たんぽぽ舎です。【TMM:No3371】
2018年5月24日(木)地震と原発事故情報-
               6つの情報をお知らせします
                        転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.5/21「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」結成集会決議文
                      参加者一同
★2.軍隊を捨てたコスタリカ
   「コスタリカの軌跡」の映画を見ての感想
           中村由博(たんぽぽ舎メルマガ会員)
★3.全国7原発で“腐食穴”見つかる、原子力規制委が公表…ほか
  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
                黒木和也 (宮崎県在住)
★4.柏崎原発空調換気系ダクト-3号機に亀裂、最大13センチ…
  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
               金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★5.メルマガ読者からのイベント案内  (お問い合わせは主催者へ)
 ◆5/26(土)画期的で驚愕の成果を挙げたウクライナ訪問の報告会  
★6.新聞より1つ
 ◆東電 飯舘住民と和解拒否 慰謝料増額 ADR打ち切りへ
            (5月23日東京新聞夕刊8面より) 
━━━━━━━ 
※5/27(日)連続講座にご参加を!
 東電は責任を取れ連続講座「原発と人権と国連」

 お 話:森松明希子さん他~国連人権委員会でのスピーチ報告をもとに
     欧州での講演や母子避難の苦労、区域外避難と住宅問題等報告
 日 時:5月27日(日)14時より17時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 主 催:東京電力本店合同抗議
 参加費:800円(避難者無料)
━━━━━━━ 
※5/29(火)講演会にご参加を!
 朝鮮半島情勢と拉致被害者
 拉致問題、核・ミサイル問題は対話と交渉によって解決可能
 元「家族会」事務局長・蓮池 透さんに聞く!

 日 時:5月29日(火)19時より21時(18時30分開場)
 お 話:蓮池 透さん (拉致被害者・蓮池 薫さんの兄)
    ※浅野健一さん(人権と報道・連絡会)のコメントもあります
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.5/21「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」結成集会決議文
 └──── 参加者一同

 日本原電(株)は、東海第二原発の再稼働(20年延長申請)審査を昨年
の11月24日に原子力規制委員会に申請した。
 現在、原子力規制委員会による適合性審査が行われているが、東海第二
原発は1978年に運転を開始し、今年の11月28日に40年を迎える老朽原発で
あり、11月27日までに、全ての審査を終えなければ廃炉となる。

 原発の立地30キロ圏内には96万人の住民が暮らし、一度過酷事故が発生
すれば、1500万人が生活する東京はもとより、50キロ圏の栃木東部、80キ
ロ圏の千葉をはじめ関東一帯の住民は避難するまもなく、被ばくする。
 東海第二原発は、東日本大震災で被災、損傷した原発である。急遽建設
された6.1mの防護壁から進入した津波により、非常用発電機1台が停止。
冷温停止まで3日半かかるという事態を引き起こしている。

 また、応力腐食割れなどの劣化が進行し、シュラウドのひび割れも発覚。
茨城沖地震が頻繁に発生している中で、中規模な地震によってもひび割れ
が破断となり、制御棒が挿入できなくなる事態が懸念されている。
 このような重大な危険性がある原発を運転継続40年の原則を反古にし、
再稼働することは許されない。
 さらに、東海第二原発は、東電福島第一原発事故を引き起こした原発と
同型の沸騰水型原発である。
 事故原因の究明も曖昧なまま、新規制基準への適合性のみで安全が担保
されるわけではなく、二度目の過酷事故は防ぐことはできない。

 建設時270ガルだった基準地震動は、1009ガルに引き上げられているもの
の、一定程度は強化されたところもあるが、原子炉の基本構造はそのまま
であり、見せかけに過ぎない。
 又、原電は、『燃え易いケーブルの半分を難燃性ケーブルに交換。残り
は防火シートでくるむ』としている。だが、安全系のケーブルについて言
っているだけで、ケーブル全体総延長1400kmから見ると、既に難燃化し
てあるのが6%、今から難燃性に交換するのは9%のみである

 原発事故は地震や津波だけで起きているわけではない。スリーマイル島
原発事故や国内の事故例を見ても、安全対策費の削減による事故が繰り返
し起きている。
 日本原電は、東海第二の再稼働にあたって、1740億円の安全対策費を東
電などからの資金援助によるとした。その費用はさらに膨らむであろう。
 一企業の商業利益と引き換えに住民の暮らしといのちが犠牲になる再稼
働は断じて許せない。
 東海村には核施設が集中している。原発に隣接する東海再処理施設に放
置されている「高レベル放射性廃液」は、冷却機能が失われれば東日本全
滅の破局的事態になる。

