日本の桜草と美術

桜草の栽培と美術鑑賞

音楽会

観峯館ー冬の音楽イベント

 観峯館での冬の恒例となっているジャズ演奏会。今年も参加することが出来た。

      『HEARTBEAT DIXIELAND演奏会』

 6人のメンバーが五箇荘にやってきた

      大島一郎 Trombone
       菊地寿人   Cornet
        鈴木孝紀    Clarinet
         かねだたつこ   Vocal Banjo
          片岡耕一   Tuba
           大樋稔    Drums Wash

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 開会が宣せられると、客席の後ろから金管の大きな音を鳴り響かせながら奏者が入場、そのまま演奏へと続く。ディキシーの賑やかな音で溢れかえる。大きくもない会場なのに、なおマイクを使うからなおさら。
 「12 th Street Rag」ではWashという楽器が活躍
   *ふと大阪の漫才の「横山ホットブラザース」のお父さんの「ガラクタ楽器」を思い出す。
 そして「Lover Come Back to Me」が唱われる。

 約20分の休憩。いつものようにコーヒーが振る舞われる。

 後半が始まる。

 珍しくTubaの曲「Maskrat Ramble」が奏される。
 そして「In The Shade of The Old Apple Yree」が唱われる。
 Bluesの紹介があり、世界三大ブルースの三つ目として「伊勢佐木町ブルース」といってお客さんにマイクを向けると、「アハン!」と返ってくる。お年寄りにしか通用しないネタ。
 トロンボーンの大島さんが息継ぎなしの奏法で会場を回る。私が目をつぶっていたので、私の真横に来て「ブパパーン」とやられた。
 最後に「Sing Sing Sing」とアンコールで締めくくり。

 とにかく輝く音色で圧倒される音楽会だった。聴衆は120人ばかり、大ホールでの演奏もしている彼らにとって、少しものたらなかったかもしれない。
 
  

びわ湖ホール ザ・チーフタンズ

 姉が行く予定だった音楽会の切符が私の所に回ってきた。会場がびわ湖ホールなので、滋賀在住の私に「あげるから行ってきて」ということになった。内容を全く知らないまま行くことに。

     『 ザ ・ チ ー フ タ ン ズ 』

            〜結成55周年記念 Forever Tour〜

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 予備知識がないままに演奏を聴いて初めてその音楽を知った。基本はアイルランドの民族音楽である。こんな機会でもない限り聴くことはないもので、よい経験をさせてもらった。
 主な楽器はフィドル(ヴィオリンのこと)、アイルランドのバグパイプ、アイルランドハープなど。10人編成で、皆芸達者。最長老79歳のパディ・モローニさんはパイプを、若いフィドルの娘さんは歌も踊りもサックスもと多才。音楽には踊りが付き物ーその足技は仰天もの。
 音楽そのものは馴染みがないので何が奏されているのか解らない。中に「トラブルメーカーのジグ(ネルソン・マンデラに捧ぐ)というのもあった。
 ゲストに日本人の「アノナ」というコーラスグループ。それにバグパイプ奏者(一曲と、アンコールに‘紅葉’を奏したのみ)
 賑やかでテンポよく楽しいステージであった。その裏にはどうもアイルランドの哀しい歴史が隠されているようである。現実から一時逃れるべく忘我の賑やかさを求めたのではなかろうか。これが移民としてUSAに入って「カントリー」になり、ダンスが「タップダンス」と呼ばれるようになったのではないか。アンコールでは観客をも巻き込んで、場内を行進して終了。都合休みなしの1時間40分のステージであった。座席は8割5分方埋まっていた。
 日本では10ステージが予定されているが、そのうち5会場は東京である。

