日本の桜草と美術

桜草の栽培と美術鑑賞

2009年04月

実生品の淘汰

 昨年度の実生は、夏の植え替え後の成長が遅く、十分に大きくならず、秋に半分ほど

処分した。残した苗も今春の成長は思わしくなく、花を見ずに処分するのは残念だが、場

所に限りがあることとて止むを得ない。まあ数年に一つ二つ見所のあるものが出れば良し

としょう。

 いま実生新花がたくさん出現している。たとえ好事家といえど、手持ちの品種にさらに

加えるにはよほどの品種でなければ食指を動かさないであろう。今までにない花、札落ちし

てもそれと分る独自性ののあるものが望まれるのだが……

 数年前、いや十数年前の実生で、何となく棄てられずに残してあるものがいくつもあ

る。身びいきで自分の実生したものはどうしてもよく見えてしまう。それらの内、とうて

い外に出せないと最終判断したもの数点を思い切って処分する。あとは実生親にでもと

思っているのだが。

 一方外に出す候補もいくつか出てきている。一つだけ紹介しょう。

 「花の司実生(日本桜草守の独り言ー4,26の記事参照)」は標野行の姉妹である。鞍

馬を大型にした花容で葉上高く咲く。何よりも花持ちがよい。

花壇を飾った花々

 私の花壇はたくさん作っている中から良いものを選んで並べてある。今年選んだもの

は、以下の通りである。

 富士越、四季峰、山下白雨、花の司、大力無双、松の位、陽春、野路の月、獅子奮迅

 大和神風、思の侭、酒宴の床、豊旗雲、月天心、故郷の空、白鈴、紫雲重、群千鳥

 秀美、青柳染、鞍馬、目白台、蛇の目傘、春の嬉蝶、空穂猿、聖火、竜瞳、唐紅、

 手牡丹、獅子頭、雪の肌、大祝杯、春裳、名残雪、武蔵野、綿津見、朝日、白鷲、

 夕陽紅、鏡巾、鳴門、豊旗雲実生、青空実生、花の司実生。


 7鉢×5段なので35鉢。ときどき盛りを過ぎたものは入れ替える。ただ今年は長雨や強

風に祟られて予備の鉢が少なく、入れ替えは少ない。

 この中でよく花壇に入ってくるのは、私の実生品以外では、富士越、酒宴の床、月天

心、故郷の空、青柳染、目白台、唐紅、聖火、雪の肌、白鷲
等で名花たる所以か。200年

からの長命の蛇の目傘もときどき入る。

 新花は花蓉を記録しておく。例えば次のようにする。

 鳴門(竹岡泰通氏作出)…表白裏薄紫 桜弁掴垂咲 短柱花 径45 茎100ミリ 

              花数ー14・12・11・9  評価◯


 さああと何日楽しめるか。

邦楽演奏会ー絃詩会コンサート

  会主の原一男氏との縁で、お誘いをいただき名古屋までやってきた。せっかくここま

できたので、美術館も一つ訪問。

  絃詩会 名古屋コンサート

 私は邦楽にまったくの素人、一部二部全部拝聴するのは大変なので、一部の後半から参

加させていただいた。

 [第一部]

 第十番の「摘草」から会場に入る。十一番の「長等の春」とも、春の長閑な雰囲気が漂

う。ただ残念ながら歌が聞き取れず、内容にまで入り込めない。歌詞を調べておくべきで

あった。十二番「虫の音」は虫の声やその掛け合いが楽しい。金屏風をバックに赤い毛氈

の上で演奏。


 [第二部]

 十四番「琉紋」から始まる。三絃の二重奏で原氏の作曲、16人の合奏。三絃ながら、

     打楽器的なタッタッタッ〜やタタタタタタ〜といったリズムが心地よい。

 「玉くしげ」「玉川」「鉄輪」「松竹梅」「八重衣」と続く。

 二十一番からは新しい楽曲が主で、耳に慣れている感じがする。椅子で演奏がされる。

 「春の海」宮城道雄の代表作をヴァイオリン用に編曲したもの。五絃胡弓と箏で演奏。

     この胡弓ではヴァイオリンの弓が用いられエッヂの効いた音となる。

 二十二番は五絃胡弓とチェンバロ(渡辺敏晴氏)の合奏。

 二十三番は木場大輔さんの作品編曲の今風の音。ギターは松江慎司氏。木場氏は四絃胡

     弓で胡弓の弓、そして洋服で。

 二十四番荒城の月変奏曲を原氏の五絃胡弓とギターで(左村裕樹氏)

