金鷲の夢(頼むぞナッシー)

クラッチ東北の鷲よ不死鳥となれ!

不思議な縁

楽天6−5ロッテ

前回の記事で「ウィラーの確変を期待」と書いたら、3安打2ホームランの大活躍。
これで三好のホームランも予言していたら大したものだったが、スタメン出場すら予想できなかったのだから、どう頑張っても当てようがなかった。

5−2で勝つはずの試合をややこしくしたのが今江の失策。
ゴールデングラブ賞に4回も輝いた実績が、楽天移籍後は感じられないのだが、天然芝のグラウンドに戸惑っているのだろうか。

それにしても、あの場面でピンチバンターを出されてしまう阿部は情けない。守備と小技でアピールするタイプなのだから、せめてバントくらい完璧にできなければ、永遠に守備固め要員である。
足立の送りバントで二三塁となり、楽天で今、一番当たっていない岡島を敬遠してくれたことも勝因だが、島内のスタートが抜群に早く、たとえ松永が藤田の当たり損ねをしっかり処理していたとしても、本塁は間に合わなかったか?というタイミング。

この勝利を呼んだのは、十一回と十二回を三人ずつで終わらせた宮川と金刃のナイスリリーフ。
特に宮川は復帰前よりも球威が増しており、連投もこなしたことから今後、大事な場面で使えそうだ。

この日は都市対抗野球で、同じ横浜追われ組の細山田が、順決勝進出を決めるサヨナラヒットを放ち、しかも前の打者を敬遠されたという状況まで似通っていたのは何かの縁か?

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年俸一億のベテランがアレでは

楽天1−12ロッテ

復帰した嶋がいきなりスタメンマスク。
足立を休ませたくても、伊志嶺ではどうしようもないので、レギュラー捕手である嶋が戻ってきたのはプラス。

ベンチも美馬が前半戦のデキにないことは感じていたのか、ショート後藤でレフト、センターがウィラー、ペレスという布陣。
守備に目をつぶって打撃優先のオーダーを組んだが、たった5安打でベテランが中学生のようなエラーをするようじゃ勝てるはずもない。

ペレスが2ホームランしたあそこしか打てず、守備も走塁もダメ、2安打したアマダーも走者になると漬物石で加えて後藤のアレ。
試合後、ベンチで呆然したままへたり込むペレスの様子から、とんでもなくレベルの高いリーグに来てしまったことに気づいたようで、どうやら期待するのはムリらしい。

銀次と今江が調子を上げてきたが、岡島は依然冷え冷えで、茂木の穴は埋まるどころか大きくなる一方。
緊急補強第一弾も不発で、復帰したアマダーも速い球のミスショットが多く、一戦級は打てそうにない。
まだペゲーロというマイナー通算173発男が控えているとはいえ、今年の外国人補強はほぼ全滅が見えてきた。
オコエ、茂木、足立を当てた神ドラフトとは結果が違いすぎて、同じフロントが関わっているとは思えないほどである。
外国人の場合、獲った限りは使わなければならないので、これだけの人数をすべて外すと、お試し起用だけでも、かなりの黒星を喫していることになる。

今日の先発は復帰登板になる辛島。
打たせてとるタイプだけに、守備を固めてウィラーの確変発動が理想だが、果たしてまたノーガードの殴り合いに打って出るのかどうか。

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ぶざまな判断ミス連発でまたハムに勝てず

日ハム9−3楽天

次から次へと飛び出した判断ミスで、勝てる試合を落としてしまった。
最初のミスは三回、銀次のレフト前のヒットで本塁を狙った藤田が、スライディングもできないほど手前でタッチアウト。
真喜志コーチは「ヒットが出れば何でも回す」と決めていたかのような感じで、タイミングを測る様子もなく、適当に腕を回していたが、次の打者は交流戦で初めて打席に立つ投手ではなく、前の試合でフェンス直撃の2ベースを放っているフェルナンドで、その次は前の打席でタイムリーを放っている足立である。
状況を考えずに指示を出したとしたら、三塁コーチャーとしてはやや適格性を欠くとしか言いようがない。

五回、ヒットを放ちながら、一塁をオーバーランしてタッチアウトになってしまったペレスもお粗末なプレー。
三塁送球の間に二塁を狙うつもりだったのだろうが、中継に入った中島がジャンプして捕るような返球でもなく、日ハムサイドの守備に隙があったとは思えないので、メキシコあたりでは内野手が中継プレーを怠ることが多いのかもしれない。

追い打ちをかけるように意味不明の三盗を仕掛けたのがウィラー。
デキの悪い吉川をリリーフした白村が三連打を喰らっているのだから、「隙をついて足で崩す」ような展開ではなく、結果的にこの盗塁死が、押せ押せの流れに水を差すプレーになってしまった。

三好に至っては、詰まったゴロに対して、後ろに下がるという怪プレーを演じており、この日の楽天はなにか変だった。

先発のブリガムは解りやすく言えば、肩の強さを買われてピッチャーに転向した野手が投げているような感じ。
威力のあるストレートも鋭いスライダーも持っているが、結果的に打者を抑える『投手』としての技術がない。

銀次が4安打と気を吐いた。
ペレスはどちらかと言えば六番あたりで気楽に打たせるタイプなので、銀次がヒットメーカーの本領を発揮し始めたのは大きい。
銀次の不振の原因は、「詰まりながらレフト前に落とす」という、究極の打法に挑んでいるところに、梨田監督の『銀次二番構想』が相まって、好球必打の基本から外れてしまったことだろう。
西武やソフトバンクのような、強打者揃いのチームなら、今年の銀次の出塁率が活きてくるのだが、還す打者が少ない楽天では、2014のジョーンズのように、生還できず残塁することになる。

細山田が所属するトヨタ自動車は、JR西日本を6−1で破ってベスト8進出を決めた。
この日は補強選手の畠山を、リードで見事に操り、打つ方でも1安打2四球の活躍。
準々決勝は7月23日(土)の第三試合でNTT東日本と対戦する。

