このところ薄ら寒い日々が続いて、桜草にとっては過ごしやすそうである。桜草の葉は50〜60日で更

新するようで、古い葉が枯れていき、葉の数が減りつつある。放置していた花茎を、種取り用を残し

て、折取る。

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 ほとんどの鉢を覗き見ているのだが、新芽の飛び出しは見られない。たとえ深植したとしても新芽は

地表近くを匍匐して形成されるので、出てきてもよさそうなのに、その気配はない。桜草栽培家のほと

んどが行っているという増土は一体何のためにするのか。伝統に縛られた増土をしなければという既成

概念を一度疑ってみてほしいものである。

 花が終った段階で、花茎の上で櫓芽ができることがある。せっかくなので、根が出るように処置をす

る予定。マンナンライフ蒟蒻畑のミニカップを利用するとよい。

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