200126kyougakura-011




【日 程】2020年01月26日(日)
【山 域】弁慶山地
【山 名】経ヶ蔵山(474m)
【天 候】晴
【メンバ】2人
【コース】円能寺口から山頂往復
(概 略)



駐車場(9:15)---(10:15)経ヶ蔵(10:50)---(11:37)駐車場



天気の良い日曜日が予想されていたので、運動不足解消のため経ヶ蔵へ向かうことにした。
とは言っても大寒を過ぎてはいるが、世間的には厳冬期と言われる季節だ。もちろん過去にこんな時期に経ヶ蔵に登った経験はない。


登山口である円能寺地区は地元でも豪雪地帯として知られている。しかしながら今季はどこでも異常な少雪となっており、ここも例外ではない。
いやいや少雪などと言う生やさしいものでなく、雪がほとんどないのだ。
とある筋の情報によれば、毎年恒例の二ノ滝の探氷会も、滝が全然氷結しなくて中止となった模様である。


と言う訳で登山口まで問題なく車で到着、ワッパを持つ必要も感じない。日陰に少しだけ雪が残っていてまるで春のようだ。さっさと準備して登り始める。






200126kyougakura-003
雪は日陰に少しだけ




登山路沿いにいつの間に取り付けたのか○合目の表示板が出来ていた。よく見るとあちこち熊に囓られたような痕跡がある。残雪には昨日入ったと思われる単独行らしき踏み跡と、カモシカの足跡が転々と続いている。久々の山歩きのためかピッチも上がらず、相方とゆっくりゆっくり歩を進める。それでも根気よく歩いていると高度感が増してきた。




200126kyougakura-004
八合目から上は空気がキリリと冷えていた




200126kyougakura-005
座禅岩には雪が残っていた。背後は無名峰




さすがに8合目あたりまで来たら少しだけ雪山の雰囲気が…
しかしそれも長く続かない。
胎内くぐりへと道を分ける場所には立入禁止のロープが張ってある。登り始めは少し寒くて厚着をしてきたが徐々に汗ばむほどになった。すかさずアウターを脱ぎ歩ぐと汗が滴る。この日は風もほとんどなく、陽気で雪割草が咲き始めるのではないかと思った。経ヶ蔵の由来である場所のお地蔵様に一礼し、急登を少し頑張れば後はすぐに山頂だ。およそ一時間ほとんど休憩無しで登れた。傍らの鐘を賑やかに打ち鳴らし、今年最初の登頂の記念とした。






200126kyougakura-006
お地蔵山の上にはつららが…





200126kyougakura-002
山頂到着




さすがに上は下界よりキリリと冷えた印象がし、心なしか風が冷たく感じた。展望台に上がり時間はチト早いが昼食のお湯を沸かし眺望を楽しむ。
お目当ての鳥海は上部が雲に隠れていたが、その他は結構クリアに見渡せた。じきに後続が一組到着したようだ。




200126kyougakura-007
鳥海は雲に覆われていた。
誰かさんが雲に隠れているかも知れない…






200126kyougakura-008
弁慶山とチンネの頭だけが見えた





200126kyougakura-009
こちらは胎蔵山北面





200126kyougakura-010
下界も雪は全然ないのだ




定番の熱いカップ麺を啜り込み、珍しくホットココアで寛ぐ。
ううむ、やっぱり山は良いねぇ…
しかしそこは腐っても鯛?、じっとしていると徐々に冷気が身体を浸食する。そうなれば逃げ足速い我ら、さっさと荷物をザックに押し込め、逃げるように山頂を後にする姿に未練もへったくれもないのであった。


帰りは速い、登りの辛さもすっかり忘れ、すたこらさっさと駆け下る。途中単独の男性とすれ違う。お互いに雪の少なさを嘆き合うが、でなかったら来れなかったのにね…
それでもさすがに急登の山歩き、駆け下ったら膝が笑い日頃の不摂生が露呈してお互い苦笑いする。


あっという間に駐車場に下山、温泉めがけて先を急いでいたら、林道途中で登山装備の単独女性がいてびっくり、厳冬期の経ヶ蔵で我らも含めて、この日は6人の登山者が訪れたことになる。
山馬鹿は皆考えている事が同じだと、変な納得をした一日であった。