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横岳付近からの男女岳



【日 程】2017年10月28日(土)
【山 域】八幡平
【山 名】秋田駒ヶ岳(1637m)
【天 候】晴れ
【メンバ】2人
【コース】八合目から周回
(概 略)


八合目(11:10)---(12:20)阿弥陀池(13:03)---(13:17)男女岳---(13:36)阿弥陀池---(14:02)焼森---(14:45)八合目



久々の山行記録の更新です。

山に行きたい気持はあるのだが行動が伴わず、もやもやした悔しい思いはあった。そんな中でも「さなぶり山行」は時々(何年かに一度)していたのに「土洗い山行」が無いのは理不尽であると言う勝手な理論に思い当たり決行とした。


「さなぶり」は、日本語的にはかなりポピュラーだと思うが、「土洗い」はどうなのであろうか?
土洗いを知らない人向けに解説すると、農業者の仕事納めのお祭りみたいのものである。ちなみに当地方では「つづあれ」と発音する。

ちなみに「つづ」と言う庄内弁は、微妙なアクセントの変化により「土」だったり「乳」だったり「地図」だったり「知事」だったりするのだが…


秋田駒ヶ岳は2005年の7月に国見温泉から登っているが12年振り、当時は花の盛期だった筈で、たぶんコマクサなどを鑑賞したんだと思う。今回は軟弱にも8合目までバス利用、と言っても10月末まではマイカー規制で一般車は入れないので仕方がないのだ。
自宅を6時過ぎに出発し、田沢湖高原の「アルバこまくさ」には10時少し前に到着、時刻表を確認したらバスは10時2分発だ。あらあら間に合わない。39分発まで待つしかない。ここで30分のロスだ。
相変わらずの間の悪さを露呈し、呆れられる。


登山時期のピークは過ぎていたのでバスは空いていたが、ヘアピンカーブ続きのデコボコ道は車酔いの持病がある身には辛い。遅れを挽回する気持が強かったのか、空腹を口にする相方と、みたらし団子を分け合いすぐに出発、天気は良いが風が強く当然のことながら体感温度は低い。それでも歩いている分にはそれほど寒さは感じなかった。
今回は8合目から反時計回りの周回とした。





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8合目登山口から見上げる




登り始めてすぐに植生のない崩落地帯が見えた。物珍しさに釣られて近寄ると、ロープの張られた登山道があった。こっちがルートかなと思い登り始めたら、単独の男性が降りて来たので訪ねると、ずっと上まであちこち崩れていて危険だとのこと。方向音痴の自分が勝手にルートと思い込んだらしい(汗)
またまた相方の顰蹙を買う。





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8合目避難小屋を俯瞰する




正規のルートに戻り真面目に登ると後方の視界が開けた。
眼下に今登ってきた8合目の避難小屋が見え、彼方に八幡平の広大な山並みが連なる絶景だ。東方には乳頭山が一際目立つが、かなり以前に隊長と二人歩いた裏岩手の縦走路と三ツ石山が懐かしい。さらに奥には堂々とした岩手山の少し雪を被った頂が異次元の光景だ。
一際目立ったのが、てっぺんが異様に真っ平らな山だった。考えてみたのだが田代岱だと思う。
この辺りでの展望が一番良かったので写真をいっぱい貼り付けておく。(男女岳登頂時には雲が湧いて、あまり良い写真が撮れなかったのだ)





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乳頭山の特徴ある山容、右奥に岩手山




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乳頭山手前にある田代岱?




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乳頭山と三ツ石山




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岩手山のアップ




登山道は秋田駒の最高峰である男女岳(おなめだけ)の裾野を回り込むように続き、進むごとに景色も変化して楽しい。残念ながら田沢湖方面は霞んでよく見えないが、遠方に見える太平山のたおやかな姿に心が洗われる気がした。
う~ん、良い山だな~





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登山道から男女岳を見上げる




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太平山の遠望




男岳の裾に広がる田沢湖スキー場には若い時分に何度もお世話になった。このゲレンデは雪質、斜度、滑走距離と三拍子揃っていたお気に入りで足繁く通ったものだ。
当時は眼下の田沢湖の景色にばかり目が行き、山の方にはとんと関心がなかったが、今では全然違った視点を持つ自分を鑑みると複雑な気持ちになった。





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田沢湖スキー場を俯瞰する




男岳の頂が見えだし傾斜が緩むと間もなく木道が現れた。阿弥陀池と避難小屋が見えた頃に、下界から正午のチャイムの音が聞こえた。小屋に着くと風の当たらない場所を選び昼食とする。見渡すと結構人がいて驚く。皆考えることは同じらしくて、お気に入りの場所を見つけては腰を下ろして食事をしているようだった。





