私は自動車の運転免許証をもっていない。専ら家人の車に乗せてもらっている。というのも、私の職場は大阪にあったので、自動車に乗る必要がなかったのである。
 私には私を証明する証書として、職場の職員証と健康保険証があれば十分だった。それが退職してのち、写真付の証明書がほしくなった。そんなとき政府が宣伝にこれ勤めていた「住民基本台帳カード」を作ったのである(無料)。といってあまり使い道はなかったが。
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 この「住基カード」の有効期限が来たので更新する手続きをすることにした。ただ更新できるかわからなかったので政府が新たに薦めている「個人番号カード」の申請書類も持参した(個人番号が通知されたとき同封されていた申請書類を取っておいた)。
 とやはり「住基カード」の新たな発行はなく、「個人番号カード」に移管することになっていた。新たなカードは中央で一括して作られるということであった。
 それが今日出来ていて、受領しにいってきた。
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 「住基カード」を設計施工するのに多分何百億円?もかかったであろうに、あっさりと捨てられてしまう。税金の無駄使いもいいところ。
 今回の「個人番号カード」も、市の係員の話では取得者は市民の1割ほどだそうで、つまりそんなに使い道が無いと言うことの表れであろう。お金を出してまで作ろうとする奇特な人はいないだろうからこれも無料なのである。
 お役所仕事の面白さ……「住基カード」の返納手続きをする書類を渡された。期限切れのカードを返納する意味が分からないので、返納せず記念に持って帰った。役人は制度設計にこんなことまで考えて書類をこしらえておくのである。お笑いである。
 私の手元にも私個人を証明するカードが幾種類もある。これが一つにまとまっておれば都合がいいのだが、いつになったらそんなことが実現するだろうか。