目が覚めたら人が消えていた目が覚めたら人が消えていた

2007年01月09日

目が覚めたら人が消えていた

 外来の入り口から入ると、ロビーに置いてあるテレビから砂嵐の音が流れ続けている。
 ロビーの椅子には松葉杖が立てかけてあり、鞄や処方されたばかりの薬袋が放置されていた。
 テレビの電源を切るとロビーは静寂に包まれた、処方箋待ちの電光掲示板に数字が表示されたままになっている。
 母親は、この病院と契約している清掃会社のパートタイマーとし勤務していて、シーツの交換や院内の掃除をしていたはずだ。 会社名は忘れたし、詰所がどこにあるのかもわかるわけもない。
 俺が最後に病院に来たのは中学生の時で、この病院内のどこに何があるのか見当もつかない。
 一階から順番に回ってみるしかないな。


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