【日 程】2016年06月09日(日)
【山 域】鳥海山
【山 名】河原宿(1550m)
【天 候】曇り
【メンバ】2人
【コース】湯の台から河原宿往復
(概 略)
好天に恵まれた週末は、とにかくどこかに登らなければ気が済まず落ち着かない。前日の土曜はあまりにも天気が良すぎて、日差しを遮る物がない高山は敬遠し、日差しの全く当たらぬ映画館に逃避、映画「64」の後編を封切り初日の1回目に鑑賞するが、何だかよくわからない結末であった。前編での主人公の描き方からすれば、もうちょっと突っ込んでも良いような気もしたのだが、まあこんなモンでしょう。
と言うことで日曜は急いで家から飛び出すも、お山は雲に隠れている(汗)
少雪の今年は下から眺めても、かなり雪解けが進んでいるのは明白なので、迷わず湯の台へ向かう。牧場を過ぎた道ばたには何故かまったく車はない。タケノコ採りはもう終わったのだろうか?
木々も緑が濃くなり、もう夏山の雰囲気だ。いつもは荒木橋を渡り暫く進んだカーブにある残雪が目印なのだが全くない。そのまま何も問題なく進んで、下の駐車場に駐車、すぐ上の道が半分雪で埋まっていた。
駐車場には県外ナンバーも含めて5~6台くらいかな、単独男性が準備していた。
手早く準備を整えて、下の登山口から歩き出す。滝ノ小屋下で2名とスライド、相変わらず下界の景色は望めぬが、上の方ははっきりしてきた。雪渓を詰め登山道へ入ると遅咲きのシラネアオイが出迎えてくれた。久しぶりに八丁坂を見上げると、いっや~高い!
加齢と共に低くなる登行意欲と体力は仕方がない。ペースをゆっくりにして焦らず登るだけ、滝ノ小屋で一緒だった先行者がずいぶん先に見えた。ここは花の名所、見渡すとポツリポツリと咲き始めた花が、辛い登りを慰めてくれた。
八丁坂を見上げる
出迎えてくれたシラネアオイ
牛歩戦術でも確実に高度は稼げる事を証明するように、傾斜は緩み小屋の屋根が見えてきた。雪解け水が流れる音もゴオゴオと轟いている。唯一の心配は、小屋前の雪渓が開いているかどうかだったが、杞憂であった。手前の鳥居は朽ちたのか無くなっており、はてと時の経過に思いを馳せた。
山頂方面は時折雲に隠れるが、思いの外クリアに見えた。そんなことはどうでも良いかの如く、急いで鍋に水を汲み、湯を沸かし、飲み物を残雪で急速冷凍する。何と言ってもこの日の目的は素麺パーティーなのだ。
今年の河原宿からの景色
雪が少ないのがわかる
過去に何度も機会を窺うも、氷のように冷たい素麺会が温麺会になったりで、ここ何年もその機会を失してきたが、今年は風もほとんどなく暖かいので、念願のツベタ~イ素麺が楽しめる。
鍋の湯が沸き、素麺を投入しおよそ2分待つのだ。そして笊と鍋を持って冷たい流れに突進し、麺をきりりと締めようとするが、水があまりにも冷たくて、手を長くは入れていられない。何度も上げて大きく振った。と、それに呼応するかのように上の方から「お~い、お~い」と大きな声が届いた。見上げると単独のスキーヤーが稜線に居た。
冷たくてとても美味しい素麺は、すぐに胃袋に消えた
しかし目の前に美味しい素麺があるので、完全無視し夢中で啜り込む。
う~~む、最高に冷たくて美味しい。こんなうまい素麺は何年振りだろうか、などと考える間もなく、先を争うように2人で瞬時に一鍋を啜り込んだ。
満足げに視線を上げたら、さっき上で叫んでいたスキーヤーが降りてきた。
聞くところによれば、熊が雪渓に居たので大声を上げて威嚇したのだそうだ。その後親分は藪の中に消えたそうだが、我々が下に見えたので、そっちに行っても大変だろうとの注意喚起の意味もあったそうな…(汗)
食い気というのは恐ろしいものだと認識を新たにした。
目的を達すれば後は帰るのみ、景色を楽しみながらゆっくり帰路についた。
この日に見た主な花々
タムシバ
ムラサキヤシオ
ハクサンチドリ
クロユリ
長らく登っているが、初めて鳥海で遭遇した(たった一輪だけ)
この山にもあったんですな~









今日気づきました
左薬指のそら手も良くなったとのこと、
なによりです。
猫ちゃんも美形でちゃっかりくつろいで
いるみたいで可愛いですね。
12日(日)の河原宿での素麺は美味しかった
でしょうね。前日(11日、新山)だったら、お相伴
頂けたかもなあ。
クロユリ記憶にないと思ったが、前に八丁坂で
珍しいと写真を撮っている人がいたこと思い出しました。
熊もこのコースではなかなかお目にかかれないですね。
5/28に荒木沢雪渓を詰めて(1500m辺り)心字雪渓めざし
背丈ほどある密生の笹薮に突入しました。
2~300mを45分かかって雪渓に出ました。
今思えば、熊さんと出遭わずよかったです。
(この日はロスタイムどころか消耗。外輪まで上がり行者岳で折り返しました)