金鷲の夢(頼むぞナッシー)

クラッチ東北の鷲よ不死鳥となれ!

なんとなく連敗脱出

楽天3−2日ハム

「悩んで、迷っていた」という今江が二軍で再調整することになった。
打率的には.263だから不調というほどではないので、怪我が治りきらないうちに強行出場していて、「やっぱりムリ」ということになったのではないだろうか。
これにより三塁には再昇格した中川、レフトにウィラーという、木製ジェットコースターばりの恐怖の布陣が完成。

勝負の分かれ目は四回、粘りに粘った挙句、センター前タイムリーを放った茂木の打席。
左打者を振り切れなかったことで、栗山監督が吉川のデキに疑問を感じ、悪くない、むしろデキのいい吉川を早めに降ろし、継投失敗を誘発したように思う。
前日、敗因となる失策を連発した選手とは思えないフルスイングで、茂木のメンタルの強さは大したものである。同期の活躍に刺激を受けた吉持も、プロ入り初ヒットと見事なグラブさばきで盗塁阻止をアシスト。

銀次のラッキーな2点タイムリーで逆転、それをミコライオと松井裕樹が守りきったのはチームに落ち着きを与えそうだ。

内野ゴロを量産しているアマダーは、日本人投手が操る変化球の精度に混乱しているようで、打てる気配がない。打高投低のメキシコリーグなら、変化球のボール球を見送れば、苦し紛れでストレートを投げてきて、それを狙い打つ感じでよかったのだろうが、NPBの一軍レベルの投手は、変化球だけで三つストライクがとれるため、いつまで待ってもストレートは来ない。

おおむね構えたところに来ていた塩見を、7回112球(イニング平均16球)はやはり投げさせ過ぎ。
このまま夏場に突入すると、先発が早くマウンドを降りたぶんのシワ寄せは中継ぎに来るので、勝負どころでまたブルペン陣がへばってしまう。

ようやく連敗は脱したものの、ややツキが楽天に味方した面もあり、ここから連勝モードにシフトするとは到底思えないので、態勢が整うまで借金をあまり増やさず踏ん張ってもらいたい。

※ おずさん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


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もう少しの我慢

西武4−0楽天

アマダーを四番に入れる博打も嵌らず、投攻守走がすべて乱れて9連敗。
震源地のブルペンは半袖コーチが仕切るようになってから改善の兆しが見えているので、最悪の状態は脱したはずだが、この日もたった4回1/3で97球も投げさせてしまう捕手の問題が解決しない限り、たとえひとつ勝ってもふたつ敗けてしまう。

この日、戸田で行われた二軍戦に出場した小関は、完封リードとマルチヒットでアピールしたが、チャンスが与えられるかどうか。
「(打順・入替えなど)考えないといけない時期に来ている」という梨田監督の発言が、『フロントに対する気遣いを一旦横に置く』という意味なら、思い切った選手の入替えがあるかもしれない。

いくら連敗しようが梨田、小関支持を変えるつもりはないので、小関の昇格を機に梨田楽天が巻き返してくれるのを気長に待つ。

※ Skd61さん、おずさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


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7失点じゃ勝てません

西武7−0楽天

先日、伊志嶺の代走に三人目の捕手である川本が出てきたので、「足を痛めたかな?」と思ったが、やはり併殺を逃れるための激走でやってしまったようだ。

捕手二人制になったので、もう先発捕手がいくら打たれようが簡単には替えられない。
替えたところでデスリードの川本だから同じことだが、目先を変えることもできなくなったのは痛い。
ということで、リードの助けがあってナンボの川井はQSを達成できず、4回5失点で再び二軍へ逆戻り。

二安打を放ち、打撃面では期待に応えた足立だが、守備面では課題だらけの7失点。
捕球時にミットが流れるため、際どい球をストライクコールしてもらえず、投手がどんどん追い込まれてしまう。そして最も欠けているのがゲームプランである。
右の強打者がズラリと揃った西武打線に対して、90球が限度のサウスポーを立てているのだから、各打者に細心の注意を払っていたのでは五回で軽く100球を超えてしまう。

試合を作る最低ラインとしては6回3失点くらいだろうから、「3点やる替りに6回投げさせろ」というくらいの開き直りが必要になってくる。
そうなれば警戒した挙句に歩かせるなどという選択肢は初めからないのだから、初回の中村や三回の浅村のような配球はありえないのだが、目の前にいる打者を抑えることしか考えていないから、川井のポテンシャルを踏まえた上での勝負ができず、結果として歩かせてしまっている。

アマダーはストレートに振り遅れるのを嫌って始動を早めているのか、変化球に泳がされて内野ゴロを量産。
記録上の三塁打こそ放ったものの、内容的には評価できるものではなかった。

疲れ気味の藤田の替りに起用された哲朗は投打にアピールできず、菊池のストレートをライト線に弾き返した、茂木との差を感じさせるだけのスタメン出場となってしまった。

今日の先発は厳しい条件であるほど意外性を発揮する美馬。
捕手の配球などお構いなしに、得意の逆球で打者を翻弄してもらいたい。


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痛い追加点を許したお粗末リード

西武4−1楽天

投打に低調な楽天がエース則本でも勝てず7連敗。
足立はなんとか6回を2失点にまとめたが、替わった伊志嶺が最悪。
配球を完全に読んだ栗山に、ボール気味のアウトローを強振され、追撃ムードを吹き飛ばす一発を浴びてしまった。

