Mr.YAJICの特別支援教育

自閉症から重症心身障がいまで・・・子どもたちへの支援の日々を紹介。 家での支援、E-Yo!視覚支援clubについても綴ります

音と光の世界①

あおぞら(重度重複)では、今『音と光』の学習をしている。
その中で使っているいくつかの教材を紹介したい。
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これはみんな大好きバブルタワー!
でも、ただ見てるだけだと受け身になってしまうので、スイッチとつないで自分で見られるようにしている。

スイッチは、「パワーリンク」(現在は販売停止)という装置につないでいて、そこにバブルタワーとラジカセもつないでいる。
一回スイッチを押せば、タイマーで一定時間タワーが光り、BGMも流れる仕組みになっている。
ちなみにBGMは『水の音楽』という曲で、癒されます。
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この空間には、もう一つ万華鏡の光も置いてある。
これは『ビッグマック』につないでいるので、こちらもスイッチを押せば録音されているBGMが流れている間だけ光を見ることができる。

教室の中には、こうした空間がいくつか用意されている。
そして、先生たちがグループに分かれて、各部屋を用意したので、お互いにいい刺激になっている。

今回紹介した空間は、通称「ドバイの部屋」と呼ばれていて、金に糸目をつけず教材を買っている先生が作った部屋。

私は、スイッチ・ビッグマック・パワーリンクを提供してお手伝い。

切断機バージョンアップ!

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木のカレンダーの土台を切る補助具は、調子がいい。
丸太の両端がきれいに切れて、ほぼ作業完了。

そこで、『木の工房』工房長の卍澤先生から、今度は土台の足になる部分の棒を切る補助具がほしいとのオファーをいただいた。

新たに使える工具はないため、丸太の切断機をそのまま使えるようにバージョンアップすることにした。
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横に穴を開けて丸棒を差し込めるようにし、棒が動かないようにガイドの木をはめ込むようにした。

単純にすぐできそうな気がしたけど、いろいろ不具合が多く思いのほか時間がかかってしまった。
遠回りしたけど、なんとか完成。(遠回りもいい勉強になる)
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切った棒は、土台の足と、松ぼっくりの台になる。
カレンダー一台につき棒が8個だから、次のお仕事もしっかり確保できたかな。がんばってほしい。

ちなみに、作業道具の各箇所には、「どこをつくっているの?」という写真表示がある。
工房長の卍澤先生が作ったもの。
とくに自閉症の子どもは、全体を見通すことが難しいため、全体の中のどこをやっているのか(担っているのか)わかりづらい。他の子どもたちだってそうだと思う。

自分がどこをやっているのか、どれだけできたのか、どこに向かっているのか・・・わかるように支援していくことは大切だと思う。
そんな支援が、こんなふうに当たり前のようになっていくといいな。
(他の先生が当たり前のようにやっているのを見てうれしくなった)

散歩を終えて

特別支援学校では、「散歩」の時間が必ずといっていいほどある。
しかし、散歩は、特に準備もすることなく簡単に行える活動(授業)になりがち。
ともすると、子どもたちは連れて行かれるだけ、または歩くだけの活動になってしまう。

そこで、あおぞら(重度重複グループ)では、できるだけ散歩が子どもたちにとって意味のある活動になるようにしてきた。
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たとえば、以前の記事(さんぽ)でも書いたが、先生たちは子どもの横に並び、話しかけながら一緒に散歩している。

だれと散歩するのか、子どもたちが選んでいる。
写真でお見せできないのが残念だが、先生たちは必死にアピールして選んでもらっている。中には7回連続選ばれず落胆!なんてこともある。

どこに行くのかは、その日のリーダーが選択肢の中から選び、みんなついて行く。

行った先では、おやつの時間がある。
行った先で何かをしてくるというのは大事なこと。
めあてを持つことで、活動はぐっと主体的なものになっていく。
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川コースでは、堤防の道からはるか下に川が流れている。
もちろん車椅子で降りられるわけがない。
でも、抱っこで降りていけば川のすぐ近くまでいくことができる。
そうすれば、上では体験できない川の音や水の感触etc味わうことができる。

あたり前のことだけど、元気に歩ける子どもたちだったら、みんな川の近くまで降りていくはず。
体が不自由というだけで、制限されてはいけないと思う。
だれかが「肢体不自由」とは「“したい”の不自由」だといっていたが、子どもたちの“したい”を実現できるように支援していきたい。

また散歩から帰ると、一緒に行った先生が、写真付きの散歩日記を作って綴っていった。
そうすることで、子どもと一緒に振り返ることもできるし、先生たちのモチベーションも自然と上がっていった。(何かしてこよう!いい表情見たい撮りたい)

さらに、乗り物の工夫として、『ネコバス』を製作した。(子ネコバス登場!