 二十五番は原氏三絃とヴィオラ・ダ・ガンバの合奏。


 終了したのは5時を大きく回る。原氏はほとんどの番組に出ずっぱりの大車輪であっ

た。都合私は4時間あまり演奏を聴いたことになるが、不思議と飽きずに最後まで楽しく

聴くことが出来た。音楽の偉大な力のなせる技か。しかも無料である。

 ただもう少し聴衆が多ければ演奏にも力が入るのにと思わずにはいられなかった。

名古屋ボストン美術館ーゴーギャン展

 原一男氏のお誘いを承けて、弦詩会のコンサートを聴きに名古屋に出かける。名古屋は

滋賀からは以外と近い。米原から特別快速で68分、米原までが20分ほどで、私宅から大

阪の長居に行くのと変わらない。

 名古屋へは徳川美術館へ家人と自動車で行ったことがあるが、一人で在来線の電車では

初めて。名古屋で下りず金山まで。

   名古屋ボストン美術館開館10周年記念

        『ゴーギャン展』

      我々はどこから北のか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか

         ー不朽の名作、待望の日本初公開ー

 美術館は駅前至便のところにある。10時過ぎに行くと行列が出来ている。入場制限を

しているという。間もなく入場するが、それほど混んではいなかった。


 [1、ブルターニュ以前のゴーギャン]

 初期の作品もなかなかに良い。初々しく印象派そのものの姿。

 「オスニー村の入口」

 ◎「水浴の女たち」 

 ◎「白いテーブルクロス」

 ◎「ブルターニュの子供」…浮世絵の影響がありそう。


 [2、ブルターニュのゴーギャン]

 ◯「アリスカンの並木道」…赤い落葉が後年の色使いを思わせる。

 ◎「家畜番の少女」…色のモザイク。

 浮彫「恋せよさらば幸福ならん」


 [3、最初のタヒチへの旅]

 彫刻「真珠のついた偶像」…失われたタヒチの彫刻に替わって、自ら創造する。

 ◯「小屋の前の犬・タヒチ」…屋根の赤色がしっとりと美しい。

 [4、フランスへの帰国]

   「ノアノア」の連作版画の制作。刷りの違う3種が並ぶ、自刷、ルイ・ロワ版・

    ポーラ版。白黒の画面は幻想的で神秘な雰囲気を醸し出す。これが今回の展示で

    一番いいか。
 
 「ノアノア(かぐわしい)」

 「テ・ポ(夜)」

 「テ・アトゥア(神)」

 「宇宙創造」

 「マルル(感謝)」

 「ナヴェ・ナヴェ・フェヌア(かぐわしき大地)」

 「テ・ファルル(抱擁)」

 「アウティ・テ・パペ(川岸の女たち)」

 「マーナ・ノ・ヴァルア・イノ(悪霊の日)」

 「アナオ・トゥパパウ(死霊が見ている)」


 [5、我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか]

 大画面の迫力満点だが、私はあまりかわない。版画の方がいい。

 [6、タヒチからマルキーズ諸島へ]

 浮彫「戦争と平和」2点。

 「女性と白馬」…人物より背景の赤がよい。

 ゴーギャン展といってもボストン美術館の所蔵品だけなので(版画は日本からも出展)