ストレートが抜けまくってリードも何もない青山の被弾はともかく、二死から長打狙いの打者に、構えたところに投げた最高の球をホームランにされるようではどうしようもない。
「伊志嶺ならどうせここでしょ」と見透かされているから、インコースを捨てて踏み込まれたわけで、いくらなんでもお粗末すぎる。

昨年二桁本塁打放っている松井稼頭央を、通算200本塁打を前に引退させるわけにもいかず、かと言って開幕後二ヶ月経っても打率一割台の打者をスタメンで使い続けるわけにもいかず、大打者の引退間際に立ち会った監督はいつの時代も「忍」の一字である。

しかし一進一退を繰り返す青山は、一軍で投げながら修正していくブランも不発に終わりそうなので、力のあるベテランを腐らせずに再生する手法が得意な梨田監督でも、さすがにそろそろ見切るころかもしれない。

新任のブルペンコーチがまったく使い物にならなかったことも、松井稼頭央が急激な衰えを見せたことも想定外で、そこに嶋の離脱が重なったことも不運。
しかし嶋の後継者づくりはこういう時にしかできないので、リリーフ的な捕手で急場を凌ぐのではなく、主戦捕手を育てるべき時期である。

※ skd61さん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


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打てず守れず6連敗

日ハム8−0楽天

この日も足立のリードを中心にパ・リーグTVの録画映像をチェックした。
釜田のデキが悪かったので、相手先発が大谷であることを考慮すれば「リードがよければ勝てた」と言える試合ではなかったが、たった3回1/3で6失点、球数94球の内容は、前日のレイをリードした試合とほぼ同じ内容で、『捕り専捕手』の印象を上書きしただけに終わった。

緩急を使うわけでもなく、インコースを上手く使えるタイプでもないので、打者にとっては『邪魔にならない捕手』である。

七回から替わった伊志嶺もしっかりと打たれて都合8失点。
野手に転向した銀次、岡島、内田などはもちろんのこと、楽天の捕手陣は打力を買われたメンバーが多く、主戦の嶋を欠くと守備で貢献できるタイプが少なすぎる。

投手が打席に立つセ・リーグなら、捕手にもある程度の打力が要求されるので、打撃センスのある捕手を、普通のリードができるくらいに育てるという考え方もアリだが、DH制のあるパ・リーグでは、守備系捕手のほうがチームの勝利に貢献できるので、そろそろ肩や打力で捕手を評価してきた、これまでのドラフト戦略を見直す時期に来ているということだろう。

釜田は開幕直後がピークで、投げるたびに悪くなっている。
この日のような完全にバランスを崩したフォームのまま投げ続けていると、変な癖がついてしまうので、そろそろ一息入れてやるほうが良さそうだ。

中継ぎ陣の不振が打線の集中力を奪い、援護点のなさが先発陣の力みを生んでいるとしたら、まさに伝染病である。
しかしブルペン担当のコーチに問題があったとしたのなら、激烈な症状が出たことで早めに手を打てたのはプラス。

そして嶋の故障離脱で今のメンバーにはスタメンマスクを託せる捕手がいないということが判り、再び小関にチャンスが回ってくる可能性が高くなったことは、問題点が慢性化したり潜在化したままになってしまうよりも良かったとも考えられる。

今日の相手先発が左の佐藤勇で、こちらは前回、川本のリードで炎上した則本が先発だから、足立が三試合連続で先発マスクを被りそうだが、則本でも結果が出せなければ一旦、二軍に戻される可能性が高い。
正直、この程度の捕手しか上にいないのに、小関が二軍で塩漬けになっているのは理解できないので、足立には申し訳ないが、中途半端な結果で追試になるような内容だけは勘弁してもらいたい。

※ TERUさん、おずさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。



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足立じゃムリでしょ

日ハム5−1楽天

この試合は勝敗よりも足立のリードに注目して観戦したが、残念ながら細山田や小関のようなキラリと光るものは感じられなかった。
そもそも外に構えるだけで、積極的にリードをしようという意欲を感じないので、配球にはあまり興味がないのかもしれない。

インコースの使い方も理解していないようで、三回、中田翔への打席では、インコースの球を使うべき2−2まで一切要求せず、厳しく投げることができないフルカウントになってからインコースに投げさせて、あわやホームランという大ファールを打たれている。

スタミナに課題があるレイをリードしていながら、球数少なくイニングを稼がせる工夫もないので4回1/3で100球近くも投げさせてしまった。

社会人で四年もやってこの程度なら、プロでスタメンを張るのはムリで、結局、リードが苦手な捕手三人体制という笑えないことになってしまった。
たとえ小山コーチの投入でブルペンの立て直しができても、捕るだけの捕手しかいないのでは戦えない。

これから勝てない捕手三人をグルグル回すことになるのだろうが、リードは調子が上がったりもしないので、時間が解決するものでもない。
昨日の横浜戦で4安打完封のリードをした小関の昇格しか手はないが、足立を推薦してしまう二軍のコーチ連中に、リードの巧拙を理解できる人間がいるのかどうか怪しいところ。

