日本の桜草と美術

桜草の栽培と美術鑑賞

西国観音霊場

西国観音霊場ー奈良県南三寺

 一時に何ヶ寺も巡るのは大変なので、まず自動車で行けるところをと、なら県南部の三ヶ寺を目指した。先ずは一番遠い「壺阪寺」に向かう。ナビに目的地を入れて、それに沿って車を走らせる。ところがその経路たるや、高速道路を利用して、京都から大阪に入り、そこから山越えして奈良に入るという大回りコースで2時間半もかかった。

[壺阪寺]
 言わずとしれた「お里沢市」の舞台となったお寺である。障害者福祉を教えの柱ともされていて、盲人対象の老人ホームも経営されている。またインドでの救ライ事業に関わってこられたことで、インドで彫られた巨大な石像がもたらされている。
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〈本尊の観音さん〉       〈巨大な石像〉
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〈奉納されたガンダーラ仏頭〉かつてはインドで買えて持帰れたという。
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[岡寺]
 壺阪寺から岡寺へ。まことによく整備された清々しいお寺さんである。ただ風水害で山の一部が土砂崩れを起し痛々しい姿を見せている。境内の牡丹の花は終わっていたが、びっくりするほど大きい石楠花の大きな花があった。
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〈本尊の観音さん〉 巨大な塑像製  〈一抱えもある石楠花が迎えてくれる〉
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[長谷寺]
 時間がなかったが、次の機会がないかもしれないので無理して長谷寺に行く。
 長谷寺名物の長い階段の回廊そばの地植の牡丹はすでに終わっていたが、たくさんの鉢植のもので飾られていた。巨大な観音さんと再び対面(牡丹の季節に一度来たことがある)。その右肩の上に今回開帳された「雨宝童子立像」が見える。かなり離れているが優れた彫像であることが見てとれる。
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〈迎えてくれた鉢植の牡丹〉
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 帰りは最も短いルートをと地道を北上して宇治に入りそこからバイパスを通って滋賀に入ったはよかったが、長谷寺を5時前に出発して、帰り着いたのが9時、4時間もかかってしまった(高速代なし)。遠回りだが高速道路はだてではなかった。

西国観音霊場ー興福寺南円堂

 今回も自動車で。奈良市内に行くとよく利用している駐車場は、平日にも関わらず、我々の車で満車となる。
 先ずは腹ごしらえ、県庁6階の食堂で。

〈第九番 南円堂〉
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〈北円堂〉
 ちょうど北円堂も公開されていたので拝見する。運慶の代表作である「無着像」「世親像」と再会。
かつての北円堂は仏像が目白押しに詰め込まれていたのだが、今回は九躰(弥勒如来坐像、四天王立像ーいずれも国宝、ほかに大妙相菩薩像、法苑林菩薩像)のみで、空間がすっきりしている。
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西国観音霊場ー大津篇

 この4月15日は、西国観音霊場草創1300年ということで奈良の長谷寺で特別の法要が営まれ、さらにこの日を「日本巡礼文化の日」に制定して、特別の散華が配られる。そんなことで、この日は日曜日なのだが、近場の大津周辺のお寺を自動車で巡ることにする。

 [石山寺]
 我々は春の始めの寒い日に電車でここを訪れている。今回は朱印をいただくだけなので、家人のみ境内に入り、私は駐車場で待機。
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 [岩間山正法寺]
 石山寺まで来たので、足を伸ばして正法寺を目指す。ここは毎月17日には石山駅から直通のシャトルバスが出るのだが、普段は山の麓からの長い徒歩行しかない。ただ道が整備されていて、自動車で楽に上がれる。寺域では献木という形で「桜」や「石楠花」がたくさん植えられていて、4月当初ではさぞかし桜の花が見事だろうと想像された。
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 本堂横に小さな池がある。ここでかの芭蕉が「古池や池に飛び込む蛙かな」を詠んだという。

 [長等山園城寺]
 言わずとしれた大津の名刹で、比叡山と並ぶ天台の雄である。境内は広い、そこに多くの建物が散在している。国宝の本堂を横に見て、観音堂に急ぐ。さすが足の便のよいお寺だけに、朱印を受ける人も多く、書き手が3人もいる。
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 ここも桜の木が多く、花の季節には観光客で賑わったことだろう。

