February 12, 2012
GEORGIE FAME『COOL CAT BLUES』(91)

リズム&ブルースやジャズ、ブルースといったブラックミュージックへの愛情溢れるサウンドも素晴らしいが、フェイムの肩の力の抜けた小粋な歌唱が、作品全体に風通しの良さを呼び込んでいるよう。
音楽的に共通したバックボーンを持つヴァン・モリスンと活動を共にしてた頃の作品でもあり、そのモリスン参加の「ムーンダンス」がやはりハイライトと言えるが、
ボズ・スキャッグスとのソウルフルなデュエット「とどかぬ想い」(レイ・チャールズ)、ワンテイク・セッションによる「アイ・ラヴ・ザ・ライフ・アイ・リヴ」(ウィリー・ディクソン)のスウィンギーな演奏など、他にも聴きどころ多数。
個人的には、終盤2曲のジャジーな小曲群が、何とも心地よい余韻を残してくれて美味だった。
風はまだ冷たいが、ふとした日差しや陽溜りに春の予感もちらり。
フェイムの芳醇なオルガンの音に、そうした春の気配を呼び込むような暖かさをも感じる。
February 11, 2012
11 FEB.
最近別のギターを手にすることが多かったのだが、久しぶりにストラトを鳴らしてみたくなり、スタジオでプラグイン。妙なノイズが出るので、当初スタジオのアンプかと思い、別のアンプで試したが変わらず。色々チェックしてみた結果、ギター側に問題があったようで応急処置にて対応。
その後も、音作りが中々決まらず苦慮。
20年以上使っており、自分なりにツボを掴んでいるつもりでも、中々思い通りというわけにはいかず。
というか、ここ数ヶ月、別のギターに構っていたことで、ギターが少々拗ねているのかもしれない、なんて思ったり。
というのも、個人的にライヴは基本ギター1本で通すことが殆どだが、幸運なことに、ライヴで弦を切ったことは殆ど無い。
が、コーガンズで、確か2回だけ弦を切ったことがあったのだけど、その2回ともが何故かギターを2本持ち込んで、曲で使い分けようと想定していた日だった。
それもまた、「どっちか1本で弾いて頂戴」とギターが拗ねた故の抗議だったのかもしれない。
なんて妄想ちらり。
January 22, 2012
January 21, 2012
早川義夫 at TOWER RECORDS,SHINJUKU,TOKYO
午後1時開催、インストアイベントというイレギュラーな環境での演奏だったが、何の問題も無し。ピアノの一音、言葉のひとつに宿る、張り詰めた緊張感は圧巻の一言。齢64歳にして、この円熟という言葉と無縁なヒリヒリした質感は一体何なのだろう。
セットリストも氏の歩みを超凝縮した濃密な選曲(サルビアの花、堕天使ロック、マリアンヌ、ラブ・ゼネレーション、パパ、父さんへの手紙、音楽)にも感激。
「ラブ・ジェネレーション」の古びぬ言葉の数々に震え、「父さんへの手紙」では涙腺決壊。
開演前は、ライヴ後久しぶりにCDでも物色をと長閑に思っていたが、ライヴのあまりのインパクトにとてもそんな気になれず、カミさんと2人、余韻に浸るべく場を離れた。
ただ、お互い感想を言おうにも、上手く表現する言葉が見当たらず。
つまりは「言葉を失くさせる凄み」。それに尽きる。
January 17, 2012
Cogans「Golden Soul」 i-tunes music storeにて販売開始
、、、だそうです(筆者もTwitterでのメンバーの書き込みで知った;笑)。Cogans「Golden Soul」@itunes.apple.com
福岡以外では容易に入手する手段が無かっただけに、未聴の方はこの機会に是非。
日本語Rockin'Soulの最高傑作。
January 16, 2012
LETTER from RWANDA
先月、ルワンダ在住の友人からメールが届いた。自ら編集した「ルワンダ通信」と共に。
現地の人達の大らかさな国民性に和まされながら、ジェノサイドや内戦影響が未だ色濃く残る情勢には言葉を失いそうになり。
そうした環境に自ら飛び込み、教育という厳しい仕事に携わる彼女のポジティヴなエネルギーに感動
...