一方、プロでは評価されなかった細山田が、トヨタ自動車で公式戦破竹の9連勝。
勝てる捕手がなぜか冷遇されてしまうプロ野球界。
捕手受難の時代はいったいいつまで続くのだろうか。

※ おずさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


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ブルペン再生へ小山コーチ昇格も…

12球団最低の防御率にあえぐブルペンへのテコ入れとして、二軍投手コーチの小山が一軍に招集された。
しかし星野副会長が動いていながら、元凶の疑いが極めて高い森山を一軍に残したまま、投手コーチを三人体制にするという。

コーチの数を増やすというのは、仕事量が多く分担する必要がある際の処置だから、ブルペン崩壊の責任者である森山を残すことには大きな違和感がある。
またぞろ頭の黒いネズミ(三木谷)が陰でチョロチョロ動いていなければいいのだが…。

骨折離脱により抹消された嶋との入替えで、ルーキーの足立が一軍登録された。
第三の捕手としてベンチ入りするのか、いきなりスタメン起用されるのかは判らないが、もしもマスクを被るようなら、インコースの使い方に注目してみたい。

嶋がよくやる、打者の後ろに隠れるほどインコースに寄ってボール球を要求するリードをするのか、あるいはストライクをとるリードをするのか。
いたずらにボール球を使うリードは、0−2から打たれたら罰金などという、時代遅れの因習があった頃のリードで投手に負担をかけるため、できればストライクをとるリードをしてもらいたいが、川本のように無謀な配球をしてしまうと大怪我をするので、そこはセンスが問われる。
哲朗がオープン戦から万全なら、茂木の出場機会は限られたものになっただろうから、嶋の離脱も将来の正捕手が現れるチャンスになるかもしれない。

しかしリードが苦手な捕手ふたりとルーキーだけで試合が回るのか?と、現実は厳しい。
二軍の情報が乏しいため、小関の状態がどうなっているのか判らないが、二軍レベルなら三割を打っていた打撃が低調なようだから、深刻な打撃不振か体調が万全ではないのだろうか。

※ TERUさん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


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デスリードで則本めった打ち

楽天2−10オリックス

中継ぎ投手から上がった火の手は、やがてセットアッパーからクローザーへと燃え移り、とうとう先発投手にまで及んできた。
しかし則本が炎上した一因には、捕手が替わったこともある。

糸井のファールチップを右手に当てた嶋の替りにマスクを被った川本。
二回表、モレルを三振に獲ったまでは良かったが、次のT-岡田にデスリードが飛び出した。

初球、シュート回転で胸元をえぐるストレート。
球審の手が挙がっていれば最高の球で打者は手が出なかった。
ところが川本は何を思ったか二球目も同じコースにストレートを要求する。

このリードをみたときロッテが棄てた理由が解った。
最高の球がボール判定されているのに、そこにもう一球同じ球を要求する意図が解らない。
初球より外に投げれば2ボールになるので、則本は内に入れざるを得ないのだから、残像の残る打者にとっては「打ってください」という絶好球になる。

投手心理も理解せず、残像の利用方法も知らないのだから、捕手としては素人同然である。
インコースを痛打されると、今度はアウトロー一辺倒で配球もなにもあったもんじゃないブルペン捕手状態。
則本のデキも悪かったが、川本が捕手じゃどうしようもない。

伊志嶺と川本が主戦捕手では投手はたまらない。
リードのいい小関が怪我でもしているのなら細山田のプロ復帰しかないが、トヨタも公式戦全勝の捕手を手放すはずがないので、嶋の怪我が長引けば今季は終わり。 

※ おずさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


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西宮、入野、新風吹き込めず

楽天1−7オリックス

ディクソンにひねられて完敗。
八回、二軍から招集された西宮と入野が登板したが、西宮が残した走者に入野が利息をつけて還してしまうありさまで、下にも人材がいないことを露呈してしまった。

この日は今江が二併殺を喰らいブレーキになったが、ふたつめは飛んだコースが悪かっただけなので、ゴロを打たせるディクソンの投球術が上回ったというところか。

休養充分で先発した松井稼頭央はまたしても打てず、完全に不良債権化してしまった。
区切りの数字が目の前だけに、なんとかホームランの出やすい地方球場で200本塁打を達成してもらいたいものだが、ヒットと違ってホームランは今シーズン中に出るとは限らないだけに、監督はひたすら我慢の起用をせざるを得ない。

営業的な縛りが強すぎるのか、楽天は東北近県で行う地方球場での勝率が相当悪い。
獲れる試合を救援失敗でことごとく落としているので、地方球場で相手先発のデキがいい試合に当たると連敗になってしまう。

誰を出しても打たれる状況では、ベンチも手の打ちようがなく、フロントの決断を待つしかない。
今日先発予定の則本には気の毒だが、できるだけ継投のリスクを下げるため、完投もしくはそれに近いイニングを投げて、連敗阻止をしてもらいたい。

※ おずさん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


呪われたブルペン

ロッテ9−8楽天

『松井裕樹でサヨナラ敗け』
こんなタイトルのシナリオがあり、試合はその予定された結末に向かって進んでゆくという、既視感に襲われた八回の同点劇だった。
その絵に描いたような打たれっぷりは、調子や仕上がりなどが原因というよりも、むしろ『呪い』を連想させる。

