グリーンタフ

posted in 03:32 2006年05月09日 by yakimono

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久々に家族で旅行に行ってきました。用事が有あってついでに旅行をプラスしたのですが良い骨休めになりました。新幹線で仙台迄行き、そこから在来線で塩釜港へ到着。

2006_0504_145142Ab.jpg船で松島湾クルーズをしながら松島港へ。

 

2006_0504_142500AA.JPGカモメが船を追ってきて、船上から撒かれるえさに群がっていました。よくみると空中で餌をキャッチしています。すごい!しかし船で売っている餌はかっぱえびせん薄塩。良いのだろうか…
松島港から送迎バスで民宿に移動しましたが、松島ってすごく良いです。松島港には何度か来たことが有ったけれど、今回松島の魅力を再発見しました。

riasusiki

 

出典:IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/

 

松島独特の景観を作り上げているのはリアス式海岸ですが、車で走っている陸地も正にリアス式海岸そのものです。海岸線沿いにもかかわらず、山菜が採れる山が有り、海岸沿いに水田が広がっていたり、花畑が有ったりとすごく不思議な景色が広がります。浸食された山肌は大谷石と同じく、グリーンタフ(緑色凝灰岩)です。緑色凝灰岩というのは大体3000万年前〜1500万年位前に、ドカ〜ンと火山が噴火して噴出物が堆積して出来た岩石のことで日本中から出てきます。この凝灰岩には珪酸が70パーセント・アルミナが12パーセント・アルカリ7,8パーセントと鉄やマンガンなどを含みます。我々が焼き物を作るときに使う粘土も同じように火山活動によって出来た花崗岩や石英粗面岩などと呼ばれる岩石が元になって出来ています。違うところは花崗岩などの粘土の元になる岩石は長い時間を掛けて風化されて細かく砕かれながらその中の水に溶けやすいアルカリが流れ出ていきます。アルカリというのは焼き物を作る上では焼き物を融かす働きがありますから、これが流れ出ていくと言うことは高温で焼くことが出来ると言うことです。大谷石や松島石等の緑色凝灰岩はアルカリが多く含まれていますから高温で焼くには向きません。鉄分を含んでいるので釉薬の原料向きです。バスの中から美しいリアス式海岸を見ながらそんなことを考えていました。



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