映画の名言♡恋も仕事もあきらめない! ♡がんばるアナタを照らす「心に残る深イイ言葉!」

映画の中にちりばめられた「深イイ言葉」「心に残る名言」「素敵なセリフ」に焦点を当て、日々の生活や人生の歩き方に役立つヒントとして解釈。恋に仕事に毎日一生懸命頑張っているアナタの応援歌として紹介していきます。

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まったく説明責任を果たす事なく新内閣発足でケムにまく安倍首相。加計学園問題もすっかりうやむやになってしまいそうな雰囲気ですね~。

そこで今回は、勇気ある行動をとった前川前事務次官に贈りたい深イイ言葉です。

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監督:デヴィット・フィンチャー

出演:ダニエル・クレイグ  ルーニー・マーラー  

  クリストファー・プラマー  ステラン・スカルスガルド

 

スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの人気シリーズ「ミレニアム」3部作の第1章を「セブン」「ベンジャミン・バトン~数奇な人生」などでもおなじみ鬼才デヴィット・フィンチャーが映画化しました。

007ジェームズ・ボンド役のイメージとは一味違う実直な敏腕記者を、ダニエル・クレイグが好演。暗い過去を持つ謎の天才ハッカー“ドラゴン・タトゥーの女”リスベット役を演じたルーニー・マーラーが、その体当たり演技~変幻自在の役作りでアカデミー助演女優賞にノミネートされ大絶賛されました。

二転三転するストーリー、徐々に核心へ迫るスリリングな展開、丁寧に描かれる伏線etc・・。

映画の面白さを凝縮した秀逸な作品は必見です!

                      

「君は正しかった。証明にしくじっただけだ」
  By ヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)

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正義のために大企業の不正をあばこうと真っ向から挑んだ優秀な記者ミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)でしたが、まんまと敵の罠にはまり窮地に追いやられてしまいます。

その失態によって記者としての一線を退く事を余儀なくされたミカエルに対し、未解決事件の調査を依頼するヘンリック(クリストファー・プラマー)が言う言葉です。

 

企業側弁護士の姑息な手法に敗れたとはいえ、ミカエルの取材調査能力と、その正義を貫くジャーナリスト魂を高く評価したヘンリックは、40年前に失踪したまま未だ真相が解明されない、一族にまつわるある事件の再捜査を依頼するのです。

自分の能力を謙遜しその依頼を拒むミカエルに対し、彼の正義への実直な姿勢、真実へのあくなき探求心を見抜いているヘンリックは、ミカエルの心を動かすべくこの言葉を投げかけるのです。

 

ジャーナリストにとって、最高の名誉とは何でしょうか?

 

それは自分の取材記事を“正当に評価される事”なのではないでしょうか。

なぜならば、巨大組織や強大な権力に対して、“ペン”という武器で闘いを挑む孤高の戦士がジャーナリストだからです。

 

そして、その戦士の放った“魂の一矢”を援護できる唯一の味方は“世論”なのではないでしょうか。

 

彼らの勇敢な行動意義を連鎖させていくこと。

そして民衆の声として高めていくことこそが、狡賢い官僚や保身に躍起になる隠ぺい組織に対抗する唯一の方法なのだと思います。

 ヘンリックのこの深イイ言葉を、ぜひ前野前事務次官にかけてあげたいですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

財界汚職事件をスクープし、世間を揺るがす告発をした雑誌ミレニアムの編集責任記者ミカエル・プルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)でしたが、相手側弁護士の姑息な罠にはまり、逆に名誉棄損で訴えられ敗訴してしまいます。

記者としての一線を退く事を余儀なくされたミカエルのもとに、ある依頼が舞い込みます。

それは、大財閥ヴァンゲル社の元会長ヘンリック(クリストファー・プラマー)からの、一族にまつわるある未解決事件を再調査して欲しいとの不可解な仕事なのでした。

ミカエルは、助手として紹介され女性リスベット・サランデル(ルーニー・マーラー)とともに、40年前の少女失踪事件の真相を解明すべく調査を開始するのですが・・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