西国観音霊場ー二十七番圓教寺

 〈姫路行〉
 青春18切符を買ったので、遠くから攻めることにして、和歌山についで姫路である。滋賀から京都・大阪を通過して兵庫へ。新快速1本で行けるので有り難いが、それでも約130分ほどかかる。
 朝起きるのが遅れて、予定より1本あとの電車となる。これがどう影響するか。
 姫路からバス、姫路城そして満開の桜を横に見て書写山へ、そこからロープウェイでお山に。
 姫路もお山も白人系の外国人が大勢やって来ている。

〈山門〉             〈本堂〉
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〈本堂の破風〉          〈軒から顔を出す山桜〉
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 お詣りして早々に下山したのだが、予定していたバスに間に合わず、そこで「書写の里美術工芸館」を久し振りに訪れる。清水公照さんの泥仏その他に再会、「工芸展」をも覗く。
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 姫路駅に戻って先ずは遅い昼食をとる。そして「一乗寺」への道を探ったのだが、時間的に間に合わないということで、またの機会とすることにする。

西国観音霊場ー第三番粉河寺

 和歌山駅から鄙びた和歌山線で粉河寺駅へ、30分ほど。この間無人駅が大半を占める。
 駅から参道を登ること10分余、割に大きな門前町を形成している。

      『 第 三 番 粉 河 寺 』

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 大きな山門とともに満開に咲き誇る桜が迎えてくれる。本堂にいってのち、広い境内を散策。このお寺では、粉河産土神社と共存しているようである。
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 北に隣接する「十禅律院」を覗いたのだが、屋根が所々に傷み、気の毒なほどである。修理が急がれるが、うまくいかねば廃寺になるかもしれない。

 〈門前の巨大な楠〉
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西国観音霊場ー第二番紀三井寺

 青春18切符を使っても観音霊場めぐり

    『第二番紀三井寺』

 滋賀から京都を通過して大阪へ。ここで「紀州路快速」に乗り換えて、一路和歌山へ。和歌山駅からきのくに線で二つ目が「紀三井寺駅」。駅から徒歩10分ほどで山門に到着。

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 名にし負う花盛りの桜が迎えてくれる。本堂までは急な石段を登る。途中仏殿の巨大な「大千手十一面観音菩薩像」を拝察(松本明慶作)。そこからさらに登って本堂へ。アジア系外国人観光客の声もチラホラ聞こえてくる。
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 電車の窓から周囲の山々を眺めていると、山桜の花がそこここに見られる。紀州路は「山桜の里」のようである。山の麓まで行って眺めたいところ。
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 和歌山駅に戻り、軽くパンで昼食。

西国観音霊場ー三十二番観音正寺

 過日観音正寺に詣ったのだが、この時は家人が集印帳を購入していなかったので、本日再度の山登りとなった。
 今日は九丁目まで自動車道を利用(通行料400円)で、残り三丁のみ石段を登る。山上では私は寺域には入らず休憩(入山料は500円)。
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 少し暖かくなって来たので山に来る人も増えている。
 それにしても長命寺では通行料も入山料もなしだった。

西国観音霊場ー三十一番長命寺

 昼の食事のあと、急に家人が「長命寺へ行こ」と誘う。以前に一度近くまでいったのだが、自動車道が積雪のため危うかったので途中引き返したのだった。
 今日は天気もよし、自動車で出かける。観音正寺へは石段を登ったのだが、今回は自動車道で寺のすぐ近くまで上がることが出来た。ちょっと安直な感なきにしもあらず。
 少し暖かくなって来ているので、参詣の人も増えているようだ。やはり霊場めぐりの人が中心である。
 ここは入山料はなし。

 〈山門〉           〈重文の本堂〉瓦ではなく檜皮葺
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 〈重文の三重塔〉杮葺     〈重文の鐘楼〉
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 〈琵琶湖遠望〉
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 〈集印帳〉ついに集印を始めた、後へは戻れない。
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