たんぽぽ舎です。【TMM:No3305】
2018年3月2日(金)地震と原発事故情報-
6つの情報をお知らせします
                      転送歓迎
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★1.緊急連絡―大飯3号機再稼働1日順延で3月14日(水)に
   3月13日(火)12時 大飯現地集会を開催。14日にはゲート前抗議
   東京からのバスは当初の予定(12日)を変更し13日(火)に出発。
               「原発現地へ行く会」からのご案内
★2.「東海第二原発の再稼働審査を問う!」・・・
   ヒアリングで審査の問題点が浮き彫りに 規制委員会
  情報を収集し、原電の言い分を厳しく審査する姿勢の欠如
          川澄敏雄(東海第二原発運転差止訴訟原告)
★3.大反響の「ストップ玄海原発再稼動!広瀬隆『白熱授業』九州講演」
   大地震の可能性を無視し、直下地震を想定しない玄海原発再稼働
            青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)
★4.<甲状腺がん>福島県外の子どもらに重症化傾向…ほか
  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)   
           黒木和也 (宮崎県在住)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
  ◆「3.11から7年?原発避難者と仲間たち全員集合!大集会&デモ」
          3月10日(土)大阪市中央会館1Fホール
★6.新聞より1つ
  ◆凍土壁 効果は限定的 汚染水防止 1日95トン
(3月2日東京新聞朝刊1面より)
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※3/8(木)講演会にご参加を!
 朝鮮植民地支配と天皇制」から考える「明治150年」明治はそんなに
素晴らしい時代だった?
お 話:加藤圭木さん (一橋大学大学院社会学研究科専任講師)
日時:3月8日(木)19:00より21:00(開場18時30分) 
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
資料代:800円
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※3/11(日)2つの行動にぜひご参加下さい。
◆東京電力は日本原電の債務保証をするな!
 東電は原発事故の責任をとれ 東電本店合同抗議
 第54回東京電力本店合同抗議行動
   東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
   原発再稼働は日本を滅ぼす
 日 時:3月11日(日)13:30-15:00  
 場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
 よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
 賛同団体:東電株主代表訴訟など約128団体

◆「被災ー老朽原発、東海第二原発うごかすな」日本原電本店前行動 
日 時:3月11日(日)15:30頃より 
 場 所:日本原電本店前(千代田区神田美土代町-小川町交差点近く)
よびかけ:再稼働阻止全国ネットワーク
     [前段の東電本店合同抗議行動後移動します。
都営地下鉄新宿線小川町駅B6出口より徒歩2分]
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┗■1.緊急連絡―大飯3号機再稼働1日順延で3月14日(水)に
 | 3月13日(火)12時 大飯現地集会を開催。14日にはゲート前抗議
 | 東京からのバスは当初の予定(12日)を変更し13日(火)に出発。
 └──── 「原発現地へ行く会」からのご案内

 大飯原発3号機の再稼働が当初の報道では13日とされていましたが、一日
順延し、14日(水)起動させるとの事です。
 13日の現地集会は予定通り開催されますが、「原発現地へ行く会」のバ
スの運行は、14日の起動日にあわせ、13日(火)午前、東京駅新丸ビル前か
ら出発し、高浜の宿に宿泊。
 14日の抗議行動に皆様をご案内することに予定を変更させて頂きます。
 13日の行動に参加して頂く皆様には、可能な限り14日のゲート前抗議に
も参加して頂くこともお願いし、詳細は「原発現地へ行く会」事務局の
沼倉まで問合せ願います。
 緊急行動ではありますが、全国の皆さんの現地集会への参加を切にお願
い致します。
【現地集会開催日程】
 日時:3月13日(火)12時  場所:福井県おおい町大島
            (詳細は問合せ願います)
 主催:大飯原発うごかすな!実行委員会
【ゲート前抗議】
 日時:3月14日(水)昼ごろから予定
 主催:大飯原発うごかすな!実行委員会

