ミズノプロの守備手がいい塩梅

WBC見てると井端が、そりゃあ、もう、カッコイイですよね。

坂本は守備であからさまにいくつかミスしてんのに、何で井端をレギュラー・ショートにせんのか?なんてぶつくさ言いながらテレビ見てるうち、オイラは普段基本的に守備手をしないのに、ミズノの守備手が欲しくてたまんなくなっちまいまして...。

なんでかって?
1←だって坂本は守備手してないけど、井端は守備手してるでしょ...。

本当はもう井端モデルグラブが欲しいんですが、今からオーダーすると型付けまで含めると夏ごろになるかもだし..。

今世間で発売されてる井端モデルってこのウェブじゃなくてL7Sみたいなウェブなんですよね。だから、この写真のような井端が今使ってるモデルはオーダー以外の方法では手に入らんのです。

んで、夏まで待てないオイラとしては、てっとり早く井端気分を味わう為に、取り急ぎ新しく発売されたミズノプロの守備手を購入したんですが、これがなかなか良かったんで今日はその話を。

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手の甲側は今までと同じツルツルすべる系の高級革っぽい人口革と、通気性の良い素材の組み合わせなのですが...






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手の平側はじぇんじぇん滑らない素材になってます。

感覚としてはグラブに中々手が入っていかないという感じ。

下部の網状になってるとこは通気性を良くしてるわけではなく、使用感に差し障りがない範囲のクッション素材が入っていて、硬式ユーザーにも優しい設計となっております。

2600円ですから守備手としては安くないですが、ミズノプロのラインとしては珍しく、水洗い可能なので、部活球児でも持てないこともないです。(高校野球対応品も発売してます)

間抜けなオイラは、どうせ近々ミズノプロで井端モデルグラブをオーダーしてしまうんでしょうが、それまでは、この守備手で我慢しつつ、WBCでの優勝を願おうかと思っております。

桑田真澄氏が語る体罰

強豪バスケ部のキャプテンの子が自殺しちゃった話題に絡んで、尊敬する桑田真澄氏が持論を展開していらっしゃいました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130111-00000042-asahi-soci

本来であれば、このリンクを貼って、引用は一部にとどめ、持論をアレするってのがあるべきブログの書き方だろうとは思うのですが、恐らく数週間後にはこの素晴らしい文面はネットから削除されちまうと思うんで、畏れながら、全文転載させていただきます。転載元明示してあれば、著作権上問題ない筈なので。


===以下、朝日新聞(yahoo japan内)からの転載===

【岡雄一郎】体罰問題について、元プロ野球投手の桑田真澄さん(44)が朝日新聞の取材に応じ、「体罰は不要」と訴えた。殴られた経験を踏まえ、「子どもの自立を妨げ、成長の芽を摘みかねない」と指摘した。

 私は中学まで毎日のように練習で殴られていました。小学3年で6年のチームに入り、中学では1年でエースだったので、上級生のやっかみもあったと思います。殴られるのが嫌で仕方なかったし、グラウンドに行きたくありませんでした。今でも思い出したくない記憶です。

 早大大学院にいた2009年、論文執筆のため、プロ野球選手と東京六大学の野球部員の計約550人にアンケートをしました。

 体罰について尋ねると、「指導者から受けた」は中学で45%、高校で46%。「先輩から受けた」は中学36%、高校51%でした。「意外に少ないな」と思いました。

 ところが、アンケートでは「体罰は必要」「ときとして必要」との回答が83%にのぼりました。「あの指導のおかげで成功した」との思いからかもしれません。でも、肯定派の人に聞きたいのです。指導者や先輩の暴力で、失明したり大けがをしたりして選手生命を失うかもしれない。それでもいいのか、と。

 私は、体罰は必要ないと考えています。「絶対に仕返しをされない」という上下関係の構図で起きるのが体罰です。監督が采配ミスをして選手に殴られますか? スポーツで最も恥ずべきひきょうな行為です。殴られるのが嫌で、あるいは指導者や先輩が嫌いになり、野球を辞めた仲間を何人も見ました。スポーツ界にとって大きな損失です。

