2017年10月20日

タルチョの飾り。

光は赤緑青(RGB:Red,Green,Blue)の三原色で、色料はシアン・マゼンダ・イエロー(CMY:Cyan,Magenta,Yellow)の三原色でつくられている。光のRGBは0%だと黒(暗闇)になり、100%ずつ重ねると白になる。それとは逆に光の反射で見せるCMYは0%だと白(無色)、100%だとほぼ黒になる。CMYの黒は僕たちの感じる真っ黒とは少し違うので実際の印刷ではK(Key;黒インク)を加えてCMYKの四つで表現している。

そしてこの世界はというと、青・白・赤・緑・黄色の五色で構成されているそうだ。



 
↑青・白・赤・緑・黄色。

黄 → 地 (大地,地球。固いもの・動き・変化に対する抵抗。)
緑 → 水 (流動・変化に適応。)
赤 → 火 (力強さ,情熱,動機づけ,欲求。)
白 → 風 (成長,自由。)
青 → 天 (空,虚空,何も妨げるものがなく全てのものの存在する場所。)


チベット人街を歩いていると、うちの外に吊るしたタルチョが色あせているのを思い出した。夏の日差しや雨風にさらされたからなんだろうが、布に書かれた祈りが風に乗って運ばれていったからなのかもしれない。新しいのを2本買って飾りなおすことにした。



 
↑タルチョが風にたなびくと、祈りや願いが風の馬(ルンタ)に乗って運ばれていく。

 
↑方形の旗が多いんだけれど、僕はDIY用に三角形のタルチョを使う。1本全長約6m、成都のチベット人街で5元(約80円)。本来五色のはずだが、なんでか黄緑とオレンジも加わって七色ある。サラダなんかが入ってる使い捨て透明容器を逆さにして、滑らないよう布などを貼り付けて、その上にぐるぐる巻きつける。容器の底に穴を開け、小さな重りをつけて、ひもで吊るす。都会のアパートで普通にタルチョを張るとちょっと怪しげあるいはマニアックな感じがしなくもないが、こんな形にしちゃえば結構いけるんじゃないかと思う。




出来上がったタルチョの飾りを庭に吊るした。風が流れるとひらひらなびき、ゆっくりと回る。
これがいつも視界にあるだけで、僕はなんだか穏やかな気持ちになれるんだ。




yakmeatball at 11:35|PermalinkComments(0)CHENGDU LIFE 2017 | チベット文化圏

2017年10月07日

柿を買うのは久しぶりだ。

コオロギなのかキリギリスなのか、それともほかの何かなのか僕にはわからないんだけれど、外から虫の音が聞こえてくる。国慶節、そして中秋節も終わり、成都は秋になった。季節の変わり目にやってくるこの大型連休は毎年どこかへ旅行していて、成都で過ごすのはもしかしたら初めてかもしれない。最近、ちょっと時間に縛られていたような気がして、時計を気にせず過ごしてみたくなったんだ。目覚ましはセットしない。予定は立てない。気の向くままに過ごすんだ。時間を有効に使おうなんてのとは程遠くて、ただだらだら過ごす日々ともいえる。でも、そんな気ままな時間が、今の僕にはとても贅沢に思える。

この超大型連休には、国内旅行だけで7億人もの人が移動するといわれ、海外旅行に出かける人も多い。きっと日本の観光地でも中国語が飛び交っているんじゃないかと思う。僕のアパートの周りはどうかというと、シャッターの下りた店がちょっとあるだけで、普段とさほど変わりない。ただ少し先の有名観光地、武侯祠や錦里周辺は観光客でごった返している。