続編の製作が既に始まっている本作品。2018年5月に予定されている公開が待ち遠しいですね。

 

原作はスウェーデンの人気小説「ミレニアム」シリーズ(第1部~4部まで刊行)なのですが、著者のスティーグ・ラーソンは、第1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」が出版される前年に心筋梗塞で急逝。全世界で800万部以上売上げ、本国スウェーデン&ハリウッドで映画化された栄誉を手にする事はできませんでした。

 

 ちなみに来春公開予定の続編は第4部「蜘蛛の巣を払う女」なのですが、ラーソンはこの執筆途中に亡くなり、書きかけの原稿をもとにノンフィクション作家のダヴィド・ラーゲルクランツが完成させたものなのだそうです。

 残念ながら続編には、いい味出してた主演のダニエル・クレイグも、リスベット役で強烈なキャラを打ち出してくれたルーニー・マーラーも出演しないそうです・・

 それじゃあ、別の映画じゃん、と思うのはボクだけでしょうか???

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ちょっと硬い作品が続きましたので、今回はスッキリ痛快な娯楽作品にしてみました!

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監督:ギャヴィン・オコナー

出演:ベン・アフレック  アナ・ケンドリック

 JK・シモンズ    ロバート・C・トレヴァイラー

 

“裏の顔を持つ敏腕エージェント”映画といえば「イコライザー」→コチラから「キングスマン」→コチラからなどを思い浮かべますが、やはり裏の顔を持つ闇のヒーロー「バットマン」=ブルース・ウェイン役をクリスチャン・ベールから引き継いだベン・アフレックが、今回は“会計コンサルタント”という職業の裏側にもう一つの顔を持つ謎の男を好演。

「セッション」→コチラからでオスカー像を手にしたJK・シモンズ「ピッチ・パーフェクト」アナ・ケンドリックらがガッチリ脇を固めます。

シリーズ化?も期待される“好きな人は好き系”娯楽ムービーです。

                       

「敵を正しく捉えれば、弱点を補える」

By クリスチャンの父(ロバート・C・トレイヴァー)

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高機能自閉症の障害を持った息子クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)に対し、戦闘の特殊技能訓練を施し限界を超えた能力を引き出そうとする父親(ロバート・C・トレイヴァー)の言葉です。

 

それは、他人とのコミュニケーション能力にハンデを持った息子が将来を生き抜くために、自分の殻を破る事が必要であると考えた父親独自のトレーニング方法なのでした。

 

多かれ少なかれ“弱点”は誰にでもあるもの。

しかし冷静に相手を見極め、敵を知ることができれば、自分のウィークポイントを充分に補えるものなのだと言っているのでしょう。

 

一般的に、人は“自分達と違ったモノ”を怖がり敬遠します。

しかし異質である事は、けっしてデメリットばかりではないのです。

他と違う部分を“個性”として捉え、さらに磨きをかける事でそれは“特性”となります。他にはない“特化した武器”となりえると理解できます。

 

「他が見えない」、ということは、
 「一つの事に集中できる」という事でもあります。

「言葉が少ない」ということは、
 「寡黙である」という見方もできます。

要は、

①自分のウィークポイントを自分で理解し、

②それを相手の不利益にならないように表現する努力をし、

③逆に特化した個性部分として強調できるように工夫することが大切

ということなのでしょう。

マイナス面もプラス方向に置き換える、ポジティブな発想の転換が必要なのですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

田舎町のしがない会計コンサルタント、クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)に舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。

その日から、何者かに命を狙われるウルフ。実は彼は、麻薬カルテル、武器商人、殺し屋、マネーロンダリングの達人など、世界で最も危険な顧客を抱える“裏社会の掃除屋”でもあった。数字に関して天才的な頭脳を持ち、完璧な闇の会計術で悪人たちの裏帳簿を仕切る一方、命中率100%の狙撃の腕と暗殺術を身に付けた彼は、決して彼らの餌食になる事はない。

アメリカ政府も彼の存在に目をつけ、身元を洗うが、名前は偽名、本籍、私生活も不明、全てが謎に包まれたウルフの正体を掴めない。そして彼の周りで大量に挙がる死体の山―大企業の不正を暴き、マフィアと違法な取引を重ね、国を追われてまで危険な仕事に手を出す、この男の真の目的とは?

