November 17, 2009
Disk No.1211: EDU KRIEGER / Correnteza
Edu Kriegerの良さって何だろう?勿論よい曲を書く事は、Maria Rita等が彼の曲を多く取り上げている事から自明である。ただ「良い曲」といっても彼の曲は非常に古典的だ。まるでSamba classicの様な、典雅で懐かしい旋律が、彼の曲の特徴であろう。そして自身のalbumにおいては、その古典的に美しい曲を、simpleでありながら、新しいsambaの感覚で解釈するのである。その中には、programmingや、rhodesや、electricalな要素が盛り込まれている。しかしそれでも古典的曲想が浮かび上がって来るところが、彼の貴重な個性である。お知らせ
最近、アルゼンチンやウルグアイのDisk紹介がかなり増えてしまい、これらは別のブログにお引っ越しさせる事に致しました。
で、新しいブログは、
MUSICA de AZUL y BLANCO
yamablog共々御贔屓に。
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November 15, 2009
Disk No.1210: FORRO IN THE DARK / Light A Candle
Disk No.738 (March 08, 2007)の1st以来2年ぶりとなる"Forro in the Dark"の2nd。彼のやっている事は、言ってみればブラジルのど田舎の音楽Forroを、NYのdance floorに引きずりだして、さらにはカッコいいとまで思わせてしまうのである。もともとForroもdancableな音楽ではある訳だけれど、もちろん其処は、そのまんまやってしまっている訳ではない。だからこそ彼らは注目に値するのだが。さてnew albumもほぼ前作の路線の継承で、恍けた味と、素敵なgrooveのごった煮なのである。November 12, 2009
Disk No.1209: 原田知世 / Eyja
白状すれば、もともとは伊藤ゴローくん関連と言う事で、「聴いてみた」のである。前作「music & me」を。そして今ではすっかり表現者「原田知世」の大ファンである。この新作もゴローさんのproduce。ゴローさんと、知世さんは色合いがとても似通っていると思う。であるからこそ、ゴローさんは知世さんの魅力を実に良く知っていて、結果このような素敵に透明なalbumが結実するのだと思う。今回も知世さんの作詞が沢山あって、これも(私の想像の中では)とても知世さんらしい。北欧的な、透明な空気感と柔らかな陽射しを感じさせる素晴らしいalbumです。-------
eyja
November 11, 2009
Disk No.1208: GIANA VISCARDI & MICHI RUZITSCHKA / Coffee & Music
やっとやっとPCが復帰!予定よりずっと長期間かかってしまいました。で、復帰後1枚目は、 Dimancheの堀内さん企画の本作を。もともと私Giana Viscardiの音楽のファンでありますから、このような好企画は、すぐに食いつきます。Coffeeにまつわる曲を集めた本作ですが、その曲はBrasilものは勿論、Frenchであったり、Jazz Standardであったり様々なのだけれど、もとよりcoffee timeにぴったりの寛ぎに満ちた曲ばかり。GianaとMichiの2人のintimateでsimpleな演奏に、少しばかりのpercussion。極上のrelaxationをもたらしてくれます。------------------------
COFFEE & MUSIC
October 26, 2009
Disk No.1207: EZEQUIEL BORRA / De Todos Los Dias, Las Cosas Del Mundo
Disk No.1195 (Sept. 26, 2009)で最近の愛聴盤として紹介しました、Ezequiel Borraの4年ぶりのNew Album。なんと2枚組。そしてこれはまた傑作の誕生です。ちっぽけな部屋の中に小さな扉が沢山あって、そこを開けると様々な無限が広がっている。それは地上的でもあり、汎宇宙的でもある。彼の音楽を聴くたびそんなimageに捕われます。minimalでいて、imaginationは無限である。お座敷的宇宙なのです。popで、electricでかつacousticで、そしてexperimentalで頼りない、Ezequiel Borraの小宇宙を感じて下さい。2枚それぞれにJacketが準備されています。これもまたsimpleでartistic。こういうセンスも含めて好きなんだ
なぁ〜。新譜がらみの動画はまだ発見できず。------------------------------------------------
De Todos Los Dias, Las Cosas Del Mundo
October 25, 2009
Disk No.1206: GRETCHEN PARLATO / In a Dream
Gretchen Parlato、待望のsecond album。Jazzのみに留まらない自由な感性で注目をされた1st(Disk no.1086, Nov. 27, 2008)同様に、Herbie Hancock, Wayne Shorter, そしてDuke EllingtonなどのJazzから、Antonio Carlos Jobim, Stievie Wonder、そして自己のoriginalまでと、選曲は実に幅広い。delicateな歌唱と、儚い余韻を残した表現は、Gretchenだけの魅力に溢れています。今回もLionel Louekeがguestで参加。ジャンルなど関係なくお勧めしたい逸品。----------------
In a Dream
October 21, 2009
Disk No.1205: MAKI NOMIYA x FERNANDA TAKAI / Maki-Takai no Jetlag
野宮真貴さんと、Fernanda Takaiちゃんという、日伯を代表するpop artistのco-laborateによる5曲入りのmini album。これはもちろんsuper popと呼ぶべき快作であります。輪郭のはっきりした野宮さんの声と、foggyで余韻を引きずるTakaiちゃんの声、このcontrastが実に楽しい。そしてJohn Ulhoaの創り上げたsoundが、素晴らしくkitschでsuper pop。これだけ見事なpop musicは滅多にあるもんじゃありません。------------------------------
MAKI-TAKAI NO JETLAG
October 20, 2009
Disk No.1204: POL / Queres Estar Solo
