迷惑だし、しかも大半が自分には関係のない電話だったりする。自分に関係した電話だけがかかってくるようにしたらどれだけ生産性があがるかわからない。

学生の頃は、学校の教室で勉強したり、図書館で勉強したりするから、「静かな空間で長時間集中する」という訓練を積んでいる。しかし、会社に勤めるようになると、「騒がしい空間で仕事を処理する」という能力が求められる。これはけっこうギャップがあると個人的には思う。

でも、仮に自宅でのリモートワークみたいに、「会社」とは関係のない空間で仕事をするようになったら、どうなるのだろうか。一般的には、それで「集中力が向上して、生産性があがる」と見られるけれど、同僚がいない空間では困ったときに誰も助けてくれないし、けっこう大変なような気が。そもそも、自宅のような閉鎖された空間では、「自分」以外の外的な要因がないので、別の仕事が舞い込んでくる機会も少なそうだし。

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話は少し変わるが、何か集中して物事を処理するとき、アラームを設定して取り組むことが多い。「そのアラームが鳴るまでは、何が起きても集中する」というのが自分への決め事だ。

読書なんかはほぼ必ずこのスタイルを取る。たとえば一時間読書する場合は、一時間後にアラームを設定して、それまでは何が起きようが読書に没頭する。アラームが鳴ったら、すぐに読書を辞める。このメリハリが、「集中」をもたらす、と僕は思う。

ブログを書くときもだいたいアラームを使う。ブログは記事を書き終えたときが「終わるとき」なのでそんなに時間のことは意識しないでもいいのだが、いちおう十五分を目安にしている。十五分経ってもまだ書き終えていない場合は、さっさと書き終える、という感じだ。

集中する、という行為は、「他のことは一切しない」行為だと言い換えることもできる。集中している最中は、他のことは一切できないようにする。仕事も、そういう環境をうまく作れるといいのだけれど。 

「貧すれば鈍する」事態は避けたい

わりとお金には執着のないほうだと思っているが、最低限の水準の生活レベルは保ちたいと考えている。その最低限の水準とは、「月10冊程度の読書ができる程度に、金銭的・時間的余裕を保つこと」である。

読む本は新刊に限らず、古本や図書館の本でも良いので別にこれは高いハードルではない。図書館を利用しまくっていた時期は、読んでいた本のほとんどが図書館の本だったぐらいだし。古本は、良い古本屋が身近にないと難しいが、それでも金銭的な支出は大きくはないだろう。

だが、月に10冊の本を読むためにはそれなりの時間が必要だ。時間的にある程度の余裕がなければ、それだけの本を読むことはできない。時間的な余裕もある程度は必要だ。

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「貧すれば鈍する」という言葉があるが、僕はこの言葉を座右の銘にしようかと考えているぐらい、重要な言葉だと思っている。貧乏な状態になってしまうと、読書をする金銭的・時間的な余裕がなくなってしまい、視野が狭くなってどん詰まりになってしまう。僕はそのようになってしまうのではないかという恐怖を常に持っている。

頭が良い人が常に視野が広いわけではない。頭は良いものの、視野が狭いために行き詰まってしまい、生きづらい思いをしている人を何人か知っている。一方で、広い視野を持っていればどんな窮地でも楽観視して切り抜けられることもある。読書は生きる上でのサバイバル術なのだ。

常に新しい情報をインプットして、学ぶことのできる人間は強い。要は学習意欲のことなのだが、そういう人間はどういう体験をしても「学習」の中に取り込んでしまえるから、あらゆる事態にタフに対応できる。学習意欲の少ない人は、タフな体験をしてもただ「損だ」としか考えられないから、経験を生かすことが難しい。

どんなに忙しくなっても読書時間の確保だけは死守していこうと考えている。なかなか大変なことではあるけれど。 

芸術における「本物と偽物」議論

友人の「ぼくのりりっくのぼうよみ」ブログにこんな記事が掲載されていた。

ぼくのりりっくのぼうよみ 公式ブログ - 本物と偽物とは。。。 - Powered by LINE http://lineblog.me/bokuriri/archives/9275399.html
  • 仮に"本物"と"偽物"が存在しているとして、それを鑑定するひとが必要になるんだけど、誰がその正しいジャッジをできるのかな?って疑問をずーーっと抱いていて、その鑑定するひとがいわゆる評論家とよばれる人びとだとしたら、彼らの鑑定が"本物"か"偽物"かをジャッジするひとが必要になるよね
  • 「"本物"と"偽物"」とは別の評価軸に「"好き"と"嫌い"」と「"クオリティが高い"と"クオリティが低い"」があるわけじゃん これらの評価軸を比べたときに 単純に「"本物"と"偽物"」のパワーが低いなあとおもいました
芸術表現に本物も偽物もないはずなのに、やたらと「本物だ」「いや、偽物だ」と言いたがる人がいるけど、それはどうなんでしょう、という主張。

