#俳句 日記俳句を楽しむ会

2023年03月

 世の中、WBCの日本の活躍に湧いています。
句会には、準決勝勝利を確認しての参加に、興奮がおさまりませんでした。
 今日の句会は先生のご都合が悪く、会員11名の参加となりました。
兼題は「梅」
 先生からは、句会を開催するようにとの、連絡を受けていましたので、
いつもの流れで、選句、披講、互選の確認と進行。
そして全部の句に触れ、意見交換です。まあ、賑やかに声が上がりました。
ずばり、「内容が理解出来ない」と、手厳しい指摘。「語順を変えれば良い句になるよ」
と、応援。切字と助詞の使い分け。等々、気がつけば休憩も取らずでした。
句の鑑賞は、とかく批判(?)に偏りがちだが、独自の発想等を掬い取りたいと思う。 
時には、傷つけたり、傷ついたりしたかも知れません。それらも含めて、
共に成長していきたいと思います。
 少し早いですが、16時に閉会となりました。

 4月3日には、吹上元荒川のお花見です。4月句会には桜の句が並ぶことでしょう!

2023.03素戔嗚神社
神楽殿
の雛飾り

<  多笑

312日の句会は先生のご都合により投句指導となりました。

今回の兼題は「寒明」、昨日添削されて戻って来ました。日頃から「推敲こそ俳句上達の極意」ということで、再び推敲・仕立て直しの悩みの時が始まります。

ここ暫く、WBCの日本チームの躍動に日本国中が胡椒まみれのホットな空気感でしたが、チームの渡米とともに冷たさが戻ってきた感じです。「花冷」と言うには少し早い気がしますが、既に桜が開花を始めましたので来週は優勝とお花見で再びの熱気を期待したいところです。

原市公民館利用のサークルの活動紹介展示が37日から28日まで開催されています。「原市さくら会」も最近作の短冊を見事に咲かせましたので、その熱気を感じにお立ち寄りください。

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記:栄泉 

 「寒さ暑さも彼岸まで」とはよく言ったもので、3月も半ばを迎え一気に春めいてきました。あちこちの桜の開花宣言も届くようになりました。昔は桜といえば入学式につきものだったのですが、近頃は卒業式を飾るようになったようです。「地球温暖化」がこんなところにまでと、能天気に花を愛でていられないなとふと思う今日この頃です。  
 遅くなりましたが、まだ寒かった初旬の6日に3月例会を開催しましたので、その報告を致します。参加者は先生を加えて7名(欠席1名)でした。兼題は「下萌」です。いささか春めいてきたことをうれしく思う時にピッタリのお題でもあり、珍しくいつもの一夜かせいぜい二、三夜(?)漬けではなく張り切って、早めに取り組もうとしたのですが、結局空回りするばかりでなかなかまとまらず、我ながら平凡なただの「報告」のような句しかできませんでした。春を迎えようとするこの時期、会員の皆さんの句は雑詠を含めてバラエティーに富んだ季語が織り込まれた句が揃いました。未だ若輩(実年齢ではなく『句歴』という意味で)の私には勉強になりました。
  思うに、作句は日々の暮らしの中でふっと湧く感慨やあるいは目にした情景を心に留め置くことが大切で、それを五七五に置き換えてみると句になっているという作業かとも。「若輩」の我が身を振り返ると、「さあ、句会も近いぞ」と力んでしまい、まずは五七五ありきで行き当たりばったりに季語を探しているにすぎないように思え反省させられます。特に今回は会に入れていただいて約3年、兼題、席題、雑詠で6句提出し、1句たりとも1点も点数をいただけなかった「大惨事」でしたので反省しきりです。
(進ノ介記)

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