観峯館ミニコンサートーシタール

 観峯館でのミニコンサートがあるので家人を誘ったら、「音楽なら行く」というので、ちょうど自動車で送ってもらう事が出来た。

     『シタールミニコンサート』

            演奏 田中峰彦さん

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 シタールという楽器はラヴィ・シャンカルの演奏を映像で見た事がある。それはカボチャ(瓢箪あるいは干瓢)の実を共鳴胴に使い、また共鳴絃が張られてふくよかな音を響かせる。
 田中峰彦氏は大阪の出身で、日本・世界各地で演奏されているという。彼の演奏はここから見られる。今日の聴衆は約50人ばかりで、満席であった。約40分。

 [演奏曲目]
    ビートルズナンバー
    月のたわむれ…田中峰彦作曲
    源流……………田中峰彦作曲
    ラグパティ(インドの曲)…本人の歌付
      アンコール…夕焼け小焼け
  

 

観峯館ミニコンサートーポルトガルギター

 観峯館で年に数回開かれているミニコンサート。たいていは書に関係のある中国楽器が演奏されるのだが、今回は趣向を変えての催しである。
 ポルトガルギターは珍しい楽器でポルトガルでのみ生き残っている。リュウト族の撥弦楽器で、イギリスから伝わったと言われ、シターンから変化したらしい。スティールの12弦でファドなどの伴奏として用いられている。
 演奏者の上川保さんは日本を代表するギター奏者で数多くの内外の歌手の伴奏をされている。その彼がポルトガルギターもよくする。今日はそんな珍しい楽器の演奏会である。
    *上川保さんの演奏はユーチューブでも聴ける

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 〈プログラム〉
 1、Barco Negro
 2、Uma casa portugues
 3、The shadow of your smile
 4、The third man
 5、Noturno
 6、Fado e Lisboa
 7、イムジン河
 8、Cinema paradice
 9、Gelsomina
  アンコール …彼の声が優しすぎてよく聞き取れなかった。

 スティール弦をピックでつま弾くので、少しバンジョウのようにも聞こえる。

観峯館ー二胡ミニコンサート

 近江五箇荘の観峯館では、年に何度かミニコンサートが開かれている。今回は中国の二胡の演奏ということで拝聴に出かける。

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   演奏者  鳴尾牧子さん
 
         *主に神戸・大阪で活動されている。HPを参照
          大柄で見事なプロポーションの持ち主。ぴっちりとした旗袍がよく似合う。

   プログラム 草原情歌 歓慶鑼鼓 空山鳥語 陽関三畳 夜光の杯 査爾達欺 戦馬奔騰
      アンコール 見上げてご覧夜の星を
         *演奏が終わるとサッと引き上げられた。 

観峯館–音楽イベント

 近江は五箇荘の観峯館では毎年12月にジャズを中心とした音楽イベントが催されている。私はここ数年続けて聞きに行き、楽しませてもらっている。当日券1000円(前売り800円)。 
 早めに家を出たのだが 私としたことが何と、道を間違えて八日市方面にむかってしまった。途中で気がつき軌道修正、そのため開始少し前に滑り込み。すでに小ホールの予定された椅子は満席(140ほど)であった。しかしここでも日本縮図そのもの、会場は老人だらけで(私のその一人なのだが)、若人はチラホラ。
 今回はジャズバイオリンを中心としたクィンテット(この演奏のために集まったらしい)。演奏者が入ってきた。バイオリンのREIKOさんは真っ赤なドレスに膝上の黒いブーツで、まことに派手やかな出で立ち、他の男性4人はそこらへんの‘大阪のにいちゃん’の風情。

     冬の音楽イベント ー ジャズバイオリンの調べ

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       演奏者   バイオリン  REIKO
             ギター    筒井裕之
             ドラム    三夜陽一郎
             ベース    畠山 令
             キーボード  名倉 学
 
       プログラム
        吃堯 G線上のアリア(16ビートアレンジ)
            アルハンブラの思い出(タンゴ風)
            Vestido rojo

                *コーヒーの振る舞いがある

2部  太陽がいっぱい
            クリスマス特集
            Rebom
            スペイン
              〜
            アンコール 情熱大陸

