日本の桜草と美術

桜草の栽培と美術鑑賞

2013年12月

滋賀県立安土城博物館ー琵琶湖文化館作品展示

 安土城考古博物館では
  企画展『文化財の達人たち』
   で考古学的調査・研究.保存の現場での仕事ぶりを示す道具類が展示される。
      展示『文化財調査の舞台裏』
 これで見ると発掘調査には大変な費用がかかることがわかる。それは当然の事と費やされるのだが、一方「琵琶湖文化館」のように収集・展示ではお金もかからないであろうと予算は削られがちとなる。本当なら調査・研究・修理に人もお金もかかるのに。
 琵琶湖文化館は展示館が休館しているが、所蔵品による展示は引き続いて行われている。活動しているのである、先に韓国で、そして九州国立博物館で、今また静岡、仙台、そして来春は島根と巡回中である。
 その琵琶湖文化館の所蔵品による小展示が、安土城博物館の展示場の一角で行われている。

   琵琶湖文化館秘蔵品で味わう

      『錦秋から白銀へ』

鈴木其一「絹本著色菊花図」 渡辺始興「絹本著色栗紅葉図」 
                  高橋草坪「紙本淡彩柿叭々鳥図」
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亀田鵬斎「紙本淡彩秋景山水図」日根対山「絹本淡彩雪中山水図」
                  横井金谷「紙本淡彩雪景山水図」
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新しい桜草目録ー農藝界

 大阪豊中在の岡島さんより、面白い資料の提供を受けた。明治34年の雑誌『農藝界第一号』である。そこに桜草の販売目録が載せられてあった。この時代、常春園の銘鑑が発行されるとともに、伊藤太郎吉、横山五郎(萬花園)、塚萬の銘鑑が相次いで出た頃である。明治34年というと、常春園の『銘鑑拾遺』のすぐあとである。
 詳しくは浪華さくらそう会誌48号で紹介する予定をしているので、それに依られたい。
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彦根城博物館ー12月展示

 雨のなか博物館まで連れて行ってもらう。

テーマ展[橘と井桁]
 彦根の井伊家の家紋は橘と井桁である。それにまつわる品々が展覧される。

 初代井伊直政像       金箔押橘形馬印        朱地井桁紋旗印
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 式正拵(中は乗駕用)  黒漆塗井桁紋唐草蒔絵螺鈿刻鞘脇差拵 金梨地枝橘紋蒔絵鞍・鐙
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[通常展示]
 半弓(遊戯用)      式正拵
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 〈今月の逸品〉阿瘤尉
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 能装束
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  水衣        緯を波に寄せた織り方=縷(よれ)
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  湖東焼
 赤絵金彩蘭亭曲水図茶碗  色絵山水人物図蓋物
    床山玉光作        自然齊作
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  染付騎馬図煎茶碗    染付鳳凰図大鉢
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  和楽器 和琴
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  狭衣物語り(婚礼調度) まことに美しい手並み
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  美術作品
 旭日波濤図               祝岡本黄石八十寿詩
  狩野永納      佐竹永海        日下部鳴鶴 
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  香山九老図     八仙祝寿図
   狩野永納
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滋賀の文化財講座ー打出のコヅチ第8回

 今年の文化財講座ー打出のコヅチも最終回。

   『普賢菩薩の表現ー普賢羅刹女像を中心に』

             滋賀県立琵琶湖文化館 学芸員 宮尾素子さん

 大乗仏教の代表的な仏典が「法華経」である。正式には「妙法蓮華経」(サッダルマ・プンダリーカ・スートラ…正しい教えの白蓮)という。
 菩薩とは衆生を救済することを修業とする人であるが、仏滅後の濁悪の世に「法華経」を受持し修業するものを守護するために白象に乗って登場するのが「普賢菩薩」であるー「法華経」第二十八・普賢菩薩勧発品。
 そして「法華経」が女人成仏を説くこと、また菩薩が修行中というあり様への親近感から、女人が「普賢菩薩」を念持仏として、信仰の対象としていったという。
 鬼女である十羅刹女が「法華経」の説法により改心して仏法の外護者となったことで、ここに「普賢菩薩」と「十羅刹女」が結びつく。
 どうしてこんな結びつきができたのであろうか。一つには浄土信仰から生まれた「阿弥陀来迎図」に対抗して、法華信仰としての「普賢菩薩と十羅刹女」が取り上げられて、図象化されたものではなかろうか。
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 ここには「十羅刹女」の外に、左に「毘沙門天」右に「持国天」が守護する。
 日本で生まれた組み合わせのため、初期の頃の羅刹女は唐装であったものが、後年には和装のものがみられるようになる。

 *私の全く気付かなかった図象の世界に誘ってもらった。
 

桜草図七宝取り皿

 困った時の何とやら、工芸品の紹介である。これは一般の市販品でよく出回っている。同じ型が使われているようで、上の皿と印鑑入れとは同じ図柄である。
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観峯館ー吉祥の書画

 寒さをついて五個荘の観峯館を訪れる。

   観峯館冬季企画展 『干支と吉祥の書画』

 曾煕 楷書対聯
丹禽翔天表 朱華紀歳辰 蔡光甫 四海昇平図 呉大徴 篆書対聯
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 高剣父 鼠葡萄図     徐震甲 花卉双蛇図     
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 王素 三陽開泰図(三羊だが山羊が混じる)顧伯逵 猪図
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 無款 門神図             振麟・葉錐 百子呈祥図   
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 陳崇光 歳朝図    沈世傑 鯉魚図    福戊 壽字花鳥図
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 楊渭泉 壽図金石図 
 (描かれたコラージュ) 楊夢台 草書壽字軸
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 呂志平 迎新婦図          万年永壽・永楽・永福 1987
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   唐木の机             その見事な葡萄杢
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職場の同窓会ー茨温会

 私が24年間勤めた職場の同窓会である茨温会が今年も開かれた。その職場の管理職だけが現役で、その他はみな年金組である。元気な人だけが参加出来るのだが、80歳を超えた方も何名もいて矍鑠としておられる。今回は紅一点の参加もあった。於茨木。
 かっての時空を共有した仲間意識がこの集まりの原動力なので、新しい世代の参加は多くない、これもいつまで続くか。
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