木材屋さんのブログ

100年以上の歴史ある木材屋さんの「木」にかかわる日々を紹介します。


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本日は「ウッドデッキの日」です。当社がウッドデッキを開発し製作した頃は、デザインも悪くコンセプトもよくなかったため、誰も注目しませんでした。1979年に豊中の社長宅に設置しましたが、その目的は間伐材の利用でした(ウッドデッキを設置された家庭の生活を豊かにしょう、便利にしようというのではなく、余っている間伐材を利用するためというものでした)。翌年の大阪国際見本市には、間伐材の商品を多数出展しましたが、デッキは出展しませんでした。

その後、国際花と緑の博覧会の前には米国産の木材(レッドウッド、米松、防腐したヘムロック)を利用してウッドデッキらしくなってきました。そのため花博でもメインデッキを始め何カ所も施工させていただきました。その後、DIY未経験の人でも簡単に作れるキット商品を開発し、注目を集めるようになりました。時代の流れや流行に合わせ、たえず改良してきて、現在に至っています。近年、ウッドデッキの普及やビルに木材を使うようになってきたことは、感慨深いものがあります。ブログ制作者も人生50年の三分の二をウッドデッキと共に歩んできましたから。

現在は、当社の設計施工部門と、自分で作るキット商品の2つの系統のウッドデッキを製造販売しています。
キットは https://wood.co.jp/deck/
施工は https://wood-deck.com/
担当者ブログ(ウッドデッキ倶楽部)は http://wooddeckblog.blog44.fc2.com/

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明日4月18日はウッドデッキの日です。日本記念日協会やその他のwebページに掲載されていますが、実は当社が登録したのです。日本で最初にウッドデッキを施工し、日本で最初にキットのウッドデッキを開発発売し、またウッドデッキの定義を考えた当社としては、記念日も登録すべきと考え登録しました。それまでにウッドデッキという言葉を考え商標登録も申請したのですが、「ウッド」と「デッキ」という2つの単純名詞では、登録拒否になりました。その代わりにキットデッキは登録できました。記念日協会に申請し、認められるまでは担当者としては緊張していました。
おかげで認定され、最初の数年はマスコミなどにも取り上げられましたが、近年はあまり影響がないみたいです。あたりまえのように普及したからでしょう。
当時のキャッチフレーズは「憧れのウッドデッキを自宅に」というものでした。
自宅に設置するには3つの方法があります。1.業者に依頼する。2.自分で設計し材料を購入して自作する。3.キット商品を購入して組み立てる。
当社ではこのうち1と3をビジネスにしております。ただ最近は一般の人のDIYの技能が上がってきているので、当社も2の分野にも進出しようと考えています
写真は エストニア 2017年写真旅行にて

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