目が覚めたら人が消えていた目が覚めたら人が消えていた

2007年01月10日

目が覚めたら人が消えていた

 病院前の道路を加速したまま横切り、路地を走り抜ける。
 路地を抜けて国道に合流する。数百メートル先のカーブに消えていく、ブレーキランプが見えた。
 すぐに、車は見えなくなったが、見間違いではなく、車はそこに存在していた。
アクセルを踏み込み加速する、赤信号も無視して、さっきの車が消えたカーブに差し掛かる、タイヤが軋み悲鳴を上げる、カーブを抜けて片側3車線の見通しのいい道へ合流する、車の姿は無かった。

 ここはメインストリート、ここから街の中なら、どこにだって繋がっている。
 どっちに曲がった?
 左に曲がれば港方面、右に曲がれば病院方向に抜けて中心部だ。港方向に行っても倉庫や漁業関係の会社があるくらいだから、街の中心部の方に向かった。
二時間くらい、町の中を走り回ったが、車の姿は、どこにも見つからなかった。


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