【日 程】2020年06月21日(日)
【山 域】鳥海山
【山 名】河原宿(1550m)
【天 候】晴れ
【メンバ】2人
【コース】湯ノ台口 → 河原宿往復
(概 略)



湯ノ台口(8:55)---(10:39)河原宿(12:05)---(13:20)湯ノ台口



およそ一か月ぶりの山遊びでこの日も鳥海へ。
6月21日は夏至であり、日本列島に於いては部分日食が夕刻見られるという。天気は快晴、風も穏やかで絶好の行楽日和であったが、集落の共同作業である草刈りが早朝にあり、早出は無理であった。まったく6月は日曜に決まってこんな感じで共同作業がある。はい、毎週ですからね…(汗)

と言う事で恒例の(と言っても2017年以来の)素麺祭りを執り行うことにして湯ノ台を目指す。第2駐車場までゲートが上がったと言う情報を得ていたが、この日は一番上の駐車場まで行けた。車は8割方埋っていたかな? 県外ナンバーも結構あったような気がする。準備を整えゆっくり出発し石畳の登山道を登り始めたら何ともまあ空気の美味しい事よ。いっぺんに気分が晴れた。

途中昨夜行われたであろう宴会の残骸を一杯背負った人が降りてきた。滝の小屋の管理人さんだろうか?
あまりのゆっくりペースに後続がどんどん先に行く。案外若い人が多いのが嬉しかった。
若者よ、もっと山に登ろうぜ!!
滝の小屋の前には庄内弁丸出しのジモティーが結構いたが、9時を過ぎているのにのんびりモードで上に行く気配はまったく無い。前方を仰ぎ見ると残雪が結構多いような気もした。





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滝の小屋上の雪渓、まだスキーを楽しむ人も居た。




我らは雪渓に取り付くも日差しが眩しい。こりゃ日焼けが大変だなと思った。
途中から夏道のトラバース、八丁坂はもう緑濃く夏山だ。ひと登りで眺望が開けた。





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緑濃い弁慶山地を俯瞰する。





霞んではいるが遠望が利いた。月山も良く見え奥の朝日連峰も何とか確認できた。庄内平野の緑もだいぶ濃くなった。このグリーンが個人的には好きな色合いだ。





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庄内平野と日本海





花の名所八丁坂もまだまだ夏の花は少ない。あまり得意でない黄色の花が目立った。





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こりはミヤマキンバイかな?





コオゴオとした水の流れる音が聞こえたら傾斜も緩み河原宿はすぐだ。残雪を少し進むとでんとした外輪の姿が目に飛び込んできた。





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定番風景、これが一番落ち着く…





河原の小屋はもう使っていないのが一目瞭然、巨大な雪圧で傾き柱や壁の下部が折れている。このままでは来年あたり倒壊するかもしれない。歴史ある小屋なのだがこれも時代の流れなのかな…

我々はさっそく流れの冷たい水を鍋に拾い、湯を沸し祭りの準備に取り掛かる。などと書くと仰々しいが、素麺を茹でて啜りこむだけなのだが、この氷点下に近い水で冷やした素麺が、なかなか下界では味わえないのだ。

そして茹で上がり、鍋と笊を両手に持って慎重に流れに向かい作業に没頭していると、何やら後ろで声が聞こえた。けれども真剣に素麺を冷やしているからよく声が聞こえない。まあザーザーとした水の流れる音の中にいるのも理由の一つだが、仕上げた素麺を持って振り返ると相方が大きな声で何か叫んでいる。何かと思ったらいつもコメントを下さる鶴天さんがちょうど降りてきたところだったのだ。遠くから私を見つけて大声で名前を連呼していたらしい。でも全然聞こえなかったのだ。
食い気とはさも恐ろしきかな…(汗)
久しぶりにお会いしたので近況などを話す。今日は2時に起床し5時に登山開始し、七高山まで3時間15分とのこと、相変わらずの健脚に恐れ入る。一口どうですかと聞いたら、上で結構食べてきたからお腹がいっぱいでとご遠慮なされた。
オラにも鶴天さんのような謙虚な心が少しでもあれば、この巨大なお腹も少しは凹むのかななどと反省するが、すぐに忘れてしまうのだ(大汗)

そして、それは残念ですなと言いながら、我慢できずにズズズと一気に啜りこむ。
来た来た来た~! この冷たさがストロングのように病みつきになるのだ。





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今年は250g茹でた。





啜り始めたら一気に胃袋に収まってしまう恐ろしき食欲を目の当たりにして呆れたのか、鶴天さんはコーヒーを差し入れして、次は朝日でと言い残し、そそくさと下ってしまわれた。ありがとうございました。





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差し入れいただいたコーヒーとデザート(汗)





冷たい素麺がメインなら、副菜に冷えたトマトとキュウリを軽く平らげ、デザートに、つぶあんの串団子と差し入れのコーヒーを頂き、今年の素麺祭りをつつがなく終えると、我らはすたこらさっさと脇目も振らず温泉目指して下山するのだった。