呪いとは一種の集団催眠であり、その舞台は閉ざされた空間であることが多く、そして必ず呪術師のような存在の人物がいる。
ベンチには野手がいて打撃コーチもいるが、ブルペンはいわゆる閉ざされた空間であり、そこにいる救援陣すべてに影響を与える存在として、まず頭に浮かぶのはブルペン担当コーチの森山である。

与田コーチの指導力不足が原因なら、試合中ベンチにいる先発陣がまず悪影響を受けるはずだが、今のところ先発投手は職責を果たしており、『与田コーチ呪術師説』は根拠に乏しい。
チーム防御率4.44に対し、救援防御率は12球団最悪の6.45。
数字的にも切除すべき患部は明らかにブルペンなのである。

森山がブルペンで選手にネガティブな言葉で負の暗示をかけ、その予言通りの結果になることで、救援陣全体に不安感が拡がっているという仮説である。
これほどの惨状になっていても、ブルペン担当コーチのコメントなど報道されることはなく、まさにブラックボックス的な部署だが、開幕から何ひとつ対処できていないのは現実だから、フロントが決断すべき時期である。

敗戦処理レベルの防御率しか残せなかった濱矢と横山が二軍落ちで、替わりに入野と西宮が上がってくる。
濱矢はメンタル面、横山はピッチングフォームに課題がある。
横山のフィニッシュで手首を押し出すようにして投げるフォームは、ボールにスピンをかけることができる反面、低めにコントロールするのが極めて難しいという特性がある。
横山が楽に投げても150キロオーバーのストレートを持っているのならともかく、1回限定で140キロ後半程度のストレートしか投げられないのなら、下半身を死ぬほど鍛えて低めに投げられる体幹を身につけるしかない。

楽天の中継ぎは、一定期間ブルペン入りするとメンタルがボロボロになるようだから、デスコーチの更迭ができないのなら、10日ごとに循環させて毒抜きをする濾過方式を採用してみたらどうか。

この日はブリガム、ミコライオという両外人がともにイニングまたぎを無失点で切り抜けた。
やはり日本語の解らない外国人に呪いはかからないのか、日本人投手のようにオドオドして投げる様子は見えなかった。
特に2イニングを6人斬りにしたブリガムは上々のピッチングで、マリンで150をマークするストレートと、まずまず制球できるスライダーが効果的。
むしろ実績のあるミコライオよりも強いボールを投げていたので、このピッチングが安定してできるのなら、勝ち継投の重要なパートを任せることもできるだろう。

呪われたブルペンのお陰で勝ち星は拾えないが、打線はかなり活発になってきたので、昨年のように好投する先発投手を見殺しにするようなことはあまりなさそうだ。
ブルペンのテコ入れについて質問された梨田監督は「いい方法があったら教えて欲しい。今は1点でも多く取る戦いを続けていきます」と答えた。
チーム防御率リーグ最低でも優勝(2001年)した近鉄を率いた監督だけに、やけくそで吐き捨てた言葉とも思えないが、「コーチの人事権がない以上、救援陣の建て直しについて訊かれてもどうしようもないよ」と言っているようにも聞こえる。

日々成長を続ける茂木。
ルーキーが二日で8安打は大したものだが、守備も将来のゴールデングラブ賞を夢想してしまうほどの上達ぶりで、昨年まで期待の若手として常に名前が挙がっていた西田が霞んでしまうほどの存在感を示している。
今日からの5日間で3日も休みがある日程のお陰で、またしばらくは元気にプレーできそうだから、交流戦ではセ・リーグのファンに「楽天に茂木あり」を印象付けてもらいたい。

サイドバーのアンケートへの投票もよろしくお願いします。

※ 昭和男さん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


ブルペン担当は居眠りでもしているのか!

ロッテ13-12楽天

本当に酷い試合だった。
獲ったら獲った分だけ獲られるダメっぷりで、リリーフ陣は毎度毎度リードした試合をぶち壊してしまう。

ブリガムはブルペンでは凄い球を投げているそうで、どうやら本番に弱いブルペンエースのようだ。
この日も2イニング目に入るとストライクが獲れなくなり、ガラスのメンタルを露呈した。

金刃はホームラン競争のバッティング投手に推薦したいような、クセのない、いかにも打ちやすそうな球を投げ込んでいて、打者にとってまるで怖さがない。

福山に至っては、故障明けのシーズンにフル回転した疲れが抜けきれないようで、フォームがバラバラでストライクをとるのがやっとという状態である。

松井裕樹も不安定なブルペンの影響を受けたのか、どこか自信を持てないままマウンドに上がっているような印象がある。

シーズンの四分の一を消化しようというのに、ブルペン陣の崩壊は収まるどころか勢いを増していて、これはもうブルペン担当の森山に責任をとってもらうしかないだろう。

一時は、溜まりに溜まった疲労でバットが振れなくなっていた茂木が、この日一軍デビューした平沢に『キャリアの違い』を見せつけるような四安打四打点の活躍。
雨と日程に救われるあたり、いわゆる『持っている選手』かもしれず、どこまでレギュラーを張り続けるのか楽しみになってきた。