 指導者が怠けている証拠でもあります。暴力で脅して子どもを思い通りに動かそうとするのは、最も安易な方法。昔はそれが正しいと思われていました。でも、例えば、野球で三振した子を殴って叱ると、次の打席はどうすると思いますか? 何とかしてバットにボールを当てようと、スイングが縮こまります。それでは、正しい打撃を覚えられません。「タイミングが合ってないよ。どうすればいいか、次の打席まで他の選手のプレーを見て勉強してごらん」。そんなきっかけを与えてやるのが、本当の指導です。

 今はコミュニケーションを大事にした新たな指導法が研究され、多くの本で紹介もされています。子どもが10人いれば、10通りの指導法があっていい。「この子にはどういう声かけをしたら、伸びるか」。時間はかかるかもしれないけど、そう考えた教え方が技術を伸ばせるんです。

 「練習中に水を飲むとバテる」と信じられていたので、私はPL学園時代、先輩たちに隠れて便器の水を飲み、渇きをしのいだことがあります。手洗い所の蛇口は針金で縛られていましたから。でも今、適度な水分補給は常識です。スポーツ医学も、道具も、戦術も進化し、指導者だけが立ち遅れていると感じます。

 体罰を受けた子は、「何をしたら殴られないで済むだろう」という後ろ向きな思考に陥ります。それでは子どもの自立心が育たず、指示されたことしかやらない。自分でプレーの判断ができず、よい選手にはなれません。そして、日常生活でも、スポーツで養うべき判断力や精神力を生かせないでしょう。

朝日新聞社

===転載以上===

この桑田さんの意見に全面的に賛成です。

部活内におけるミスは犯罪ではないわけですが、教育者を自認するようなタイプの人間が、どうして犯罪行為である暴力をもって私刑を与えることが許されると考えるのかが、個人的には本当に不思議です。

『体罰は絶対に仕返しをされないという上下関係の構図行われる、最も恥ずべきひきょうな行為』っていう標語を各運動部の部室に貼ってもらいたいもんです。

2013スラッガー

あけましておめでとうございます。
今年もイソガイスポーツさんから、スラッガーカタログ送ってもらいました。
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大きな変更は樹脂製のスパイク(表紙のやつ。アシックスとかのみたいに、樹脂底をくりぬいて軽量化してるタイプ)が出たのと、小さめサイズグラブの品揃えが増えたことぐらいかしら。
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来年は青木とナカジ、メジャーで二人の野手がスラッガーを使用!でもナカジの守備正直心配です。成功して欲しいが、メジャーで内野手はなかなか難しいからなあ。

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あたらしく加わったEG機能。グラブの開閉スムーズにするそうです...。
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ちなみにこの機能、ピッチャー用の19SEって型番(森福モデル?)にしか搭載されていない(オーダーでもこのモデルのみみたい)ようですが、ちょっと気になる機能ですね。

まあ、こんな感じで今年も草野球生活がはじまります。

バッティンググローブ

「バッティンググローブでオススメありますう?」ってコメントをいただきましたんで、それを書いちゃう。

↓過去、バッティンググローブについて当ブログでは2エントリー書いてます。


http://blog.livedoor.jp/yakyu_z/archives/1013018.html

http://blog.livedoor.jp/yakyu_z/archives/1200887.html

このうち、カッターズは正直イマイチかなあと思いはじめてます。

すべらなくても、何か手のひらにあるという感覚が...。

一度気になりはじめると、ちょっと使いづらい..。

bellerophonさんもすぐ破れたってサブブログの方で書いてましたので、耐久性でもアマチュア向きではないのかもしれません。

現在はadidasとアンダーアーマーの併用をしています。フィーリングで使いわける感じです。

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どちらも手のひらに、継ぎ目がなく、違和感を感じないところが特徴。

