私の娘・息子は虫が苦手です。

虫を見ると恐がります。

どうしてそんなに苦手なのか聞くと、

「虫のことよく分からないし、興味ないし、何となく・・・」

と答えが返ってきます。

そこで昨日、地域が開催する「虫セミナー」に参加して参りました。

この「虫セミナー」は座学2時間×1回、現場体験学習×3回のプログラムで
構成されていまして、昨日は座学を受講しました。

子供たちは、はじめは「そんなの行きたくない」と言っていましたが、
 「虫って世の中にこんなに役立っているんだ」
 「虫の顔って見方を変えるとかわいい」
 「こんな虫に出会えたら本当にラッキー」
という話を聞いているうちに、一生懸命メモを取り、講師の先生に質問をする
ほど興味を持ち始めました。 終わった後、どうだったかと尋ねると、
「次の現場体験学習に早く行きたい!」と言っていました。

「苦手だから知らない」のではなく、「知らないから苦手」ということは、
ビジネス(仕事・人間関係)においてもよくある事だと思います。

人は、知らないと、思考停止に陥る傾向があるものです。
思考停止に陥ると、単に「苦手」「嫌い」「興味ない」と判断し、
それ以上深堀りしようとしなくなります。

そういった分野に対して、敬遠するのではなく踏み込んでいくことができる人は
成長していきますし、何事も自責思考で捉えられるようになるものです。

「知っているのに苦手」というケースもありますが、それは「本質を掴めていない」
場合がほとんどです。ものごとには必ず核となる本質があるため、そこを掴まないで
表面的な状況判断のみで捉えてしまうと、良い方向には進みません。

苦手な仕事、苦手な人間関係。

最近では、本質を掴む前に、「この仕事は自分と合わない」と言って転職を繰り返す
人を多く見受けます。

こういったものから逃げる(避ける)のではなく、如何に克服する力をつけさせるのかが、
人材育成において重要なポイントになるはずです。