岡島も振ればヒットの四安打。
昨年の秋山を思わせる充実ぶりで、勝負強いウィラーをも上回る、得点圏打率.500は驚異的で、手がつけられない状態になっている。

藤田は守備が絶好調で、この日も一回と七回に、二塁ベース付近からジャンピングスローでアウトにしてみせた。
松井稼頭央はやはり続かない。
不調が長く好調期が短くなるのは加齢による衰えで、区切りの通算200号ホームランを達成すると、チームも本人も引退を意識し始めるかもしれない。

今日の先発は唐川と釜田。
釜田の踏ん張り次第では一方的な展開に持ち込めるかもしれないので、一回でも多く投げて、恐怖の中継ぎ陣のリスクを減らしてもらいたい。


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完封リレーで西武に連勝

楽天4−0西武

初回、150キロ台のストレートを連発する則本に「今日は飛ばしてるなあ」と思っていたら、菊池はもっと速かった。
どうやらkoboスタのスピードガンはボールパーク化の一環に組み入れられたらしく、3~4キロは盛り気味に表示されるようだ。

決着がついたのは八回だった。
則本に替わって登板したミコライオがノーヒットで抑えたのに対し、続投した菊池が四球連発で一死満塁のピンチを作り降板すると、替わった牧田から松井稼頭央、銀次という不振の打者が連続タイムリーを放って大量4点を奪い快勝。

連日の雨で潮目が変わったのか、しばらくバットが湿りがちだった選手の活躍と、リードした終盤、毎試合のように逆転敗けを喰らっていたリリーフ陣の働きで西武に連勝した。

交流戦のあとには四日間も試合のない日が設けられているのに、なぜかこの時期にもスカスカ日程で、晴れの金曜日に試合をしないという変なことになっている。

日本人野手がMLBで通用しないのは、こんな気の抜けた日程に慣れてしまって、バスケやアメフトなど他の強力なプロスポーツに客を取られないよう、ぎゅうぎゅう詰めにした向こうの日程についていけないからではないのだろうか。

ムダな全体練習を減らして試合数を増やしたほうがよほど生産的なのだが、練習時間を増やすことでしか評価されない無能監督やコーチが溢れかえっているため、練習で選手を疲れさせて試合ができないなどというバカげたことになっているのではないか。

三木谷も課税逃れのようなことをしなければならないほど金が有り余っているのなら、日本初の天然芝ドームくらい造ってみたらいいのに、なんとなくやる事がケチくさい。

ゴームズが逃げ帰った理由は家族(自分)の事情だったらしい。
九州遠征で大地震の恐ろしさを体験し、不安な気持ちをチームメイトと共有できないことで、改めて言葉の壁を感じたということ。
鉄砲玉が飛び交うことには慣れていても、地面が波打つほど揺れるなんてアリエナイ!というところか。
仕事場が緊急避難場所の野球場なのだから、野球選手は地震に対して一番安全な立場にいるはずだが、こればかりは感覚の問題だから仕方がない。

※ おずさん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


チームを救った藤田のプレー

楽天8−3西武

茂木の逆転3ランで主導権を奪い返した楽天が、五回にも4点を追加して快勝した。
連敗を4で止めた上、オリックスが敗れたため順位は4位にジャンプアップ。

この試合の流れを制したのは、四回に飛び出した藤田のビッグプレー。
打者走者が俊足の左打者である金子侑のため、6−4−3は成立しないとみた藤田が、二塁ベースを踏むとすかさず本塁に転送し6−4−2の変則ダブルプレーを完成させた。
「三塁走者のスタートが遅れたので間に合うと思った」とのことだが、ビデオ判定になるくらいギリギリのタイミングだっただけに、捕球から送球までが速く、常に併殺の可能性を探っている藤田だからこそできたプレーである。

仮に同点になっていれば、五回は佐藤勇の続投ではなく勝ち継投になり、大量4点を追加することはできなかった可能性が高いので、5タコの打撃を補って余りある好判断だった。

この日、梨田監督は大幅に打順を入れ替えてきた。
ポイントは聖澤の代わりに出場した福田が七番に入ったことである。
日替わり打線を好まない梨田采配から、聖澤は今後七番での出場になるので、目前だった規定打席到達はほぼ不可能となった。
好調だからといってスタメンに貼り付けてしまうと、夏前には疲れが出て一軍からいなくなってしまうので、ツープラトンで使い分けながら、楽な打順で年間通して起用するつもりのようだ。

中継ぎに転向したブリガムが六回の1イニングを任され、まずまずの内容。変化球でストライクが獲れる投手なので、ストレートに力があるうちは打ちづらいタイプだろう。
ふたり出ればどちらかひとりは失点するイメージの濱矢、青山コンビは、茂木のタイムリーエラーで失点するも、なんとか自責ゼロで乗り切った。
ブリガムが一枚加わったくらいでどうにかなるような崩れ方ではなかったので、中継ぎ陣の通常運行はまだまだ先になりそうだが、とにかく一歩前進といったところだ。
今日はエース則本で連勝を狙うが、勝運はすべて美馬が持って行ってしまったような気もするので、『実力』で勝負してもらいたい。