どちらもそこそこ高価な為か、感覚的にも柔らかく、非常に気に入っています。

こっちの記事でわたなべさんという方がコメントしてくださってる「手のひら面につなぎが全くなくて素肌感覚」ってのがっすべてなのかもしんないですねえ。

オイラのL5

DSC_0001たかおさんという方から「Zさんのイソガイさん型付けのL5がすごく捕りやすそうで、イソガイさんに型付けをお願いするときに参考にしたいと思っているのですが、もしよければボールを捕球した状態の写真などあげてもらえないでしょうか?」との書込みをいただいたのでアップしてみる。


DSC_0002
ただ、実際にボール挟んで写真とったら、自我撮りの為か、逆に上手くイメージが伝わらない感じになってしまったので、ボールなしです。

上の画像が捕る前で、下が捕った後ですね。

写真で見ると思ったよりも閉じているように見えるが、感覚としても、実際見ても見ても、ホントはほんの少し閉じただけ。

下の画像がFULL MAX閉じた状態。

球が入ってくると自然に閉じる感じのイメージ。

球は常に捕球面に見えており、取り出しやすい状態なので、送球もスムーズ。

BlogPaint
盗塁を刺す時、セカンド・ショートやってると、こういう角度で球が入ってくるイメージで捕球したい時が良くあると思うのですが、そういう時でも不安ゼロ。

低いショートバウンドをこの形で捕球し、アウトにしたら、元甲子園球児のキャッチャーから「ようあれ捕ってアウトにまでしてくれましたねえ、ありがとうございます!」とか言われて、すんげえ嬉しかったよ。

まあ、こんな感じでオススメですね。

磨きについて

DSC_0004
これ、おいらのL5なんですが、ツヤ出過ぎじゃないかしら?

最近ほんとピカピカになってしまっておる。

というのも最近になって、あることをするとツヤが出やすいって発見してしまったからなんです。


DSC_0005
ちなみにこっちは背面。

やっぱツヤツヤでしょ?

んで、何を行っておるのかと言いますと...

まずは過去のエントリ(手入の仕方 その1手入の仕方 その2)に書いたように、ローションで汚れとって、イソガイのオリジナルオイルつけて、綿で磨いて、ってとこまではほぼ今まで通りです。(ちなみに最近はネル生地は使ってない)

でその後、冷蔵庫で冷やしてるんですね。

これは何ではじめたかというと、夏場ってどうしても暑さでグラブがゆるむ感覚があるんですよね。

ちょっと前のなんかの番組で、立浪さんが「柔らかくなったグラブを冷蔵庫に入れておくといい固さに戻ってる」みたいな事をおしゃってたのを思い出して試してみたところ...

3時間ぐらいたって確かにグラブは固さを取り戻してる感じではあったんですが、それと同時にほんのり革表面に、わずかな湿気を感じるわけです。

冷蔵庫の中は乾燥してますから、これは恐らくグラブ内部にあった微量な水分が表面に浮き上がって来たものだと思われます。

あれ、これはもしかしたら!と思い、その湿気を感じる冷たいグラブをムートンで磨いてみたらアラびっくり。

写真のようにピカピカになっちまったんですよ。

革靴磨く時って微量の水を付けて磨くのご存じでしょうか?

恐らく、革表面がそれに近い感じのいい塩梅になったんじゃねえかなあ?と予想してます。

ひょっとしたらアタッチメントグリスが固まっちゃたりとかのリスクは考えられますが、やり過ぎなきゃ良さそうな方法じゃねえかと思います。

ただ、おいらみたいに、独身で、冷蔵庫の中は飲み物だけって環境じゃないとなかなか難しいかもしんないね。

野菜とか冷やしてる横だと臭いが心配だし、奥さんとかお母さんとかにも怒られそうだし。

桑田真澄が語る「日本のキャッチャーは世界一」

ナンバー今号のナンバーに、ダルビッシュのこれまでのメジャーでの各登板試合を桑田真澄が分析するという内容の記事が載っていた。

前回、
こちらで書いた内容をさらに補強するような内容になっており、日本のキャッチャーの技術力の高さが説明されていたので、その部分だけ抜粋させていただく。

2012.4.9初戦の対シアトル戦が今一つの内容(5回3分の2 被安打8 4四球 5失点)だったことについての分析の一部です。 
括弧(【】)内は桑田氏ではなく編集部が書いた文章。