散歩一つとっても、いろんな工夫ができると改めて思った。
また、教師はそれをしないといけないと思う。

今週もATAC準備

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今週は、E-Yo!でATACの準備。
今年は余裕があるかなと思ったら、一つ一つに時間がかかって・・・ピンチ!
来週で準備が終わるのか心配になってきたけど、なんとかなる・・・いや、なんとかしないと!

となりのトトロ 大型紙芝居

あおぞら(重度重複グループ)でトトロの単元をやったときのこと。
去年作った大型紙芝居をすることにしたけど、去年と同じじゃおもしろくない。
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そこで今年は、紙芝居の枠を製作することにした。
まずは、電気屋さんからもらった段ボールでわく作り。
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そして、まわりに布や草で装飾をすると・・・
ごらんのように素敵な紙芝居台のできあがり!
これだけで、ワクワク感が全然違ってくる。
でも、まだまだ工夫できそう。
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紙芝居というと、「はじまりはじまり~!」が、とっても大事。
幕が開く瞬間のワクワク感。これも子どもたちに操作してもらうことにした。
スイッチを押すと、ネコバスが動き出して、幕を開ける仕掛けにした。
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ネコバスが動く仕掛けは、実はトーマスのおもちゃ。
トーマスの電池に「BDアダプター」という物を取り付けてスイッチにつなぐと、子どもがスイッチを押している時間だけトーマスが走る仕組み。
でも、トーマスにはネコバスがかぶせてあるので、見ている方はネコバスが走って幕を開けているように見える。

幕閉めも、子どもがスイッチでできるようにしたかったけど、トーマスはカーテンレールにしっかりつないであるため、向きを変えられない。
そこで、、トーマスの電池の「+-」の向きだけを変えることにした。
電池は直流だから、極の向きを変えると、電流の流れが反対になり、車輪も反対に回るというわけ。(詳しい仕組みはわからないけど・・・とにかくトーマスはバックしてカーテンを閉めた)
あとは、ネコバスを反対にかぶせればOK!
こうすれば、始めと終わりで2人の子が参加できる。

中には、スイッチとネコバスとのつながりがわかりにくい子もいるけど、みんなに応援されたり、「わー動いたぁ」「すご~い」「ありがとう」といった反応が返ってきたりすることも、スイッチを使う良さかなと思う。
ときには、先生と一緒に「よーし開けるよう!」と動かすことだっていい。

こうすれば、体の動きがわずかな子どもたちだって、受け身じゃなくてできることが増え、人とのかかわりだって広がっていくと思う。
それに、子どもも大人も、よりたのしくなるしね

今夜は漬丼!

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今夜は漬丼。自閉症の息子は、土曜日は刺身、日曜日は鍋と決めている。
安いお刺身があったので、豪華三色丼(マグロ、ビンチョウ、サーモン)。おまけのエビも。
漬汁は、ちょっとみりんを入れて甘みをプラス。

ピンチのときの視覚支援

三代目のウォークマンは順調に動いている。

半年以上前のことだけど、二代目ウォークマンがフリーズしてしまったことがあった。(再生できず止まったまま)
そのとき息子は、聞こえなくなったために、充電器につないだ。
これまでの経験から、鳴らなくなったら充電すればいいと思ったのだろう。

しかし今回は充電してもうまくいかない。
メーカーに問い合わせると、いったん充電が切れてから、再充電すれば聞こえるとのこと。
だから充電していたら、永久に直らない。

これは困った。(彼は聞こえないからもっと困っているのだが)
言葉で「充電したら聞こえないよ。電池なくなったら聞こえるから」なんて言っても、かえって混乱するだけ。
しかも、充電が切れてもすぐには聞けない。

さらに、もう学校に行く時間。
これは大ピンチ!
家にいるなら何とか対処できるけど、学校に行って聞こえない状態が続いたら・・・大大ピンチ!

