12年前に、「浪華さくらそう会誌」の第40号として『日本桜草総銘鑑改訂版』を出した。このような出版物は得てして誤りが混じることは避けられない。ところが書物が一旦世に出してしまうと、なかなか訂正がきかない。かつて大きな誤りは会誌やこのブログを通して訂補しておいたが、浪華の会員がどれほどパソコンを操作する環境にあるかわからないので、正しい情報に正されることは難しい。改訂版の再訂版をだせばいいのだが、銘鑑ばかりを出してはいられない。
 しかし取り敢えず、ここで補正をするよりしかたがない。

 過日山形の富樫氏から連絡があった。それは「青葉の光」という品種についてのことである。その作出者である尾崎康一さんのお孫さんから富樫氏にメールがあり、世に広まっている「青葉の光」は尾崎家にあるものとは違うとの指摘をうけたという。そして富樫氏のブログ「庄内の日本桜草栽培日記」2014、5、26の記事に添付されている左側の写真が本物であると。さらにこの品種名は「青葉の笛」を承けたものではなく、「青葉町」という土地の名から採られたものであると。

 私の編んだ銘鑑改訂版では
 
   「青葉の光 あおばのひかり 白色緑絞  細弁平車咲    尾崎康一」

 とあり、出典がない。私がこれをどこから引用したのか今となっては定かでない。
そこでこれを以下のように訂正する。

   「青葉の光 あおばのひかり 白に薄色  桜弁平咲     尾崎康一」