簡単にいうと、「本物」とは「売れると想定される」人のことで、「偽物」とは、「売れないと想定される」人のことだと僕個人は思っている。メディアはいろんな人をもてはやすけれど、「実力があり、かつ今後も継続的に売れるであろう人」のことを「本物」と表現しているだけではないだろうか。

芸術的、あるいは創作物として高いクオリティを保ちつつ、商業的にも成功するのは簡単ではない。もちろん両立している作品も数多くあるけれど、鳴かず飛ばずでまったく評価されていなかったものが、時間が経って評価される作品だってある。

でも、売り出す側からすれば、「売れる」ということがなにより大事なのは言うまでもない。でも、何が売れそうなのかはわからない。だから、「本物」という表現を使うのだと思う。

まあ、我々アマチュアからしたら関係のない話なんですけどね。 

次世代の「信用」について

「お金」とは「信用」のことだ、とよく言われる。お金を借りるとき、その人に信用があればたくさんのお金を借りることができるが、信用がなければ、お金を借りることはできない。もし、その人がものすごく信用がある人だったら、たとえば知り合いから無利子で借金することができるだろう。

だが、信用がだんだん失われていくと、銀行からも貸してもらえなかったりするので、消費者金融などから借りざるを得なくなる。消費者金融からも貸してもらえないほど信用がない人は、闇金からお金を借りるしかない。闇金は信用を失った人が最後に行き着くところなので、通常ではありえないほどの利子を取る。しかし、闇金も、そういった社会的に信用のない人にお金を貸しているのでリスクが高く、別においしい商売だと言うわけではない。

しかし、この「信用」という概念、なかなか一言で表現するのが難しい概念ではある。自分は、他人と比較して「信用」を持っていると言えるだろうか?

すぐに嘘をついたり、約束を破ったりする人間は信用されない。嘘をついたり、約束を破ったりすると、一時的に得をすることはあるだろう。他人を騙して嘘をつくことで得られる利益もある。しかし、長期的に見るとその人は信用を失い、最終的には損をする。

でも、いくら信用のある人でも、それを正しく評価できる人がいなければ、その信用をお金に変えることはできない。いくら誠実な人間であっても、学歴もなかったり、その人の身分を証明するものがなければ、「信用がない」状態と見做されてしまう。

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未来の信用の形とは、どういうものになるだろう? 社会的な信用があまりなくても、嘘をつかなかったり、約束を守ったりするだけでどんどん信用が増していく社会になるだろうか。

たとえばネットオークションの世界だと既にそういう感じになりつつあると思う。また、シェアリングサービスのAirBNBなども、常に利用者に評価され、高評価が続くと信用度が増すような仕組みになっている。未来は、社会で普通に生きているだけで、その人の「信用度」がスコアで評価されるような社会になるのだろうか……。 

iPhoneから10年……

初代iPhoneが発売されたのが2007年だそうなので、今年2017年はiPhoneが登場してからちょうど10年ということになるらしい。10年か……。このたった10年のあいだで、先進国はおろか発展途上国まであっという間にスマホが広がり、中国ではスマホ決済が当たり前になって現金がほぼ要らない社会にまで変貌してしまった、と。

10年前というと僕は大学2年生とかそれぐらいになるが、バイト先でiPhoneを初めてみたときのことを今でも覚えている。確か外国人が店に来たのだが、iPhoneで表示されている画像かなにかを見せて、商品を探していたのだ。

そのあまりにも巨大な画面を見て、ボタンのない携帯なんて見たことがなかったのでそれを携帯だと認識することができなかった。まあ、実際にそれは携帯とはまた別のものなのかもしれないけれど。しかし、それを初めてみたときは、まさかそれがその後の携帯電話として主流になるものになるなんて思ってもみなかった。

いま、世界のどこにいってもスマホはある。もちろん、iPhoneは高価なので誰もが持っているわけではないが、iPhoneの発想をベースとしたスマホをみんな所有している。むしろ、途上国の場合はガラケーを完全に通過してしまっているので、スマホが純粋に初めて持つ「携帯電話」だというパターンも多いだろう。この10年でずいぶん景色は変わってしまったものだ。

スマホの次は……一体何が来るんでしょうかね。正直なところ、スマホ以上の革命的な製品なんて、しばらくは出てきそうな感じはしないのだけれど。 
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