ここはもう視覚支援しかない。
こんなややこしい対処方法がちゃんと伝わるのか、心配でもあったけど、伝わってほしいと思って、絵に描いた。

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そして、学校で半日おとなしく待つことができ、無事聞けてピンチ脱出!

本当にホッとした。
やっぱり視覚的に伝えるって大事なこと。

そして、それはピンチのときだけしてもダメ。
普段からちゃんと伝えているからこそ、ピンチのときにも伝わる。
もちろん視覚支援が、本人にとってわかって安心!役立った!という経験になっていないとダメなんだと思うけど。

いやだ!

最近、重度重複グループでは風邪気味の子が多くて欠席者が多い。そのため、普段は食事支援に入るのだが、一週間ほど食事支援に入らない日が続いた。

今日は久しぶりの食事支援。小学2年のM君と一緒。
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2学期になって気づいたことだけど、M君は食事のときに、ときどき右上後方を見ることがある。

はじめは、ロッカーの写真を見ているのかなと思っていたけれど、どうも様子が違う。
ん?これはひょっとして、嫌なのかな。
そこで、「これはいらないんだね」「じゃあ、○○はどう?」
と聞いてみると、口が開くようになった。

今まで、「○○先生の写真だね」なんて応えていて・・・ごめん。

それから数カ月。
今日も食事の途中で、右上後方を見ることが何回かあった。
すぐに「いやなんだね」「じゃあ、お肉とサラダとどっちがいい?」と違う食べ物の器を出すと、ニコニコ顔!
そして、彼がよく見ていた方を「じゃあ、○○食べるようか」とスプーンに盛って近づけると、大きく口を開けてパクリ!

明らかに、「いやだ」「他のにかえて」と自分から伝えるようになったM君。
そして、伝わることに喜びを感じているように見える。
私も、伝えてくれて、言いたいことがわかって、とってもうれしい!
(こういう瞬間があるから教員はやめられない)

そして、伝わった』『わかってもらえた』と実感すると、子どもたちは、もっともっと伝えるようになる。
これは、自閉症や他の障がいの子・・・いや障がいがなくたって同じことだと思う。

それに、「いやだ」って伝えることはとっても大切なこと。これが伝えられるかどうかで生きにくさがすごく違ってくる。

中には、こんなNGもあると思う。
この子嫌だっていえるんですけど・・・いえいえ、それはパニックになっているだけです。「いやだ」が伝えられないからパニックになっているんですけど。
子どもに「○○する?」と聞きながら、「えー嫌なのー。そんなこと言わずやって(こっちにして)!」なんて応えるのはルール違反。それならはじめから聞かなければいい。
聴くからには、Yes-Noどちらの答えが返ってきても、それを受け止めるのがエチケットかな。

M君は、最後の牛乳も、途中で「いや(もういらない)」と伝えてきたので、終わりにした。
もういらないのに、食べさせられたり飲まされたりしたら・・・拷問に近いもんね。
M君に「教えてくれてありがとう」と言うと、声を出してうれしそうに笑っていた。(彼の発信に気づかないままだったら・・・おお恐い!)

また、障がいの重い子どもたちと食事をする場合、大人は子どもが食べた後に食べることが多い。
でも、子どもたちと同じ物を「これはお肉だね」などと話しながら食べると『一緒に食べる』たのしい雰囲気になりやすいと思う。(介助がたいへんな子は別だけど)
それに、刻み食やミキサー食の子は、大人が一緒に食べることで何を食べているのかを伝えることにもなると思う。

長々書いてしまった・・・。

今夜はイタリアン

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今夜は少し時間に余裕があったので、イタリアンに。
サーモンとホタテのソテー バルサミコソース、和風ペペロンチーノ
揚げナスのサラダ ピリ辛ソース、コンソメスープ、ライス

ん?これじゃ、料理ブログになってしまう。(料理ネタはほどほどに・・・)

さあ、学校に戻ってお仕事お仕事!