出展数はそんなに多くない。しかしゴッホとともに後期印象派を代表する画家・作品に違

いない。もっと他の作品も見たかったが。

 同時に「ノリタケデザイン100年史」も開催されていた。これはさきに京都文化博物館

で行われていたものである。省略。

大阪市立美術館ー小袖展

 雨で桜草の世話が出来ないのをよいことに、美術館へ。

  特別展 『小袖 こそで』

         江戸のオートクチュール

 松坂屋が蒐集した日本の染織関係資料が松坂屋京都染織参考館に保存されている。その

大コレクションの中から約300点が一般に公開される。

 やはり凄いものばかりである。着物は日本の誇る見事な美術品であることを再認識させ

られる。圧倒的なデザイン力、その奇抜さ、全く古さを感じさせない。こんな着物を誰が

どんなところで着ていたのであろうか。何とも豊かである。

 「遊楽風俗図屏風」…徳川美術館の「邸内遊楽図屏風」に近いとされる優品。艶やかな

意匠をまとった男女がたくさん描かれる。近世初期の衣料生活はこんなにも華やかだった

のかと驚かさせられる。ただ特別な人のハレの出来事を写したものかもしれないが。


 [第1章 小袖もよう アートをまとう]

 〈1〉四季を彩る華・草・樹

 17「雪輪に梅春草模様小袖」…少しデフォルメされているが桜草が刺繍されている。

 20「椿模様小袖」…白い絖地。いかにも柔らかそうな生地。

 25「海老根に香札模様小袖」…海老根ではなく駿河蘭であろう。どうしてこんな間違

     いをするのか。葉を見れば一目瞭然なのに。

 55「雪持ち水仙に仔犬模様振袖」…仔犬は宗達・応挙風のかわいらしさ。

 〈2〉もようの玉手箱 身近な品から物語まで

 66「鶴紋に桐唐草模様小袖」

 77「御簾に菊模様小袖」…全く絵画的に御簾が描かれている。

 85「流水山吹に文字模様小袖」…今・茂(も)・咲・覧・小の文字が刺繍で入る。

    “いまもかも 咲き匂ふらん たち花の

               小島の崎の山吹の花”  古今集121

 95「流水杜若に燕模様振袖」…斬新な意匠

 〈3〉あこがれの名所 広がる風景

 113「描絵小袖」…紫・浅葱の雲の間に、墨で風景が手描されている。


 [第2章 装いをめぐるとき 時間・季節・機会]

 〈1〉夏 涼を呼ぶ

 119「楼閣庭園模様帷子」…茶屋染(両面に置糊して、藍に浸染)。細かい絵模様が涼

     しげ。

 123「腰巻」…文字通り上流婦人が正式のおり、肩脱ぎして巻くもの。

 137「網に魚介模様浴衣」…大振りで大胆な藍の模様が涼し。

 〈2〉婚礼 幸を願う

    鷹司家から加賀前田家に輿入れした真龍院隆子の道具一式がある。

 〈3〉童 愛らしく健やかに

 〈4〉外出 被衣の装い

 〈5〉夜着 夢をいざなう

    小袖をかぶって寝たもので、吉祥文が入る。


 [第3章 小袖へのまなざし]

 〈1〉流行通信ー京のファッションブック

    雛形本と実物との対比。

 〈2〉生きつづける珠玉の小袖裂

 179…辻が花の生地で表装してある。

 〈3〉描かれた小袖 岡田三郎助の美意識

 215「松竹梅に匂袋模様小袖」→『支那絹の前』

 217「八橋に杜若模様小袖」→『あやめの女』


 [第4章 コレクション探訪]

