目が覚めたら人が消えていた目が覚めたら人が消えていた

2007年01月10日

目が覚めたら人が消えていた

 空は地平線にいくほど、青から赤へグラデーションに染まる、西の空には一番星が輝き、月は明るさを増し存在を主張し始め、人の消えてしまった世界で最初の夜を迎えようとしていた。
 コンビニの前に車を停めて、月を見上げながらタバコを吸う。
 この世界に、残ってるのは俺だけじゃないみたいだ。 車を運転していた人は誰だろう。よく考えてみれば、人を見つけたからと、安易に接触するべきじゃないかもしれない。
突然こんな世界に放り出されたら、精神不安定になっているかもしれない。自分以外の人間が居なくなれば倫理感なんて、あってないようなものだし。世の中には善意の人々が沢山います! ラブアンドピース! なんて甘い事を考えていたら、この世界で生きていけないだろうな。
俺は、こんな世界に一人ぼっちで、不安定になってるか? いや、普段通りだろう。

 自分以外の人間も存在するって事がわかっただけでも収穫はあった。
 腹も減ったし、一度家に帰ることにする。
 信号機も、街灯も、普段通り機能しているから、電気はまだ使えるみたいだし、もしかしたらインターネットが出来るかもしれない。

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この記事へのコメント

1. Posted by vipper   2007年01月11日 17:12
久しぶり来てみたら連載再開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
2. Posted by ナナ   2007年01月11日 18:44
出遅れたけどキター!!
>1 おかえり!!
3. Posted by vip   2007年01月12日 02:59
5 >>1帰ってきたのか!
といっても俺は>>1が消えた後にうpされてんので知った訳だが…。ブックマーク消さなくて良かったぜチクショー!!!!また消えたら許さないぞがんばれ!!!!!大好きだ!!!!!!!!!!

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