外交だったら、よく「反日」とか「売国」とか、「日本の伝統」とか、反射的に使う人間に限って…
 内政だったら、在来線のネットワークを壊しながら整備新幹線を作って、地域を疲弊させ、税金を無駄にすることには、なんにも言わないね。これこそ、反日じゃないのかと筆者は思うのだがどうだろうか。
 
 明治時代、日本全国、地方で篤志家や地域住民が私財をなげうって建設された路線が少なくないのにね。今では、政治業者が土建業者や地元財界のキックバックのために建設されるものでしかないのではないか。

 よそから行く人にとって、新幹線だって、本数が多いわけでもなく、乗り継ぎ待ちやなんやらで、実際のところ、以前の在来線特急と到達時間は大して変わらない。ただ乗り継ぎ不要な有名大都市間の到達時間が短くなるだけで、料金は高くなるだけなのに。
 また、地域住民にとっては、並行在来線が経営基盤の弱い三セクに経営が移され、本数が減らされ、料金がとても高くなり、そのうえ税金からの補てんまで求められるのに…。

 「新幹線作って孫子に託す町」 借金だらけのわが町の未来…どうなるんだろうね。

 大都市間の移動の都合だけ優先なんて、まるで植民地の鉄道網みたいだな。
 「反日」とは外交だけではない、内政においてこそではないか? と思うのだが、外交で威勢よく「反日」というものに限ってそういわないね。
 わたしはふしぎでたまらない。