たんぽぽ舎です。【TMM:No3060】
2017年4月22日(土)その2 地震と原発事故情報-
                4つの情報をお知らせします
                         転送歓迎
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★1.「若狭の各自治体の財政…決して原発マネーで
   潤うわけではない」
   「私たちはどんな社会、どんな国をめざすのか
   未来を語るべき」
   なぜ「原発で若狭の振興」は失敗したのか
   (著者:山崎隆敏)を読んで
           橋田秀美(若狭の原発を考える会・京都市)
★2.6年前の3.11に思いをはせ
   「フクシマわすれない!」のコールに特別な感慨
   単なる飲み会をはるかに超えた、充実の学びの懇親会
   「九電本店前テント6周年大行動・懇親会」に参加して
                    ハンナ&マイケルさん
★3.メルマガ読者からの情報提供(抜粋)
                黒木和也 (宮崎県在住)
★4.新聞より3つ
  ◆<今村復興相>また質問打ち切り 前回と同じ記者
              (4月21日毎日新聞12:34配信より)
  ◆「いじめの放置しないように」
   原発いじめ 横浜市教委に両親要望
           (4月22日東京新聞朝刊29面より抜粋)
  ◆テロの標的   師岡(もろおか)カリーマ(アナウンサー)
          (4月22日東京新聞27面「本音のコラム」より)
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※明日です!4/23(日)「反原発自治体議員・市民連盟」第7回総会
  どなたでも参加できます
  講演:【これからの日本のエネルギー政策について】
  講師:秋本真利衆議院議員(原発ゼロの会所属)

日 時:4月23日(日)14時(開始) 13時半開場
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
問い合わせ:「反原発自治体議員・市民連盟」(TEL FAX 03-5936-0311)
講演会費:500円(会員は無料)
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※<今村復興相>またもや質問打ち切り!西中記者に対して
 4/29緊急講演会ご参加を!
 今村復興相と対決したジャーナリスト西中誠一郎さんと
 避難者の緊急講演会
 -安倍政権の原発被害者切り捨てを止めさせ、
  住宅補償打ち切りを撤回させるために-

日 時:4月29日(土・休日)14時より16時30分
第1部 取材報告:西中誠一郎氏(ジャーナリスト)
第2部 「既に家を奪われ生活困窮者が出ている、
     住宅無償提供打ち切りを撤回させよう!」
        瀬戸大作氏(避難の協同センター事務局)
        松本徳子氏他 原発事故避難者の皆様より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:たんぽぽ舎・脱被ばく実現ネット
賛 同:反原発自治体議員・市民連盟
    共同代表・武笠紀子、福士敬子ほか
参加費:800円(避難者は無料)
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┗■1.「若狭の各自治体の財政…決して原発マネーで
 |  潤うわけではない」
 |  「私たちはどんな社会、どんな国をめざすのか
 |  未来を語るべき」
 |  なぜ「原発で若狭の振興」は失敗したのか
 |  (著者:山崎隆敏)を読んで
 └──── 橋田秀美(若狭の原発を考える会・京都市)

 若狭をくまなく歩いてアメーバデモやチラシ配布をしながら、「原発のない若
狭をめざしましょう」と訴えてきた私は、この本の題名に非常に惹かれて一気に
読んだ。
 「国策である原発を受け入れたのは苦渋の選択だった」と若狭の首長たちは口
をそろえて言う。故に「原発マネーで生活が良くなるだろうし、そうであって当
たり前。」そう期待していた。

 それがどうだろう、若者はいなくなり、箱物ばかりが建設されるが観光客はど
んどん減っていき維持費に窮している。自立できる産業は衰退の一途。
 なぜこのような事になったのか、著者はいろんな観点から読み解いている。若
狭の各自治体の財政を数字で表し、決して原発マネーで財政が潤うわけではない
ことを「見える化」して示しているのは説得力がある。

 「15基もの原発を造らせた福井県は愚かなのか?そうではない」と、原発立地
住民の抵抗の歴史も紹介しているが、高浜の漁村の区長さんの言葉が胸にしみる。
「今のままで十分暮らしていける。平和な村を壊してくれたら困る。土地を売っ
て金をもらっても一時的なもの・・・結局は生活基盤を失くすだけ。こういった
投機的な火遊びを取り除くために、今こそ立ち上がって反対しよう。」