===以下抜粋内容===

トレアルバもう一つはキャッチャーの違いです。日本のキャッチャーは世界一です。メジャーのキャッチャーは、良い音を鳴らそうとか、投手が投げやすいように構えるとか、あまり意識していない。

低めに投げるとミットが落ちて「パサッ」と捕るし、高めに投げても音が出なくて「ボンッ」と捕る。そうすると、目と耳からの情報で、あれっ、今日はボールが行ってないのかなと錯覚してしまいます。

日本のキャッチャーは低くてもミットが落ちないようにしっかりとめてくれるし、高めでも「パーンッ」といい音を鳴らしてくれますからね。この違いは大きいんです。

最初、メジャーのキャッチャーは体が大きいし、構えも大きいから、一瞬、キャッチャーまでがすごく近く感じられて、投げやすく感じます。

ところが、いざ投げてみると、集中できない。写真を撮るときにファインダーを覗いてもぼやけて、ピントがスパッと合わない感じかな。

マイク・ナポリもヨービット・トレアルバも、ミットと顔がものすごく離れてるんですよ。

日本のキャッチャーは低く構えてくれるから、ミットとキャッチャーマスクとヒザの3点で小さい三角形を作ってくれる。そうするとピッチャーとしてミットに向かったとき、フォーカスしやすくなります。

それがメジャーのキャッチャーの多くは背中を伸ばして大きく構えるから、顔は高い位置にあるし、股関節や足首が硬いから低く構えられない。

そのくせミットだけ低い位置に置こうとするから、いびつで巨大な三角形ができちゃうんですよね。目線が分散されてピントを合わせにくいんです。これって、日本ピッチャーにしてみれば、ものすごく投げにくいものなんです。

【苦しんだマリナーズ戦では打線の援護で白星を挙げ、その後も結果だけを見れば順調に白星を積み重ねているダルビッシュ。

それでも彼のここまでのピッチングをつぶさに見ていくと、引き出しの多さでバッターを抑えてはいるものの、まだ苦しさが垣間見えると桑田は言う。

ボールが抜ける、甘いコースを痛打されるといった、日本では有り得なかったシーンも少なくない。】

ダルビッシュ君の「らしさ」が感じられないのは、キャッチャーが構えるミットの位置にも原因があります。

日本のキャッチャーは追い込んだら、ボールゾーンにミットを置いてくれますが、メジャーのキャッチャーはストライクゾーンの甘いところに平気でミットを構えます。

ダルビッシュ君ほどのピッチャーになると、ボールがミットに吸い込まれていくような感覚で投げているはずです。キャッチャーが構えたミットに正確に投げてきたから、体がそれを覚えている。

そんなところに投げたら打たれちゃうよというところに構えられたら、本当にそこに投げちゃうんです。


===以上抜粋内容===

世界で一番の日本キャッチャーの技術を見れるのは、NPBだけなわけで、そう考えると、捨てたもんじゃないよね。

このあたりもアピールしつつ、海外にソフトとして売り込んでもらいたいものです。

桑田真澄が語る日米キャッチャーの違い

キャッチャー先日岩隈がめった打ちを喰らってしまったシアトル対巨人のオープン戦で、解説の桑田真澄がメジャーにいってから岩隈の調子が悪いことの一因として、日米のキャッチャー構えを上げていた。

メジャーのキャッチャーは、顔、ミット、膝の3点がバラバラで、小さく構えてくれないので、非常に投げ難いく、正直、日本のキャッチャーの方が圧倒的にキャッチングも上手いとのこと。

