#俳句 日記俳句を楽しむ会

2023年05月

20230516_騎西城吟行
















 朝の集合写真の、余裕の笑顔です。15名となりますと、クラス会みたいですね。
 
 昨日の雨がすっかり上がり、まさに若葉風のなかの吟行となりました。

会員10名、先生、山水の会より4名、総勢15名の吟行でした。
 兼題「烏野豌豆」1句、雑詠5句 89句の力作が詠まれました。
10:00集合、16:30散会 騎西文化・学習センターにて句会開催。 
「吟行は季語探し」先生の指導の言葉です。
 新緑の公園は、楠やさまざまな若葉。若葉を揺らす薫風、薄暑等、初夏の季語が
並びました。同じ季語を詠んでも様々で、勉強になります。
 そのままを詠み、素材を詰め込みすぎると、洗練さに欠ける句となってしまう。
との指導もありました。省略とのバランスが難しい! 
 千寿さん、ゆりさん、未登さん、洋乎さんご参加ありがとうございました。
「俳句とお顔が一致しました」と、ほほえましい会話がありましたね。
 皆様と共に、有意義な一日を過せたことに感謝しています。
  多笑 

       兼題「筍」       席題「無し」
       出席者 14名

   お天気上々の5月11日、上尾市の上平公園にて今年度第一回目の吟行句会を
  開きました。山茶花の会から、康子さん、久美子さん、文子さん、伊奈桟雲の  
  会から多笑さん、游子さんの5名が参加され、男性はおひとりの先生を含め総勢
  14名の吟行となりました。
   集合場所での初めましての軽い挨拶があって、新鮮な笑顔で始まりました。
   各々好きな方面に散る前、一度並んだ場所から薔薇を背景にした方が映える
  からと移動、集合写真を(通りすがりの若い方にお願い)撮りました。
   また句会の会場が公園内のクラブハウスの会議室と、移行が速やかに出来る
  場所であり便利この上なく、吟行の済んだ人たちが三々五々会議室に戻って来て
  早速和やかな会話など始まり。句会に備えつつ昼食となりました。
   13時、句会は例になく活発なトークで、場は熱気さえ感じられるようでした。
  他の会の人たちも勿論ですが、この日、山水の人たちの顔がとても輝きをもって
  いたように思えました。(個人の感想です)
   下準備に動いてくれた人達のお蔭で、何とか上平公園吟行を終えることが出来
  たことを喜び、参加して下さった方々に感謝申し上げ報告といたします。
                                吉野 未登
  
 




       
      

立夏直前の5月5日、世の中では子供や孫との触れ合いを満喫している最中に、ゲスト1名の応援を頂いての句会となりました。

 兼題「春大根」:6句、 席題「子供の日」5句、 雑詠:30句

「即興で詩の世界を創り出す力を養うもの、詩としてのストーリを創りだすものと心得よ」の席題から始まりました。

各句の指導では、「作品は小さくまとめるな!大きな句にチャレンジして指導を受ける方が成長を期待できる」と。

毎回「説明でなく描写にせよ」の指導が多発ですが、この微妙な感覚を例えて「シャッターを押した瞬間の絵として描写をすること」であると。何か掴めそうでなかなか奥が深く、ブレたり、ぼやけた絵にしかならず、カメラが悪い、被写体が風で、、・・そんな言い訳しか言えない日々が続いています。

終了後、先生と有志で軽く?一献、久しぶりの俳句談議で「座の文芸」の本質を大いに満喫した春の名残の夜でした。

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記:栄泉

 5月1日に句会を開催しました。参加者は5人+1人(投句のみ)に先生を加えて6人でいかにもGWの谷間(?)という、ちょっと寂しい会となりました。兼題は「巣箱」あるいは「鳥の巣」でも可ということでした。私が使っている2種類の歳時記では「巣」は季語ではないことを確認し、今回は「燕(つばくろ)」を取り上げました。ほかにも「雉」「筒鳥」を詠みこんだ句がありました。
 確かに「巣」は鳥だけでなく虫にも獣にあるのだから「巣」が季語にはならないのは道理。しかし「鳥の巣」は今回の兼題であったように春の季語です。したがって、何らかの「鳥」を句として詠みこむと、その句における「巣」は当然「鳥の巣」であり、つまりは季重なりとなってしまう危険があります。結局、鳥を題材(季語)として読む場合は「巣」の扱いが難しいということを理解しました。
 私自身の句を振り返るとそういう問題以前の拙さが目立つのですが、それはともく、やはり俳句は奥が深いというか雑に詠むものではないと改めて思います。今回は参加者がやや少なめだった分、先生とのやり取りも会員相互のやり取りもいつもより活発だったようです。来月の句会は、GWであちこち行かれる人もあるでしょうから、そんな旅(近場のお出かけでも)の句が楽しみです。    
(進ノ介記)

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