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守備の乱れでハムに連敗

日ハム3−1楽天

投手陣はよく踏ん張ったが、ペレス、ウィラー、銀次の新クリンナップが、日ハム投手陣にノーヒットに抑えられて完敗。

先発の則本は立ち上がりに、不運な内野安打と田中賢介の巧打で無死一三塁のピンチ。
続く陽岱鋼がセンターに大飛球を打ち上げると、不慣れなポジションに入った島内が捕り切れず2ベースにしてしまった。
オコエか聖澤なら捕っていた打球で、打つ方でも精彩のなかった島内の起用は攻守ともに完全に裏目に出た。
もうひとりの誤算が三好。
守備では中島の打球をグラブの土手に当てて弾き、さらにその中島が盗塁するとベースカバーを忘れるというボーンヘッド。
打っては3三振で何もできず、茂木の欠場、西田の二軍落ちという絶好のチャンスを自ら棒に振った。

四番の中田はサードゴロで、三本間に挟まれた田中賢介が今江のタッチを避けて三塁ベンチの方へどんどん逃げていったが、球審の笠原が何もコールせず、それに今江が抗議している間に「ここまでおいで」をしていた田中賢介が、しれーっと本塁生還しようとしたところを、カバーに入っていた則本が追いかけて背中にタッチし、かろうじてアウトにした。
この判定に梨田監督が激怒。
球審の笠原に「どこまで逃げたらアウトにするつもりなんじゃワレ、ナメとったら耳の穴から指突っ込んで奥歯ガタガタいわしたるぞ!」と、言ったか言わなかったかは判らないが、相当な剣幕でしばし抗議。

三振を獲りに行ったフォークを大谷にうまく拾われて2点目を奪われると、今度は則本が爆発寸前。
怒りをぶつけるようにボール交換を要求すると、終始険しい表情でこの回を投げ続けた。
結果的にこの失点が決勝点なっており、則本としてはやってはいけない2点目を防げなかったことで、エースとしてのプライドが傷ついたのだろう。

3試合連続ホームランを期待したペレスだが、インコースのカットボール攻めに対応できず、1ゴロふたつと2三振という成績に終わった。
これで他球団の先乗りスコアラーは「内にキチンと投げておけば大丈夫」と自軍の投手陣に報告するだろうが、その球が甘くなり、真ん中近くに投げ損じた時に打てるのか、あるいはファールで終わるのかということ。
真ん中から内がまるでダメとなると、結局、踏み込んで手が伸びるアウトコースにさえ投げなきゃ抑えられるということになるので、よほどのノーコン投手以外は打てない。

試合は落としたのだが、七回、八回を投げた小野と宮川が、150キロオーバーの球威のあるストレートでグイグイ攻めて、共に三人斬りで仕留めたのが収穫。
小野は後ろに大きく引くテイクバックが特徴で、150キロを優に超えるストレートは威力抜群。
陽岱鋼、中田、大谷というストレートに強いクリンナップが力敗けするほどだから、単に数字が出るだけのストレートとは違い、空振りが獲れる強い球である。

宮川は肘の手術で痛いところがなくなったためか、かなり球が速くなっている。
制球力もそこそこあって先発もできるタイプだけに、フィジカルが万全となれば少し期待できるかもしれない。

嶋が二軍で試合復帰しているそうだが、梨田監督は足立を高く評価しているようで、「一軍復帰は九回までマスクを被れるようになってから」と条件をつけた。
伊志嶺は出るたびに捕球ミスをしているので、後半で足立に代打を出した時の守備が心配だが、嶋を伊志嶺の代役にはできないから、スタメンマスクを任せられる状態まで待つということだろう。
ともすれば雑になりがちな嶋のリードやキャッチングが、足立の登場で危機感を持ち改まってくれればいいのだが、果たしてどんなものだろうか。

宮西からフェンス直撃の2ベースを放ったフェルナンドは、対左なら面白い存在になりそうだ。
あれだけ振れるのは魅力で、内田の2本を上回るホームランを放てるかどうかに注目したい。

楽天よりもチーム防御率が約1点低いハムの投手陣は強力で、明日の試合も苦戦しそうだが、とりあえず後半戦の勝敗を五分に戻したいので、ここは勝っておきたいところ。

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細山田がリードで完封勝ちをアシスト

七十七銀行0−2トヨタ自動車

いよいよ細山田の夏、都市対抗野球が始まった。
一回戦は仙台の雄・七十七銀行。
都市対抗の実績ではトヨタ自動車が有利だが、前年の覇者である日本生命が初戦敗退しているように、波乱含みの大会が予想されるため、「展開次第では苦しめられるかも…」と思いながらの観戦。
しかし結果はトヨタ自動車の先発・佐竹が抜群の安定感で4安打完封。
後半は三振の山を築く圧巻のピッチングで七十七銀行打線をまったく寄せ付けなかった。

迅速な試合進行のためか、ストライクゾーンはプロより内外角ともボールひとつ広く、投手有利の条件ではあるが、細山田の構えたところにほぼ投げきれる佐竹の制球力は、この大会では大きな武器である。

七十七銀行打線が引っ張りにかかっていたこともあるが、細山田はストレートを終始外に集め、内寄りのチェンジアップを振らせるというパターン。
ワイドなアウトローに投げきれれば、あえてリスクの高いインコースを使う必要がないくらい、打者にとっては打ちづらい。

序盤は一死満塁で二ゴロ併殺や、四番に送りバントのサインを出す迷采配で二塁走者が憤死するなど、攻めあぐねたトヨタ自動車だが、五回に押し出し四球と併殺崩れで2点を奪い逃げ切った。

次戦は新日鐵住金かずさマジックとJR西日本の勝者との対戦となるが、二回戦までは中四日くらいはありそうなので、次も佐竹で行ける日程だが、その次あたりからは継投も含めた戦い方になる可能性が高く、細山田の真骨頂を発揮するのはその試合あたりになりそうだ。

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Bクラス最強で前半戦を終了

西武3−4楽天

前半最後の三連戦を勝ち越しで終えた楽天。
借金はふた桁の『11』だが、最大13あった敗け越しをふたつ減らしてのフィニッシュだから、後半戦は少しずつ五割に近づいていくような期待を与えてのオールスターブレークになった。

巻き返しの鍵を握っているのは、来日即、三番で起用され、救世主的な働きをしたペレスである。
極端なオープンスタンスと、タイミングをとるためバットを頭上でクルクル回す独特のフォームで、左右の投手からいずれもレフトスタンドに飛び込むホームランを放った。
どちらのホームランも、実況が平凡な外野フライが伸びて入ったというような表現をしているので、相当なスピンがかかった打球のようだ。
レフトに2本も打てば今後はインコース攻めになるだろうが、大きく踏み込む打法だけに、詰まらず振り抜けるかがポイントになる。

