新潟日報掲載中・『オヤジの遠吠え』

2014年08月19日

「勇気持ち不戦の覚悟を」(新潟日報8月16日掲載)

空を見上げ、
あの世とこの世の境目について語り合う2人の老人。
このうちの一人は、日本が太平洋戦争に突入した
1941年と同じぐらいまで、
あの世が迫ってきていると警告する。

実は、
この老人は、太平洋戦争で戦死した兵士。
同じ過ちを犯しそうな日本に警鐘を鳴らすために
この世に舞い戻ってきたのだ。

この話は、
オヤジが書いた芝居の話だ。
しかし、今の世界では、
戦火が平和を食いつぶし始めている危うさを感じる。

まさに、あの世がこの世を覆い尽くしかねない
緊張感の中にあるようだ。

ウクライナ問題で対立するロシアと欧米。
イラクなど中東諸国で続いてきた宗教対立は、
劇かする一方。
そして、日本と中国と韓国には
領土をめぐる問題もある。

小さな種火がいつ大きな戦火になっても
不思議でない状況にある今だからこそ、
日本は声を大にして不戦の誓いをするべきだ。

いつでも戦える準備をすることよりも、
絶対に戦わない覚悟の方が、
はるかに勇気がいる。
だからこそ、その勇気を持つことに
価値があるとオヤジは思う。

武力をチラつかせて高圧的な対応をすることなく、
外交を推し進められる政治家こそが本当の
賢いリーダーではないか。
武力を抑止力と安易に口にするリーダーは、
自ら知恵のなさを明らかにしているようなもの。

昨日8月15日は終戦記念日だった。
日本は、戦争を放棄した勇気ある強い国と
国民のままでいいとオヤジは思う!





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2014年06月03日

新潟日報「オヤジの遠吠え」連載500回

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新潟日報の土曜夕刊に連載している「オヤジの遠吠え」が
なんと500回目だそうだ!!
本日、担当のT記者さんが
新潟から、わざわざ浅草まできてくれた。

喫茶店で、この時期の定番「クリームソーダ」を頂きながら
お話しを聞き感慨無量のオヤジ。
オヤジとは年の離れた若いT記者さんが気を使って、
オヤジの話に合わせてくれるもんだから…お調子者のオヤジは、
余計なことまで喋る喋る。

反省!

舞台後は、東洋館の売店前で
記者のTさんと竹田君と3人で記念撮影!

竹田君!Tさんに近付き過ぎじゃないですか?
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2013年07月18日

文化財・富士山との付き合い方(7月6日掲載分)

オヤジは、富士山を見れば思わず、
手を合わせたくなる日本人の一人だ。
そんな富士山の世界文化遺産登録が決まった!

案の定、巷では大祝賀モードに突入。
テレビでは、山開きとなった7月1日に
山頂より生中継するお祭り騒ぎ。

このままだと、危惧され始めた、
登山者の激増による富士山の環境破壊が進むのは
間違いなさそうだ。

しかも、安易な登山は危険な事故を引き起こすことになる。

世界文化遺産になったら、事故が増え、ゴミも増えて、
自然環境だけが損なわれてしまえば本末転倒だ。

登山客の中には、文化財となった富士山を
大切にしそうもない人もいる。
どう見ても、
新たなレジャースポットができたようなノリになっていないか。

今までも多くの観光登山客を受け入れてきた富士山。
そのために、
ごみやし尿処理の問題で、
以前に世界自然遺産の推薦から外れてしまった。

そんな経緯の末、
やっと登録された世界文化遺産!

霊峰富士山が
世界の文化財になったというのに、
われ先にと簡単に足を踏み入れていいものなのか?

環境保護のための経費として、
入山料の徴収案が出ている。
大賛成だ!

そして、もう一つ、
世界遺産委員会の富士山登録に関する
「世界遺産決議(要旨)」を暗記させてから
登らせる条件にしたらどうか!

富士山の自然環境を、
日本一から世界一にするために、
登山者の心得が試されることになる。

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2013年07月12日

原発事故「ひとごと」にするな(6月29日掲載分)

「原発事故で、死者はいない」。
これは、政権与党の政調会長の発言だ。
停止中の原発の再稼働を
何としてもやりたい思惑がミエミエ。

そのためには、被災者の現状など頭の中にない人なのだろう。

発言が公になって批判が高まると、
政治家の定番である釈明、その後に発言撤回、
最後に陳謝して幕引きを図る。

原発事故の恐ろしさや
人の命の重さを軽視している政治家が、
政権与党の中心にいる危うさは、
景気回復の名の下で矮小化されていないか。

オヤジが気になるのは、
今回の発言に対する批判の多くが
「福島県の人は傷ついている」と言う論調。

オヤジには、
この論調自体が、
すでに東京電力福島第一原発事故を
福島だけの問題にしているように聞こえてしまう。

まさに「ひとごと」になっていないか?

政調会長の発言は、
被災した日本人を傷つけるものだとなぜ思えないのだろう?