 
↑大型連休らしく大賑わいの武侯祠周辺。



観光旅行とは無縁のすぐそばの通りを歩いていると、くだもの屋の店先に柿が並んでいた。秋だなあ。柿は好きなんだけれど、もう長いこと買っていないように思う。いつだったか、スーパーで「甘い」と言われて買った柿がものすごく渋くて、中国生活でがっかりさせられることにすでに慣れているとはいえ、それでもそれ以来柿を買う勇気は出なかった。その時のがっかり度は相当のものだったんだ。なのにどういうわけか今日は食べてみたくなり、店のおばさんに、この質問に意味があるんだろうかと思いつつ、「甘い?」と確かめてからいくつか買った。きっとスーパーの店員よりはあてになるはずだ。久しぶりの柿を手にして、ちょっとうれしい気分でうちへ戻り、早速皮をむいてみた。すると、ちょっとだけ甘くて、ほっとした。あばさんの言った「甘いよ!」という言葉の響きほど甘くはないけれど、渋いより、はるかにいい。



 
↑もう数日経てばきっともっと甘くなるに違いない久しぶりの柿。そして涼しくなったのでたくさん植えたパクチー。



8日間の大型連休も残り1日となった。あっという間でもなく、長かったわけでもない。そんなことは関係のない、目覚ましも腕時計もいらない1週間。たまにはこういうのもいいもんだ。


yakmeatball at 19:19|PermalinkComments(0)CHENGDU LIFE 2017 | 成都

2017年09月30日

蘭州行き快速寝台列車開通

蘭州拉麺で有名な甘粛省蘭州は、古くからシルクロードの要衝として栄え、イスラム圏だけじゃなくチベット圏への入口でもある。北はモンゴル文化圏に続いていく。昨日9月29日、その蘭州へ向かう成都発の快速寝台列車が開通した。今まで18〜23時間もかけて走っていた全長886kmの距離を12時間半で移動できるようになった。もちろん飛行機のほうが速いけれど、夕方発-早朝着 という夜行寝台は旅のプランによっては使い勝手がいい。成都-蘭州間は、2年後の2019年には高速鉄道も開通予定で、たった4時間で移動できるようになる。移動の選択肢がどんどん増えていくな。




K4512 成都発蘭州行き
成都北駅17:37発,蘭州駅06:00着,全長886km,時速160〜200km,所要12時間23分。
硬座/無座112元,硬臥(普通寝台)208元(約3,300円),軟臥315元。
停車駅:成都(北駅)17:37→19:03綿陽19:09→19:46江油19:52→23:33広元23:52→
→01:25隴南01:31→03:18岷県03:21→06:00蘭州

※逆方向の蘭州発成都行きは昼間の運行なのでちょっときつい。飛行機を使ったほうが便利。
K4512 蘭州09:50発,成都北駅21:03着,所要11時間13分。
硬座/無座112元,硬臥208元(約3,300円),軟臥315元。

(参考)成都−蘭州(空路) 毎日多数のフライト有り 所要約1時間半。
値段は、安い時は300元(約4,800円)くらいから、ピーク時は1,500元(約24,000円)とバラつきが大きい。




yakmeatball at 10:39|PermalinkComments(0)成都 | シルクロード圏

2017年09月14日

成都空港に地下鉄が繋がった。

成都の地下鉄工事は十数年前に始まった。「今日の不便は、明日の便利のため」 という素敵な標語があちこちに掲げられていた。そして、なかなか開通しないまま工事だけはひたすら続き、いつの間にかその標語は 「美しい嘘」 と呼ばれるようになり、「今日の不便、そして明日の更なる不便」 と言い換えられるようになって久しい。

それでも、少しずつは開通していき、以前よりは便利になってきた。そして先日とうとう、10号線(空港線)が開通した。10号線といっても、すでに開通しているのは1〜4号線だけで、5〜9号線はまだできていない。とにかく、僕が一番必要としていて、首を長くして待っていたラインは空港線なので、便利になったなあとやっと実感できる。「明日の便利」の「明日」が十年以上経ってやってきたんだ。