結局、離脱した茂木の穴は誰も埋めることができず、改めてその存在感が大きく感じられることになった。
西田はホームランを1本放ったものの、それがマグレ当たりと思われても仕方がないほど打てず、三好と入れ替えで再び二軍落ちしてしまった。

銀次が少しずつ当たりを取り戻しつつある。
シーズン当初の二番構想に過剰適応したのか、好球を見逃すケースが目立ったが、ここに来て若いカウントから積極的に打って出るようになり長打が増えた。

逆に冷えてきたのが岡島。
原因が疲労ならオールスター休みにリフレッシュしたいところだったが、前半戦の働きを評価されて、監督推薦でオールスターに出ることになってしまったが、せいぜい代打か代走でチョロっと登場するだけだろうから、いい気分転換くらいに考えて、後半戦に向けた調整をしてもらいたい。

一時は、その火の手が先発にまで及びそうになっていたブルペンの大炎上も、森山が担当を外れたあたりから持ち直し、接戦を拾えるようになってきた。
今季は飼い殺しにする予定なのだろうが、ムードを悪くする元凶は早めに取り除いておいたほうがいいので、新しいポストでも作って、現場に影響を及ぼさないよう隔離した方がいいだろう。
前半戦で先発を我慢して引っ張っていた分、ブルペンにはまだ余力があるはずだから、終盤のねじり合いに持ち込めば、互角以上の戦いはできそうだ。

ペレスが日本野球への適性を示し、茂木が戻ってきたら借金返済の可能性が高まってくるので、すべてはペレス次第である。

※ 昭和男さん、TERUさん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


ペレスが初めまして弾

西武1−5楽天

初戦を岸にひねられたことで、絶対に落とせなくなった二戦目。
来日即スタメン、しかも三番で起用されたペレスが、ポーリーノが投じた外角のストレートを左に持っていくと、打球は以外にも伸びてスタンドイン。
三番打者の呪縛を知らない新助っ人が、連勝を目論む西武の出鼻をくじく先制2ランをかっ飛ばした。

初戦で攻守に精彩を欠いた今江に替わって七番に内田、後藤に替えて九番には三好が入った。
どちらも攻撃面を期待されての起用だったが、ともに結果を出せず。
内田は内角のボール球に手を出して、外の落ちる球で仕留められるというパターンに対応できず、前に飛ばすことすらできなくなっているので、どうやら一軍の壁にぶち当たったようだ。

先発の塩見は変化球の精度が悪く、ストレートに頼るあまり力んでバランスを崩すというシーンが何度もあった。
甘い球も多かったが西武打線が当たっておらず、打ち損じに助けられたというところか。

七回に二死満塁から藤田の走者一掃の2ベースが飛び出し1−5とすると、福山、ミコライオ、松井裕樹が無失点リレーで繋いで完勝。

枡田の代打成績がそろそろ知れ渡ってきたのか、「無理に勝負せず」という感じで歩かされた。
ふところの深い構えに加え、体重が増えたことも迫力に繋がっており、まるで用心棒のような「寄らば斬るぞ」という雰囲気が漂っている。
こんなに打つなら五番に据えたくなるところだが、余計なことを考えることなくひと振りに懸けることができるから、極限の集中力を発揮できるわけで、居場所を見つけた選手をあまりいじくらないほうがいい。

勝負を決めた藤田は、少しずつ調子を上げてきたようだ。
初戦でファインプレーを無粋な判定でセーフにされたが、守備、打撃ともに安定しており、ソロソロまとめ打ちが出そうな雰囲気になってきた。

今日の試合は、大げさに言えばCSへの挑戦権を賭けた一戦になりそうなので、釜田には今季一番のピッチングを期待したい。

※ TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


Aクラスは強し

ソフトバンク6−2楽天

休日の朝にようやく、土曜日に行われたソフトバンク戦をパ・リーグTVのイニングムービーでチェック。
立ち上がりの美馬は、コーナーを狙った球がことごとく真ん中に入ってしまい、ヨーイドンで3点を失ってしまう。
内川のセンター前タイムリーは、厳しい内のツーシームを巧くさばかれたものだから仕方がないが、吉村に2点タイムリー2ベースを浴びてしまったのが痛かった。

外一杯を狙ったスライダーが、吉村の大好きな真ん中外めに入ってしまったのではひとたまりもない。
この流れを作ったのは打者・柳田の時にやらかした美馬のワイルドピッチである。
せっかく今宮が送りバントを失敗してくれているのに、一塁が空いたことで、「柳田には厳しく攻めて最悪歩かせてもいい」という定石に嵌り込んでしまった。
直近一割台と不振の柳田と勝負せず、ここのところ四割以上打っている吉村に打たれたのだから、ちゃんと指示しなかったベンチのミス。
ここを1点で凌いでいれば、連敗中の東浜にもっとプレッシャーを与えることができたのだが、いきなりの3点で楽に投げさせてしまった。

楽天の見所は三回表、これでもかと足の威力を見せつけたオコエのプレーだろう。
レフトのウォーニングゾーンまで飛んだオコエの打球は、外野フェンスにワンバウンドで当たると中村のグラブにドンピシャで跳ね返った。
平凡な走力しかない選手なら迷いなく自重するだろうし、俊足の走者でも間一髪になるタイミングだが、オコエ余裕のセーフだった。
さらに凄かったのが、藤田のセンター前で楽々ホームインした驚異のベースランニングだ。
バットに当たった瞬間にスタートを切れる二死とはいえ、中継に入った内川がボールを捕った時にはオコエはすでにホームベースまであと一歩のところまで達しており、前進守備でもドンピシャでなければ刺せないほどの快足をアピールした。

ソフトバンク6−2楽天

強いソフトバンクに勝ち越して、パ・リーグの優勝争いを面白くしてもらいたかったのだが、前日と同じスコアであっさり連敗を喫してしまった。
先発は戸村の代役として再昇格してきたブリガム。
青山とともにプルペンでは剛球を投げているらしいが、実戦では二流の先発投手で、とてもソフトバンク相手に通用するとは思えない。
結果としては6回3失点だから最低限の仕事をしたのだが、もうひとりのブルペンエースである青山が見事な打たれっぷりでゲームを壊してしまった。

