Yajirobeのつぶや記

 Yajirobe(ヤジロベー)とは、不安定そうに見えながら結構安定している、そんなイメージで命名しました。 身体について、仕事について、私にはいろんな場面でヤジロベーのイメージが浮かんできます。ヤジロベーが気がついたこと、思っていること、仕事についてのあれこれ等、日常を綴ったブログです。以後、お見知りおきを!

治療百話

どこ行ってるの?

もう9年近く、毎月定期的に通ってきているNさん。


「私ね、最初は腰が痛くって来たんだけど、ここに来るようになってから頭が痛くなくなったの。それと視力が良くなったのよ。知り合いに頭痛がなくなった、って言うと、どこに行っているの?と聞かれるから、整体!って言うと、引くのよねぇ。」

「ありがとうございます。これからもどんどん皆さんに言ってくださいよ。」

「ウーン、でもねぇ、整体って言うとみんな尻込みするのよ。ボキボキってやられるからって思ってるみたい。そんな事ないんだけどねぇ。」


私たちの仕事ってやっぱりアウトサイダーなんですね。お医者さんなら、どこに行っても、やることはほとんど変わらない。ところが私たちの業界は、やることが全く違うことだって大いにあるわけです。何を信用していいか分からない。

そうですよねぇ。

それをどうやって皆さんにお伝えしていけばいいんでしょう。****が治る、と言っては逆効果だし、宣伝がとっても難しいのです。

やっぱり口コミしかないのかなぁ???
そう、口コミしかないのです!!!

パフォーマンスを上げる

治療室にいらっしゃる方は、ほとんど何処かが痛かったり凝ったりしていることが多いのですが、最近いらっしゃっているHさんは、ゴルフが大好き人間。休みの度に出かけるほどのゴルフ好き。腕も確かなようで(見た訳ではないのですが・・・)シングルとか。

最近はゴルフが終わった足でいらっしゃることが多くなって、その際に成績を聞くことにしています。
「74で廻った」、「今日は78だった」
とかやはりシングルの腕はダテではないんですね。

そのHさん、施術を行うと身体が変化して成績が上がるようなのです。ご自分でも少し意識しだして、力を入れないスイングなどを研究しだしています。施術によって身体能力が確実にアップする実感があるのでしょう。
明日木曜日は、「もしもしHです。今日は?」という電話が入るかも知れません。

身体の何処にも違和感がない場合でも、触ってみるとあちこちに不必要な筋肉の緊張が現れています。それらを整え緊張を取ることで、身体全体が緩みそれまでよりもずっと健康度が上がってくるものなのです。
スポーツなどをやっている人はその実感を得ることは容易なのではないでしょうか。

皿が割れた!!

20年くらい前からいらしているHさん。
ご主人の海外出張依頼、随分長い間ご無沙汰でしたが、今日突然予約の電話が・・・。
相変わらず元気そうでしたが・・・、
「実は2ヶ月前、自転車で転んで膝をまともにぶつけてお皿が割れてしまったんです。今はワイヤーでくっつけてくっついたら、そのワイヤーを取り除く手術が待っているんです。歩くことも出来る様になりましたが、突っ張る感じが強くて・・・」とおっしゃいます。

こんな時もやり方はさほど変わりません。全身のバランスをとって、足の各部分の関節の自由度を高める操作。最後はお皿に軽く手を当てて数分間。
太ももや腹部の異常緊張していた筋肉が大分緩んできました。

少しは回復が早くなると思っているんです。 

生理痛が治った!!

私たちの仕事は、なんの検査機器もなく、ただ手の感覚だけでどこに働きかけるかを決めていくものです。言ってみればかなリいい加減、そのせいでもあるのですが、同じ症状でもきっちりと変化する方がいらっしゃると思うと、何度やっても全く変化が来ない方も沢山いらっしゃいます。

病気を相手にしない、ただ身体に表れた働きかける場所の変化だけを追っていく、とかっこをつけてもやはり変化が出てこないと残念な気分になるのです。 この間も足の付け根が痛い、と言う方がいらっしゃいました。毎週毎週、何度やっても全く変化なし。
「やってもらうと身体はすごく楽になるし、効いていることは分かるんだけど、肝心の付け根の痛みは全然かわんないんです。かかりつけの医者にも大きな病院で検査した方がいい,と言われたので当分休みます」
以来、この方はいらっしゃいません。こういう時って、ちょっと落ち込むんです。