※ おずさん、拍手コメントありがとうございます。


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投打の編成効果やいかに

短いイニングなら通用しそうなブリガムを中継ぎに回すことでブルペン陣を強化し、打線も大幅に入れ替える可能性を示唆した梨田監督。
ブリガムは二度の先発内容から中継ぎ向きであることは明らかだったので、ファン目線としてはもっと早く、燃え盛るブルペンの業火を鎮めてもらいたかったところだが、ソフトバンクを6回2失点(QSをマーク)に抑えたレイの結果を待ってから、ようやくの配置転換となった。

スタミナに課題のある外国人投手をふたりも先発枠に入れるわけにはいかないから、どちらかが中継ぎに回ることは既定路線であったのだろうが、独断で決めるのではなく、結果をもって納得させた上でリリーフ転向する投手を決めた。
チーム成績を犠牲にしてまで決断を遅らせたのだが、できるだけ選手を腐らせないよう、回りくどいほど根回しをするのが梨田流である。

打線は当初、攻撃的な二番として銀次を据える計画になっていたが、三番候補だった松井稼頭央が開幕から大不振に陥ったため、銀次を三番に戻し、空いた二番に好調の聖澤を持ってきた。
すると今度は銀次が出塁率の高い一二番を還す打撃ができなかったため、再び打線の組み替えを余儀なくされたわけだ。
普通に考えれば、得点圏打率の高い(.481)岡島を三番に入れて、俊足でそこそこ出塁率の高い(.345)島内を一番に上げ、銀次を六番に下げるのが自然な流れだろうか。

前回のロッテ戦では、打球の勢いが死ぬ天然芝のKoboスタということもあり、徹底した送りバント戦法を採った楽天。
10日からの西武戦は、前回の投球内容が良かった塩見だけに手堅く送って守り勝ちを狙うとみたが、果たしてどんな展開になるのか。

※新しいアンケート掲示版を設置しました。
三年連続の奪三振王を狙う則本を筆頭に、今季の楽天にはタイトル獲得が可能な位置につけている選手がたくさんいます。
あなたがタイトル獲得を期待する選手を教えて下さい。


※ skd61さん、昭和男さん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


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武田にひねられテールエンドへ

ソフトバンク3−1楽天

七回、武田の球威が衰えたところに飛び出した松田のエラーに付け込めず、嶋がニゴロ併殺に終わってしまった場面が唯一の見せ場。
縦割れのカーブが操れている時の武田は実に厄介で、あそこで逆転してしまうしか楽天に勝ち目はなかっただろう。
思えば地震の影響で中止になった翌日の試合で、吉村に同点弾、サヨナラ弾を喰らったあたりからソフトバンクには勝てなくなった。
オリックスも楽天も大震災で被害を受けた地域の地元球団として優勝しているので、今年はソフトバンクの選手が発奮する年になるのかもしれない。

久々に中継ぎが無失点に抑えたのだが、敗色濃厚な気楽な場面でのものだけに、どこまで信用してよいのやら。
濱矢は二試合連続で目の覚めるようなピッチングをした。三人斬りかグズグズのピッチングか極端なので、クイックに難があり、走者が出るとダメという、よくいるワインドアップ専門リリーフである疑いが濃厚になってきた。

茂木が疲れのピークを脱したのか、一日1本くらいはヒットが出るようになってきた。
ルーキーで夏を乗り切れるようなら大したものだが、プロ入りするまでほとんど経験のなかった遊撃で、あっという間に水準以上のプレーができるようになった驚異の成長力で、結局、一年間プレーしてしまうような気がするのは期待過剰だろうか。

この日の敗戦で4連敗となり、勝った西武と入れ替わりで最下位に転落した。借金6を返済するには通常ひと月はかかるので、しばらくは水面下で潜行することになりそうだが、四位から下は調子の波でコロコロ入れ替わるので、今は楽天の巡り合わせが悪いだけということ。

松井稼頭央がスタメンを外れ、ウィラーが指名打者に入ったこの日のスタメンは以下の通り

1右 岡島
2中 聖澤
3一 銀次
4指 ウィラー
5三 今江
6遊 茂木
7左 島内
8二 藤田
9捕 嶋

ザッと見て守備に穴がないオーダーで、このチームが弱いはずがない。
シーズンを通して中継ぎが今のような状態ならお手上げだが、整備が進んでくれば必ず連勝できる時が来る。
『チームワークの良さは送りバントの成功率に表れる』というのが持論で、今のところ結果は出ていないが、梨田楽天は必ず巻き返してくると睨んでいる。

※ 昭和男さん、TERUさん、拍手コメントありがとうございます。


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損して得取れ

ソフトバンク3−2楽天

松井稼頭央、藤田、今江、嶋がスタメンを外れ、代わりに伊志嶺、後藤、島内、川本が入るという明らかな調整試合。
主力に年間通して働いてもらうための休みで、たまたま揃って疲れが感じられたということだろう。

一二番が首位打者争いをして、四番は打点王争い、間に埋もれた銀次も出塁率は.371だから、五番以降が好調なら打ち勝つ試合ができるのだが、やはり打率、出塁率、得点圏打率ともに一割台の松井稼頭央がネックになっている。

しかし外様とはいえ日本一に貢献した功労者だから、出場機会を求めて他球団に移籍されるようでは球団の歴史は作れない。
明らかにチームの足を引っ張っていても使い続けられているのだから、本人としては、もう打つか引退するしかない瀬戸際に来ている。
梨田監督は多少チームが敗けようが、今季のうちに白黒つけるつもりのようだから、ファンはしばらく我慢するしかないだろう。