一緒に解説していた長谷川滋利に「一部上手い人もいるが、メジャーのキャッチャーは基本的に(後にそらさぬよう)とめるだけって感じですよね?」と同意を求めるなど、かなりハッキリと日本キャッチャーの優位性を言い、メジャーキャッチャーをdisっていた。

長谷川も基本的にはその意見に賛成していた。

日本のキャッチャーまた、岩隈が打たれた決め球の変化球が、ことごとくストライクゾーンからストライクゾーン内で変化していることを指摘。

日本のキャッチャーはボールゾーンに落とす際など、ボールゾーンに低く構えるが、メジャーのキャッチャーはストライクゾ−ン内でしか構えを取ろうとしないので、日本にいる時の感覚でキャッチャーのミットを目掛けて投げては駄目で、自分でボールゾーンに投げるのだと意識する必要があるとのこと。

岩隈はまだ反射的にキャッチャーのミット目掛けて投げているので、それが打たれてしまってる一因であると。

岩隈はこの放送見てただろうか?是非、参考にしてメジャーでも成功して欲しいもんだと思うのだが。

荒木・井端二遊間コンバートの理由

前回に続いて、J SPORTSでやっている「マル秘メジャー」の話題。

今度は荒木・井端のコンバートについて。

===以下テキスト起こし箇所===

荒木・井端一般の方からの「荒木選手と井端選手の二遊間のコンバートの理由を教えてください」という質問に対して。

落合:あいつらズルし始めた。野球をナメ始めた。

遠藤:ええ〜!

デニー:はい、名言でました「野球をナメ始めた」。

落合:やっぱりね、野球ってのは体でやるんだよ、目でやるんじゃないんだよ。(動物が)獲物を最後までおっかけるのと一緒で、追っかけなきゃいけないの。それを、ああ、オレはこいつを捕まえることは出来ねえんだーつって途中で止めるようになったら、それはもう一回イチからやり直ししなきゃいけないってヤツ。

遠藤:厳しいなあ〜。

デニー:諦めるようになったってことですか?球際を?

落合:ていうよりも、自分の目で判断するようになった。体で判断するんじゃないんだわ。(コンバートに)メチャクチャみんな反対したんだよ。

デニー:森さんも反対したんですか?

落合:みんな反対した。

森:オレも反対した。

遠藤:だって僕らから見れば出来上がってるものでしたから..

落合:(食い気味に)できてねえ。

遠藤:そうですか...

落合:うん。

デニー:僕は単純に井端の脚力が落ちたので、それかなと思ったんですが..

落合:それもある。

デニー:井端のセカンドは、ああ、あってるなあと。でも荒木のショートのスローイングはどうなんだっていう..

落合:それもある。あるのは分かってんだけども、昔、亜細亜大学の井端がやってる時の監督に聞いた「この子本質的にはセカンドだよ、ショートじゃないよ」ってのが、どうやってもオレの頭からはずれないんだわ。でも替えることによってあそこまで落ちるとは思ってなかった。

森:目があったからな...基本的には替えた方が両方が長持ちするっていうのはあったよ。でもショート荒木のスローイングっていうのが、どうしても..オレから言ったら、守り側からしたら...っていうのはあったけど、これがまた元に戻るんなら、それもいいことだし。

落合:で、オレは、2年ないし3年荒木にショートやらして、それでセカンドに戻す予定だったの。

デニー:言ってましたよね。

落合:そしたら、今までにないセカンド荒木が出来上がるっていう、その構想だったの。

森:オレらがもし今年も(中日のコーチを)やってたら、外国人の内野手を...