2020年には遠いところに新空港ができる予定で、なんだかなぁとは思うけれど、とりあえずそれまでの数年間は、空港アクセスの便利な状況が続くわけで、僕にとってはうれしいことである。


■成都地鉄10号線
6駅だけの短い区間で市中心までは行かないが、太平園站で市中心までいく3号線に接続している。
市中心--空港間を30分ちょっとで移動できる。
今年2017年末には7号線(成都北駅などを通る環状線)が開通し、それにも接続する予定。

[空港→市内]
空港T2站 始発06:05 最終23:05
空港T1站 始発06:08 最終23:08
[市内→空港]
太平園站 始発06:00 最終23:00

★10号線全長約10キロ、所要16分。
★地下鉄3号線「太平園」--「春煕路」(市中心)間は所要15分。

※成都空港(双龍空港)は市中心からそう遠くないので、出発地/最終目的地がエアポートバス付近の場合は、エアポートバスを使ったほうが便利なんじゃないかと思う。乗り換え不要だし、所要時間もさほど変わらない。(僕んちはエアポートバス乗り場からちょっと離れているのでかなり便利になった)




yakmeatball at 17:44|PermalinkComments(0)成都 

2017年07月27日

一時帰国用に安いSIMカード。

ずっと中国に住んでいて、僕には日本の携帯電話がない。たまに帰国しても数日間だけだから、街なかのフリーWiFiと公衆電話そして実家の電話でこと足りていた。でも今回は電話をかけることが多そうだったので、プリペイドSIMカードを買ってみた。帰国後に空港で買えばいいのかななんて思っていたんだけれど、時々日本へ旅行に行く知人にSIMはどうしてるのか聞いてみると、「淘宝(タオバオ)で買えるよ」と教えたくれた。早速 「日本 SIM」 で検索してみるとたくさん出てきて、日本で買うよりずっと安いようなので、ためしに使ってみた。

日本に入国したあと、SIMカードを差し込み、アクセスポイント(APN)を選択するだけで、すぐ使えるようになった。なんの登録も必要ない。モバイル通信専用のSIMだけれど、Skype等を使えばどこにでも電話はできるから問題ない。短期滞在で数日間だけ必要って人にはお得なSIMカードだと思う。



■僕が使ってみたSIMカード
日本4G上网卡
いろんな日数のSIMが用意されていて2日間分から買える。

使用開始から2日間有効 25元(約400円),
3日間有効 28元(約450円)
5日間有効 38元(約600円),
7日間有効 40元(約640円)←日本で買うと7日間で2000円ほどするらしい。
8日間有効 86元(約1380円)
15日間有効 108元(約1730円)
30日間有効 128元(約2050円)

※それぞれに設定された容量内は速度4G、容量を超えてからは速度3Gで期間内無制限に使える。3Gスピードでも全然問題ない。
※モバイルデータ通信専用。
※SoftBank LET の回線を使用。(よくわからないが香港経由っぽい)
※送料無料。時間がない場合、上海虹橋空港,上海浦東空港での直接受取も可。
※ドラッグストアーや大型電気店、免税店などの割引優待券も付いてくる。


↑標準,マイクロ,ナノ、すべてに対応。買うときにSIMタイプを選ぶ必要はない。




yakmeatball at 20:23|PermalinkComments(0)《日本》 | CHENGDU LIFE 2017

2017年07月23日

防空壕で読書。

今年の夏も、人民公園の地下にある防空壕が市民に開放された。長い成都の夏を、少しでも快適に過ごせるよう、真夏になると毎年ドアが開くんだ。地下内部は25度前後に保たれ、蒸し暑い地上から階段を降りて中に入ると、生き返った気分になる。短いのから長いのまで五つほどある防空洞には椅子とテーブルが並び、お茶の国らしく各所に給湯器も設置されている。ひまわりの種を食べながらおしゃべりしたり、麻雀やトランプをしたり、夏休みの宿題をする子供もいる。