≪東京からのバスの運行予定-バス代6千円(往復)≫
 出発:3月13日(火)午前中出発 18時過ぎホテル着
 宿泊:3月13日(月)高浜 宿泊予定 (4300円位)
 現地行動:14日ホテル出発~おおい町現地行動ーゲート前抗議(昼ごろ)
 帰京:3月15日夕方遅く東京に向いバス出発ー15日(水)早朝5時頃東京着
(申込み必要)氏名、連絡先電話、住所、生年月日(保険加入時必要)明記
≪全国からの参加者の皆様へ≫
〇福井、関西圏6県(京都、滋賀、大阪、奈良、兵庫、和歌山)を除く 
 全国からの皆様へは交通費補助1万円を基金より供出致します。
(申込み必要)氏名、連絡先電話、住所、宿泊希望(高浜町に確保)の
有無を明記
*福井、京都、大阪、滋賀からは「大飯原発うごかすな!実行委員会」の
バス予定
 関西からのバスは当初の予定通り、13日(火)出発
福井県以外の方 090-5676-7068(橋田)、
福井県内の方 090-8263-6104(林)まで問い合せ
▼今回は緊急行動の為、スケジュール、行動の詳細は、問い合せ願います。
*13日の集会後、翌日のゲート前抗議に参加される方の宿泊については、
 沼倉まで問合せ願います。高浜に確保
【申込み先(問合せ先)】
 「原発現地へ行く会」〒101‐0061東京都千代田区三崎町2‐2‐12エコー
ビル1階梨の木舎内
担当(沼倉)TEL 080-1012-4661 FAX 03-3238-0797
E-メール:info@sendaiikou.com


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┗■2.「東海第二原発の再稼働審査を問う!」・・・
 |  ヒアリングで審査の問題点が浮き彫りに 規制委員会
|  情報を収集し、原電の言い分を厳しく審査する姿勢の欠如
 └──── 川澄敏雄(東海第二原発運転差止訴訟原告) 

○2月22日、再稼働阻止全国ネットワーク主催の「日本原電東海第二原発の
審査について問う」規制委員会ヒアリングに参加させていただいた。
 たんぽぽ舎の山崎久隆さん、茨城から相沢一正さん、大石光伸さん、川
澄が参加し、総勢40人とともに、規制庁の担当11人を前に1時間半にわたっ
て、問題点を指摘し、厳格な審査を要望。充実したヒアリングとなった。
 テーマは、(1)新規制基準と立地審査の関係、(2)高レベル放射性廃液
が置かれている再処理施設との複合災害問題、(3)経理的基礎、(4)津波対策、
(5)ケーブル難燃化など多岐にわたったが、全体はぜひ、UPLANの動画で視
聴していただくものとして、ケーブルの問題に絞って報告します。
 https://www.youtube.com/watch?v=7u2YMWONO3M

○情報を収集し、原電の言い分を厳しく審査する姿勢の欠如
(1)原電は、「52%のケーブルを難燃ケーブルに交換。交換できない物は防
火シートを巻く」と喧伝しているが、「安全系(安全機能を有する機器に
使用)のみが対象」で、ケーブル全体から見ればわずか15%に過ぎない。
「総延長1400kmのうち、難燃化が必要となる安全系ケーブルが400kmと言う
ことを認識しているか?」。回答は「原電から聞いていません」。この想
定外の回答に、二の句継げず。
(2)2017年8月に開催された茨城県の独自の審査委員会の議事録に、「シー
トを巻く対策では、延焼は防げるかも知れないが、被覆が溶けケーブルの
機能は失われるのでは」と言う委員の指摘を原電が否定しなかったことが
掲載されている。この事を紹介すると、規制委側は「議事録を見ていない。
チェック義務はない」かのように言い出す始末。
(3)「原発向けケーブルの寿命は40年レベル」と明記された日立電線研究者
の論文がネット公開されていることを紹介したが、回答は「そのような論
文は知らない」。

○質疑を通じて感じたのは、規制委員会が、多面的に情報を収集して、
「事業者が言っていることは正しいのか?」という観点で主体的に厳密に
審査する姿勢に欠けているということだ。今後も情報提供もしながら、規
制委の姿勢を正し、東海第二原発を廃炉に追い込みましょう!

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┗■3.大反響の「ストップ玄海原発再稼動!広瀬隆『白熱授業』九州講演」
 |  大地震の可能性を無視し、直下地震を想定しない玄海原発再稼働
 └──── 青木幸雄(宮崎の自然と未来を守る会)

☆大反響の「ストップ玄海原発再稼動!広瀬隆『白熱授業』九州連続講演」

 2月24日佐賀県鳥栖からはじまった「ストップ玄海原発再稼働!広瀬隆
『白熱授業』九州連続講演」は、北九州戸畑、大分、宮崎、八代、熊本と
続き、玄海原発30km圏内である長崎県松浦、佐賀県唐津の2会場を残すの
みとなった。
 熱のこもった広瀬さんの講演はどこでも満席の大反響、多くの人に「原
発再稼働は絶対ダメだ!」と再確認させている。
 講演の一部を紹介すれば、日本列島の成り立ちから説き、
「熊本地震が起こると予想した人はいなかった。熊本では想定していない
ことが起こった。日本は地震の活動期なんて言うものでなく激動期。岩手・
宮城内陸地震では2キロ四方が陥没して山がまるごとひとつ消え、上下動
3866ガル、三成分合成最大加速度4022ガルという重力加速度980ガルを4倍
上回る人類史上最大の揺れを記録した。これはほんの10年前の出来事だ。」
等と述べた後、福岡県沖から佐賀県に並ぶ3つの活断層は、つながってい
る可能性が高く総延長は約50kmに達するという調査結果(九大チームなど)
を紹介、大地震の可能性を無視し、直下地震を想定しない玄海原発再稼働
に厳しく警鐘をならした。
 また、福島事故でたまり続けるトリチウムの危険性についても、遺伝子
の破壊につながることを詳しく解説し、「薄めて海に捨てればいい」と言
う東電や原子力規制委員会を厳しく批判した。