 この論理が明快ですごく倫理的であるとの指摘はまったく同感だ。経済や科学
ばかりが主張されるが、そこに人の命や生活がある以上、倫理的な面からの考察
が絶対必要だと思う。
 そして、「私たちは、どんな社会、どんな国をめざすのか未来を語らなければ
ならない。」と提言している。

 これは、反原発運動のみならず、私たちが生きていく社会生活において常に基
本として問われる姿勢ではないだろうか。
 原発全廃をめざす者にとって、これからの運動へのヒントが盛りだくさんに示
されている。
 若狭を愛してやまない筆者の熱い思いも感じられる渾身の1冊である。

※《事故情報編集部》より補足
 タイトル:なぜ「原発で若狭の振興」は失敗したのか
   著者:山崎隆敏
  出版社:白馬社  850円(税別) 120頁
 ご注文は、お近くの書店やインターネットをご利用下さい。


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┗■2.6年前の3.11に思いをはせ
 |  「フクシマわすれない!」のコールに特別な感慨
 |  単なる飲み会をはるかに超えた、充実の学びの懇親会
 |  「九電本店前テント6周年大行動・懇親会」に参加して
 └──── ハンナ&マイケルさん

◎ きょう(4月20日)はテント6周年ということで、看板も支援者から届いたピ
カピカの真新しいものに変わっていました。
 思い起こせば、2011年の4月20日、寝袋に潜り込んで夜を明かす1人用の簡易
テントが立って以来、紆余曲折を経て、いまだに脱原発の九州の拠点としてテン
トがあるのですから、これはやはり偉業ですね。
 金ぴかの星を6つ貼り付けたお祝いカードをお届けしました。(ミシュランの
ホテル格付けだって5つ星までですから、星6つのテントの居心地は世界一です
ぞ!)

◎ 「6周年大行動」では、テント設置作業の朝10時から、NHKの取材があっ
たようです。毎週の金曜行動では、明かりが数か所灯っただけの真っ暗なビルに
向かってのスピーチやコールですが、この日の大行動はテント撤収の3時ごろま
で。
 社員の皆様も、ガラス戸のむこうではありましたが、こちらのスピーチに身じ
ろぎもせず、耳を傾けていらっしゃるようすでした。
 それもそうでしょう、スピーチの中にもあったように、九電の発展と幸せを、
こんなに真剣に、日夜祈り、無報酬、手弁当で行動している市民なんて、めった
にいるものではありませんから。

◎ 九電さんが、福島第一原発事故をおこした東電さんのような辛い目に、どう
かあいませんように。東芝さんのように愚かな買い物をして、借金で苦しみませ
んように。
 会社のために、ご家族を養うために、誠実に働いていらっしゃる社員の皆様が、
後ろ指を指されたりする事態がおきませんように。
 万一にも、玄海や川内で過酷事故が起こった時、一般市民に知らされるよりも
前に事故の通知を受けた幹部の皆さんが、交通渋滞に巻き込まれる前に家族を遠
くに逃がしたいと望んでも、それは許されないことだからと、ご家族と連絡も取
らずに断腸の思いで会社に踏みとどまって事故処理にあたり、体を壊したりする
ことがありませんように…
 そんな思いを心に秘めて、参加者が入れ代わり立ち代わり、様々なスピーチを
行いました。
 九電さんも私たちの熱い思いを受け止めるべく、にぎにぎしくビル全体を飾り
つけてくださっていました。(ビルの端から端まで渡されたロープとカラーコー
ンで。あれはめったにない光景ですので、どなたか写真撮られていた方がいらし
たら見せてください。)

◎ その合間には、この日のために特別に作られたコールの赤い紙を手に、皆で
シュプレヒコールです。いつも唱えているコールですが、やはりこの日は、私た
ちの運動のすべてが始まったあの6年前の3・11に思いをはせ、「フクシマわ
すれない!」のコールに特別な感慨がこもります。

◎ 差し入れのすばらしい「テント6周年」の横断幕が掲げられた農民会館での
夕方の懇親会は、早めに来た人たちが、次々に訪れる人を迎え入れては「ようこ
そ!」の乾杯が続き、アットホームな雰囲気です。
 時刻きっかりに、正式に青柳行信さんの開会の辞で始まったころは、もう準備
した席は早くもいっぱいになっていました。
 テント常連さんに加えて、遠くから駆け付けた久しぶりの顔触れや、初めての
方など、興味深い自己紹介で、単なる飲み会をはるかに超えた、充実の学びの会
になりました。
(4/22原発とめよう!九電本店前ひろば第2194日目報告より抜粋)