     *近年の音楽はジャンルで固定されることはあまりないようである。ジャズ風の
      演奏や即興もあるが、アンコールの「情熱大陸」のように歌い上げるアレンジ
      が主体のように思う。
      あっという間に終わってしまった。
      それにしてもこの値段、人数では持ち出しであろうに、よく続いている。

観峰館ー中国琵琶ミニコンサート

 東近江五箇荘にある観峰館では年に1.2回中国楽器の演奏会が催されている。入館料だけなのでたいてい聞かせてもらいに行っている。今回は中国琵琶の演奏会である。
 奏者は郭倩さん。彼女は内モンゴルの出身、来日して教育大学で学び先年大学院を出たという。中国琵琶は古代から広くアジアで使われた琵琶の流れを汲むものである。ただ近年その改変は著しいようで、糸が天然由来のものから鉄線に変わったので、音色から奏法まで(トレモロの多用)まるで違うものになっている。中国では伝統の楽器であっても近代化の名目で、それが正当化されているのか。しかし二胡などは変わっていないようだが。
 日本の伝統楽器は形式はそのままに現代音楽に適応しているように思えるのだが。

    『中国琵琶ミニコンサート』
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            聴衆は約50名、大半は中年以上の女性で男性は数名。

       中国琵琶……郭倩さん

           *旗袍を着て登場、裾が深く切れているので艶かしい腿が見える。

       プログラム
        導入   夜来香
             野に咲く花のように
             涙そうそう
             彝族舞曲
             春雨
             青花瓷
             十面埋伏
             川の流れのように
        アンコール 故郷

城奈緒美・パイプオルガンリサイタル

 安土は日本の中心となるべく信長が城を築いた場所である。進取の気性に富んだ彼は西洋の文物を好み、キリスト教の布教を許し、安土には教会やセミナリヨが建てられた。そこからはオルガンの音が響いていたという。
 信長が暗殺され、城が焼け落ちて安土はもとの寒村に戻ってしまう。
 現代になって安土の丘に文化施設が作られた時、信長の時代にあやかって、鄙には珍しく立派なパイプオルガンが設置された。せっかくの宝物なので、専属のオルガニストが置かれた。それが今回の主役城奈緒美さんである。
 イタリアのマントヴァで「室内楽フェスティバル2016」が開かれたので、その姉妹都市である近江八幡(安土を合併したので)から市民交流団がそれに参加。城さんも同道され、かの地での古式オルガンを演奏されたとのこと。それを踏まえての今回の凱旋公演となったのである。

  日伊修好通商条約締結150周年「マントヴァ室内楽フェスティバル2016」参加・凱旋

      『 城 奈 緒 美 パイプオルガンリサイタル 」
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 [プログラム]     [曲目解説] *クイックで画面が大きくなる
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 パイプオルガンは大きな楽器で壮大な音を奏でる。荘厳な教会音楽が主だが、今日では、その多彩な音色で楽しい曲もたくさん出来ている。

 「吃堯廛瀬凜デ・ダ・ベルガモ(19世紀の活躍)のソナタ…象の行進のような、そしてワルツ。

 「2部」現代の日本の作曲家
     オペラハイライト ジャンニ・スキッキ アイーダ
     J.ラングレ「フレスコバルディののオマージュより
       大半が低音(ペダル)だけで演奏された

観峯館ー古箏ミニコンサート

 毎年観峯館では中国楽器による無料のミニコンサートが開かれている(昨年は陳頤さんによる二胡の演奏)。せっかくなので聴きによせてもらう。ただあまり宣伝が行き届いていないのか、「澹泊敬誠殿」の玉座の前での演奏ながら満席になることはない。習字の生徒さんも聴きにくればいいのに。

     『 古 箏 コ ン サ ー ト 』

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       演奏  徐 恵偉 (中国南京出身)

            *徳島・鳴門で古箏教室を

       演目  荒城の月、さくら…凝った編曲であった
           高山流水、瀏陽河、イ族舞曲
           涙そうそう、ふるさと

           アンコール…日本の曲のメロディー(春よ来い、夏の思い出……)