この日の青山は球威もなく制球もフィールディングも悪い上、難しい打球が三塁に飛んだり、足立が盗塁を仕掛けた本多を完璧な送球で刺したプレーを、セーフと判定されてしまったりと運にも見放されていた。
これで青山は二軍降格が決定。
実績のある選手を辛抱強く使い、戦力として復活させる手法が得意な梨田監督も、いつまで経ってもピリッとしないベテランに業を煮やし見切りをつけた。

則本で初戦を獲ってもソフトバンクには勝ち越せず、先発投手陣のレベル差を感じさせられる三連戦だった。
今日から相性のいい(7勝6敗)西武との三連戦だが、球宴明けからはまたAクラスのチームとの対戦が続くので、最低でも2勝1敗と勝ち越しておきたいところ。

※ おずさん、拍手コメントありがとうございます。













則本が四年連続二ケタ勝利に王手の今季9勝目

ソフトバンク2−3楽天

ロースコアのゲームを制した楽天が先勝。
オコエと岡島の走塁、代走・聖澤の盗塁が得点に繋がり、何とか3点は獲ったものの、進塁打や犠打が決まらず、粘っていた則本を危うく見殺しにするところだった。

則本は八回までに8安打を許しながらも、要所で三振を奪いソフトバンクを繋げなかった。
先に9勝をあげていた和田を直接対決で降し、パーラートップに並ぶ今季9勝目。

フロントは得点力不足を解消するため、緊急補強で3Aからペゲロとメキシカンリーグからペレスを同時獲得。
恥を忍んで「数撃ちゃ当たる」に出たのだが、シーズンも残り半分になったこの時点で、聖澤、島内あたりをベンチに置いて、お試し起用するような余裕はないので、二軍で結果を残せば昇格という手順を踏んでもらいたい。

しかし3.02と、チーム防御率が2点台に突入しそうなソフトバンク投手陣は強力。
元々素材の宝庫に、名伯楽の佐藤コーチを迎えたことで、次々と素質開花する投手が現れ、今や「誰が出ても外れなし」という状態になっている。
オーナーの悪ふざけが敵を利する形となった楽天は自業自得だが、打倒ソフトバンクを旗印にチーム強化してきた他球団はいい迷惑である。

戦犯の楽天としては、無理してでもソフトバンクを引きずり下ろし、優勝争いを面白くする必要がある。
せっかく初戦を獲れたのだから、今日の試合を大物喰いの美馬で勝って、「運が良ければ三連勝」くらいの意地は見せてもらいたいもの。

※ おずさん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


チキンハートをさらした戸村が二軍落ち

楽天7−5西武

帰宅後VTRをチェックしていたら寝オチしてしまうほど、なかなかのハードワークをこなした今週末。
爆酔+爆睡で少しリフレッシュしたのち、ようやく土曜日の映像を確認してみた。
美馬はここまですでに5勝している自信なのか、よく腕が振り切れていて、浮いた高めのストレートでも打者が空振りしてくれるシーンが目立った。
嶋はシュートを多用して横に揺さぶる配球をしていたが、コントロールがアバウトな美馬は、いいピッチングをしていても、抜けた球を打者に当ててしまい、今度は攻めきれなくなって甘く入ったところを痛打されるというパターンで降板するケースが多かった。
この日の足立は、美馬の特徴であるタテ割れのカーブをうるさいほどに投げさせて、緩急と高低の立体的リードで打たせてとる省エネ投球を展開。
6回で8安打を浴びながらわずか82球だから、余力を残して次回の登板に備えることができた。

4点差で迎えた九回、セーブが付かない場面ながら松井裕樹が登板、ストレートでは空振りを奪えていたので一時の不振は脱したようだが、四球と連打で2失点、尚、二死一塁で秋山にホームランが出れば同点というところまで追い込まれた。
ストレートで圧して何とか試合を終わらせたが、前回、4点差で登板したDeNA戦でも失点しており、余裕があるとあまりよくないタイプのようだ。

三回に藤田が追撃のタイムリーを放つと、ふたりの走者を置いてウィラーが野上のスライダーにバット一閃、値千金の逆転3ランで一気にひっくり返した。
ハマスタで場外弾を放ったパワーに加え、ボールをいい角度でバットに乗せるのが巧く、いい場面で打つ勝負強さも持っていて怪我にも強い。
守備力はマギーの安定感に劣るが、走り始めたら結構早く、意外にベースランニングも上手。まだ29歳と若いことから日本で永くプレーしてくれそうだ。


オコエが1安打2死四球で三度の出塁。
監督から「もっと出塁率を高めるように」と注文を出されていたので、振り遅れないよう好球を積極的に打つだけの段階から、またひとつレベルアップしたようだ。
しばらくは見送り三振が増えて苦しむことになるだろうが、並みの外野手ではとても捕れない打球をさばける守備力を打率換算すると、我慢してでも使い続けるだけの価値がある。

楽天3−4西武

初回、二死から島内が一二塁間を破るヒットで出塁すると、ウィラーが先制のタイムリー2ベース、銀次死球のあと復帰初戦の今江が一二塁間を狙い打ちにして2点目、さらに一三塁から若い相手バッテリーの隙をつくホームスチールで3点目を奪うなど、開幕当初、好調だったころのような攻撃でビッグイニングを作ったが、戸村が五回にその貯金をすべて吐き出し、九回に登板したミコライオが栗山に決勝タイムリーを打たれての逆転敗け。

前日、西武を抜き去って四位浮上したのだが、二回以降沈黙した打線が松井裕樹を出す展開を作れず、一日で五位に逆戻り。
守備の下手な戸村だから、ピッチャーゴロを一塁に悪送球してしまったのは仕方がないのだが、栗山に対する3球目と4球目で際どい球をボールと判定されると、膝をつき天を仰ぐなど、動揺する姿を敵に見せてしまったことは猛省すべし。
これからの試合のこともあるので五回終了まで投げさせてもらえたが、チキンハートが監督の逆鱗に触れて二軍送り。
美馬なんて大した球も投げていないのに自信満々でど真ん中にストレートを投げ込むのだから、戸村はメンタルトレーニングで、少し感情をコントロールする術を学んだほうがいいのではないだろうか。