日本人にとっては当事者である意識を持つのが
原発事故の処理には欠かせないはず。
そして、
この意識こそが、これからの日本のエネルギー政策の方向性を
確かなものにするはず。

今回の発言と行動でハッキリしたのは、
この政治家も国民の痛みには鈍感どころか
何も感じていない人間ということだ。

そして、自分の痛みには敏感だから、
撤回と陳謝で議員の資格だけを
死守しよとしただけ。

心配なのは、
景気回復という札束をチラつかされた有権者が、
痛みに鈍感になっていないかだ。

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2013年07月09日

統一球変更より組織変えよう(6月22日掲載分)

プロ野球選手にとって
大切な商売道具であるはずのボールを、
選手やファンに内緒で変更していた日本野球機構(NPB)。
今回の統一球変更問題を見ても
懲りない組織ですね。
NPBは。

これまでも、
球界再編問題やワールドベースボールクラシックへの
参加問題の時に、
選手や野球ファンをないがしろにしてきた
NPB。

日本のプロ野球界は長い間、
オーナー企業の宣伝のための子会社的扱いで球団があり、
選手もその子会社の従業員としか見られていなかった感じ。

そして機構の最高責任者であるはずのコミッショナーでさえ、
セパ両リーグの各球団が選んだお飾りのような扱いだった。

こんな古い体質が
プロスポーツ界の中で疑問視され、
敬遠されはじめると、ファン離れが顕著になり、
危機感を持った機構側が、
やっとこ改革に乗り出したはずなのに。

今回の問題が発覚したことで、
機構の組織形態を変えても
意識は何も改革されていないことがよく分かった。

野球選手とファンあってのプロリーグなのに、
NPBは野球そのものをリスペクトしているとは思えない。

この意識改革をしないうちは、
誰が運営しても同じことを繰り返すだろう。

統一球に名前まで刻印されているコミッショナーが、
統一球の変更を「知らなかった」と平気で言えて、
不祥事ではないと強弁できる組織のうちは、
何も変わらない。

NPBは、
ボールを変える前に古い体質を変えたらいかがですか?

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スマホ歩行禁止法を(6月15日掲載分)

車を走らせていると
「安全運転」「スピード注意」という
交通安全に関する看板を見かける。

中には「わき見運転注意」という、
どう考えても、わき見運転をしないと見えないような
不思議な看板もある。

それでも、なかなか交通事故がゼロに近づく気配ない。
それどころか、街中では、「わき見歩行」が
大増殖しているから始末が悪い。

「わき見歩行」。

すなわち、スマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)
を見ながら歩いているって、わき見と同じですよね。

特にオヤジが気になるのは、
駅のホームでスマホを見ながら歩いている人たち!

線路に落ちたらどうするの?
小心者のオヤジは、そんな想像をするだけで、
怖くてホームでスマホ見ながら歩けません。

しかし、
世の中、度胸があるのか無神経なのか、
平然とスマホを見ながら駅のホームを
闊歩する人が多いこと。

中には、「自己責任だろ」と言う意見もあります。
しかし、
あなたが線路に落下、もしくは電車に接触する危険を冒すだけでなく、
多くの人たちを巻き込む状況を想像してください。

もし、スマホを見ながら、
小さな子供にぶつかったら?
あなたが落下したら?
誰かが助けようと危険を冒すようになったら?
事故にあえば、あなたの家族は?
巻き込まれる人たちがたくさんいます!

そこで提案!
まずは駅のホームでのスマホ見ながら歩行禁止!
早急に法制化をお願いします!!

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株価の乱高下は不健康(6月8日掲載分)

ベルトの上に腹が乗った!
腹から見れば、腹の下でベルトが締まっている状態だ。

若い頃、
オヤジは絶対なりたくないと思っていた体形だ。

世間は、一目で「メタボ」と片付けるだろう…。
女性だったら「おめでたですか」と
言われかねないぐらい出てきた腹。
何しろ、愛する女房にさえ「デブ」と罵られる始末。

この腹は、ある日突然出たモノではない。
ジックリと時間をかけて出てきた腹だ。
丁寧につけた脂肪分は、
なかなか落ちはしない。
最近の株価とえらい違いだ!

太ってはいけないと、適度の運動をしていたはずなのに…。
まさか、適度の運動が功を奏して、
過度の食事になったのか?