 具足、能装束、帯,簪などなど、大阪のみの出展も多い。


 以上私の眼についたものを挙げたが、残念ながらこの大半は展示替えで27日以後は見

られない。3回通わないと全部見られないようである。


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桜草の撮影

 昨日朝方、事務局の廣田さんが我家の桜草を撮影しに来られた。主に段飾りをしている

品種が中心であった。その写真は廣田氏の「日本桜草守の独り言」に載せられているので

で参照されたい。

 私自身の写真撮影は今日からである。もうすでに盛りを過ぎた品種もあるが、なおいい

状態のものもかなりある。やはり葉が小振りで、蕾がなお2・3立っているものがよい。

私も段飾りのもから始めたが、鉢洗い・名札もあるので能率が上がる。ただ9時過ぎにな

るともう葉が垂れてくる。朝の内1時間あまりが最適時間である。

 私の写真は浪華さくらそう会誌の表紙にある通り、中村長次郎氏のされていたと同じ

く、花・葉・鉢全体を写したものである。“植物は花のみを見るものかは”、花と葉の調

和、鉢映りも桜草を観賞する大事な要素だと思っているからである。

 さらに桜草はそれぞれの品種だけでなく、花壇に組んだ集合美も愛でる。当方の花壇で

は冷たいまでの形式美を求める。花茎も出来るだけ真直ぐに立て、名札もゆがめず、鉢の

間隔も等しくする。さらに全部の鉢が正面を向いている。しかし理想にはなかなか届かな

い、永遠の課題である〈花壇の写真は浪華さくらそう会のHPの20年度会誌紹介にあ

る〉。 

品種の確認

 花が咲いている時に行う作業がある。それは実際の花と名札を照らし合わせることであ

る。


 [品種の混在]

 花が咲き始めると思いもよらないことが起きる。あれだけ気をつけて、鉢明け・芽揃え

をしたのに、鉢の中に別の花が混じる。いくつかの品種を纏めて、しかも手際よくを心が

けて作業するものだから、どこかで手抜かりとなったらしい。早速名札と違う花を抜き取

りポットに植えておく。

 ただ情けないことに、その混じった花が何か特定できない場合がある。同じ時期に作業

した品種は近くに置いてあるはずだが、それでも分らない。仕方がないので抜いて処分す

る。
 

 [品種の特徴の退化]

 桜草も生き物なので、長い栽培中には突然変異を起して変化することがある。ただ「緋

の袴」から「緋の重」、「目白台」から「唐紅」が出現したのは大変珍しい事例で、そう

あるわけではない。 

 よく起こるのは平凡な花に戻ってしまう場合である。4倍体の「飛鳥の曙」が「酒中の

玉」に。「伊達男」は弁先が細かく切れるのだが普通の桜弁になっている。

 近年我家で見られるのは「獅子奮迅」の変化である。この花は特異な、握りこぶしのよ

うな変型咲きで、さらに弁先が糸覆輪状を呈する。それがより素直な型で覆輪のないもの

が現れている。これが作によるものなのか、もう少し見極めようと思うのだが、多分退化

現象であろう。

 このように弁先が細かく変化するものは注意が肝要である。


 [同名異品]