 

公式HPから引用

オフィシャルサイトはコチラから → http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/

 

【映画を楽しむプチ知識】

クリスチャン・ウルフが秘密の基地“トレーラーハウス”のベットルームに飾り、とても大切にしていたジャクソン・ポロックの絵画が、本作品のテーマを象徴したメタファーとして機能しています。
  ☞”メタファー”については→コチラから

ジャクソン・ポロックは現代美術の巨匠として知られるアーティストで、その作品は彼が創出した“アクション・ペインティング”という手法で描かれています。バケツの絵具をぶちまけただけのような、整合性のない抽象画然としている彼の作品ですが、実は緻密に一つ一つの線や色を描き上げており、科学的に分析すると深い「フラクタル構造」で構成されているのだそう。

フラクタル構造とは、「どんなに微小な構造をとっても、全体に相似しているような図形」のことで、自然界の様々な部分にその構造を観る事ができるのだそうです。

例えば、樹木の広がりのパターンは、小さな枝が分岐して成長し、やがて全体の大きな枝分かれのパターンを作り出します。また複雑な凹凸地形の連続で構成される海岸線も、上空からみた全体の凹凸パターンの縮小形なのだそう。このフラクタル構造には、観る者の心を落ち着かせる“癒し効果”があるのだそうです。

 

映画に出てくるのは「Free Form」というポロック1946年の作品で、現在はニューヨーク近代美術館(MOMA)に所蔵されています。
FREEFORM
←「Free Form」
まさに突出した個性こそが、特化した価値に変容する象徴というわけですね~。

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強引に可決され7月11日に施行された「共謀罪」。

合法的な監視・盗聴など個人のプライバシー、基本的人権が損なわれるのでは??と国家による監視社会の到来に一抹の不安を抱いている方も多いのでは?

今回はその辺りに焦点を当てて、じっくり考えてみましょう。 

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監督:オリバー・ストーン

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット  ニコラス・ケイジ  

 シャイリーン・ウッドリー   スコット・イーストウッド  

 

自身のベトナム戦争体験を基にアメリカ国家への強烈な批判をこめた作品「プラトーン」「7月4日に生まれて」など、社会派監督オリバー・ストーンによる重厚な1本です。

スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実(著者ルーク・ハーディング)などを基にオリバー・ストーン自身が脚本も担当、CIA職員エドワード・スノーデン役をジョセフ・ゴードン=レヴィットが好演、米国家安全保障局機密情報内部告発事件の一部始終が克明に描かれていきます。

アメリカ国家を敵に回したスノーデンは犯罪者なのか?それとも英雄なのか?

今だからこそ観て、感じて、皆さん自身が判断してください!
 
 

「僕には今までの安定した生活と将来はもうない。でも新しい人生がある」

By エドワード・スノーデン(本人)


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アメリカ国家~世界最強の情報機関を敵に回し機密情報を内部告発、自身の命をも危険に晒して正義を貫いた結果、今まで築き上げた全てを失う事になったスノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ロシアへ亡命した彼が、ネット中継で全世界へ向けて発信したメッセージです。

彼は続けます。

これからは明日を心配せずに生きる“自由を得る事ができた”全ては心の声に従ったからだ」と。

 

内部告発の罪で告訴され、スパイ行為、窃盗、国家機密横領罪などで犯罪者のレッテルを貼られたスノーデンですが、いったい何のために彼は全てを棄てる決断をしたのでしょうか。
 スノーデンはハワイの楽園に住み、経済的にも優遇され、地位・家族・将来、全てにおいて何不自由なく暮らしていました。その全てを自ら棄てる決意をした事の意味を考えて欲しいのだと彼は言います。

