日本の桜草と美術

桜草の栽培と美術鑑賞

2015年02月

昼ご飯ーエイトヒルズ

  ずっと家にばかりいるので、家人が私を昼食に誘う。過日テレビで見た彦根の県立大学前の「エイトヒルズ」に行くことにする。
 看板も何もなかったので迷ってしまう。ナビの☎も通じない。結局携帯を使って店に連絡して場所を教えてもらいやっと到着。0749-28-0837
 ここの名物は洋風のお惣菜(デリカテッセン)と手のこんだ肉料理。
 二人とも総菜12種盛りにスープ、フォカッチャ、肉は私がポルケッタ、家人はスペアリブ。これに食後のコーヒーをつけて、二人で3100円。ここはなかなか美味しい。
 私のプレート
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曳山博物館ー百花繚乱

 長浜曳山祭と言えば、曳山のうえで演ぜられるこども歌舞伎が見所なのだが、曳山本体も贅を尽くして飾られている。それが順に展示される。今回は長刀組の至宝と鳳凰山の胴幕などが展示されている。
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 館内の一室では曳山(孔雀山)が解体修理中で、その様子を見ることが出来るようになっている。
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長浜アートセンター

 伊藤けんじ選考12人のガラス作家Vol.3

  『現代日本ガラス工芸の最前線』

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   THE ALFEE 坂崎幸之助
      『和ガラスコレクション展』

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 ギターの演奏家である坂崎氏が20年間にわたって集めた数千点の和ガラスのなかから、250点余が公開展示される。
 その大半は日常使いの品々で、明治以降の型づくりのものである。いわゆる鑑賞価値が高いというものではないが、コレクターの心をくすぐるのであろう。

[北国街道 安藤家]

 明治中期に事業に成功した商人の建てた邸宅。こじんまりしているが、やはり主室の客間にはよい材が使われている。
 さりげなく使われている黒柿、床柱は杉の天然の絞り丸太か
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 何と言ってもここは魯山人との係わりのある家で、彼の篆刻した巨大な看板がある。それに何よりも彼が意匠を担当した「小蘭亭」が名物なのだが、この時期は公開されていなかった。
 見事な木刻〈呉服〉      〈清閑〉
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 「古翠園」という小蘭亭前の庭園も名物というのだが、狭い庭に多様な植物を見事に配置してある。
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長浜盆梅展

 毎年二月の初めには、湖北長浜の盆梅展に行っている。今年は家人の都合で今日になった。
 この季節に北近江は雪の季節なのだが、今年は雪がない。ただ県境の伊吹山は真白であった。
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[慶雲閣盆梅展]
 土曜日なので人出が多い。狭い館のなかは人で一杯。
 たくさんの盆梅が出ているが、やはり盆梅の女王というべきは「不老」である。重厚な幹模様の上に桃色八重の花がポッテリと乗る。この木は花の寿命も長い。
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[長浜別院大通寺ー馬酔木展]
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 ここも毎年恒例、盆梅に合わせて「馬酔木展」が開かれる。ただ今はまだ蕾み状態である。
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 湖北の真宗の中心地であるので、建物の設えも手が込んでいる。ただこんな寒い部屋に昔の人は住んでいたらしい。
 大通寺広間       岸駒ー金地墨画梅の図   大通寺新御座
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 大通寺蘭亭                    岸駒ー杉板戸絵鶏図
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植替えを始める

 いくつか桜草の品種を貰って来たので、芽が動かないうちにと、さっそく植付ける。ついでに気になっている品種の様子を見てみる。
 仕立鉢は6寸丹波香炉鉢である。増土をしないので、縁下2僂泙播擇鯑れる。
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 培養土は昨年使い残したものがかなりあったので、それをそのまま使う。肥料は何も施していない。芽の出具合を見て、水肥で行くか大粒の化成肥料を使うか決めようと思う。
 さて今年はいつ頃までに植替えが終わるか?