落合:そう、ショートを連れてくる予定だったの、これはもう話はしてあったの、ショート連れて来いよ!っつって。で、荒木をセカンドに戻す予定だったの、井端サード、森野がファースト、ブランコはよそに持ってかれてもいいよってところまで全部段取りはつけてあったの。

デニー:森さんはいつもブランコ売れるよっていう風に言いますもんね。トレード出すよって。こうやって見ると来期構想はこんな感じだったんだな、みたいな。

落合:2年後3年後までシナリオ作りながらチームを作っていってたの。でもそれを一切しなくても良くなったから楽になったことは確か。

===以上テキスト起こし箇所===

今回は落合監督インタビューで良くありがちな、禅問答のような雰囲気が..。

デニーがわざわざ、球際を諦めるようになったってことか?って分かりやすくなるように聞いているのに、またわかりづらい言葉で返すあたり、これぞ落合節ですね。

※なお前回と同じく、人がしゃべった内容をテキスト起こしする場合、そのままだと意味が通じなくなるケースが多いので、随時語尾直し等の修正を行っていますのでご了承ください。

日本シリーズ完全試合寸前、山井降板の真相

落合J SPORTSという衛星放送やCSを中心としたテレビ局でやっている「マル秘メジャー」という番組で、今年中日を辞めた落合元監督と森元ヘッドコーチがインタビューを受けていた。

番組MCはデニー友利とココリコ遠藤。

この中で大変興味深い話題が取り上げられていたので、テキストで起こしたいと思う。

その興味深い話題とは...まあ今更感もあるとは思うのだが、例の「日本シリーズ完全試合寸前、山井降板の真相」。

今までも散々取り上げられてきた話題だが、基本的に「真相は藪の中」的な形で結論づけられてしまうことが多かった話題だ。

森しかし、今回、落合・森両氏はチームを辞めたこともあって非常にざっくばらんに、そして、プレッシャーから開放された為か、非常に楽しそうにこの話題を語っている為、真実が見えてくるような気がする。

心情の流れや迷いが凄く読みとれて、非常に面白い。

※なお人がしゃべった内容をテキスト起こしする場合、そのままだと意味が通じなくなるケースが多いので、随時語尾直し等の修正を行っている点はご了承ください。

===以下テキスト起こし箇所===

一般の方からの「世間では落合監督は非情と言われますが、森コーチはどう思いますか?」という質問に対して。

森:非情って何が非情なのかオレにはわからない..

落合:いや、これ非情っていうのは恐らく山井の1件(2007年日本シリーズ第5戦)だろう..(笑)

森:この前の送別会の時に山井が来て、「一つだけ最後に聞いていいですか?」って言うから、「おお、なんだよ?」って言ったの。「もしあの時...」「あの時って何?完全試合か?」「はい。あの時もし僕が(9回も)行くって言ったら行かせてくれましたか?」って。で俺は、「お前が行くって言うなら俺は喜んで行かせてる..」って

落合:オレも行かしてる。

森:ただ葛藤はあったよ..監督もあっただろうし、オレも。

落合:どうしようかなって(笑)

森:監督はオレの顔見てスーっていなくなってるから(笑)どっかに逃げてったのは知ってて(笑)

デニー:これはいい質問ですねえ。

森:山井を使って5回6回まで、ノーヒットノーランや完全試合なんて誰も考えてないよ。

遠藤:まあ、そうですね。

森:で5回終って6回終った。7回終ってもまだオレは普通にあいつと会話してたの。「オイ、まだノーヒットでランナー出てない。でもマウンド言って5球6球投げる時にセット(セットポジション)やっとけよと。いつランナー出てもいいようにちゃんとしとけよ」っていうのはオレ5回から言ってたの。

デニー:言ってたんですか!

森:言ってたよ、オレは言ってる。でも、みんなが6回7回になると(山井を)避けてくじゃない?オレが避けたら今まで来たヤツが来なくなったら、おかしくなると思ったから、オレは6回も7回も8回も行った。その時ユニフォームが血に染まってるってのも知ってた、ファールボールとか帰って来た時に、ボール見た時に血が付いてるっていうのも分かってた。

落合:それはオレも知ってた。

森:それでオレは言ったよ監督に。「(指の)豆がつぶれてるってのはありますよ」と。でもこれだけのピッチングやってて...完全試合だから、9回っていうのは7番8番9番の下位打線、普通に行ったら出来ないことはない...けれども、プレッシャーは凄い。