 今年の展示会で、「四季の峯」が二鉢出展されていた。ともに桃色の巨大輪花でボ

リュームたっぷりであった。ところが片方は重弁であるのに対し、もう一方は弁間に隙間

が出来ている。作柄での違いではなく、よく似ているが明らかに別種のようであった。も

ともと2系統あるのか、よく似た花を写真で「四季の峯」と判定して流通させているの

か、今のところ定かでない。

花壇を組む

 桜草小屋は17日に家人に手伝ってもらって組立てたが、雨や強風で鉢の移動どころで

はなかった。今日やっと30数鉢を小屋に入れて花壇を組んだ。

 まず4本ともほぼ高さが揃った鉢を選び出す。今年は不揃いの鉢が多く、探し出すのに

手間取った。鉢は土の上に直に置いてあるので、雨で跳ね上がった土が鉢にこびりついて

いる。ざっと手で土を落としたあと、束子で水洗い。それから化粧直しである。4本の花

茎が正面から真直ぐ立っているように調整する。ピンセットの後の鏝を土に差し込んで茎

葉全体を動かす。かなり茎が曲がっている場合は、竹串を差し込んで茎をテープで結わえ

る。最後に黒い名札を差し込む。

 さあこれからは鉢並べである。私の使っている鉢は6寸の丹波香炉型なので、巾1間で

五段の小屋では、7鉢×五段が最も見よい。8鉢にすると少し窮屈となる。上段にはうつ

むき加減の品種を、中下段には車咲のものを置く。

 やっと完成。このあと草勢の衰えたものは新手と入れ替えて,五月の連休まで保たせる

予定。

難波高島屋ー片岡球子展

 18日の桜草展示会に昼弁当の差入をもって覗きにいく。よく晴れて観覧者もそこそこ

多い。そこを早めに切り上げて難波の高島屋へ。

  追悼103歳 天に献げる地上な花

        『片岡球子展』

 片岡球子についてはよく耳にしている名であるが、その絵を見る機会はあまり多くな

い。私は「面構シリーズ」「富士シリーズ」の一部を知るのみであった。東京や愛知で活

躍され、関西にはあまり馴染みがないので致し方なし。

 彼女のことを考えるとき、秋野不矩を思う。同じ女性として文化勲章を貰っている。た

だ秋野不矩は結婚そして多くの子供を育てながら画業を貫く一方、片岡球子は画業のため

に結婚を諦めたという。両者とも戦後を挟んで絵が大きく展開する。

 私は関西人なので、どちらかと言えば秋野不矩派であるが、今回片岡球子の作品をまと

まってみることが出来たのは幸いであった。


 [1、初期作品から転換期まで]

 札幌高等女学校から東京の女子美術専門学校を出て、結婚より画業に進むことを決意、

自活のために横浜市の小学校に奉職する。長く仕事の合間を縫っての精進であったとい

う。

 「レースを編む少女 1935」…はっきりとした線描きで、のっぺりした顔つきは後年

     の人物像に同じ。

 「雄渾1942」「供華・散華・三昧1940」

 「美術部にて 1952」…大観賞ー47歳の作品。‘私のようにつまらぬものが、大観賞

     になってあいすまないんです’と。

 「飼育1954」…勤務先の児童を描く。翌年50歳で退職、画業に専念。

 「海ー小田原海岸」…抽象やシュールの入り交じったよう。

 「海ー真鶴の海」…渋い色で、デフォルメ。

 「潮」…尾上梅幸の姫に怒濤の海。


 [2、風景 富士と山々]

 「花山ー浅間山」…原色のオドロオドロしさ。モザイクのような鮮やかな色合わせ。

 「羊蹄山の愁色」…色の交錯が美しい。

 富士の山々の絵が続く。


 [3、人物ー〈面構〉と〈裸婦〉]

 彼女を代表する「面構シリーズ」、誰も思いつかなかったパロディ風・デザイン画風の

きらびやかな絵。プリントでも十分楽しめるか。

 「尊氏・義満・義政」…唐突で作り物のような人物像。小倉遊亀の人物・仏像と大きく

     かけ離れている。

 「面構」ー日蓮・白隠・豊太閤と黒田如水・写楽・北斎・歌麿・鳥文斉栄之

      勝川春章・烏亭焉馬と二代目團十郎・雪舟・一休様・広重

   この主題は長く描き継がれたが、やはり若い時の方がいいように思う。

 「裸婦」は出展3点のみ。「ポーズ22」は驚くべし99歳の作品。        


 私は「面構シリーズ」より「富士シリーズ」の方により魅力を感じる。


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浪華さくらそう会展示

 4月14〜19日の会期で長居での展示が始まる。13日に事務局の廣田氏により鉢・苗が

搬入され、新設の花壇が組み立てられ、準備が整った。

 14日に雨の中展示が始まる。私も会場に行き、黒いプラスティックの名札にアクリル

塗料で品種名を書く。黒い鉢に、白字の黒札がよく似合う。

 今年の出展は、事務局廣田氏と栗東の大石氏、それに私の3人で90余鉢となってい

る。幸いなことに今年の出来は、ここ数年で最もよい。

 遠くからも見に来られている。自動車で三重の四日市から来られた会員の方、飛行機で

熊本から来られた方もあった。後者の人は入会もしてくれられた。さくらそうの魅力のせ

いか。

 18日にも会場に出かける。一部品種の入れ替えがあり、また名札を書く。今日もまた

遠く岡山から来られてた方あり。

 頒布苗がそこそこ売れている。総会での残り苗をポットに2芽植にしたもので、こちら

の出来はもう一つ。1ポット500円、これは20年来値上げしていない。しかしポットの花

苗が驚くほど安くなったので、相対的に高く感じられる。

 さあ!あと一日で終了。
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