とにかく、前に出ただけでなく、
横にも明らかに肉がついた腹。

最近は、適度以上の運動をしているが、
付いた腹の肉が落ちる気配すらない。

さすがに、じっくりと付けた肉だけあると、
感心している場合ではない。

どんなに頑張っても落ちないオヤジの腹に比べたら、
最近の株価の落ちぐあいは激しさを増す。

安倍政権の経済政策「アベノミクス」に期待してきた株価が、
ここにきて乱高下しだした。
まるで急激なダイエットに成功したと思ったら、
激しいリバウンドに見舞われたような状態だ…。

急激なダイエットは体に良くないし、
急激な株価の変動は、日本経済にとって決していいわけがない。

まさか、気が付いたら、
上がったのは物価に、税金に、オヤジの体重だけ?
なんてことはないよね…安倍さん。



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「建前」の価値見直して(6月1日掲載分)

「それを言っちゃーおしめえよ」は、
映画「男はつらいよ」の寅さんの決め台詞だ。

柴又のだんご屋一家が、
久しぶりに帰ってきた寅さんを気遣う。
しかし、寅さんのあまりにも身勝手な言動や振る舞いに、
我慢に我慢を重ねたおいちゃんが
「出て行け!」と怒鳴る。
言われた寅さんが
「それを言っちゃーおしめえよ」となる映画のワンシーン。

戦後の日本は、本音と建前をうまく使い分けながら、
バランスをとって我慢をする代わりに平和という安定を
手に入れている国だとオヤジは思う。

建前から入ることで、最初は気付かない相手の思いが
見えてくることもあるのでは…。

それをいきなり本音むき出しの感情を前面に出してしまえば、
相手も感情だけが先走り、
議論という人間らしいコミュニケーションは消滅してしまう。

相手の良さも見えなくなれば、
後は衝突しかない。

通常なら、建前から入り、各々の立場で議論をし、
両者の本音に近いところで落とし所を探っていく。

地道で時間がかかる作業だが、
その分軋轢も少なかったはず…。

民主主義は、
面倒くさいもの。

だからこそ、人間だけが持ち得るものでもある。
この面倒くさい作業を嫌うことは、
せっかく築き上げてきた人間だけが持つ文化を
破壊することになるのでは…。

つまり、建前こそ人間社会の根幹だと思いませんか?

ネット社会になって、
やたら目につくようになった本音トーク。
この辺で建前の価値を見直す時ではないだろうか。

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2013年05月31日

会議だけでは子供は増えず(5月25日掲載分)

かつて待機児童数が
2年連続で全国ワースト1位だった横浜市。
そんな横浜市が、約3年で一気に「待機児童数ゼロ」を達成!

やればできるじゃない!
本気になれば一定の成果が
得られるじゃない!

市民の声を聴き、現実的打開策をとった成果が
3年で出るなんて・・・。

日本の少子化対策の一つは、
安心して子供が産めて育てられる環境整備だと
長く言われてきた。
夫婦が共働きしながら子育てするには、
保育施設の充実は欠かせない。
分かっていても、
なかなか改善されない国の対策。

横浜市にできて、
なぜ国ではできないの?

政府は、
少子化対策会議などという看板を
掲げるのが仕事だとでも
思っているのか?

それが証拠に、
先日の新潟日報紙上に
「少子化対策会議乱立」という記事があった。

少子化対策を議論する会議だけでも九つあり、
乱立した会議を調整するための
新たな会議を設けたという記事だ。

まるでコントだ!

会議が乱立したので、
その乱立した会議を
どうするかの会議をまた新設したというわけ・・・。

このままの勢いだと、
その新設した
会議をどうするかの会議を新たに設け、
またまた、その会議のための会議を・・・となりかねない。

民間は、具体的な結果を出すのが最優先の仕事なのに、
国は会議を新設するのが仕事だと勘違いしているようだ。

横浜は、市長の手腕が評価されている。
では、
国の場合、担当大臣の手腕がないということにならないか・・・。

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2013年05月21日

見識疑う政治家の反省か(5月18日掲載分)

民主党が公開大反省会を開いて、
反省していないことを証明した。

元総理や元大臣までもが出席して開いたこの企画は、
いったい何のための反省会だったのか?

昨年末の選挙で大敗して下野した要因を、
真剣に検証した結果を
有権者に報告するのかと思ったら、
そんな真摯さは微塵も見せなかった大反省会。

どこかで聞いたような言い訳と愚痴のオンパレード!

民主党大反省会と打っているわりには、
大敗した当時の総理は、
同日にプロレス観戦していたという…。

念願の与党になった頃に味わった脚光が、
忘れられなかったのか?

実現不可能なマニフェストを掲げるくらいなら、
中身のないパフォーマンスの方がまだマシだとでも
考えて方向転換したのか?

何とか目立つことをして、
有権者の気を引くつもりだったとすれば効果はあった!
だって、久しぶりに注目だけはされたよね…悪い方でだけど。

だいたい、反省会にニヤニヤしながら出席した
元総理の見識を疑うよ。
もしも、オヤジだったら、何かで失敗した後輩が
「反省しています」と
ニヤニヤしながら言ってきても受け入れません。

そんな態度をもし側近や官僚が、
この元総理の前でしたら、
ぶち切れて怒鳴り散らしていそうだけど…。

民主党大反省会の成果は、
迷いながらもまだ民主党に僅かな期待を寄せていた
有権者を完全に落胆させ諦めさせたことかな…。

こんな党に一時は期待したオヤジは、
真剣に今、反省しているところだ。

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