彼女との出会いも忘れ難いもので、長崎でラジオ出演した後、DJ氏と呑みに行くことになった際、番組のレギュラー・ゲストであった彼女も合流して一緒することに。
挨拶もそこそこに、互いにRC〜忌野清志郎フリークということがわかるや否や、初対面と思えないほど話も弾み、楽しい夕べに。
そして、宴もそろそろお開きにというその時。
メールで飛び込んできたのが、清志郎さんの訃報だった。
遠いルワンダの地にも、きっと清志郎さんの歌声が響いていることだろう。
Sweet Soul Music♪
January 15, 2012
January 14, 2012
STRANGER from FUKUOKA
DUDE東京ツアーの中日、ギタリストのスミダリオタさんご来訪。前日吉祥寺でライヴ→朝まで打ち上げコース→昼過ぎまで爆睡、と勝手に想像し、午後以降互いの中間地点あたりで合流しようと想定していたのだが、昼前にして既に東京散策中のリオタより連絡あり。
聞くと既に上野まで出向いていたので、そのまま大塚まで来てもらい、我が家で乾杯。
何と昨日ライヴハウスが入っているビルでボヤ騒ぎが発生、イベントは途中で中止、DUDEの出演も無くなるというアクシデントに見舞われ、昨晩は早々に休んでいたとのことだった。災難。
ストーンズ78年のライヴ映像を肴に、互いの近況からギター談義まで話は尽きず。
結果、夜の訪れとともに、近場の行きつけの居酒屋に場を移し、友人のドラマー女史も合流し、心地よい酔いとともに、話は尚も尽きず。
といいつつ、帰路を考慮し、(例の如く)酩酊していたリオタが無事ホテルに辿り着けるよう、電車のあるうちにお開きとした(笑)。
いつか、一緒に演りましょう。
January 11, 2012
MY LOVELY GRANDMOTHER
テレビ西日本制作の良質なドキュメンタリー番組「ドキュメント九州」。昨夏、番組で長崎の老人介護施設が取り上げられ、現在入所している祖母が出演しており、今回来崎時にようやく映像を観ることが出来た。
ドキュメント九州「幸せのしずく」20100723OnAir
「ひた向きに働く20代の女性の純粋さと失われる記憶の中でお年寄りがみつめる心の風景を描く」と説明にあるように、あくまでもスタッフ・入所者それぞれの日常の心象風景に寄り添うような作りで、嫌らしく感動を演出したり、変に問題定義を提示するような内容では無いあたりが、とても良かった。
祖母もまた数年前より認知症を患い、今では自分の子供達の記憶も怪しくなってきている。
それでも、会いに行くといつでも穏やかでチャーミングな笑顔で迎えてくれる。
番組でもそんな人柄を感じさせる祖母の施設での姿が映し出されており、仏頂面の仲間を笑わそうとしたり、歌にいねむりしながらも合いの手を入れてあげる姿など、いちいち愛らしい。可愛すぎる。
そして、いつでも笑顔なのだ、彼女は。
うちは昔から母方の親戚仲が良く、盆正月は元より理由有無に関わらず、それぞれの家庭で集まっては呑んで騒いでいた。
祖母からすると孫にあたる筆者達も、そんな環境で育ってきたせいか従兄弟仲がこれまた良く、普段密に付き合ってるわけでも無いのに、いざという時の集まりの良さや結束力はとても強い。
そんな集まりの中心には、いつも祖母の笑顔があった。
仮にその場に居ない時でも、全員を繋ぐ象徴的な存在として。
祖母は現在体調を崩し施設近隣の病院に入院中のため、来崎時お見舞いに行ったのだが、何の申し合わせも無いのに、叔父、叔母、従兄弟、その子供達(曾孫)まで次から次に祖母の顔を見に訪れ、10名以上の親戚が集まった病室前のロビーは、まるで遅れてきた新年会のような賑やかさに。
皆が祖母を愛し、想い。そして親戚同士のことも気づかい。
それがこんなにも自然な関係の中にあることが心地良く、それは間違いなく祖母の人徳が作り上げてきた、何物にも代えがたい財産であることを改めて感じ。
尚、番組最後、祖母が自分の娘(=筆者の母)と童謡「おかあさん」を口ずさむシーンがあり。
流石に(心で)泣いた。
だって孫&息子ですもの。
January 09, 2012
January 08, 2012
NEW YEAR IN KYUSHU 2012 #3
悪徳ジャングルズのライヴを「観る」のは約10年ぶり。というのも、筆者が一時九州を離れていた時、別のギタリストが参加していたのだけど、その後九州に戻ってきてからもしばらくはスケジュールやライヴ会場に応じて二交代制(笑)で活動していて、その頃に客席で見る機会があり。
新メンバーを迎えたフレッシュさやライヴが演れることの喜びが素直に出ていた、勢いのあるステージ。
新加入のゆうちゃんは全く問題なし。15年前からメンバーだったかのような馴染み具合。寧ろ、演奏的には他の3名に一層の頑張りを期待(客席から見ると、気づかなかったバンドの課題が色々見えるね;笑)。
他の出演バンドも友人達が多く、客席にはKIN(コーガンズ)も来場してたりして、結果沢山の友人知人にご挨拶出来、とても嬉しい時間を過ごせた。
また会いましょう。
January 07, 2012
January 04, 2012
LOU REED「NEW YORK」(89)
お祭り騒ぎをしている時じゃない握手している時じゃない
背中を叩き合ってる時じゃない
楽隊の出てくる幕じゃない
楽観主義の時じゃない
終わりなき思考の時じゃない
良くも悪くも我々の国の出る幕じゃない
怒りをのみ込むべき時じゃない
憎しみを無視すべき時じゃない
つまらない行動をしている時じゃない
時間はどんどん遅くなっているんだから
あだ討ちをしている時じゃない
自分を知らずにいて済む時じゃない
警告を無視すべき時じゃない
皿をきれいにたいらげる時じゃない
事実が起こってしまったあとで
残念がるのはよそう
過去は自分達の運命ってことにするんだ
そっぽを向いてラッパ飲みしたり
クラックを吸ったりしている時じゃない
力を集め 最終の目標に向かって
攻撃をしかける時なんだ
行動の時だ
未来はすぐそこだから
今こそ その時だ
LOU REED「THERE IS NO TIME」(1989)