茂木の代役として起用されている阿部。
五回、1点差に迫られて尚、無死一二塁の場面、浅村の二ゴロでタッチを避けようと三塁側に身を反らせた栗山の陰に阿部が入ってしまったため、藤田は二塁封殺ができないと判断し、すばやく反転して一塁をアウトにした。
打球が飛んだ位置から判断して、走者が内に切れ込んでくるのは判るのだから、阿部はライト側にポジションを取っておくべきで、「ボーっと」二塁ベース上で突っ立っているようじゃ哲朗に替えられてしまう。
先日、相手チームの外野手が交錯落球した記録上の2ベースで、塁上で「バーン」をしていた意識の低さを指摘したが、大卒6年目ですでに28歳の選手が守備固めで満足しているようでは、とても茂木からレギュラーの座を奪うことなどできないし、首脳陣からこれ以上成長が見込めないと判断されてしまえば、今季限りでの『戦力外』すら考えられる。

交流戦明けを五割で乗り切っている楽天だが、残り18試合中15試合が強いAクラス球団との対戦になる七月が、五割フィニッシュの目標達成に向けて大きな壁となって立ち塞がりそうだ。
今日からは10連勝中の日ハムとの2連戦。
幸いにも大谷、有原という超弩級の先発は投げてこないので、連勝はともかく、1勝1敗で乗り切り、敵地でのソフトバンク戦に臨むことは充分可能なはずなので、まずは今日の試合を取っておきたいところ。

※ TERUさん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


暴走・拙攻、則本ヒヤヒヤ8勝目

楽天3−2西武

オコエに変な刺激を受けたのか、暴走に次ぐ暴走で則本を援護できないという嫌な流れの試合だったが、六回に銀次が走者一掃のタイムリー2ベースを放ち、その後のピンチを辛うじて凌ぎ逆転勝ち。

藤田の中飛でタッチアップし、三塁目前で憤死した岡島の走塁は、この後の打順を考えると無理してまで三進する必要はないし、銀次に至っては、ノーヒットでも1点入る無死二塁から、無死三塁という大差ない状況を作るためにリスクをとって、オマケに間一髪でもない完全なアウトだから、中堅の選手としては恥ずかしい。

主力がゆるいプレーをしている一方、足立の安定感がぐらつくチームをガッチリとガード。
ハッキリ言ってしまえば、シーズンを乗り切るスタミナとバッティング以外は嶋より上で、楽天のストロングポイントである、「粒ぞろいの投手陣で接戦をモノにする」という野球ができている。
フォークがワンバウンドしても、もう一球フォークを選択できる安心感は大きな武器で、投手は思い切って腕を振り切れる。

同じ球を続けて、いたずらに球数を増やすようなリードもしないので、先発投手は中終盤の勝負どころで、もうひと踏ん張りできる余力を残している。そんな小さなことの積み重ねが、リーグ戦に戻っても五割で戦えている原動力であることは間違いがない。
問題は消耗の激しい捕手というポジションで、今のパフォーマンスをいつまで維持できるかということだ。

則本は自らの牽制悪送球などもあり先に失点したものの、その後は粘って7回2失点と悪くない内容。
今季8勝めは和田に次ぐ二位、奪三振数も大谷をピッタリとマークする好位置につけているので、今年は二冠が狙える。
松井裕樹も指に掛かる球が増えてきたことで、ストレートで三振が獲れるようになってきた。

当面の敵である西武に、則本を立てて初戦を勝つという目標は達成できたので、次は勝ち越してこの三連戦を終えるというミッションを果たしてもらいたい。

※ おずさん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


オコエのライト前のツーベースにどよめくスタンド

オリックス3−5楽天

「やっぱり南国だねぇ」と思ったグラウンド状態。
小石があっても「なんくるないさー」で済ませてしまうのか、打球がピンボールマシンのように、あっちこっちに弾かれていた。
敵失を5個も貰って勝てないほど酷い貧打かと思っていたら、相手投手が変われば14安打だから初戦の西がそれだけ良かったということか。

1点差で迎えた九回表、イレギュラーを恐れて突っ込みきれない糸井を見たオコエは、猛然と加速してライト前のヒットを2ベースにしてしまった。次の岡島がセンターに弾き返して、貴重な追加点を奪ったのが大きく、松井裕樹がオコエショックで気落ちしたオリックス打線を抑えて、楽天が南国の接戦を制した。

内田が長打二本で2打点をマーク。
打撃も守備も粗いが、期待されている長打と打点は記録できているので、一軍に上がると、よそ行きのバッティングになってしまう中川よりも、上で定着する可能性は高そうだ。

目立たないが三つの四球で繋いだウィラーもいい働き。
そろそろ警戒されてきたのか、厳しい内角攻めが目立つようになってきた。ここで我慢してボール球を振らなければ、もう一段上の助っ人へとレベルアップできるので、焦れて振り回すのではなく、苦し紛れに投げてくる甘い球を待つ打撃を期待したい。

転がり込んできたチャンスに三タコで、代打を送られてしまった哲朗。
吉持までも骨折離脱と、これで一軍に定着できなければどうする?というほど恵まれた状況だが、果たして存在感を見せつけることができるかどうか。

今のオリックス相手なら連勝しておきたかったところだったが、リーグ戦再開後2勝3敗なら許容範囲内で、まずは1.5差に迫った西武を抜き去って、日ハムの背中が見える位置まで押し上げてもらいたい。

※ 昭和男さん、おずさん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


このふたりで年俸1億8000万ですか…

楽天1−5ソフトバンク

交流戦4位の勢いで首位叩きに挑んだ楽天だったが、第三戦はまったく見所がなく、1勝2敗という結果以上にソフトバンクとの実力差を見せつけられることになった。
年俸2500万円の戸村が4回3失点は仕方がないとしても、年俸9000万円の青山が逃げ腰のピッチングで、決定的な2ランを浴びてしまったシーンは観るに耐えなかった。
力のあるベテランに働いてもらうことを第一に考える梨田采配は支持するが、結果はともかく勝負すらできないベテランは、取った取られたの鉄火場である一軍の舞台にはふさわしくないので、そろそろ『調整の場』である二軍で、「今季限りでクビになるかも?」という恐怖と戦いながら、必死でもがいている若い選手たちと同じ空気を吸わせた方がいいのではないだろうか。

四回裏、連続四球で崩れかけた中田に、杖を差し出し水まで与えたのが年俸9000万円の後藤。
一死二三塁で外野フライでも同点の場面だから、高めに手を出して凡退するのならともかく、低めのクソボールとワンバウンドをブンブン振って三振に倒れたバッティングは、チームの士気を大きく下げた。
多分観ていた多くの楽天ファンが「何だコイツ…」と感じたと思うが、こんな身勝手なプレーしかできない選手はタダでも要らないから、この選手を獲得し契約延長したフロント担当者と結束バンドでひと括りにして、さっさと『燃えないごみの日』に出してしまえばいい。