借金4という踏ん張り時に主力を休ませるのだから、今季は明日の戦力を削ってまで今日の試合を獲るつもりはないということ。

権藤監督の言葉に「残り20~30試合で首位争いしていれば監督は何をやってもいいが、そうでなければ絶対に無理はさせない」という発言があるように、勝負を懸ける価値のない試合で無理をすれば、そのツケはいずれどこかで支払うことになるので、ここでの捨て試合が他球団がバテたころに必ず効いてくるはず。

昨年、主力を欠いた時期に中継ぎをフル回転させ、特攻攻撃を仕掛けた結果をみれば明らかで、あの轍を二度踏んではいけない。

今日も五回が限度の釜田だから継投策になるだろうが、リフレッシュした主力野手に働いてもらって、少々中継ぎが打たれても勝てるだけの点を獲ってもらいたい。


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青山がまたしても背信投球

ソフトバンク3−2楽天

則本が球数の関係から六回でマウンドを降りると、七回を福山が抑えたものの、八回を託された青山が毎度おなじみの救援失敗で逆転敗け。
借金は今季最大の4となり、再び踏ん張り所を迎えた。

天然芝のコボスタでは徹底した送りバント戦法を採ったが、この日も先発がエースの則本ということで、先頭の岡島が二塁打で出塁すると、好調聖澤に手堅く送りバントの指示。
序盤の戦法は味方の先発投手によって変えるのが鉄則なので、三四番の凡退で結果に繋がりはしなかったが戦術としては正しい。
ただし今日先発予定のレイに2−1で勝利というゲームプランを期待するのは現実的ではないので、初回から送りバントをするような縮小均衡作戦ではなく、5~6点獲って勝つイメージでリスクを取った攻撃をやってもらいたいもの。

戦力がどうであれ「やる限りは優勝を目指す」という監督が多い中、梨田監督は今季の目標を五割に設定したリアリスト。
ファンとしては打てない松井稼頭央や毎回のように失点する青山を延々と起用するやり方にはイライラするが、若手を育成するよりも実績のある選手を再生するほうが戦力強化の近道だと思っていて、またその手法に自信があるのだろう。

エースで初戦を落としたことで厳しくなったが、ひとつは勝って五割が意識できるラインで踏ん張ってもらいたい。

※ skd61さん、昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


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ロッテの驚異的な粘りで三タテならず

楽天8−15ロッテ

二度も勝ちパターンに持ち込みながら逃げ切れず、結局7点差をつけられる大敗になってしまった。
福山とミコライオには、昨年酷使された疲れや故障上がりの三連投などの理由があるが、松井裕樹まで不振に陥るとようではブルペン担当コーチ(森山氏)の能力を疑わざるを得ない。

疲れている茂木のところに難しい打球が飛んだこともあるが、ひとつでも捌いていればというプレーだっただけに残念。
好プレーもあったしヒットもマークしたので、今後のためにもいい経験になっただろう。

ブリガムはやはり四五回が限度で、それ以降は極端に球威が落ちてしまう。
辛島がいれば中継ぎに編入したいところだが、釜田や安樂も五回前後で失速する微妙な先発なので、誰かが六回を投げきれるよう我慢しながら使っていくことになりそうだ。

ウィラーが連続ホームランで6打点の活躍。
とくに涌井の低めの球をすくい上げた一発目は、ホームランボールではなかっただけに、相手投手にダメージを与える価値の高い一本だった。
現在、打点部門ではメヒアに次ぐ二位につけている。
あれほど当たっていたメヒアに3打点差なら、タイトル獲得も充分に視野に入ってくる。見た目がアレなだけに外国人らしいパワーは感じないが、実にクレバーで頼りになる助っ人である。

松井稼頭央が技ありタイムリーと技ありホームラン。
同点打と勝ち越しの一打だから価値は高いが、復調を窺わせるような内容ではない。
この日、ウィラーをDHにして松井稼頭央をレフトに入れた起用法をみると、梨田監督はしばらく松井稼頭央をレギュラーとして使うようなので、遅ればせながらの復活を期待する。

今のロッテ相手に三タテ目前まで追い込んだのだから大したもの。
今日から移動日なしでヤフオクドームに乗り込むが、初戦を則本で叩き、二強に勝ち越しと行きたいところだ。

※ TERUさん、昭和男さん、おずさん、拍手コメントありがとうございます。


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金にも優る『銀』の輝き

楽天5−3ロッテ

四回に一死二三塁のチャンスを逃し、五回に美馬がデスパイネに勝ち越しソロを浴びた時点までは完全にロッテペース。
しかしミコライオ、今江の復帰で追撃ムード漂う楽天は、その裏、すかさず岡島、聖澤の連打で一死一二塁のチャンスを作ると、ここのところ好機に凡退するケースが目立った銀次のバットが火を噴いた。
インコースに喰いこむカットボールを跳ね上げるように打ち上げると、ライトスタンド最前列に飛び込む起死回生の逆転スリーラン。
満員のコボスタは狂喜乱舞する楽天ファンで騒然となり、そのざわめきが静まる間もなく、今度はウィラーがインハイのストレートをレフトスタンドに叩き込む。