僕も毎年真夏になると、一度はこの防空壕へ足を運ぶ。涼みに行くというよりも、防空壕を見に行くといったほうがいい。狭い穴やただの自動車トンネルは嫌だけれど、防空壕や洞窟といった怪しげ、あるいは神秘的なところは好きなんだ。



 
↑夏の成都のお気に入り、人民公園防空洞。“天然空調”だそうだ。



今回は、先日帰国した時に買った本を持って出かけた。アドラー心理学について書かれた「嫌われる勇気」という本だ。アドラーの見方を地下トンネルの中で読むと、しっくりくるような気がしたんだ。実際、しっくりきた。薄暗い地下トンネルだったらだめだった思う。近未来のSF映画に出てきそうな妙に真っ白なトンネルだからしっくりきたんだろうと思う。僕は昔から、ぐっと引き込まれそうな本に出会うと、すぐには読み進めずに、それを読むのにふさわしい場所を選んで、そこへ出かけることにしている。それは見晴らしのいい塔の上だったり、潮の香りが漂う海岸だったり、ベトナムあたりのオープンカフェの場合もあるし、都会の近代的で快適なホテルの一室だったりする。一冊の本を読むために、冬のラサの日当たりのいいテラスまで出かけたこともある。なんだそれ?って言われることもあるけれど、僕にはけっこう大切なことで価値のあることなんだ。

しばらく涼しい防空壕で本を読んでいると、隣にひと組の夫婦がやってきて麻雀の準備を始めた。アドラー心理学なんて全く縁のなさそうな二人で、なにやらいろいろ話しかけてくる。もうちょっと読み進めたかったんだけれど、しょうがない。僕は、そこで本を閉じた。


この真っ白で長い防空壕、何度来ても不思議な空間だなぁと思う。



■成都1号防空洞

場所:人民公園内の地下。
期間:毎年7月中旬から9月。気温30度以上でオープン。
開放時間:毎日9:30〜17:00(無料)。

※壁には愛国教育用に第二次世界大戦時代のパネルが展示されていることもあるが、この防空壕はその時代のものではなく、(なんと!)将来の核戦争に備え、70年代に中国全土に掘られた無数の防空壕のひとつ。中国のあちこちで“納涼防空洞”として市民に開放されている。

 
↑納涼防空壕の入口。入口は湖(大きな池)のほとりにある。

 
↑市民の憩いの場 人民公園は旅行者が出かけてもそれなりに楽しめる。





yakmeatball at 19:47|PermalinkComments(0)成都 | CHENGDU LIFE 2017

2017年06月26日

久しぶりにチャイ。

急にチャイが飲みたくなった。ミルクティーではなく、チャイが飲みたくなった。最近はしょっちゅうベトナム式のアイス珈琲を飲んでいて、飲みすぎたせいか、新鮮味がなくなってきた。だからなのかな、急にチャイが飲みたくなったのは。この暑いのにチャイってのもなにかなぁとも一瞬思ったけれど、シナモンをナイフでたっぷり削って、小さな鍋でぐつぐつと煮ることにした。



 
↑かんたんチャイと、木から剥がしっぱなしのシナモン。



出来上がったチャイを一口飲むと、インドの匂いや色、そして音がよみがえった。ついでにチベット人街で買ったインドのお香まで焚いてみた。うーん、いいなあ。


飲み物ってのは大事だよな。何を飲むか、ただそれだけで気分はずいぶんと変わってくる。そして気分を変えられる。




ここは中国で、お茶の国なんだけれど、僕は中国茶にはあまり興味がない。周りの人たちが一番よく飲んでいる“开水”(カイシュイ/ただのお湯、またはそれを冷ましたもの、しかも常温) にいたっては、問題外である。何がうれしくてそんなもの飲むのか、ちっともわからない代物だ。もっと心に響くような香りと味がしなくっちゃ。



