2007年03月04日
益子川直美の『なんでも食べちゃうぞ』 さ○○うどん
「こんにちは! 益子川直美です。今回の『なんでも食べちゃうぞ』は、後輩の信田美帆子ちゃんと、香川県の琴平でおいしいものを食べ歩いてま〜す!」
「先輩・・・おいしいものはいいんですけど・・・また、うどんですか・・・」
「なに言ってるのよ。琴平といえば讃岐うどんに決まってるじゃない」
「それはそうですけど、昨日からうどんしか食べてないじゃないですか。他にもおいしいものがいろいろとありそうな気がしますけど」
「ちっちっち・・・。いい? グルメレポーターっていうのは、遊びで食べ歩いてるんじゃないのよ。今回は、うどんにテーマをしぼって徹底的にレポートするの」
「なるほど。プロは厳しいんですね」

「アルティメットうどん・・・? 変わった名前の店ね」
「入るんですか」
「もちろん。気になるものは食べる、これが基本よ」
「は〜い、いらっしゃい。おやおや、これは益子川さん。初めまして。久しぶりだすな」
「またあんたか・・・」
「知り合いですか、先輩」
「まあ・・いろいろとね・・・。で? 今回は、うどん屋さんなわけ?」
「今回は・・・って、オラは先祖代々、讃岐うどん屋でがす」
「東北なまり丸出しで、よく言うわね。うどんをお願いね」
「へいへい。益子川さんが来てけだがらには、究極のうどんをご馳走するでがす」

「は〜い、おまちどう〜。これが『アルティメットうどん』でがす」
「・・・先輩・・・。このうどん、なんか異臭がしませんか」
「確かに・・・。ねえ、ご主人。これ、いたんでるわけじゃないわよね」
「冗談でねえっす。打ち立てでがすよ!」
「そう・・・。じゃあ・・・いただきま〜す」
「いただきま〜す」

「おええっぷ! なんじゃ、こりゃあっ!」
「うえ・・・後口が悪いですね」
「あいや〜・・・。グルメたるお方に、この味がわかんねえとはな」
「なんなのよ、このうどん?」
「くさやの干物は知ってるすぺ?」
「ええ、もちろん」
「あれを作る『くさや液』ってのは、長い年月をかけて熟成させてるんでがす。だから、焼き鳥や鰻のタレみたいに代々受け継がれてるんだとか」
「ああ。そういえば、そんな話を聞いたことがあるわね。じゃあ、このクセのある臭いも、『くさや』みたいに長い年月で熟成されたものなのね」
「わかってもらえたすか」
「先輩。そうなると、アルティメットうどんを作ってるところを見たいですね」
「そうね。ねえ、ご主人。見学させてもらってもいいかしら」
「どんぞ、どんぞ」
「ふむふむ・・・。これが、うどんの生地ね」
「んでがす・・・。これを足で踏むことで、コシのつよい麺ができるんでがす」
「ビニールか布に包まないの?」
「それだと、アミノ酸や、その他もろもろのエキスが浸透しねえだすからな」
「エキス・・・?」
「これだす。これ」
「くさっ! 臭いの原因はそれね」
「代々、洗わずに履きつがれている靴下だす」
「おっ!おえ〜っ!
お・・・おのれは〜っ!!」めりめりめり・・・
「ぐぎゃっ! 益子川さん・・・逆エビ固めだけは、やめでけろ」
「どうしてよ」
「うどんだけに、コシが命でがす」
「・・・つまらん」
「あ〜・・・いててて・・・・。おわびに、秘蔵のうどんをご馳走すっから、勘弁してけさい」
「今度は大丈夫なんでしょうね」

「はい、おまちどう〜」
「あら、早いのね。それは?」
「讃岐うどんならぬ、真田うどんでがす」
「聞いたことないわね。ちょっと扁平だけど・・・」
「先輩・・・それ、本当にうどんなんですか? なんか生き物っぽいんですけど」
「これ、原料はなんなの?」
「サナダムシでがす」
ぼこっ

ぼこっ
ぼこっ


「死ねっ!」
「むぎゅう〜・・・」
「せ・・・先輩・・・そんなに殴ったら・・・」
「ちょっと、やりすぎちゃったかしら・・・」
「あ、気絶する前に言うことがあったでがす」
「うわっ。不死身か、あんたは」
「麺類だけに、のびるでしょう」
ばたんきゅ〜

「だから・・・つまんね〜んだよ」
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この記事へのコメント
1. Posted by chako 2007年03月04日 22:29
靴下だったか〜私は素足だと思ってましたよ。

2. Posted by kaz10000 2007年03月04日 23:19

サナダムシダイエットを画策していた女を知っている。たったひとりだけ知っている。知りたくないけど知っている。
3. Posted by 益子チルドレン 2007年03月05日 02:35
そういえば四国のどっかにイナバウアーうどんってありましたがそれとは違う類のものですよね。
4. Posted by 福岡の松本君 2007年03月05日 22:23
実はうどん発祥は博多だったりする・・・とどこかで聞いた気がします。

