友達と話していたら、エンゲル係数は習って知っているが、ちょっと発想の転換を図って、今の生活者の立場から税金係数との発想はどうだろうかとの会話があって、なるほどと思いこのブログにしました。

 税金が高く固定的に納める税によって計画的に使われる世の中になっているのはなんとなくわかっても、具体的にどうなのかと言えばはっきりする数字がなかなか見つからない。

 ネットで「税金係数」と検索しても、ヒットはしない。なら、このような言葉自体が使われてないことになる。
 
 工業的な設計の分野では安全係数なるものがあるが、荷重の静的荷重、動的荷重に対する安全係数を倍数で取り、安全性の目安となっている。係数と名の付くものは大抵は工業的には数値が大きければ安全度は増すことになっている。


 エンゲル係数とは家計の消費支出にしめる食料費の比率(%)のこととなっている。さらに、教育などに費やすエンゼル係数は定義されている。

 しかし、生活に係わるこれらの数値は大きいほど圧迫感を受けて、余裕や幸福感の減少に通じることになる。
 
 この数値が高いと食料の支出はだれしも生きるためには大差ないとすれば、生活に余裕のなさがでることは想像できます。

 【税金係数】なる数値を家庭の支出に当てはめて、数値化すれば今の税金がどうなっているのかの概要がつかめるでしょう。

  
 所得を分母として、払うべき支出を家持ち、アパート暮らし、車を所持など区別して数値化すれば税金の概要がつかめるだろうし、いかに税の支払いが多くなっているかの実情も理解できる。

 このような係数を作らないと、もはや政治の政策が判然とせず、景気の上がらない失われた30年の原因がみえてくるように思いますがどうでしょう。


 
 専門家ならこの数値の計算は区分けすれば、意外と簡単に算出されて、国民が納得した問題点が出てくるのではないだろうか。