 

「そもそも議論を始めるために、
  情報がなければ僕らは迷子も同然だ」

これもスノーデンの言葉です。

物事の是非を議論し判断する以前に、その事実の詳細に目を向け真実を知る必要があると言っているのでしょう。

 

私たち庶民は、日常の中でたいした疑問も持たずに毎日“のんべんだらり”と生活しています。自分から知ろうと耳を傾けなければ、「真実」を知る機会は永遠に訪れないかもしれません。

 

加計学園問題もしかり、過去の多くの不正は内部告発によって表面化します。

自身の保身に走らず、真実を明らかにする勇気をもった告発者が居て、私たちは初めてその事実を知る機会を得るわけですが、その人生を賭けた「告発の意味」を重く受け止め、その勇気ある行動を支援すべく個々が動かなければいけないのだと思います。

スノーデンは、犯罪者なのか?それとも英雄なのか?

さて、あなたは、どう感じるでしょうか?

 

【あなたも見たくなるストーリー】

2013年6月3日、大勢の市民でにぎわう香港の街のなかに、青白い顔にメガネをかけ、ルービックキューブを手にしたひとりの青年が現れた。ドキュメンタリー作家ローラ・ポイトラス(メリッサ・レオ)、イギリス・ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルド(ザカリー・クイント)と合言葉を交わし、彼らを自分が宿泊するホテルの一室に招き入れた彼は、ポイトラスが回すカメラの前でエドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と名乗る。そしてアメリカ政府による恐るべき諜報活動の実態を証明するトップシークレットを携えたスノーデンは、自らが歩んできたCIANSAでのキャリアを語り始めた。

 

公式HPより引用

オフィシャルサイトは → コチラからhttp://www.snowden-movie.jp/#home

 

【映画を楽しむプチ知識】

今回のスクープを暴露したのはイギリスの新聞「ガーディアン」です。発行部数20万部足らずの小さな新聞社がなぜ衝撃的告発の手段に選ばれたのでしょうか?

 

英ガーディアン紙は1821年の創刊以来堅持してきた、中道左派・リベラル紙として頑なな姿勢がスノーデンのような内部告発者の共感を呼び支持されているという背景があるようです。それに対し多くのアメリカ大手新聞社は少なからず米政府に管理されており、情報を操作される可能性があるのだとか。

CNNがトランプ大統領から徹底攻撃されるのは、逆に他のメディアはトランプ側に遠慮しているとも考えられますよね)

また編集局長のアラン・ラスブリッジャーは、志を同じくする多くのリベラル系敏腕ジャーナリスト達を集め、ガーディアンの伝統である反骨精神を継承する事に専心してきたのだそう。

今回スノーデンからの大スクープをものにしたグレン・グリーンウォールドも、市民的自由や人権を専門にする弁護士からジャーナリストに転進した正義漢で「おカネではなく、強いものに立ち向かうガーディアンの姿勢に魅せられて入社した」と言っています。

 

おもしろい事に、本作品の映画製作に米国企業は1社も出資していないのだとか。


以下オリバー・ストーン監督のインタビューからの抜粋です。

「この映画にはアメリカ資本が一切入っていません。フランス、ドイツなど、スノーデンを非常にリスペクトして下さっている国からの出資で作られています。もちろん、アメリカのメジャースタジオさんにもお話しはしましたが、全て断られています理由はわかりません
おそらく僕が思うに、自分達で自己検閲したか、または恐怖心を感じた、そいういうことだったのかもしれません」(オリバー・ストーン談)

 さてさて、日本ではどうでしょうか?

勇気を持ってTV放映(スポンサー付きの地上波放送)に名乗りを上げるTV局&企業に注目ですぜ!!

