2010年05月30日

天下り法人放置は怠慢(5月27日掲載分)

政府の行政刷新会議による
事業仕分け第二弾後半の日程が終わった。

これまで放置されてきた税金の無駄な使い方の
実態が浮き彫りになった。

事業の「廃止」や「見直し」などが判定されたが、
実施されるのはまだ先の話。
仕分け作業は実行されて意味を持つ。

これまで政治家や国民に事業が
キチンと実行されたかどうかを監視する責任感があれば、
ここまで天下り法人が放置されてこなかったはずだ。

法人の野放し状態を見ると、
役人が無駄な税金を使っているのではなく、
そんなことに無関心な政治家や国民が、
役人に無駄な税金を使わせていると言えなくもない。

今のままの国民感覚では結局、
そんな法人の下で本当に汗を流して働いてきた者だけが切られ、
偉い役人だけが違う場所に豪華ないすと机が用意されることになっても、
放置されるだろう。

これが本来の事業仕分けの目的だったのか?

思い起こせば、
省庁再編で何が変わったのか?

今となっては誰も気になど留めていないという
前例がある。

何千という天下り法人を増殖させて放置してきたのは、
政治家とオヤジたち国民の怠慢でしかない。

そんな中、働き者の役人だけが
コツコツと自分たちのための税金の使い道を
考えて仕事に励んでいた。

「放置 国家 万歳」と役人がつぶやいているような
気がしてならない。