ボストン美術館 浮世絵名品展

         《 鈴 木 春 信 》

DSCF8168DSCF8169
 
 ペアー券を買ってあったので、堺に行く途中下車して、ハルカス美術館へ。
 天下の「鈴木春信」なのにどうしてこうも観覧者が少ないのだろうか。2回前の展覧会である「ジブリの立体建造物」は押すな押すなの盛況で、私は入場するのを見送ったくらいなのに、この体たらくは腑に落ちない。入場者の数と絵の評価とは比例するわけではないと思うものの、せっかくのアメリカからの里帰りで、あと20年30年は見ること能わないものなのに残念。
 2度目なのでザット鑑賞する。
[Chapter1]
 「絵暦」がこんなにも集められていることに驚く。しかも「明和2年」のものばかりである。なぜこの年に集中しているのか。誰か江戸時代の絵暦コレクターのものが纏めてアメリカに渡ったのであろうか。

 今回の絵は鈴木春信が中心であり、その主なものが日本に来ているのだが、春信作品の大半を網羅しているかと言えばそうでもなさそうである。「まねえもんシリーズ」など見たいと思っていたが一枚来ているだけである。さらに言えば、全ての作品が上作とも限らないことである。世界中の春信作品の上作ばかりを集めた展覧会が持たれるといいのだが、無理かな?
 私にとってこれらの作品はもう見ることはできないであろう。