日本の桜草と美術

桜草の栽培と美術鑑賞

2016年07月

ポット植終了

 いつもなら実生苗の植替えは8月中旬にずれ込むのだが、今年は何と7月中に終える事が出来た。それは気温の低い状態が続いたので、実生苗の成長が早かったためである。
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 5センチポットで約1200ほどの数になった。最後にはポットが足りなくなって急遽買いに走るはめとなる。上のバットを23ほど使った。置き場所がないので、葉のなくなった鉢の上に置いている。
 [下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる]と量だけは一人前作ったが、こんなときは得てして良い結果が出ない場合が多いようだ。しかし来年を期待するしかない。
 〈特別に大きく育った個体〉    〈小さい個体との落差の大きさ〉
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 それにしても同じ時間を経過しても苗の成長具合の個体差の大きいこと。ただし大きいからといってよい花が咲くというわけではないのだが、伸び伸びと葉が展開するのを見るのは楽しい。

ポット上げ続く

 実生苗の成長著しく、追われるように植替えを続けている。

 〈植替えの手順〉

 押し合いへし合いの苗床   土を捌いて苗を1本毎に  小さい苗は処分 
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 *この段階で第一回目の選別となる。ただし花は咲いていないので、苗の大きさのみ対象となる。
  苗の大小と花の良さは関係ないが、大きく元気な苗が好ましい。

 ポットは斜めにして土を入れる  苗を寝かせ置く   土を入れながらポットを立てる
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 *毛根を痛めないためにも出来るだけ手早く植付ける必要があり、そのための方法である。
  土は双葉の付け根のところまで入れる。そこから不定根がでる。

 植え終わったところ(すでに数百ポット)
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 珍しい斑入りの葉の出現ー固定するかどうか
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実生苗のポット上げ

 ブログの更新が遅れているのだが、ただいま老犬の介護で外出がままならないため。年の初めにあともって1月といわれていたのだが、それが半年も生きながらえている。しかしもう足腰が弱って普段は歩けず、お襁褓の世話になっている。もう少し続きそう。これが人間の介護ならなおさら大変。

 実生苗が順調に育っている。
 〈すでに葉の径が20ミリを超えるものも〉
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 苗の量が多いので、早めに植替えることに。苗用の培養土を調整
 〈赤玉4、バーミキュライト4、腐葉系1、燻炭1〉
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 〈苗の取り出しー根を切らないように細心の注意を払うー柔らかく細かい播種用土使用〉
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実生苗の成長

 実生苗の成長では、すでに本葉の径が10ミリになっているものがある。ただ親の品種や個体差によって大小のバラツキが大きい。
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 〈今年の実生の全体〉
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 〈すでに本葉二枚目が出てきている〉
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ボーダレスアートミュージアムNO-MA

 近江八幡の旧市街の古民家に開設されている美術館NO-MAに久し振りに出かける。

   NO-MAコレクション+新作展

      『 紂) 里 絵 』

            遠くて近い私の風景

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 緞里絵さんの絵に接したのはもう随分前になる。あからさまな性器が描かれ、そこに鋏が出てくる。その廻りは様々な模様で丁寧に埋め尽くされ、圧倒的な存在感と緊張感に溢れている。
 その彼女が今なお営々と作品作りに勤しんでいて、その近作が展示されている。NO-MAで個人展が催されるのはあまりないことなのだが、見応え十分の展覧会となっている。
 近江八幡で展示するだけではまことにもったいない。全国的に知ってもらいたい画家・作品である。
 ところが、観覧者は私一人であった。八幡への観光客は多いが、ここまで足を延ばす人があまりいないのは残念。
  〈2階の展示風景〉
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観峯館ー扇子と工芸の美

 このところ美術館へはご無沙汰している。
 東近江五個荘の水道工事業者に水栓金具の取り替えをしてもらったので、その代金を支払いがてら観峯館に寄る。

 夏期企画展  ー中国文物コレクションによるー

     『 扇 子 と 工 芸 の 美 』

 観峯館は、日本習字教育財団の創設者である原田観峯氏によるコレクションを展示する博物館である。よくもまあ世界の雑多な品々を集めた物だと感心するのだが。その中心をなすのはやはり書道に関する中国の文物である。特に中国大陸の建国のゴタゴタやさらに文化大革命による伝統文化の否定にともなう中国文物の流出期にうまく収集されたように思われる。そのため清末から民国期、20世紀前半の珍しいものがある。今回の出展物もその流れにあるようだ。
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 〈陶文象嵌屏風〉     〈臂閣〉        〈景泰藍〉
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 〈堆朱博古屏風〉     〈未央宮東閣瓦硯〉    〈人形墨〉
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 〈墨松図折扇 湯滌〉   〈山水図折扇 溥伒〉  〈翠枝垂露図折扇 呉湖帆〉
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 〈梅竹図扇面 屈兆麟〉  〈花卉図折扇 韋熊〉    〈班姫吟扇図 朱真〉
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 *親骨の表面には細かい浮彫りが施されているものが多い。細工師の技量は高い。

梅雨の晴れ間の日焼け

 梅雨が続く。雨が上がっても曇り空。それを私は見過ごした。曇っていても温度が高い分、鉢の水分は蒸発する。そして太陽がかっと照り、いま旺盛な成長を見せる実生苗に水切れを起させてしまった。水の足らなくなった葉の細胞が枯れ死してしまったのだ。多分根もやられているに違いない。
 ところが皮肉なことに、そのあと夕立のような雨が降って水浸し。
 復活するのに何日もかかりそう。
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