【今後の講演】
3月3日(土)14時 長崎県松浦市文化会館小ホール 問合せ095-823-7281
3月4日(日)14時 佐賀県唐津市民会館大会議室 問合せ090-4345-9770

【報道】
□「直下地震想定せず」 広瀬さん、佐賀・玄海原発再稼働に警鐘
 戸畑 /福岡
 毎日新聞2018年2月27日 地方版
 https://mainichi.jp/articles/20180227/ddl/k40/040/372000c
□玄海3号機、来月再稼働 「建設・運転適地ない」 作家の広瀬さん
 大分合同新聞 2018/02/27 15:30
 http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/02/27/132106832

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┗■4.<甲状腺がん>福島県外の子どもらに重症化傾向…ほか
 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.<甲状腺がん>福島県外の子どもらに重症化傾向
 毎日新聞3/1(木)19:44配信
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000100-mai-soci

2.大飯1、2号機を廃炉=大型原発で初―関電
  時事通信3/1(木)19:00配信
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000110-jij-bus_all

3.東通2号機着工7年連続「未定」東北電18年度供給計画
  デーリー東北新聞社3/1(木)10:52配信
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00010008-dtohoku-bus_all


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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 

 ◆「3.11から7年?原発避難者と仲間たち全員集合!大集会&デモ」

先日東京から岡山に避難した三田茂医師の「『新ヒバクシャ』論文が掲載
されました。
4000人もの検査・治療を行った成果の結晶。
私たち避難者や、友人・知人に表れている症状そのものです。

今こそ避難・移住へ。以下、ぜひお集まり下さい!

「3.11から7年?原発避難者と仲間たち全員集合!大集会&デモ」
 2018年3月10日(土)
 13時開場、13時半集会開始 大阪市中央会館1Fホール
 地図: http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000016607.html
 内容:被ばくの影響による死者の追悼の時間。避難者のパネルトーク
 川口真由美さんの歌など
 参加費: 500円(避難者無料)
 16時半-なんばへデモ出発!
 18時-21時、交流会@中央会館ホール

呼びかけ:Go West, Come West!!! 3.11東北・関東
     放射能汚染からの避難者と仲間たち(略称:ゴーウエスト)
集会詳細:http://www.gowest-comewest.net/


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┗■6.新聞より1つ
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 ◆ 凍土壁 効果は限定的 汚染水防止 1日95トン

 東京電力は1日、福島第一原発1-4号機への地下水流入を抑え、汚染水
の発生量を減らすための凍土遮水壁について、1日95トンの地下水流入を防
いでいるとの試算結果を発表した。凍土壁が無く、他の対策だけの場合、
189トンに上ると想定。これを半減できているとしたが、効果は限定的にと
どまっている。

 凍土壁は「全く水を通さない」という触れ込みで、政府と東電が345億円
の国費を投じて造った。2016年3月末から凍らせ始め、維持費用は電気代
など年間十数億円に上る。
 福島第一では、汚染水が大量に発生。東電は凍土壁のほか、建屋近くの
井戸から水をくみ上げるなどして地下水が建屋に入らないように対策を講
じている。

 東電によると、凍土壁の運用前は1日に平均約490トンの汚染水が発生。
凍土壁がほぼ完成した17年冬には、1日約110トンと4分の1にまで減った。
 今回の試算で、凍土壁は1日95トンの低減効果があるとした。だが、地
下水が直接建屋に入り込む西側部分を見ると、低減できる量は17トンで2
割に満たず、効果を発揮していない。
 凍土壁は、地中に長さ30メートルの管約千六百本を打ち込み、零下30度
の冷却液を循環させて周辺の土を凍らせている。建屋東の海側はケーブル
や配管を収容する地下トンネルがあり、その下は凍っていない。
 東電の福島第一廃炉推進カンパニーの増田尚宏・最高責任者は会見で
「凍土壁ができて、他の対策も効果を発揮しやすくなった。検証は続ける」
と話した。 
(3月2日東京新聞朝刊1面より)
 http://www.tokyo-
np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018030202000145.html

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 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
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