  *古箏という楽器は「古」がついているが今日のような楽器形式になったのはごく新しく20世紀
   後半のようである。21弦。調律にはチューニングハンマーが使われる。かなり強い張力をかけて
   いるので、音質は乾いた堅い音がする。

  *華やかな旗袍を着て登場した徐さんは、若い可愛らしい娘さんで、容姿抜群。
   日本に来て音楽で食べていけるのだろうか。  

安土文芸セミナリオーチャリティコンサート

 今回で3回目となる

   『東北支援チャリティコンサート』
 
       〜届けセミナリヨの風・四季の色もよう〜

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 菊香和千代さんを中心とする和の演奏集団が毎年のようにこの安土のセミナリヨで発表会をされていて、いつも鑑賞させてもらっていた。それが東北大震災をきっかけにチャリティコンサートに衣替えして行われるようになったのである。

[第一部]
 地歌舞「万歳」   立方・古澤侑毘 三絃・菊香和千代 箏・菊紫香千晴
 けしの花      三絃・西野友紀子 箏・山本悦子 尺八・渡辺菊山
 篝火        第一箏・菊紫香千晴 第二箏・藤川敦子 尺八・馬場憲山
 地歌舞「蘆刈」   立方・古澤侑毘 三絃・岡田京子 胡弓・菊香和千代
   *地歌舞の静かで神経の行き届いた所作をきちんと見させてもらった。
    ただしこれはお座敷藝なのだが。

[第二部]
  「福原佐和子」さんがゲストで登場

 平城山       ソプラノ・山本哲子 箏・福原佐和子
 風の花びら     ソプラノ・山本哲子 箏・福原佐和子
 朗読と箏のための
  野分のまたの日〜清少納言「枕草子」第186段〜
           朗読・山本哲子 箏・福原佐和子
  *野分の又の日こそ、いみじう哀におぼゆれ。立蔀、透垣などのふしなみたるに、前栽ども心ぐるしげなり。大なる木ども倒れ、枝など吹き折られたるだに惜しきに、萩女郎花などのうへに、よろぼひ這ひ伏せる、いとおもはずなり。格子のつぼなどに、颯と際を殊更にしたらんやうに、こまごまと吹き入りたるこそ、あらかりつる風のしわざともおぼえね。

 いと濃き衣のうはぐもりたるに、朽葉の織物、羅などの小袿著て、まことしく清げなる人の、夜は風のさわぎにねざめつれば、久しう寐おきたるままに、鏡うち見て、母屋よりすこしゐざり出でたる、髮は風に吹きまよはされて、少しうちふくだみたるが、肩にかかりたるほど、實にめでたし。

 物あはれなる氣色見るほどに、十七八ばかりにやあらん、ちひさくはあらねど、わざと大人などは見えぬが、生絹の單衣のいみじうほころびたる、花もかへり、濡れなどしたる、薄色の宿直物を著て、髮は尾花のやうなるそぎすゑも、長ばかりは衣の裾にはづれて、袴のみあざやかにて、そばより見ゆる。わらはべの、若き人の根籠に吹き折られたる前栽などを取り集め起し立てなどするを、羨しげに推し量りて、つき添ひたるうしろもをかし。



 オルガンと箏のための瞑想曲「里の空」
           箏・福原佐和子 パイプオルガン・城奈緒美
 主よ、人の望みの喜びよBWV147(バッハ) 箏・福原佐和子 パイプオルガン・城奈緒美

[第三部]
 きぬた       高音・山本悦子 低音・西野友紀子
 雪舞        箏・株本勝恵 十七絃・岡田京子 尺八・馬場憲山
 チャイナ・チャイナ・チャイナ
           箏・菊紫香千晴 十七絃・藤川敦子 胡弓・菊香和千代
 宙〜SORA〜    第一箏・岡田京子 第二箏・株本勝恵 尺八・馬場憲山

  *せっかくの演奏会なのに入りは半分ちょっとか。地方都市の音楽人口の少なさよ、
   もったいない。
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