ArgentinのSanta Fe出身のSSW、Polのalbumです。これが実に素晴らしい。日常に存在する様々な音源とelectronicな音、acousticな楽器の音、そしてPolの柔らかいhigh tone。これらを丹念に配置して、再構築することで出来あがったsoundは、実にmodernでpopで、そして良い意味で捻くれています。Lisandro Aristimuñoあたりのお好きな方には、きっととても気に入って貰えるでしょう。------------------------
Queres Estar Solo
October 19, 2009
Disk No.1203: V.A. / In The Sunshine: Jazzy + Folky + Brasilian
素敵なcompilation albumを紹介しよう。HMV Japanの山本さんの選曲による、title 通り、jazzyでfolkyでbrasilianな曲、artistを集めたalnum。Clara Moreno, Marcia Lopes, Adriana Maciel, Alexia BomtempoなどのBrasil勢の他、Laila Biali, Lori Cullen, Joe Barbieri, Joahim Jannin, そしてYusa, Erin Bode, Harcsa Veronika, Sara Gazarekなど、私の大好きなartistの曲が、"In the sunshine"というkeywordの基にcompileされています。全曲見事に柔らかい「陽射し」を感じさせる曲で統一されていて、実に気持ちがよい。山本さんの感性に拍手。(動画はHarcsa Veronika)---------------------
in the sunshine
October 18, 2009
Disk No.1202: NAOMI & GORO / Passagem
Naomi & Goroの"Bossa Nova Songbook 2"に続くNew Album。前作と同時期にRio de Janeiroのmember(Itamar Assiere (p.), Jorge Helder (b.), Eduardo Neves (fl./sax.), Rafael Barata (dr./perc.))をbackingに録音されたもの。無論"Bossa Nova Songbook 2"は素晴らしい出来だったが、私は本作を待ち望んでいたのです。なぜかと言えば、本作はほとんどがNaomi & Goroいずれか、または2人のoriginal曲 。そう、Rioの強者達がNaomi & Goroの音楽をどのように表現し、そして如何にGoroちゃんが彼らをGoroちゃん色に染めるのかが、とても興味深い、と思っていたのです。そして出来上がった本作は想像以上に素晴らしかった。ここに表現されているのは紛れもないNaomi & Goroの独自の音楽で、Rioのmember達はそれを実現する最良のpartnerと言えるでしょう。坂本龍一、Jaques Morelenbaumが1曲ずつguestで参加しています。----------------
passagem
October 17, 2009
Disk No.1201: CLAUDIA CUNHA / Responde A Roda
これすでにZezinho de Sambatownさんがblogで紹介していましたが、誠に良質な作品であります。Bahia出身というSSW、Cláudia Cunhaの2008年作。もともとindiesであったものを2009年にBiscoito Finoがreleaseしたという、それだけ注目に値する作品だと思います。Sergio Santosがproduce, arrange, violãoで全面的に彼女をback up。さらにLéa Freire (fl.), Toninho Ferragutti (accord.), Zeca Assumpção (baixo), Tutty Moreno (perc.), Swami Jr (violão 7 cordas), Nailor Proveta (sax.)という強力なbackによる超良質なsound。そして繊細で余韻に満ちたCalaudiaの歌の魅力に溢れている。こういうのをメッケものという。-----------------------
Responde a Roda
October 15, 2009
Disk No.1200: KINGS OF CONVENIENCE / Declaration of Dependence
Norwayのacoustic duo、"Kings of Convenience"の5年ぶりのalbum。Eirik Glambek Boeと、Erlend Oyeの2人によって創り上げられたsoundは、美しく儚い情感を纏った旋律のみならず、 こだわり抜いた録音と、simpleでacousticな演奏によって、彼ららしい、徹底的に透明な音空間として完成されています。そして今回特筆されるべきはrhythm, beatへのこだわり。洗練の極みというべき旋律と、activeなrhythmとの出会いは、Brasil音楽ファンにもきわめて受け入れやすい魅力を備えているのです。 ---------------------------------
Declaration of Dependence
October 13, 2009
Disk No.1199: CARLOS CAREQA / Tudo Que Respira Quer Comer
これは、或る方に強烈にレコメンを受けました。そもそもSão Pauloの、ちと捻くれた、そして知性的な音楽が好物の私にはそれは見事にツボなのです。伝統的なBrasil的な音楽的要素を軽くデフォルメし、少しの前衛と、Rock魂とでpopにまとめ上げた音楽は、喜劇役者でもあるという、Carlos Careqaという男の哀愁でもって、一つの個性的な音楽として完結しているのです。São Pauloな捻くれた音を演出している重要人物はMusica Ligeiraでもお馴染みのMario Manga。その他Monica Salmaso, Toinho Ferragutti, Guello, Sylvio Mazzuca, Maria Alcinaなど。とぼけたJacket workも素晴らしい。レコメン頂いた方の思惑とおり、今年の重要作品の一つに、私もカウント致します。October 09, 2009
Disk No.1198: WILLY GONZALEZ CUARTETO / Agua
いかん、これもカッコいい。なにがいかんってこれもArgentinものだ。6弦bassのWilly Gonzalezを中心に、Pepe Luna (g.)、Mario Gusso (perc.)、Hernan Crespo (accord.)の4人によるsound creation。基本的coneptはJazzなのだが、根っこにfolkroleをドッシリともっていて、その境界線やジャンル別け等と言うものを、自ずと拒絶している。自由に壮大に、時に祝祭的に、緊張感溢れる演奏はJazzとFolkroleの最良の邂逅といえましょう。---------
Agua


