和歌山城に行ったのだが、その南側にある岡門口のすぐ前の国道26号線を渡ったところに岡公園という公園がある。
たまたまそこに和歌山市電(南海和歌山軌道線)の車両が保存展示されているのを見つけたので、見てきた。すぐ近くにはC57 119も保存されていた。

和歌山市電についてはWikipediaなどを参照願いたし。

路線が1971年(昭和46年)に廃止になるにあたり、南海から和歌山市に寄贈の申し出があり、1971年にここに設置された。
その時に運転されていた321形 7両のうちの1両である。
現存するのはこの321号と322号だけとのこと。そういう意味では貴重な存在だ。
1963年(昭和38年)に日立/笠戸工場(山口)で製造された鋼鉄製車体。
定員80名(座席32名)。台車にはコイルバネを使用している。

保存状態はよい。地元の方が塗装補修をボランティアでされているようだ。
ただ、設置スペースに余裕が無いので、写真を撮ると、とても窮屈な写真になる・・・
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正面。特徴はカエルの目玉みたいな上部に設置された2つの前照灯だ。
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台車はコイルバネを使用している。
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全体 こんな感じで檻に入れられている感じだ。
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そのすぐ近くにはSLが。
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こちらも油で拭いたりしてサビが出ないようにメンテナンスされているようだ。
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キャブの部分には階段も設置されているので、一般に公開されることもあるのだろう。
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やはり、屋根に覆われ、柵で囲われた保存展示車両はメンテナンスしていると、美しい状態を保てる。

国や自治体はこの手の文化遺産も積極的に保存していってほしいものだ。
訳の分からないモニュメントなんかを建てるよりその街の歴史を後世に伝えるような展示物の方がずっといいと思うのだが・・・