一方でこんな方も・・・。
生理が始まって10年以上経っても、一向に痛みがなくならない。お母さんが、昔私に治療してもらって、一回で生理痛がなくなったから」と大学生になったばかりのお嬢さんがいらっしゃいました。

一ヶ月後、インフルエンザにかかり39度近い熱。
お医者さんで処方された特効薬のお陰で翌日には熱は下がりました。本人はどうしても明日は学校に行く、と言って聞かない。何か出来ますか。と。
「本当は熱が下がった後が大事なんだけどなぁ・・・」と私。

その後、本人は元気になり生理も訪れました。そしてその時の痛みがなかったのです。

そして私は言うのです。
「熱が出て良かったね」 

連絡がうまく行かない

年末に段差で転んで、手首に穴が開くほどの怪我をしていたくて仕方がない。今年になって,上のものをとろうとして足を踏み外して、肩から落ちて右の肩・首が痛くて後ろを向けない。

という訴えの女性がいらっしゃいました。

「転んだりぶつけたりしたら,そこが痛いのは当たり前ですよね。でも本当に大事なことは、転んだり足を踏み外したこと自体が問題だと思うんですよ。段差があるのにそれを乗り越えられるほど足が上がっていない、台があると思っていたところに足を着いたつもりがそこになかった。つまり頭で指令されたように身体が動いていないってことでしょ?私は肩の痛みよりもそちらの方がずっと大事な所見だと思うんです。
そういう頭と手足の連絡がうまく行ってないこと、それがあなたを調整する最も大事なところだと思うんです。身体に起こった部分的な疲労がそういうものを作り出しているのかもしれませんからね。
あっ、もちろん痛いところはちゃんと手当てしておきますよ」

と言いながら,いつものように全身を診ていくと、足のくるぶしや腰に違和感があります。
「ここ変でしょ?」

そして肩胛骨の下を探ると、「そこ、メチャクチャ痛いです」
「ここは去年の6月に腕が痛いって言っていたでしょ?あの処がまだ堅くしこっていて、今回の痛みは新雪が、溶けないで残っていた雪の上に降った、といった感じでしょうかねぇ。この頃熱が出たり、下痢をしたり、といったことは全くないでしょ?身体が鈍っているんですよ。具合がそんなに悪くなくても、月に一度で良いから続けていらしてみてください。普通の身体になりますから・・・」


月に一度、あの方は来るかしら・・・・・?


逆子

妊娠7ヶ月の妊婦さん。

毎月来てください、とお願いしていたにも関わらず、今日は2ヶ月ぶりのご来所。

少し赤ちゃんの動きが変だなと思っていたら、施術が終わってから、
「先生、聞いても良いですか?逆子っていけないんですか」と。
「え?逆子なの?」
「2週間前の検診で言われました。でも今はおなかの上の方で打っているのでひっくり返ったかもしれないですけど」

「逆さまになっていた方が胎児が楽だからそうなっているんです。母胎の身体がそうなっているからなんですよ。だから胎児を無理に回転させなくても,母胎の身体を整えていけば自然に戻るはずです。もし来月早々の検診で,まだ逆子だったら早めに来てください」


正月早々に、百日咳になって咳が続いたことも原因の一端かもしれません。
「それで百日咳はどうしたんですか」
「検査した頃は既に収まっていて、何も治療はしませんでした」


ウーン、少し教育が足りなかったかなぁ。と思うのでありました。

最初に戻った?

先週、「咳や痰が去年の11月からずっと続いている」と訴える方がいらっしゃいました。お医者さんで,気管支炎との診断を受け、ずっとお薬を服用していたのですが、中々良くならなかったそうです。熱も出ず、何かすっきりしない日々を過ごしていたようでした。

いつものように身体を診て、ここは?と思うところに働きかけて、「ハイ、結構です」。いつもの手順です。

夕方、件の方から電話。
「あれから今までの咳も痰もすっかりなくなってしまって、何ヶ月ぶりかで気持ちよく息ができる」と。


しかし、今日再び電話。
「あの日の翌日の朝から熱が出て,昼頃には38度を超えました。インフルエンザだといけないので、コンタックを飲みました。すると夜には37度台に下がったんですが、翌朝には、また咳と痰が出るようになってしまって、それが今日も続いている。伺った方が良いでしょうか」
「薬を飲んだんですかぁ?それじゃぁ、暗くなる前に来てください」