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今回も「人としての正義」をテーマにした1本です!
長いものにも巻かれない生き方。
強大な組織の思惑に負けず、正しい道を歩む、そんな生き方を応援する言葉です。


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監督:ロブ・ライナー

出演:トム・クルーズ  デミ・ムーア  ジャック・ニコルソン

 ケヴィン・ベーコン  キーファー・サザーランド

 

「スタンド・バイ・ミー」「最高の人生の見つけ方」(→コチラから)でもおなじみロブ・ライナー監督の軍事法廷サスペンスです。トム・クルーズが正義にめざめ成長していく海軍法務部所属の弁護士役を、1990年の「ゴースト」で人気絶頂期のデミ・ムーアが一変、厳格な海軍内部調査官役を演じています。 

アカデミー作品賞・編集賞・音響賞のほか、ジャック・ニコルソン軍の最高幹部・鬼司令官ネイサン大佐役で助演男優賞にノミネート、You can't handle the truth!(「真実は貴様の手には負えない!」)」というセリフは、アメリカ映画の名セリフベスト10029位にランクされているのだとか。

人としてどうあるべきか?正義とは?

そんな事をあらためて考えさせられる骨太の1本です。

                       

「あなたは弁護士じゃない。
    ただのセールスマンよ」

By ジョアン・ギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)

 

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 取り引き交渉を得意とする弁護士キャフィ(トム・クルーズ)

しかし今回は自分の意の通りに事が進みません。難航するめんどうな案件を放棄しようとするキャフィに対し、同じチームの一員であるギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)が、最後まで責任を持って真実を追求すべきだと厳しく叱責する一言です。

 

極めて高い能力と恵まれた環境がありながら、要領よく立ち回る事のみに専心し、互いの妥協点を見つけ示談で折り合いをつける姑息な手法で過去の様々な裁判案件を処理してきたキャフィ。そんな彼の生き方を揶揄した厳しい言葉です。

 

単なる損得勘定だけに執心し、そこに「人としての正義」「理想」を求めないのなら、それは利益のためだけにモノを売るアコギな商売人と同じだといっているのでしょう。

 

私達の日常にも同様の事が当てはまるのではないでしょうか。

効率重視。経費削減。コスパの向上etc・・。

合理的にモノゴトを進める事は、はたして最良の方法と言えるのでしょうか?

 

仕事である以上利益の追求は不可欠です。そのために効率よく合理的に物事を進められる能力は必要ですが、あまりに器用すぎるのも考えものなのではないでしょうか。こと、弁護士という他人の人生に関わる職業ならばなおさらです。

 

「何が大切な命令で、何が非道徳であるか。自分で判断すべきだ」

これは、真の正義に目覚めたキャフィの言葉です。

軍隊の厳しい規律、兵隊に課された絶対服従の命令系統・・。

もしかすると「会社」と言う組織の中にも、同じような暗黙の規律が存在してしまっていませんか。

会社の方針だから・・。上司の命令だから・・。

 

そんな盲目的な服従をして、保身に走ってしまっていませんか。

 

目先の損得勘定で物事を判断せず、もっと先にある長い視野を持って決断すること。

その決断に不可欠なのは「人としての誇り」と「正義を貫く勇気」に他ならないと改めて感じますね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

海兵隊の内部調査部に所属するギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)のもとに回ってきた調査案件は、キューバの米海軍基地で、隊員が就寝中に襲われて死亡するという殺人事件。

容疑者として同部隊の一等兵と兵長が殺人罪で起訴、ハーバード大出身の弁護士キャフィ(トム・クルーズ)が彼らの弁護人として任命されることになる。

キャフィは、有能なエリート育ちだが法廷経験はなく、過去の裁判でも示談交渉を専門とするいい加減な仕事ぶりを常としていた。

一方、厳格で誠実な調査官ギャロウェイは、本事件の背景に“コードレッド”という軍の中にはびこっている暴力的制裁命令の存在を感じ取り、裏に潜む真実を解明すべく行動を起こす。軍に潜む不可侵領域への調査~彼らの無実を証明すべく奔走するのだが・・

 

【映画を楽しむプチ知識】

映画タイトルの「A FEW GOOD MEN」、直訳すれば「2~3人の良い人たち」って??いったいどういう意味??トム・クルーズ演じるキャフィやデミ・ムーア演じるジョナサン~正義を貫いた数少ない正義漢のこと??なんて思った方も多いのでは?