茂木が本多のスパイクの刃で右手に裂傷を負ったことで途中交代となり、結局、登録抹消となってしまったのは確かに痛い。
しかし、もはや気力では補えないほどの疲れで身体が動かなくなっていたようだから、これを『天の配剤』ととらえ、澱のように溜まった疲労を完全に取り去って、三週間後のオールスター明け初戦で、ハツラツとした姿を見せてもらいたい。
ライバルの戦線離脱にともない昇格する哲朗は、何かにつけ茂木と比較される辛い立場だが、茂木の登場でその存在を忘れかけていたファンに、「哲朗って昔いた西田に似てるよね」なんて寂しいことを言われないよう、ヒーローインタビューのお立ち台で哲朗=去年までの西田であることを認知させてもらいたい。

火曜日からは沖縄で対オリックス二連戦。
おそらく、ご当地捕手の伊志嶺がスタメンマスクを被ることになるだろうから、肉を切らせて骨を断つ超攻撃的オーダーで、打撃戦をモノにして欲シーサー(梨田風)

※ 楽天家さん、TERUさん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


長距離砲の炸裂で鮮やかな逆転勝ち!

楽天4−2ソフトバンク

立ち上がりの美馬は、城所のヒットと盗塁で一死二塁とされると、柳田にあっさりと先制タイムリーを許してしまう。
しかし続く内川を、二塁キャンバス近くに転がるゴロに討ち取り、6−4−3で切り抜けた、と思ったとたん茂木がまさかのトンネル。
連日の失策で天を仰いだ茂木だったが、美馬が落ち着いて長谷川を4−6−3に仕留めてホッとひと息。
茂木は疲れが足に来ている感じで、それが守りでのフットワークや、変化球で崩された時の踏ん張りに影響が出ているようだ。

四日間試合がなかったことで、身体の疲れは少しは取れたのだろうが、疲れた肉体を動かしていた気持ちの張りが、この休みの間に緩んでしまったのかもしれない。

美馬はその後、二回と五回に得点圏まで走者を進められてしまうが、追加点は中村のホームランによる1点だけに抑え、七回二死まで試合を作ったが、三つめのアウトとなる本多の平凡な遊ゴロを、またもや茂木がファンブルで一塁送球ができず出塁を許すと、今宮にも繋がれて二死一三塁。
致命傷になりかねない1点を防ぐために、ここでベンチが動いた。
左の城所に対し左の金刃を投入。
特段金刃が左打者を得意としているとは思えないが、ここは初球を打たせて二塁ライナーに仕留め、何とかピンチを脱出した。

そして迎えた七回裏、先頭のウィラーが、東浜の高めに浮いたストレートを捕らえ、レフトスタンド中段に叩き込む追撃の15号ソロ。
二死から後藤がアウトローをレフト前に落とす、この日の二本目となる技ありのヒットを放つと、足立に替えて代打の切り札、枡田。
代打成功率五割を誇る枡田は、高めに浮いた東浜のストレートを、スピンをかける独特のスイングで叩くと、打球はグングン伸びて、楽天ファンが待つレフトスタンド最前列に飛び込む逆転の2ランホームラン。

八回裏には、島内のヒットを足がかりにウィラーのタイムリーで貴重な1点を追加した。
ウィラーは足を痛めており、本人としてはまだ本調子ではないようだが、いい場面で走者を還してくれる実に頼もしい四番である。

前日はパ・リーグの洗礼を浴びたオコエが九番に下がり、一番には好調の島内が座った。
この日の島内は、一安打二死球とリードオフマンとして充分な働き。
往時の篠塚を思わせるような、身体に巻きつく打撃フォームは独特で、今季は状態が良さそうだから、案外横から割り込んできてリーディングヒッターのタイトルを奪ってしまうかもしれない。

しかし、この日最大の功労者はカーブを多用し、美馬の好投を引き出した足立。
三回の打席では、12粘って東浜のスタミナを奪うシブい働き。
平均よりも7~8球余分に投げさせたあの打席が、ソフトバンクの勝ち継投を阻んだとも考えられるわけで、隠れたヒーローである。

初戦の敗け方が、彼我の実力差を見せつけられたような試合だったので、この逆転での1勝が三連敗を消し、あわよくば勝ち越しという楽しみを持たせてくれた。
今日は裏切りのトムが先発。
リリーフ陣もようやく機能してきたので、五回まで全力で飛ばして後半勝負に持ち込めば、無敵のソフトバンクに勝ち越して、借金を一桁に減らすという今の時点での最高のシナリオが現実になるかもしれない。

※ おずさん、TERUさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


鷹初戦はミス連発で自滅

楽天3−6ソフトバンク

初回から五者連続で討ちとってきた則本が、茂木の失策から崩れて一挙3失点。
交流戦で燃え尽きたのか、チーム全体が集中力を欠いた感じで、守備でのミスを打撃で取り返すどころか、和田に六回までノーヒットの体たらく。
唯一、孤軍奮闘したのが島内で、初回、ファールゾーンに落ちる寸前の打球をスライディングキャッチで好捕。
打っては七回に追撃の3ランと、ひとり気を吐いた。

梨田監督は基本的に現有戦力には無理をさせず、新戦力の台頭を待つことで重層的な選手層を築くタイプだから、試合のない四日間はレギュラー陣の疲労回復に充て、この試合を獲るために特別な練習などしていないだろうから、やや実戦勘が鈍っていたと考えられる。

今日は開幕から5連勝と今季絶好調の東浜と、ややピークが過ぎた感のある美馬とのマッチアップ。
美馬はノーマークになると存在感を示すクセ馬タイプのため、王者相手に何となく敗色濃厚なこの試合で、『大物喰い』の本領を発揮してくれればありがたいのだが。

※ おずさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


アンケート結果(あなたが期待する個人タイトルは?)