3時にいらっしゃいました。
「最初に身体が良くなったのは、身体が変わったから。その後熱が出たのは、今まで外に出るべきだったものが潜んでいて、それが表に出てきたから。咳や痰が続いているのは、薬を服用して無理に症状を抑えようとしたから。それに身体を冷やしたから」
といいながら再び身体に働きかけます。結構痛いところがありましたねぇ。

「いつも風邪を引くと、十分な栄養と十分な睡眠を心掛けています」
「でも食べられますか?」
「ええ、でも口がまずくって」
「そういうときは無理に食べることはないんですよ。風邪の時に沢山栄養をとると治りが悪くなりますよ。動物って,怪我なんかをすると、食べなくなるものなんですよ」
「フーン」
なんて話をしながらセッセと身体を診ていきます。

さて、明日はどうなっているでしょうか。

隠れた名店??

今日いらした方。
当治療所のすぐ近くにお住まいの方なんです。石を投げたら届く距離。

「私は***病を治すことは出来ないんです。ただそういう異常を起こす原因は身体にある訳ですから、その身体にある異常を起こす元が、身体を整えることによってなくなっていき、自然と病気が必要なくなる状態になってくるんです」
「??????」
「リューマチって原因が分からないですよね。でも原因は必ずあるでしょ?ただ今は分からないだけです。身体を整えていくと、その分からない原因がなくなっていくんです。だからこういう治療をやっていって、リューマチ症状が無くなる人だっているんですよ」
「ヘェェェーーー!」
「実は、ここは隠れた名店なんですよ」
「ハイ、それは分かります!!」

変える

講座に参加している方にはいつも言っていることなんですが、皆さんは「治療」というのはどんなことだと思っていますか?

病気を治すこと、痛みを和らげること、苦しみをなくすこと、等々。いわゆる西洋医学や東洋医学、あるいは様々な療術、療法がありますが、多くは治療と称しています。
一方、整体では治療は行わず体育として対応しています。言葉はいろいろですが、どんなやり方をしても「治療」というのは、今あった状態を変えることだと思うのです。

高血圧の薬を飲むと体の中の何かを変えて、血圧が下がるのでしょう。手術をするのは当然変えますね。

どんな方法を使っても体に何らかの刺激を加えて、体を変えることで治療というのは成り立っているのです。

「治療」とは今あった状態を別の状態に変える手段である。そういう風に大きくとらえると、誰でもそれなりの治療ができてきます。家族に何か異常が生じたときに、冷やしたり、暖めたり、触ってみたりして、今の状態が変化すれば、(自覚するかは別にして)症状にも必ず変化が来ているのです。 

いくら言っても・・・

昨日いらした方。
先週,調子が良くて30分散歩したら、その後急に腰に違和感が出て、翌日になって動けなくなるほどの痛みになりました。それまでずっと調子が良かったのに突然の痛みに、ご本人はすっかり自身を失っておりました。 

先週治療した後の帰り道。来たときよりも腰の違和感が強く、外れてしまうのではないかと思うほどでした・・・,と。
それでも今週に入って大分楽になりました・・・,と。

そして昨日。
毎日ストレッチやってます・・・,と。
皆さんにはいつも言っています。
痛い方には無理に伸ばさないで,伸ばし易い方に十分に伸ばして下さい・・・,と。

でも昨日分かりました。聞いた相手にとってこの言葉は右から左に通り抜けてしまっているんです!!その方も一生懸命伸びない方を伸ばそうと努力しておりました。

時間があったんで,ちょっとこうやってみて、力を入れて,ハイ!!なんて、伸び易い方,曲げ安い方に足を動かしてもらったら,痛い所がパッと無くなってしまいました。

エエッ?こんなに簡単にかわるんですか?!平成14年からお世話になっていますが,初めて(腑に)落ちました、なんておっしゃる。
 
自分の説明の至らなさに改めて愕然とした思いです。

こうやらなければいけない,なんて事はないんです。身体についての原理さえ分かっていれば、どういうやり方をしてもいいんです。ここが痛いときにはこうやる,なんてやり方を限定する必要なんて全くないんです。 何でもありです!

素人だから身体の事なんて分からない,なんて言わないで下さい。自分の身体です。一番大切なものなのに人にすべてお任せでいいんですか?
ぜひ一緒になって健康に生活する術(すべ)を学んでいこうではありませんか。

健康に生きる事は人生で一番大切な事だと思います。 
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