美馬が粘る根元を振り切って六回を投げきると、福山、ミコライオ、松井裕樹という新勝利の方程式が、ロッテの追撃を1点に封じて連日の逆転勝ち。
先発がQSをマークし、中軸が打ち、リリーフ陣が締める。それぞれが自分の持ち場を全うした勝利は久しぶりではないだろうか。

二回に技ありの同点タイムリーを放った松井稼頭央だが、その後はミスショットの連続で結局4の1。
反応速度の低下が原因で甘い球を捉えきれないようで、速い球に対応するため始動を早めれば、今度は変化球が待ちきれないという、引退間近の選手が陥る典型的な打撃内容になっている。
偉大な選手だけに、現役続行の判断は本人の意思が尊重されるのだろうが、そろそろコーチ兼任という形でチームに貢献してもらうのがよさそうだ。

疲労困憊した茂木はいよいよ守備でも打球についていけなくなってきた。
ルーキーとしてここまで驚異の対応力で神がかり的な活躍を見せてくれたが、激務の遊撃というポジションでキャンプから蓄えてきたスタミナを使い果たしてしまったようだ。

故障明けの連投がどうかと思われたミコライオだが、この日は制球力がよく、無難に1イニングをまとめて見せた。
ミコライオがブルペンに加わったことで福山も落ち着きを取り戻したようだし、大荒れの中継ぎ陣もこれから徐々に改善されていくかもしれない。

今日の先発はブリガム。
前回登板したロッテ戦では、四回まで無失点に抑えるものの、スタミナ切れした五回からは滅多打ちに遭い7回7失点と崩れたが、本人曰く「ファームではスタミナを強化した」ということなので、ダメ元で涌井に挑んでもらいたい。
次のカードは敵地でのソフトバンク戦なので、できればロッテを三タテした勢いで、前回、痛い目に遭ったヤフオクドームに乗り込みたいところ。

※ おずさん、拍手コメントありがとうございます。


反転攻勢を告げる執念の逆転サヨナラ勝ち!

楽天2ー1ロッテ

好投する塩見を援護できないまま迎えた九回裏。
まずはスイングに疲れの見える茂木に代えて、今や切り札的存在になっている枡田、と思いきやデビル後藤が登場。
試合後の梨田監督によると「後藤は(西野との)相性がいいからね」ということなので、延長戦に突入した際の守備のことも考慮し、ひとまず枡田は温存して「ここは後藤」となったようだ。

これが見事に的中(左前打)し無死一塁。
そして今度は松井稼頭央に代えてピンチバンター伊志嶺。
八回にも聖澤に代えて小技の巧い福田を送るなど、「不得手なことをさせるくらいなら選手を替える」という梨田イズムが徹底された采配だった。
その伊志嶺は期待に応えて一発で送りバントを決めた。

これで一死二塁と一打同点の形はできたが、それまでに再三チャンスを逃しているだけに「また今度も…」と嫌な予感。しかし嶋がそのマイナスイメージを吹き飛ばすような右打ちで、ライトの頭上を越える二塁打を放ち土壇場で追いつく。
すると次の岡島は動揺する西野の二球目を強振。
変化球の落ち際をすくった打球は前進守備の右翼上空を超え、嶋が歓喜ののホームイン。

それもこれも塩見が好調なロッテ打線を八回まで1点に抑えたおかげで、この日最大の功労者は先発の塩見だろう。
試合前から「真っすぐの質がよくなってきた」と手応えを感じていたようだから、則本に次ぐ先発投手として期待してもよさそうだ。

正直、「今のロッテは手強い」と感じていただけに、逆転サヨナラで初戦を獲れた意味は大きい。
打つ方ではブレーキになった今江も、堅い守りの内野陣には欠かせないピースで、サヨナラのお膳立てを作ったミコライオも、この日の投球をみる限り充分戦力になるようだから、楽天も上位チームを追撃できる態勢は徐々に整ってきた。

隠れ首位打者の聖澤を代えてまで、「ここは送りバント」と意思表示した梨田采配。
これにより「よく投げている塩見を敗け投手にしない」というメッセージをチーム全体で共有でき、最後の最後で選手がそれに応えたと言うことではないだろうか。

延長戦に入れば、打撃好調で守備力も高い聖澤を欠くのは痛いので、本人に送りバントをさせたいところだが、永く『送られる身』であった聖澤が、それほど熱心に送りバントの練習をしていたとは思えず、不慣れな送りバントの失敗でモヤモヤさせるくらいなら、日頃から入念に送りバントの練習をしている福田にやらせた方が、聖澤のメンタルにも傷がつかないし、成功すれば福田も気をよくするという両面作戦である。

この勝利で借金をCS進出許容範囲内の『3』に戻し、順位も西武を抜いて単独4位となった。
まだまだ連勝する匂いは感じないが、堅い守備をバックに手堅く勝ち星を拾える態勢は整ってきた。
交流戦に入ると勝っても勝っても差が縮まらないということも考えられるので、サヨナラの余韻があるうちにもうひとつ勝って、強いロッテに勝ち越しといきたいところ。

※ 昭和男さん、拍手コメントありがとうございます。


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