 「新規制基準」に照らしても、東海第二原発の再稼働審査は同施設を複
合災害の審査対象にしなければならないことは明らかである。
 廃止が決まった再処理施設には防潮壁はなく、廃液のガラス固化に20年、
施設廃止には70年を要する。
 JCO臨界事故、動燃再処理工場火災事故、原子力機構プルトニウム被
曝事故。繰り返される事故に住民の不安と怒りは計り知れない。
 茨城県内44市町村6割の27自治体において、20年延長反対、再稼働反対
の意見書が可決されている。

 もはや、日本原電、東電、東北電などの電力各社、規制当局に私たちの
いのちと子どもたちの未来をゆだねることはできない。
 3月11日、首都圏の市民と茨城の住民500名は、日本原電に対し、東海第
二原発の再稼働反対、廃炉を求める抗議、申し入れ行動を行った。

 東海第二原発の再稼働は私たち首都圏の住民の力でとめる。
 そのために大衆的な闘いを拡大強化し、再稼働を許さない行動をより広
範囲な皆さんに訴え、共に行動するため、本日、『とめよう!東海第二原
発 首都圏連絡会』を結成する。
 日本原電は直ちに東海第二原発の再稼働を撤回し廃炉とすべきである。
 右決議する。

2018年5月21日「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」結成集会参加者一同


┏┓ 
┗■2.軍隊を捨てたコスタリカ
 |  「コスタリカの軌跡」の映画を見ての感想
 └──── 中村由博(たんぽぽ舎メルマガ会員)

 僕が生まれる2年前の1947年5月3日に日本国憲法が施行されて71年が
経った。この間、日本は海外で一発の銃弾を撃つこともなく歩めたのは、
世界に誇るべき憲法9条があったからだ。
 先週4/30(月)、越谷市中央市民会館で自主上映された「コスタリカの
軌跡」を家内と一緒に見てきた。
 中米コスタリカは日本の憲法9条と同じで憲法に軍隊の保有を禁じる条
文がある。映画はコスタリカの積極的平和国家の作り方を紹介したドキュ
メンタリーだった。
 コスタリカは1948年の内戦が終了後に軍隊を廃止して、その浮いた軍備
費で教育・医療・福祉等の社会保障を全て無料にした。
 1987年ノーベル平和賞を受賞したアリアス元大統領が映画に登場して
『無防備こそが最大の防御。軍隊を持たないことで強くなった』と訴えて
いた場面は非常に圧巻だ。
 1970年代に中米ニカラグアやエルサルバドルなどの国は内戦が続き、米
ソの代理戦争となっていたのが中米紛争だった。
 この紛争を終結させたのは人口がわずか300万人余りの小国コスタリカの
「平和憲法」と「非武装中立」政策だった。調停を積極的に進めたのがア
リアス大統領だった。彼はこの功績で1987年度のノーベル平和賞を受賞した。
 さて、日本のゴロツキ・ペテン師のアベ・シンゾーが積極的平和主義と
ほざいた安保法制(戦争法)とは「同盟国である米国を始めとする関係国
と連携しながら、地域及び国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的
に寄与していく」である。
 米国(米軍)は地球上の行く先々で戦争を起こしているにもかかわらず、
その米軍の手先となって自衛隊を参戦させるのが積極的平和主義と云って
いるとは狂気の沙汰だ。
 ここでジャーナリストの伊藤千尋さんが講演会で述べていたことを思い
だした。
 『日本と同じ平和憲法を持つ中米の小国コスタリカ。しかし、日本と違
うのは実際に軍隊を廃止し、積極的な平和外交を展開していることだ。コ
スタリカ憲法第12条では、自衛権を含め、国防のための再軍備は否定して
いない。しかし、周囲の国が内戦に突入した中米紛争の時代も再軍備せず、
逆に周囲の国の紛争を終わらせる平和の道を選んだ。』

コスタリカ共和国憲法第12条
 恒久的制度としての軍隊は廃止する。
 公共秩序の監視と維持のために必要な警察力は保持する。
 大陸間協定により若しくは国防のためにのみ、軍隊を組織できる。いず
れの場合も文民権力にいつも従属し、単独若しくは共同して、審議するこ
ともできない。

 映画『コスタリカの軌跡』は非常に示唆に富み、現在の日本を顧みるの
に非常に役立った。戦争する国は戦うことを教え、戦争しない国は話し合
うことを教えるのがコスタリカの教育だ。
 無防備が最大の防御とし、軍隊を持たないことで強くなったコスタリカ
へ行きたくなった。