[他の鉢の様子]
 根の出来が悪かったので霜柱で飛び出し、枯れてしまった根茎。
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 フライングしてしまった芽。
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浪華さくらそう会総会

 毎年恒例、二月の総会を今年も開催。集まったのは十人余、少し寂しい。
 
   開会
   挨拶と新しい情報
      竹岡泰通著『桜草栽培の歴史』の発行・紹介
      くらしの植物苑での講演について
   会務報告 行事の流れ
        会計監査報告
   話題 次の会誌の内容の一部を紹介
       「名前を味わう」
          名前の由来…流用・借用・共用が基本
            どこにもない言葉を使うことは極めて難しい
          命名法…地名、色、見立て(蛇の目傘など)、音楽、文学(和歌)
              社会事象(戦勝)、故事来歴
                *「江天鳴鶴」は江天暮雪+九皐鳴鶴
          品名異聞…「高根の雪」「駅路の鈴」「錦葉集」「東鑑」「玉冠」

      『桜草名寄控』の再認識…前代の「桜草作伝法」記載の品種から数段進化した品種が多
           数記録されている。なぜ染植重の所にこんな品種があるのかを推量。
   苗の頒布会…事務局でたくさんの苗が用意された。
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枯らした品種などを補充(貰って帰る)。
           

安土城考古博物館ー桜花の寿ぎ

 旧伊庭邸から安土の博物館へ回る。
 今ここでは第50回の企画記念展が行われている。このまえ展示替えがあっての再訪である。

     『 人ノ性 酒ヲ嗜ム 』 神を招き人を結ぶ

         後期「桜花の寿ぎ」

 酒にまつわる特別展示で、基本は前期と同じである。ただ後期は酒と切り離せない花の絵が会場を飾る。
 青木夙夜「蘭亭流觴図」…いわゆる蘭亭曲水の宴である。
    *青木夙夜は大雅堂二世を名乗る。蕪村の絵とそっくり。
 月僊「飲中八仙図」…八仙と取り巻を含めて20人ほどの群像。
 「友禅蹴鞠図」
 「桜図屏風六曲一隻」…銀箔を背景に雄大に満開の桜木を描く。
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これらは琵琶湖文化館の出展品
    *ここは写真OKなのだが、借り物の作品だけはダメとなっている。
 今回はカメラを持参したので一部をここに載せる。
 須恵器の大甕         はそうを捧げ持つ人物埴輪     須恵器のコーヒーカップ
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 太鼓形酒筒(→酒樽に)     都の酒甕            土師皿=かわらけ
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 一般展示の部屋では「鯉」の小特集が組まれていた。
 大津祭の「龍門滝山」の「カラクリの鯉」
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 西山芳園「山水図」
 葛蛇玉「鯉魚図」…氷を割って飛び跳ねる鯉、飛び散る水しぶき。
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   琵琶湖文化館の至宝だが、状態が悪いので寝かせて展示。

 戦国武将のコーナーでは織田家の後裔である織田瑟瑟の桜がでている。
   八日市の西蓮寺で今年も織田瑟々の桜画展があるだろう。
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旧伊庭家住宅 安土

 かねてより拝見したかった安土の伊庭家住宅が、ちょうど祝日公開日に当たっていたので、寄り道をする。
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 この住宅は、住友家の大番頭であった伊庭貞剛の四男慎吉の住居として、大正2年、ヴォーリスの設計で建てられた木造住宅である。
 伊庭慎吉は、絵の勉強にフランス遊学、帰国後八幡商業で教師として勤務ー絵を教えた。結婚後沙沙貴神社の神主に就き、その近くのこの地に住居をかまえたのだった。その後二度安土町長に就任する。戦後は家屋敷を手放したが、彼の死後安土町の所有になり、保存される事となった。
 建物は和洋折衷で瀟洒だが、五個荘や日野の豪商の家のようには、特別な銘木などは使っていず、実質的な観がする。
  近藤浩一郎による襖絵
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著明な画家とも交流があり、鹿子木猛郎、津田青楓や小杉放庵からの手紙が屏風仕立にされている。

  寄付された紫檀の座卓       洋間の食堂
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 特異な部屋がある。南東角に台所を配置し大きなガラス戸(波打つガラス)で囲まれていて、冬でも暖かい。
 二階の洋室の南に小さな和室ΝГあり、一人きりになりたいようなときの隠れ部屋になっている。
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 階段の壁は「波濤紋」の模様になっている。
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 見学者は私一人だったので、管理担当の老婦人にコーヒーの接待を受け、しばらく話させてもらう。古い家は手入れが欠かせない、天然スレートの屋根も雨漏りするのだが、そのスレートが手に入りにくいという。

桜草苗の調製

 少し植替え作業をしなければという気になってきたので、土をいじる。先に浪華の事務局の廣田友重さん提供の苗を歴史民俗博物館のくらしの植物苑に向けて送ったのだが、第2陣は我が家で調製している。
 関西の新花を見てもらうだけでなく、実生育種の親子関係を展示しようと計画している。

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