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阿弥陀池




我々はお湯を沸かして定番のカップ麺におにぎり、そして食後のドリップコーヒーと時間をたっぷり掛けてのんびりと食事をした。
そして食事が済むと男女岳を目指してゆっくりと登り始めた。この登山道は崩落が激しいのか、石畳と丸太を組んだ階段状のものが続く。





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小屋前からの男女岳




山頂は広大な十和田八幡平国立公園を展望できる絶好の場所だ。この広大な山並みの絶景を堪能できたことに素直に感動する。
秋田駒ヶ岳の最高峰は男女岳(1637m)だそうだが、男岳(1623m)の方を山頂と呼ぶ方もいるようだ。確かに山容は男岳の方が荒々しい気がするし風格もある。





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山頂の三角点




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荒々しい男岳




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こちらは帰路で通過した焼森の遠望




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雲に隠れる前の岩手山




それにしても寒い…(笑)



一旦阿弥陀池まで下り、そこから横岳に登り返す。たいした距離ではないのだが鈍った身体には応える。
登り上げると女岳(めだけ)から今も水蒸気がモクモクと上がる景色が目に飛び込んできた。、現在進行形の活火山であることを改めて感じさせられた。





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水蒸気が上がる女岳




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こちらは小岳、火口がよくわかる




大焼砂との間の谷が通称ムーミン谷と呼ばれていることを思い出す。今は木道が整備されているようだが以前はどうだったか…
この谷のチングルマの群落は、それはそれは見事だった。
その他にはコマクサが咲くし、多分本州ではあまり見られないエゾツツジも咲く筈だ。





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懐かしいムーミン谷




秋田駒は花の名山としても知られており、ハイシーズンには大勢の愛好家が押し寄せてくるようだ。それに伴いあちこちの名山と同じくマイカー規制が導入されたようだが、8合目まで手軽に入れる為に観光気分で訪れる人も多いのだろう。この日も軽装備の人も多かったように思うが、天気が崩れて視界が無くなり雨や雪が降ってきたらかなり怖い目に遇うのだろう。
なんて思っていたら、あっという間にガスが湧いてきて、視界が無くなった(大汗)


視界が無く日差しもなくなると体感温度は急激に低下する。そして相方からは、つまんないと非難のまなざしが…(笑)
そんなこと言われてもねぇ…





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焼森山頂の様子、この荒涼とした雰囲気が良い




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焼森山頂のケルン




無木立で荒涼とした火山礫が続く焼森への道は、異次元への入り口のようで個人的にはワクワクするのだが、立場が違えば考え方も違うのが人な訳で、こんなつまんないところに連れて来てと思ったのか次第に無口になる…
確かに高度が下がると藪が高くなり、何も見えないし、歩き辛いし…
気持ちは十分理解できますよ~(笑)
ガンバレ…
 


たぶん夏期には多くの花々に彩られるのであろうが、今は咲いていないし無機質な景色が続く。そして風が寒いし雪でも降りそうな雰囲気が漂う。
ふと視線を上げたら白い固まりがガスの中に見えた。
何だろう?





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残雪? いや新雪かな




おやおや結構な残雪が残ってました。個人的に今シーズン雪を間近に見たのは初めてかな?
もうすぐお山は真っ白な世界に変わるんだ(嬉)
下山途中で振り返ると阿弥陀池小屋の尖った屋根が見えた。その右側の山肌が異様に赤いのでびっくりする。火成岩には色々なものがあるが、このお山には何種類ぐらいあるのかな?

何とも土の粗い山だなぁ~(汗)






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左側のちっこい三角錐が阿弥陀池小屋の屋根
右側の真っ赤な斜面が気になった





下るに従い運動不足が祟り足が動かなくなる。途中で見えた8合目避難小屋が近いようで遠いのだ。
あれなんだ?
あらあらバスが登ってくるのが見える…
結局5分到着が遅れてバスは行ってしまった。またまた30分の待機となる。


なんともまあ、間の悪い一日でありました。

ええもちろん、ワタクシメの日頃の悪行の酬いだと認識しております(大汗)






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帰路は玉川ダム方面へ寄り紅葉見物のつもりが天気は最悪…

それでも綺麗でしたがね。





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幻想的な光景だった




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雨の湖面と紅葉




本当は藤七温泉の露天風呂を堪能したかったのだが、冷たい雨と寒さで断念、八幡平は雲の中で、眺望も何もあったものではなかったわい(寒)


それでも久々にこれを食べれたので良しとしよう(笑)





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ぴょんぴょん舎の冷麺だよ