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┗■3.メルマガ読者からの情報提供(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.<福井県>反原発活動中止要請 県庁近く「通行の妨げ」
  毎日新聞4/21(金)21:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000110-mai-soci
2.島根原発1号機も配管に穴=空調用の87カ所に―中国電
  時事通信4/21(金)20:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000137-jij-soci
3.<原発事故>除染土利用 評価割れる地元
  河北新報4/21(金)11:07配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000005-khks-soci
4.東芝が自社株購入呼び掛け 上場廃止の恐れ、社員反発
  東京新聞2017年4月21日15時30分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017042101001613.html


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┗■4.新聞より3つ
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 ◆<今村復興相>また質問打ち切り 前回と同じ記者

 東京電力福島第一原発事故の自主避難者に対する発言で批判を浴びた今村雅弘
復興相が21日の閣議後記者会見で、フリーランスの記者からの質問を「もういい
よ」と遮る一幕があった。
 記者は「自主避難者への住宅支援が打ち切られ、行き場のない人もいる。国が
調査しないと、実態が分からないのでは」と質問。今村復興相は「いろんな方が
いらっしゃる。よく聞いてから対応したい」と答えた。同じ記者が「把握できる
のか」と再質問しようとしたところ、いらだった様子で「もういいよ。他の人ど
うぞ」と質問を打ち切った。会見の最後にも質問されたが、答えずに退席した。
 今村復興相は4日の会見で、同じ記者とのやり取り中に激高し、自主避難者が
帰還できないのは「本人の責任」と発言。その後、謝罪して撤回し、「感情的に
なりおわびする。今後は冷静に対処したい」と釈明していた。【安高晋】
(4月21日毎日新聞12:34配信より)


 ◆「いじめの放置しないように」
  原発いじめ 横浜市教委に両親要望

 東京電力福島第一原発事故で福島県から横浜市に避難した男子生徒(13歳)がい
じめを受けた問題で、市教育委員会は21日、「いじめの訴えがあってから1年7
カ月間、組織として対応しなかった」として、生徒が小学5,6年時の校長や副
校長、市教委の担当者ら計6人を処分した。岡田優子教育長については「管理監
督者として組織マネジメントが不十分だった」と、林文子市長が文書で厳重注意
した。(中略)
処分を受け、生徒の両親は「私たちは(いじめの対応で)初動で放置された。子
どもが放置されることがないよう改善し、実行してほしい」とコメントした。
             (4月22日東京新聞朝刊29面より抜粋)


 ◆テロの標的    師岡(もろおか)カリーマ(アナウンサー)

 乗っ取られた旅客機がニューヨークの世界貿易センタービルに突っ込んだ瞬間
の衝撃は、今も鮮明に記憶している人が多いだろう。2001年9月11日の米同時多
発テロでは、他にも国防総省本部が攻撃を受けた。超大国の金融と防衛の中枢を
標的に、極めて周到に準備された奇襲攻撃。世界最強の軍隊と諜報機関をもって
しても、防ぐことはできなかった。
 この事件の首謀者とされるアルカイダの幹部2人に、最初で最後のインタビュー
を許された男がいた。エジプト人ジャーナリスト、ユスリー・フーダだ。この会
見の舞台裏をフーダは後に著書で明かしており、邦訳もある。その中で首謀者の
1人はこう語っている。「標的として、当初はいくつかの原子力発電所が候補に
挙がった。だが収拾がつかなくなる可能性があるので、やめた。今のところは」。
 テロリストの「分別」に世界が救われたという、皮肉。今のところは。
 地震多発国が原発を持つべきではないということは証明されたが、想定外のテ
ロが発生する世界で原発が稼働しているのも、考えてみればずいぶん楽観的だ。
9・11のような手際の良さで飛行機が突っ込んでも、原発を守れるのか。
 東京五輪を開催するために「共謀罪」が不可欠だというが、大会の安全を確保
するなら、まず脱原発が先決ではないか。
        (4月22日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

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