┏┓ 
┗■3.全国7原発で“腐食穴”見つかる、原子力規制委が公表…ほか
 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.全国7原発で“腐食穴”見つかる、原子力規制委が公表
  5/23(水)15:38配信「TBS News i」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180523-00000059-jnn-soci
2.小泉純一郎氏が新潟知事選野党統一候補と面会し激励
  5/23(水)17:23配信「日刊スポーツ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00217627-nksports-soci
3.小泉元首相、安倍政権の原発政策に「憤慨している」
  5/23(水)17:23配信「日刊スポーツ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00217626-nksports-soci
4.古里3・4号機の鉄板4235カ所が厚さ基準未満…30年間知らなかった
  5/23(水)17:17配信「ハンギョレ新聞」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00030658-hankyoreh-kr


┏┓ 
┗■4.柏崎原発空調換気系ダクト-3号機に亀裂、最大13センチ…
 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発空調換気系ダクト-3号機に亀裂、最大13センチ

 原子力規制員会は23日、全国の原発などで中央制御室の空調換気系ダク
トに腐食による穴などがないか調査した結果、一部に腐食や穴、亀裂が見
つかったのは7原発12基だったと明らかにした。
 このうち東京電力柏崎刈羽原発3,7号機では計9カ所の穴や亀裂があ
り、3号機で最大13センチの亀裂もあった。
 東電は安全性に問題はないとしているが、規制委は腐食の深刻さを重視
し、影響をさらに調べる方針だ。
 ダクトに穴があると、原発事故時は放射性物質が中央制御室に流入し、
運転員が被ばくする恐れがある。東電は応急処置をしており、「中央制御
室の性能に影響はない」としている。ただ、腐食部のさびが激しく、穴も
大きいことから、規制委は東電の調査が妥当かどうかを確認する。
 柏崎刈羽3号機は、縦13センチ、横5センチの亀裂のほか、腐食して空
気が流入する箇所が4カ所あった。
 新規性基準の適合性審査に合格した7号機でも同様の箇所が計4カ所あ
った。
  (5月23日「新潟日報」より抜粋)


┏┓ 
┗■5.メルマガ読者からのイベント案内
 |     (お問い合わせは主催者へ)
 └──── 

 ◆5/26(土)画期的で驚愕の成果を挙げたウクライナ訪問の報告会

報告1:国際チェルノブイリ連盟に加入(佐原)
    福島の現状報告にメディアの反応(佐尾)
    元気になった子どもたち(丸田)
報告2:食品の放射能基準は危険(小若)
日 時:5月26日(土)14:00より16:30
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:食品と暮らしの安全基金 TEL048-851-1212
参加費:1000円(資料として、『食品と暮らしの安全』6月号を配布)
【懇親会】17:00より18:30
  4種の超美酒を味わいながら、ざっくばらんな意見交換
参加費:1000円

 国際チェルノブイリ連盟から入会を打診され、日本人初のメンバーとし
て小若代表が入会。この秋の総会で団体としての加盟が承認されると、
「国際チェルノブイリ連盟」は「チェルノブイリ-福島連盟」と名称変更
される予定です。
 国連のアドバイザーを務めIAEAにも発言してきた国際組織に属する
ので、これまで意見が届かなかった国連機関にも意見を言えるようになり
ます。私たちはそのための体制づくりの準備を始めます。
ご多用とは存じますが、ぜひご参加ください。


┏┓ 
┗■6.新聞より1つ
 └──── 

 ◆東電 飯舘住民と和解拒否 慰謝料増額 ADR打ち切りへ

 東京電力福島第一原発事故で一時避難区域となった福島県飯舘村の住民
約300人が、東電に慰謝料の増額を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)
で、東電が国の原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解案を拒否す
るとの最終回答をしたことが、住民側弁護士への取材で分かった。手続き
は打ち切られる見通しで、今後、民事訴訟となる可能性がある。
 ADRを申し立てていたのは、放射線量が高く立ち入り制限が続く帰還
困難区域に隣接している村内2地区の住民。センターは東電に、被ばくの
不安への慰謝料として計約1億3千万円の支払いを求める和解案を示し、
18日までの最終回答を求めていた。
 住民側の弁護団は「東電は政府に『和解案を尊重する』と言っておきな
がら実際は拒絶しており、二枚舌は厳しく非難されるべきだ」とコメント
した。
      (5月23日東京新聞夕刊8面より) 

────────── 
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】
 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
   掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
 400文字以内でお送り下さい。
  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
 ます。予めご了承ください。
────────── 
 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
  ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
 ◆メールマガジンをお送りします
  たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
  発信しています。
   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
  送ってください。
  違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
  間違いの元となりますのでやめて下さい。
  登録できしだい発信致します。
 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ
  ります。
────────── 
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、
       日曜・休日はお休みです。
   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
              ダイナミックビル5F
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
       新HP http://www.tanpoposya.com/
       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
   口座番号 00180-1-403856