オプション追加

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木の切断機にオプションを追加。
丸太を3回切るんだけど、木の入れ方はちゃんと向きがあってちょっとむずかしい。
そこで、入れ方のポイントを手順表で表示。
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子どもによっては、3つ並んでいると、どれに注目していいいかわからないだろうから、一枚ずつ大きく示せるカードも用意。
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ついでに、サンダー台(ヤスリがけ)も追加。
枠の中に木を入れて、サンダーでヤスリがけ。

ただ、ヤスリがけってどれだけかけたらいいのかわかりづらい作業だから、やる子は限られるかな。
よくチョークで色をつけておいて、色がなくなるまでかける方法をするけど。
職員用に使ってもらってもOK。
子どもが働いている横で、職員が現場監督になっていたんじゃいけないから。一緒に働ける作業として、どうぞ!

今夜は牛鍋!

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昨日の晩は、大学院の夜間授業(一応大学院生でもある)のため、夕ご飯作りの時間はほとんどなし。
ということで、おかずは、“牛鍋”一本勝負!
すき焼きよりも、あっさりしている。
赤ワインを少し入れて柔らかさアップ!(なにせ豚肉より安い肉だから)
あとは、ご飯と味噌汁でご勘弁。

修学旅行のお風呂で・・・感動

修学旅行で宿泊したホテルはスパ&ホテル。
だからお風呂は、温泉大浴場!
ところが一緒に入った子は、深いお風呂は苦手・・・。

一日目は、浅い浴槽の階段部分に座って、下までは入らず。
(学校のプールも、なんとか小プールに入る感じ)
誘いはするけど、もちろん無理強いはせず。
どうするか決めるのは本人。
しかも、下まで入らなくて、それで何か困ることはないから。
(特に、水に対する怖さには無理は禁物!)

二日目も、浅い浴槽の階段部分に座って入る。
でも、そこからが違った。
ちょっと体を動かして、下まで降りようとしてきた。
「A君おいで!」と言ったら、「ヤダ!」

そこで、今度は何も言わずに見ていると、ゆっくり下まで降りてきた。
ここで「すごい!よく下まで来たね」と言うと、本人は「イエ~イ!」

しばらくすると、クラスの子が奥のジャグジー風呂に行くのが見えた。ジャクジー風呂は、今はいっている浴槽よりも倍以上深いところ。

そこで、「B君がいったよ、一緒に行ってみるか」と声をかけると、すんなり立ち上がって歩き出した。
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行った先は、明らかにさっきより深い風呂。
階段登ったところで、しゃがみ込んでしまった。

そりゃそうだ。入るところも階段になっていたので、ちょっと入ったところで座ってみた。
誘うと、かえって嫌がるので、そのまま待っていた。
(無理に入らなくてもいいよ、でも入ってみる気になったらちょっと体験してみるのもいいよねという気持ち)
しばらくして、一歩ずつ前に進み、ついに浴槽の中に足を踏み入れた。
すぐに出たけど、また中に入ってきた。
そしてしゃがんだ。
「よく入ったね!」

私は、一段ずつ深い方へ行っては座っていた。
すると、しばらくして本人も一段下へきて座った。
ここまでで、15分はたっていたと思う。
残りは一段。でも、さすがのこのハードルは高かった。

足先を一段下へ下ろそうとしては、足を引っ込める。
これを繰り返していた。

よく自分から、ここまで来たね。
そして、深いところに挑戦しようとしたね。
その気持ちが素晴らしいと思った。

下まで入れなくいても、入ろうとした(挑戦しようとした)その気持ちが一番大事だと思う。
それは、先生に引っ張られて下まで入った経験よりも、はるかに価値がある。

長い時間、こんなに挑戦し続ける彼の姿は初めて見た。
その姿に感動・・・。

また15分位たったので、もう上がろうとした、そのとき・・・
彼の足が一番深いところに着いた。
そして、一番深いところに立った。
正直驚いた。

しばらくして、ジャクジーの泡が消えた。
これは、スイッチを押すと一定時間泡が出る仕組み。

指さして「泡出して」と訴えてきたので、スイッチを押すんだよと伝えると、私に向かって手を出してきた。
そこで手を出すと、しっかり握って歩き出した。
最後は自分で浴槽の縁をつたわって歩いた。