 
↑飲みすぎたベトナム珈琲だって、ジンジャー、はちみつ、シナモンなんかを加えれば、また違った味が楽しめる。




今度は、いろんなスパイスを買って、もっと深みのあるマサラチャイを作ってみようかな。




yakmeatball at 17:43|PermalinkComments(4)CHENGDU LIFE 2017 

2017年06月16日

熱い成都で、さっぱりと梅干茶漬け。

夏といえば、ひまわりだ。緑色の大きな葉っぱに、Y100+M20の黄色い花。イエロー100%にマゼンダが20%プラスされたこの黄色が好きだ。この色のひまわりが毎日視界に入ると僕はうれしくなる。田舎住まいじゃないからひまわり畑ってわけにはいかないけれど、それでも大きいのから小さいのまで30本ほど育っている。去年収穫した種はまだたくさんあって、何ヶ月も続く成都の長い夏のあいだ中、いつもひまわりが咲いているように少しづつ時期をずらして種を植えていこうと思っている。



 
↑咲き始めたひまわり。冬に枯れかけたバナナの木ももちなおして、また大きな葉が伸びてきた。



夏らしいひまわりを見ながら、これに爽やかさが加わればもっといいな思った。日本には“爽やかなもの”がたくさんある。でも中国(成都)にはどういうわけかあまりない。爽やかとは無縁の文化のような気がする。“熱血”“熱情”という暑くるしいもののほうがよく似合う土地柄、人たちなんだ。それはそれで楽しいものだけれど、僕はやっぱり、夏にはもっと爽やかさがほしいんだよな。

食べ物もそうだ。風情もあって爽やかな“流しそうめん”といったようなものはもちろんないし、野菜サラダすら人気がない。夏に汗だくになって激辛の麻辛火鍋を食べるのが“キモチイイ”んだそうだ。ぼくはまっぴらごめんで、いつも油こってり、唐辛子たっぷりの四川料理を食べていると、「さっぱりしたものが食べたいよ」と、たまに叫びたくなる。そこで僕は、梅干ときざみ海苔を淘宝(タオバオ)で買った。どうしても梅茶漬けが食べたくなってしまったんだ。梅干は福建省から日本へたくさん輸出しているし、きざみ海苔は結構人気のあるたこやき(もどき)に使われるから需要があって、淘宝で簡単に買えちゃうんだ。日本にいたときは見向きもしなかった梅干ときざみ海苔。今の僕は、こんなもので結構 幸せな気分になれる。



 
↑記憶にある梅茶漬けとは微妙に違うような気はするけれど、気分気分。気分が大事。







深夜食堂 盐渍紫苏梅 出口日本紫苏调味梅500g
28元(約450円/送料無料)。
福建省産、日本へ輸出用のしそ梅。かつお梅もある。


日本寿司料理食材 章鱼小丸子材料 切丝海苔丝紫菜丝100g
17元(約270円/送料無料)。
江蘇省産、中国国内向けのきざみ海苔。かなりたくさん入っている。

※1元=16円計算





yakmeatball at 14:04|PermalinkComments(0)CHENGDU LIFE 2017 

2017年05月26日

成都地下鉄車内禁止事項。

中国には「文明wenming」という文字があちこちで使われていて、これは黄河文明などの“文明”ではなく、“文明的,礼節がある,道徳的”といった意味のほうの文明で、反対語は“野蛮yeman”となっている。成都の地下鉄も、文明的になるべく新しい交通管理条例を発令し、来月6月1日から施行されることとなった。



 
↑成都地下鉄。



この条例により、来月からは地下鉄車内で物が食べられなくなる。中国では朝食は通勤途中に済ませるという人が多くて、今までは車内で食べる人も多かったようだ。が、これからは禁止となり、注意されてもやめない場合は50元以上200元以下の罰金が科せられる。車内には治安警察みたいな人たちが常にいるので、こっそり食べるのは難しいだろう。今回食べ物が禁止されただけで、飲み物は飲んでもかまわないようだ。

