日本音楽著作権協会(JASRAC)の許諾を得て、私は私のHP(「日本の歌を英訳する」欄)で日本の歌をあれこれ英訳している。拙訳は、訳者である私の氏名を明示してくれれば、自由に引用してくれてかまわないと書いてあるのだが、その注意書きを無視して、無断利用する人があとを立たない。「四季の歌」(芹洋子唄)、「上を向いて歩こう」(坂本九唄)「見上げてごらん夜の星を」(坂本九唄)などが大いに“利用”されている。「四季の歌」の場合、アジア諸国の人に無断利用者が多いようだ(例→こちら)。YouTubeにも無断利用されている例が少なくない例→こちら[上を向いて歩こう]、こちら[見上げてごらん夜の星を]、こちら[仰げば尊し]、こちら[仰げば尊し]、こちら[仰げば尊し]、こちら[仰げば尊し]、こちら[四季の歌]、こちら[四季の歌]、こちら[四季の歌]、こちら[四季の歌]、こちら[四季の歌])。著作権の意味がわからない人が多いようだ。各歌の最初の1行をコピーしてGoogle検索に掛けてみれば、無断利用している人や場所はたちどころに判明する(そういう点では、インターネットは便利な文明の利器だ)。
 無断利用者を発見した場合、最初のうちは、いちいち連絡をいれ、訳者である私の氏名を明示してくれるよう、また他の著作権者(作詞者、作曲者)の権利も侵害しないようにと伝えていたが、その後も次々と無断利用者が現れるので、正直なところ、少々うんざりし始めている。しかし、放置しておくのも躊躇われる。どんなことになっても、それが私の知的財産であることが客観的に確認できるようにだけはしておかなくてはならないだろう。
 外国の多くの人からも引用されるということは、それだけ私の英訳が“通用する”というふうに考えてよかろうし、それはそれで嬉しいことなのだが、他方で、無断利用されるのは悲しいことでもある。まさに、嬉し悲しである。

【後日記】「遠くへ行きたい」の拙訳を無断で利用する人も多い。例、例、例、例、例(その他省略)。「紅葉」の英訳の無断使用も多く見つかる。例(こちらは“法律”を重んじる税理士事務所のようだ)、例、例、例、例(その他省略)。