深い浴槽の中を歩くんだから、さらに驚き!
やがて、反対側にあるスイッチを動かすために、ついに縁に触れていた手を離して、浴槽を横切って歩いた。
この姿に、さらに感動!
「すごいね、すごいね」を連発。

モチベーションて大事。本人のやる気って大事。
そして、信じて待つって大事。
あらためて、そう思った。

何より、こんなすごい姿を見せてくれた彼に、ありがとう。



木のカレンダー

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ようやく、木のカレンダーの補助具が完成!
これは、丸太(輪切りにした物)の両側を切り落とす機械。
枠の中に丸太を入れ、丸のこぎりを前方にスライドさせれば、切断完了。

これは、木のカレンダーの土台になる部分。
大きい音がするけど、安全に切れるようになった。
もちろん刃のまわりはアクリルでカバーしてある。

子どもたちとは一緒に作業できないけど、作業している様子を思い浮かべながら・・・たのしく安全に作業ができることを祈って、任務終了。
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今年の木のカレンダーは、こんな感じ。デザインを一新した。
卍澤先生のアイデアをもとに係で決定!

職員も安全に作業できることと、デザイン的にいいこと、子どもの作業量がしっかり確保できること、といった要素を満たすのは、難しかったけど、何とかいけそうな気がする。
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松ぼっくりは、四季の合わせて、後ろに収納されている物と入れ替える仕組み。

ATACスライド

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なんだかんだ言って、ATACが近づいてきた。
今日は、bo-ya宅でスライド作り。
さすがは“レオパレス” 小綺麗な造りでした。

一応プログラムには、『笑いにつつまれた特別支援教育-アイデアの泉-』とあるけど、これは賢龍先生ハードル高すぎです!

ということで、本当のタイトルは
『E-Yo!視覚支援club presens 
  ここまでできる!ここまでやるか?のPowerPoint』
です。

午後は、杉山登志郎先生の講演会があったので、bo-yaと聴きに行った。
演題は、『発達障害と虐待』
講演のコメントは、また後日書きマウス。    
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帰りに、評判のラーメン店大石家へ。
本店は、岐阜の多治見にあるんだけど、県内にも数店あるお店。
あっさり中華そばで、チャーシューが厚くて美味しい。
チャーシュー麺でないのに、たっぷり入っている。
まさに“中華そば”の王道ラーメン。

その後、再びスライド制作へ。
しかし、例によって例のごとく、PowerPointいじりが始まって、発表スライドは進まず。
でも、PowerPointでこんなことができる、できそう!とう発見があっておもしろかった。









カレンダー単元はじまる

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今年も、中学部恒例のカレンダー作りが始まった。
昨年までと一番違うのは、オリエンテーションで、お家の方たちからのビデオメッセージを上映した。

全員のビデオをそろえるのは、ちょっとたいへんだったけど、無事に撮影編集でき、子どもたちに届けることができよかった。

カメラの向こうにいる子どもたちに語りかける、あたたかいメッセージに感謝!
中には、PCS(シンボル)を使って、話しかけてくれるお母さんもいて、うれしい限り。
(「伝える」って、「伝えたい」って、どういうことか改めて感じさせられた)
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昨日の深夜は、作業開始に備えて、木材の加工を卍澤先生と行った。
2×4の木材を丸鋸で切り刻み、紙カレンダーを挟む棒にする。
コストダウンのためと、子どもの作業量確保のために、あえて規格物は使わない。
ただし、けがには注意!注意!
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たっぷりできたけど、これが数日でなくなるんだな・・・。

あとは、木を切ったり穴を開けたりする補助具を製作しないと。
(木のカレンダーは、今年もリニューアルするため、昨年の補助具をそのまま使えないので、ちょっとたいへん)

教育実習のとき、「準備に時間をかければ、授業のときは楽になる。準備をちゃんとしていないと、授業中は忙しくなる。それじゃダメなんだよ。」と教えられた。
(教材はもちろん、子どもたちの動きや反応をイメージしておくことも準備のうち)

準備をしながら、ふとそんな言葉思い出した。

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信州に住む特別支援学校の教員。
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