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あっと言う間に師走です。(^^ゞ

私の普段の読書はSFがほとんどです。中学1年生から文庫本を買い集め、確か最初に手に取ったのが「レンズマン」(E.E.スミス)で、今に至ります。推理小説もファンタジーもこよなく愛し、最近のライトノベルにも手を伸ばし、アニメから西尾維新にも入り浸り。まあ、2020年に定年を迎えるサラリーマンの読書歴としては、ちと恥ずかしいかも。

もう一つの流れが、実は科学関係の一般書。算数ができない私ですが、数学的素養があれば、間違いなく「科学者」になっていたかった昔の夢が今も渦巻いています。・・・そう、あくまで「夢」です。

最近手に取ったのが、新版「動的平衡」(福岡伸一)。まだ読書の途中ですが、「生命」をどう考えるのか、私としては久々に勉強になる視点を教えて頂いたように感じています。

要は、川の流れの中のよどみみたいなところが生命であって、絶えず中身は変わっているけど、動きながら持続的な生命を維持している。生命を細かく分割し、複製しても、時間軸、川の流れのなかの平衡を再現できなければ、「命」に到達できない。

生命は平衡のうえに成り立つので、たとえ病気を薬で治しても、それは平衡を乱す行為であり、生命に負担をかける。個々の命だけでなくその周りの環境も含めて相互作用のうえに成り立っていることを忘れてはならない。

一人の生命活動はエントロピーに対する抵抗だけれども、でもやがて老化によりエントロピーの流れに帰していく。しかしながら種としての生命は、子孫に受け継がれ、サスティナブル、持続可能性のある生命を引き継いでいく。

生命は(あるいは世の中の動きの多くは)、「動的平衡」のなかにある。そう考えないと本質を見失う。

私自身も毎年高齢者の仲間入りをしていきます。高齢化社会の諸問題があるなかで、このような生命の根源にかかわる考え方というのは、心の平安をもたらす大事な素養と考えています。

さて、今週の「New Photo」は、久々に千里川土手に戻ってきました。月初めですので表紙の写真も変更しました。