「今季どの選手に何のタイトルを期待しますか?」
というアンケートに26の投票をいただき、そのうち21名の方にコメントを頂きました。ご投票ありがとうございました。

圧倒的支持を受けたのが、ルーキーながら遊撃というタフなポジションを守りながら、三番打者として充分の働きをしている茂木でした。
「夏場を乗り切る」という厳しい関門が控えているものの、ここまでの成績を維持すれば間違いなく受賞できるレベルだけに、期待値が高くなったのかもしれません。
新人王は相対的な成績で決まる他のタイトルと違い、水準に満たなければ「該当者なし」となってしまう上、そのチャンスは一度しかないタイトルなので、獲得するのは容易ではありませんが、茂木ならやってくれそうな気がします。

二番目に期待を集めたのは岡島。
一時期、調子を落としていたため、現在はバットマンレースの6位に甘んじているものの、優勝時には.323の高打率をマークした実力者だけに、これから再びタイトル争いに絡んでくる可能性は充分ありそうです。
問題はオコエの台頭と得点圏打率の高さを買われて五番に座ったことで、歩かせて下位打線勝負という配球に焦れて、ボール球を振ってしまう可能性が高くなるということでしょう。

5票を集めたのは則本。
タイトルを独占してもおかしくない投手なので、ファンの期待が集まるのは当然ではあります。
最多勝や勝率などは、チーム成績に大きく影響を受けるタイトルだけに、ここ二年はあまりチャンスがなかったのですが、現在1勝差で二位につける最多勝は充分狙えそうな気がします。

セーブ王を狙う松井裕樹ですが、サファテがすでに24個という規格外の数字を残しているため、このままシーズンを通して働かれてはどうしようもないですが、クローザーという激務のポジションだけに何があるかわかりません。
今の状態からみれば、セーブ王うんぬんどころか守護神陥落の危機ですが、それでも14個のセーブをマークしての第三位ですから、チームの状態とともに自身の調子も上げてくれば、昨年の33を上回る数字を残すことも充分可能です。

茂木   38.5% (10票/38.5%)
○新人王を期待します
○新人王
○パ・リーグでは久々の新人王を期待します。
○野手として久しぶりの新人王
○新人王
○球団初の野手新人王 GG賞の可能性もありか
○新人王
○新人王 ルーキーがここまで活躍するとはびっくり
○新人王
○当然新人王

岡島   26.9% (7票/26.9%)
○首位打者
○首位打者
○岡島首位打者と茂木新人王…欲張り?

則本   19.2% (5票/19.2%)
○最多勝・最多奪三振・防除率一位・沢村賞
○最多奪三振
○最多勝、最多奪三振
○最多勝

藤田    7.7% (2票/7.7%)
○ゴールデングラブ
○GG(ゴールデン・グラブ賞)
松井裕樹 3.8% (1票/3.8%)
○松井のセーブ王。それなしに楽天の浮上なし

聖澤    3.8% (1票/3.8%)
○プロトータル200盗塁

※ TERUさん、おずさん、昭和男さん、楽天家さん、拍手コメントありがとうございます。


主砲の豪快弾と守備職人の美技でDeNAを三タテ

DeNA3−5楽天

再三に渡る藤田の華麗な守備に得点機を阻まれたDeNAファンとしては、余計なトレードを行ったフロントや当時の首脳陣に対する恨み言が、思わず口をついて出てくるような試合だっただろう。

二回裏は、一二塁間のゴロをスライディングキャッチから素早く反転しての4−6−3、六回裏には、二遊間のゴロをランニングキャッチからのグラブトスで4−6−3を決めてみせた。
いずれも先頭打者をヒットで出したあとの併殺で、特に福山は次の打者に2ベースを打たれているだけに、あれがなければ無失点で切り抜けるのは難しかったと思われる。

茂木が猛打賞の活躍。
誰ひとりこなしきれなかった三番打者を、いつの間にかモノにしてしまった。
「疲れはあります」と言いつつ交流戦を乗り切り、今日からリーグ戦再開まで四日間は試合がない。
今や茂木に替わる三番打者は見当たらないくらいに成長したので、貴重な休みにシッカリ充電して、ソフトバンク戦では、相手チームのファンがドン引きするほど暴れてもらいたい。

ドラフトで高校生ナンバーワン遊撃手の平沢大河を単独指名できていれば、おそらく三位で茂木獲得に動くこともなく、オコエも二巡目あたりで他球団に持って行かれていたとしたら…人生塞翁が馬とはこのことで、ジョーンズ、マギーという大物二枚を引き当てた2013年以上の幸運かもしれない。

山口から放ったウィラーの逆転場外弾は凄かった。
小柄な体型とあのキャラクターからは想像もできないようなパワーで、助っ人版『おかわりくん』のような存在になってきた。
66試合時点ですでに昨年の本塁打数に並ぶ14号だから、単純計算すれば30本はかっ飛ばしてくれそうだ。
シーズン前の順位予想では、新橋の居酒屋豚が「ウィラーが四番じゃ今年も貧打ですよ」なんて言っていたのを、「コイツやっぱり見る目がねえな」と鼻で笑っていたが、口先だけの野球詐欺師なんて所詮この程度のものということである。

そろそろ五番の岡島も復調しそうだし、この日六番で猛打賞の島内も本調子になってきたようで、いよいよ新打線が機能し始めた。
小関は相変わらずのドアスイングだが、守りはしっかりしているので、周りが打ってくれれば、足立の休みの日にも勝つことができる。

裏切りのトムが今季初勝利。
菊池や戸村のようなオドオドしたタイプは、自信をつけると一皮むけることが多く、たとえ打たれてもフォローしてくれる梨田監督が醸しだす雰囲気は、戸村にとっていい環境が整ったと言えるので、ひょっとすると化けるかも。

4イニングをゼロで抑えたリリーフ陣も、そろそろ半袖効果が出始めたのか、たとえ燃えても以前ほど類焼しなくなってきた。
依然チームの借金は二桁(10)もあるので、27もの貯金を持つソフトバンク相手に「互角に戦える」などと言えば大言壮語と笑われてしまうが、試練を次々と克服する若手の逞しさに、漠とした期待を持ってしまうのは自分だけではないだろう。
金曜日のコボスタは、絶対王者ソフトバンク対謎のルーキー軍団楽天という魅力的なマッチアップに、ファンが鈴なりになることは間違い(梨田)なしだ。

※ おずさん、拍手コメントありがとうございます。


オコエの豪快弾に浜スタ騒然

DeNA3−6楽天

新人だらけのオーダーで、まさかの交流戦勝ち越し決定。
プロ入り初ホームランをかっ飛ばしたオコエは、今や楽天という地味な球団のランドマークになりつつあり、チームが注目されることで他の選手まで「俺も目立ってやろう」とハッスルし始めたのか、ここのところ先制点を奪い効率よく追加点が獲れるようになってきた。

