
升田から仰ぎ見る伐透山
【日 程】2021年02月13日(土)
【山 域】鳥海山
【山 名】伐透山(764m)
【天 候】晴
【メンバ】2人
【コース】
(概 略)
駐車場(8:55)---(12:00)伐透山(12:45)---(14:29)駐車場
2月の厳冬とは思えない好天の週末に予てより興味のあったお山に向かう。実はこのお山、山の大先輩より展望抜群と聞き及んでおり、いつの日にかと密かに温めていたのである。
伐透山はキリスカシヤマと地形図にはルビがあるが、地元ではキスカスの名で通っているようだ。
場所は旧八幡町の升田集落から日光川をほんの少し遡ると旧升田スキー場がある。冬季でもここまでは除雪しているためアプローチは楽だ。ここから奥山林道を少し歩き、支流の熊沢川右岸に伸びた林道を少し進んだ辺りから、斜面に取り付き尾根を詰める。
尚。この日は伐採業社が運び出しのために林道の雪を踏み固めていたのでまるっきりラッセル無しで進めた。駐車場には4台の車があり、おそらく先行者がいるものと思われた。

旧升田スキー場

鳥海の姿が、眩しいい
伐採業者の重機音が少し気になるが、穏やかに晴れ上がったこの日は春の陽気だ。雪も気温の上昇とともに緩みワカンを履いてはいるが、そんなにぬからず快適な歩行を楽しめた。下部は杉林の中なのでそんなに陽も当たらないが、上に行けば強烈な紫外線浴(大汗)が予想されたので、日焼け止めを丹念にすりこんだ。
相方と賑やかにおしゃべりしながら登っていると、突然単独の先行者が眼前に現れた。大きなザックにピッケルまで持っている。あれま、軽装の我々は登る山を間違えたのかと一瞬思ったが、聞けば明日まで穏やかな天気が続きそうなので、山頂でテント泊するのだそうだ。なるほどそういう手もあったのかと感心した。この山は初めて来たので、先行者のトレースに大いに助けられたと言っていた。
我々もそうだが…(汗)

先行者が巨大なザックを背負って頑張っている
ルートも明快なので一足ごとに高度が増し、刻々と変わる鳥海の展望を楽しみながら登れた。周囲の樹木もスギから雑木、さらに登れば樹皮がとってもきれいなブナへと変わり、ゆっくりと雰囲気を楽しみながら登る。

ブナ林に変わると雰囲気は一変する
緩やかな傾斜を登り詰めれば山頂が姿を現した。正面には遮るものがないド迫力の鳥海の姿が圧巻だ。
先行者3人が談笑しているのが見えた。
やあやあどうもと挨拶し、よく来たと労われた。皆さん地元民のようでしたが、我々も含めて5人が山頂で一緒になるなんて、それもこんなマイナーな山でね。

定番ランチ
それでは少し雲が出て来たものの圧巻の展望をお楽しみあれ。

鳥海東面

湯の台の平坦な地形が新鮮だ。

滝の小屋にズームイン
(拡大すると登山者が見えた)

手前が薬師森、背後は月山

八森から弁慶山

月山の手前が右から胎蔵山、座頭泣かせ、小桝田山、大森山

弁慶山地の秘峰注連石が見えた。
世界は広いようで狭いもの、話せば知り合いも多く、彼らの話題も含めて楽しませていただきました。
それにしてもこの山、鳥海の展望以外にも秘境弁慶山地の展望にも優れ、益々気に入りました。もし夏道があればかなりの頻度で通う気がします。誰かさんが老後の楽しみで登山道を開設したい様なことを言っていた記憶がありますが、密かに期待して待つ事にしましょう(大汗)
テン泊の単独行の方が羨ましくて後ろ髪を引かれたが、いつかそのアイデアをパクることを誓い下山した。

山頂でテン泊の人(実に羨ましい)
2月の厳冬期とはいえ、この日は天気が穏やかな登山日和、帰路も景色を堪能してゆっくりと下った。


あまりの陽気に雪庇も崩れいていた。











伐透山の広い頂きからの鳥海の眺めていると、
河原宿や滝の小屋が誘っているようだなあ、、、、、、。
キスカスは3回ほど登ったけど懐かしいと思えるほど久しい。
こちらは、13日、21日とも相変わらず鎧ヶ峰。リピーター4人が
それぞれ何時もの時間にやってくる。