遠藤:そりゃ凄いですよ。

森:で、もう7回から岩瀬も用意してるし、いつでも行けますよ、とは言ってるけど..で、監督は..、これは後から聞いた事だけど、「どうすんのかなあ」って言っていなくなったんだって。で、山井から「あの..岩瀬さんでお願いします..。もうここまで出来たんで..」ていう話があって...。「お前が言ってくれてオレは安心した」って答えて。


デニー:でもあの時って、世の中がものすごく特に落合監督にひどかったじゃないですか?

落合:オレ今だからいうけども、8回終って、ね、ベンチから後へ下がった時に、いやあ、これどうすんだろうな〜って、こうやって頭かかえてたんだよ。

森:その時監督は(ベンチに)いないんだから。いないのよ、オレと山井が話してる時に「アレ監督どこいったんだ」って。

デニー:感情的にはやらせたかったんですか?

落合:いや、100%やらせたかった(キッパリ)

森:監督がそう思ってるってことは、オレなんてもっとそうだよ、完全試合なんて絶対出来ないよ(キッパリ)

落合:ベンチの裏のコーチ室に行って「やあ〜、8回完全じゃ、どうすんだろうな〜」って、オレがお茶飲みながらこう(頭をかかえるしぐさ)やってたら、シゲ(森コーチ)が入ってきて「山井ダメです、岩瀬行きましょう、マメ潰れて本人がダメです」って言われて、良かった〜と思ったもん、オレ(笑)

森:結論が出たの。

デニー:山井の言葉で救われた部分があるんですね。

森:そう、オレ言ったんだもん、山井に、「お前の言葉にオレたちは救われたよ」って。

落合:そうだよ。

森:お前が行きたいって言ったら、オレ行かしてるけど、あとになって(山井がランナーを出塁させてから)岩瀬が行くとなると...、オレたちは、ええと、49年ぶりかなんかの..

落合:53年ぶり。

森:とにかく日本一になりたいってのがあったから...ここまで来て無駄にすることは..もしあそこで負けたり逆転されたら..まず(第6戦、第7戦は)勝てない..

落合:北海道行ったら、まず無理だろう、っては思ってた。

デニー:あの時に監督が言ったのは、一番大変だったのは岩瀬だって。

森:もちろん、そう、岩瀬。オレはその気持ちがわかるから。

デニー:(森コーチはクローザーを)やってるから(わかりますよね)。あの時勝たなきゃいけないっていうだけで、9イニングのケツをしめるってだけでも大変じゃないですか?

森:本当だったら(流れを変えない為に)動きようがないゲームなのよ。野手も動かしちゃいけない、ピッチャーも動かしちゃいけない..基本的にはね。

落合:そう、絶対動かしちゃいけない。でも山井が「自分がもうダメです」って言ったから、ああ、これで腹は決まったっていうやつなの。

森:例えばランナー1人出たとして、岩瀬に代えたらもっときついな、っていうのがあったんで、代えるんなら頭しかないだろうと。

遠藤:なるほど。

落合:本人も何とか8回まではがんばろうと思ってたと思う。9回は岩瀬でって本人は思ってたと思う。でもあそこでね「9回もオレが行く」って(山井が)言ったら、やっぱり2人(落合・森)も行かしてる。

森:間違いなく行かしてる。

落合:間違いなく行かしてる、それをねえ、周りがとやかくお前ら勝手なこと言うな!っていうやつ。

デニー:やっぱり世の中の人が知りたいことが一杯あるんですよ!

森:知らなくてもいいことじゃない?

デニー・遠藤:いやいやいやいや...

===以上テキスト起こし箇所===

どうでしょう?

落合監督も人の子で、以外に人情家だなあって良くわかる内容だと思うのですが。

ちなみにこの降板についてはウィキペディアでもまとめられているのであわせてみたらさらに興味深いと思う。

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