初回にあわや4試合連続弾という左中間フェンス直撃の先制タイムリー2ベースを放ったウィラーは、七回にもダメ押しの2点タイムリーでこの日3打点の活躍。
キャラがキャラのため外国人特有の威圧感はないが、打点ランキングでは、しっかりと5位につけており、この人が調子を上げてくると得点力が増してくる。

復調気配にあった釜田が5回無失点。
左手が攣るというアクシデントが無ければ、今季一番のピッチングになっていたのは間違いなく、軸となる投手が立ち直ったのは実に心強い。

西宮と松井裕樹が失点したリリーフ陣は相変わらず不安定だが、打たれ慣れてきたのか、開き直って抑える場面も増えてきた。

今日は連続完封中の山口が相手だけに、3タテは難しいかもしれないが、すでに交流戦の勝ち越しは決めているのだから、思い切ったプレーで立ち向かって欲しい。

※ 昭和男さん、おずさん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


オコエ躍動

巨人10−7楽天

先発の美馬はストレートがシュート回転した上に制球も悪く、そろそろデキ落ちか?と思わせる投球だった。
しかしこの日は珍しく打線が活発で、6−6で迎えた八回表、伏兵・足立がマシソンの快速球を捕らえて、レフトスタンドに運ぶ値千金のホームラン。
普通はこれで流れが来て勝てるものだが、その裏、坂本に痛恨の逆転2ランを浴びてしまう。
打たれたインローは坂本の得意コースで、「初球の際どい球に反応しなかったから」という理由で同じ球を続けたのは、明らかに足立の配球ミス。
青山の球威、制球力では、則本のようにファールで逃げることもできないので、狙われていたらおしまいである。
外に行っても打たれたかもしれないが、少なくとも残像を利用して、打ち損じを期待することはできた。
本人も「無茶だったか?」と反省しているようだから、次は投手の力量を考えたリードをしてくれるだろう。

DeNA5−8楽天

いきなりオコエが暴走気味の3塁打で出塁すると、藤田が前進守備の頭を越える人工芝ヒットで先制。
さらにウィラーが三試合連続となる13号2ランをレフトスタンドに突き刺して、先発の塩見に3点をプレゼント。

四回には内田のタイムリー2ベースで1点を追加するが、その裏、茂木からのショートバウンド送球を内田が弾いてしまい、併殺崩れで1点を献上。
バットで稼いだポイントをグラブで吐き出す内田らしい『行って来い』だが、これをやっているうちは、打撃好調な時期にしかスタメンのチャンスがもらえない。

試合を決めた攻撃は七回。
足立、吉持、オコエというルーキーが作った一死一三塁の好機に、藤田が2点タイムリー2ベースを放ち、さらに茂木のスクイズ、岡島のタイムリーで計4点。
オコエはこの裏の守備で、背走ジャンプキャッチを披露。
お客さん扱いのスタメンから、不動の一番センターへと変身を遂げつつある。

福山とミコライオが無失点で松井裕樹にバトンを渡したが、若きクローザーはこの日も不安定な内容だった。
四球、ヒット、四球で満塁のピンチを招くと、嶺井にあわや満塁弾という2点タイムリー2ベースを浴びるグダグダのピッチング。
実績のある選手を辛抱強く使う梨田采配の特徴から、簡単に配置転換することはないだろうが、クローザーがこんな状態では、ファンは「また勝てる試合を落とすのではないか」とヒヤヒヤしながら観戦することになりそうだ。

※ おずさん、楽天家さん、拍手コメントありがとうございます。


4カード連続勝ち越しは今日に持ち越し

巨人1−4楽天

則本が巨人打線を1点に抑え、楽天が逆転勝ちで3連勝。
阿部の先制ホームランで失った1点を追う展開になったが、六回に内田と牧田のタイムリーで逆転すると、八回には相手守備の乱れと足立の犠飛で2点を追加して、敵地東京ドームで巨人に快勝した。

則本のデキは必ずしもいいとは言えなかったが、淡白な攻撃を繰り返した巨人打線に救われた印象。

巨人OBの桑田氏が解説だったが、「スタンドの景色がハマると打てないピッチングになる」とか、「最後のピースが…」など、観念的すぎてよく解らない。
足立のキャッチングを批判するため「嶋の不在が痛い」と言っていたのだが、肝心なストライクをもらうキャッチング技術については、「それにはチョットしたコツがあって…」とシークレット解説。

相手先発の田口はデキが良く、六回のチャンスを逃していれば勝ち継投に持ち込まれていた可能性が高いので、同点タイムリーを放った内田が最大の功労者と言える。
守備では一ゴロを藤田に譲って内野安打にしてしまうなど、消極的なプレーでいかにも自信がないという様子。

ピンチバンターとして出てきた阿部は、バント失敗後の強攻で進塁打も犠飛も打てず、敵の連携ミスによる記録上の二塁打で、塁上から「バーン」をやっているような低い意識ではどうしようもない。

逆に意識の高さを感じさせたのが足立。
ファールフライの落球はあったものの、リードはもちろんのこと、盗塁阻止や貴重な4点目となる犠飛など、シッカリと自分の仕事を果たした。
オカルト解説者の根拠なきリード批判など気にすることなく、チームの要のポジションを守りきってもらいたい。
ピークが過ぎたあとの抜け殻状態が、年々判りやすくなってきたのが枡田。抜かれるとバットが止まらず、コースに来たストレートには反応すらできないなど、充電池を抜いたスマホのように、何の役にも立たない、ただの箱になってしまっている。

巨人3−2楽天

足立の疲労を考慮して、この日の先発マスクは小関。
勝機の薄いローテの谷間で、前回登板が足立とのコンビで4回5失点と崩れた川井が先発ということで、気分転換の意味もある。

結果としては川井は、逆球失投による橋本の2ランのみに抑え、5回2失点で凌いだのだから、小関とのコンビはベンチの期待に応えたと言える。

しかし途中から茂木を欠いた打線は元気なく、勝ち越し点を奪ってクローザーに繋ぐことができなかった。

交流戦14試合で4点以上獲られたのは2試合のみで、春先からの投壊現象は完全に影を潜めた。
ルーキーたちが繋いでいる間に、主力が復調してくるというのが理想だが、早くとも交流戦明けにはなりそうだから、残り4試合、2勝2敗を目指して粘ってもらいたい。

※ TERUさん、しまりすさん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


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