新条例では車内での禁止事項が明確に明記されている。できない人がいるということなんだな。

食事禁止/喫煙禁止/ガムの吐き捨て禁止
糞尿等の垂れ流し禁止/ところ構わずの痰吐き禁止
果物の皮、紙くず、包装物等、ゴミのポイ捨て禁止
暴れ騒ぐこと禁止/寝そべり禁止/土足で椅子の上に乗ること禁止
物乞い禁止/廃棄物リサイクルゴミ等の拾い集め禁止
露店営業禁止/雑用品の積み上げ禁止
大道芸禁止/楽器演奏禁止/実演販売等の営業活動禁止
自転車(未包装の折畳自転車を含む)及び電動自転車持ち込み禁止
盲導犬以外の動物持ち込み禁止

うーん、大道芸と実演販売は禁止しないでほしかったかも。


 
↑こういうのダメ。(ニュース写真より転載)


無賃乗車をした場合は100元以上200元以下の罰金だそうだ。


 
↑こうやって無賃乗車するらしい。(ニュース写真より転載)



地下鉄ではないが、交差点には「横断歩道を渡りましょう」といった、交通ルール関係の立て看板があちこちにあって、僕は少しばからしくなる。子供用ではなく大人向けに書かれているんだ。十年以上成都の通りを見てきたけれど、改善のきざしはほとんどないわけだし、資源の無駄になるからやめたほうがいいんじゃないかと思っている。


 
↑歩行者、自転車、電動バイク利用者にとって、横断歩道も信号もあくまでも“参考”である。こんなだから衝突事故はよくある。昨日も目の前でバイクと車がぶつかった。




文明社会を築くというのは、実は大変なことだったんだな。

とは言っても、日本のようにルールでがんじがらめになってほしくはないなと、こっそり思っている。




yakmeatball at 15:05|PermalinkComments(0)CHENGDU LIFE 2017 | 成都

2017年05月17日

成都郊外の尼寺、温江大乗院。

成都の仏教寺院といえば、文殊院、昭覚寺、古大聖慈寺あたりが有名で、観光地としても賑わっているんだけれど、郊外には地元の人しか来ないような寺もけっこうある。先日、西の郊外「温江」へ出かけたとき、そんな寺のひとつに立ち寄ってみた。のどかな田園が広がっていた温江は、今では高層マンションが建ち並ぶ新興住宅地に変わっている。来月には地下鉄も開通し、伊藤ヨーカ堂まで進出するほどの発展ぶり(?)である。訪れた寺の名は「大乗院」、意外と大きくて、数ヶ月前の春節には大勢の温江市民で賑わったそうだ。普段は地元の人がたまに来る程度らしい。



 
↑温江大乗院。赤い横断幕がなければもっといい。

 
↑堂内には千手観音とか阿弥陀像(たぶん)なんかが祀られていた。



活気のある寺も観光気分で楽しいけれど、人のほとんどいない静かな寺もいいもんだ。



 
↑茶館や食堂もあって、精進料理も食べられる。精進料理というと聞こえはいいが、ただの肉なし料理である。セルフサービス、食べ放題、たったの5元(約80円)。見た目はともかく、素朴な味で、そのへんの食堂の油っぽい料理よりおいしいと思った。




■温江大乗院
場所:成都市温江区公平街道惠和村
成都の中心天府広場から西へ約20キロ。
交通(成都中心エリアから):
地下鉄4号線に乗り「文化宮」站 下車 → 金沙公交站から904路(始発)のバスに乗り「天乡路一段惠民路口」站 下車、そこから徒歩500m弱。
地下鉄4号線延長線開通(6月予定)後は、4号線で「湧泉」站まで行き、「温泉大道一段口」站から904路のバスに乗るほうが早く着く。
門票:無料



yakmeatball at 20:00|PermalinkComments(0)成都