Yajirobeのつぶや記

 Yajirobe(ヤジロベー)とは、不安定そうに見えながら結構安定している、そんなイメージで命名しました。 身体について、仕事について、私にはいろんな場面でヤジロベーのイメージが浮かんできます。ヤジロベーが気がついたこと、思っていること、仕事についてのあれこれ等、日常を綴ったブログです。以後、お見知りおきを!

2007年12月

治療百話ーその1(話せない人)

開業して数年のことだと思う。
50代後半のご夫婦が開業時に出したチラシを片手に治療室を訪れた。
患者さんは奥様だったのだ。
「どこに行っても埒が明かない。こちらで何とかならないだろうか」ご主人がそう言う。よくよく話を聞いてみると、奥様は数年前からうまく話せなくなってきて、最近ではほとんど舌が動かない、更に歩くことも腕を動かすこともスムーズに出来なくなってきている、とのことだった。
話そうとすると、下がもつれて口角からよだれが落ちてしまうような状態だった。

こんな患者さんに何をすればいいのか?悩みながらも今まで身に付けたことをひたすらやってみた。
「来週も来ます」と言って帰っていった後の脱力感と言ったら・・・。
その来週がやってきた。こちらはドキドキしながら待っていると、顔を合わせるや否や「あの後すごく歩くことが楽になったようで、1人ですたすた歩くんです」とご主人が喜んで言う。

そうして毎週の治療が始まった。心理的なものかもしれないと思い、夢の内容を確認してみたり、催眠まがいのこともやってみた。一生懸命やったことだけはいえる。

1年くらいそういった状態が続いた。もちろん目に見えてよくなってはいなかったが、ご本人は治療が終わると、数日は快調になるらしい。
ある日、「昨日から舌の動きがとっても悪い」と訴えがあった。だからと言って何をするのでもない。自分が出来ること、患者さんから見えたことに対して対処した。

翌日、ご主人から「昨夜、舌が喉につまって亡くなりました」と電話があった。何があったんだろう。呆然として「あの、お通夜は?」と聞くと、「そんなことはいいです」と。弔電だけは送った。お付き合いをした患者さんの初めての死だった。

数日後、ご主人が来て「筋萎縮症だったようです。いろいろお世話になりました」と丁寧なご挨拶があった。

死の直前までの一年間、毎週身体を見させていただいたことは、今考えるととても貴重な体験だったと思う。

これから「治療百話」と題して、印象に残ったことを書いていきたいと思います。異常が治った、といったものだけではなくて、失敗したことなども書いていけたらいいなと思っています。

狢へ順礼の旅

10日は朝から曇り空。12月というのに結構温かい朝です。以前から厚木の先にある津古久峠・順礼峠・物見峠・狢坂峠(むじなさか峠)にいってみたいと思っていました。でも標高も高くなく、なんとなくあとあとになってしまっていました。
 自宅を出て、30分も走った所の禅寺です。イチョウがきれいですねぇ。
イチョウ1

























 そのほんとちょっと先、目久尻川(めくじり)と言う面白い名前の川がありますが、そこは沢山の水鳥たちが餌をついばんでいて、ほっとする場所です。たぶん地元の有志が保存会などを結成しているのでしょう。
目久尻側



















 厚木から伊勢原に入ってすぐに東名にぶつかります。その先に、津古久峠の小さい入口があります。地図でもはっきり書いていないほどの細く小さい道でした。
東名



















 気配のない道には落ち葉がぎっしりと敷き詰められ、乗って上ることは出来ません。ゆっくり押していきます。
津古久峠上り



















津古久峠上り2



















 昔の茶屋跡に着きました。ここが昔の峠で、旅人に一服の休憩とお茶のサービスがあったのでしょう。
津古久峠茶屋跡



















 茶屋跡からあっという間に下り、すぐに七沢温泉に入りました。ここは神奈川では結構有名な温泉地です。神奈川と言うと箱根や湯河原がすぐに思いつきますが、ここ七沢や広沢寺、飯山などの温泉地は隠れた人気があります。また七沢はリハビリでも有名で、県のリハビリテーションセンターもあります。
七沢


















 わき道にそれて、「関東ふれあいの道」、シカ被害防止の柵を越えて山道をひたすら押し上げて到着しました。順礼峠です。この当たり小さな石仏が多く見られます。
順礼峠



















 ここからは完全なハイキング道。木の根が多くて自転車に乗ることはほとんど出来ません。ところどころ急な階段もあり、肩に自転車を担いで上っていきます。
道程1




















階段






























 物見峠途中の見晴らしです。ちょうど逆光になって、いい雰囲気ですね。でも息は切れるし、汗は吹き出るしで、ベンチに座って、しばし大休止です。
シルエット



















 むじなさか峠、むじなは「狢」と書きます。あのむじなですね。名前とは違って普通の山の峠でした。もうすぐにハイキング道も終わりです。
むじな



















 最後の上りをクリアして、最後のピーク白山に到着です。ここから飯山観音まで急な下りが待っていますが、ここで初めての登山者と遭遇。「あたしゃ70過ぎたけど、昔は山岳会に入って百名山も全部やったんだ」とおっしゃる元気なご婦人でした。「でも今じゃこの足だからねぇ、だましだましさぁ」
「そんなことありませんよ、プロが言うんだから間違いありません!!」
「そうかい、あたしも昔はプロだっただけどねぇ」
 なんともプロ違いだったようでしたが・・・。
白山



















この階段を下りました。変なウサギ(いや熊さんか?)さんがいますね。こんなところにも熊が出るのでしょうか?
階段2



















 このあたりは乗って下ることが出来ました。やはり自転車乗らないとね。
道程2



















 飯山観音の上にある長谷寺を少し下ったところにとってもきれいな色を見つけました。ここからは完全舗装の道になります。一気に下っていきます。
飯山観音
























 厚木市内の神社のイチョウ。これも見事です。
イチョウ2

























 相模川を渡ると藤沢市、横浜はもうすぐです。
相模川



















 午後2時半には自宅に到着。ゆっくりと仕事場の掃除も出来ました。休みが週に一回だと、いろいろやることが多くて忙しいです。

ジャージ

 今日は休みなので横浜に出て買い物、と思っていたのですが、あいにくの雨。7時前には晴れ間もかなりあって、藤沢まで早朝サイクリングを楽しんできたのですが、家に帰って「特ダネ」が始まった頃には本格的な雨となってしまいました。
 いつも走りに出かけるときはトレーニングジャージで出かけていたのですが、あまりかっこいいスタイルではありません。でもロードレーサーのようなピチピチしたサイクルジャージはどうも恥ずかしくて着れません。先日の芦ノ湖のランのときも、すれ違うハイカーの皆さんは、本当にかっこよく決まっていました。山ズボンにニッカーボッカー、ハンチングに山シャツ、それにトレッキングシューズがかっこよく見えました。私はというと、上はグレーのポロシャツに濃紺のトレーナー、下はダンロップの黒いジャージ、靴だけは専用のサイクリングシューズだったのですが、やっぱりあまりかっこよくはありません。

ジャージ そんなこんなで、雨さえ降らなかったら、ニッカとボッカー、それにゴアテックスの雨具を買うつもりだったのです。それも雨で意気消沈。夕方に戸塚まで出て、スポーツショップでぼろくなったジャージの代わりの新しいものを買いました。ミズノのスーパースターです。3,600円也。ニッカに比べてずいぶん安かったですねぇ。

 またこのジャージで、走りに出かけることになりそうです。トホホ・・・・・。

 
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