実はこの一文は「海兵隊の徴兵ポスター」キャッチコピーからの引用で、意味深なタイトルなのです。
THE MARINES ARE LOOKING FOR A FEW GOOD MEN
「海兵隊は少数の精鋭を求めている」

 

まさにその”A Few Good Men”精鋭中の精鋭ともいうべきジャック・ニコルソン演じる軍の最高司令官ネイサン大佐が激昂して言う

You can't handle the truth!(「真実は貴様の手には負えない!」)」

というセリフ。

「国を守るため」という大義のもとに、絶対服従の硬い規律で管理され厳しいを課される兵士たち。

海兵隊では上官がシロだと言えば黒いものも白くなるのです。

「理想ばかり掲げていないで現実を見ろ、この青二才が!」とでもと言わんばかりのパワハラ発言ですが、「You Are Fired!」とか言うどこかの大統領を思い起こさせますね。

さてさて真の”A Few Good Men”とは??じっくり考えてみましょう~。

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「(500日)のサマー」主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットの新作、元CIA職員エドワード・スノーデンの衝撃の告発「スノーデン」レンタル開始です。
そこで
今回は、「強大な組織と戦う正義漢」をテーマにしてみました!

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監督:ピーター・ランデズマン

出演:ウィル・スミス  アレック・ボールドウィン  

ググ・バサ=ロー  ・デヴィット・モース

 

「ブレード・ランナー」リドリー・スコットが制作サイドを担当、社会派映画監督として知られるピーター・ランデズマンがメガホンをとり、実在する法医学Dr.ベネット・オマル医師の警鐘ともいえる衝撃の事実を映画化しました。

アメリカン・フットボールの激しいタックルによる後遺症「慢性外傷性脳症」のリスクを告発した、骨太の社会派ノンフィクション・ドラマです。

事実に基づいたストーリーは、もはや他人事ではありません。

なぜこの重大な事実が、大問題になっていないのか?

圧力? 隠ぺい? 黙認?  

みなさんも観て、感じて、考えてみてください。 

                      

「自分が正しい時は、
 やめろと言われた時がやるべき時なの」
  By プレマ(ググ・バサ=ロー)

 

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 独自の研究治験から明るみに出た事実~主張をNFLという強大な組織に握り潰され、為す術もなく途方にくれるベネット(ウィル・スミス)に対し、妻であり良き理解者でもあるプレマ(
ググ・バサ=ロー)が諭すように言い、背中を押す言葉です。

 

NFLのスター選手達が引退後、あいついで奇行を繰り返し謎の自殺をとげている事実。

その背景には、選手時代の激しいコンタクトによる頭蓋内への慢性的なダメージが影響しているのではと推測したベネット医師。

引退後の選手達が繰り返す奇行や自殺がその後遺症によるものであるとの研究結果を公表したベネットは、アメリカ文化の象徴とも言うべきアメリカン・フットボール業界全体を敵にまわす事になります。

 

経済的な悪影響、フットボール文化へマイナス効果、大きな社会問題にまで発展するリスク・・。

ベネット医師に圧力をかけ、隠ぺいに躍起になるNFL組織。そこには、強大で悪辣な意志が蠢いています。

 

FBI長官を、突如解雇したトランプ大統領

加計学園問題に対し、事実を隠ぺいしようとする安倍首相

どちらにも同じ構図が見えてきませんか。

 

皆が知っていながら見てみぬふりをしている「アンタッチャブル」な部分を、あからさまに指摘される事を旧態組織は忌み嫌います。指摘が正論であればあるほど、煙たがられ疎まれてしまうのです。

 

組織的な圧力で強制的にストップがかかる時。

まさにその時こそが、戦うべき時なのだと言っているのでしょう。

そして戦うべき相手は、不正を隠ぺいしようとしている組織や個人ではありません。
自己防衛的に服従してしまう
「弱い自分の心」なのではないでしょうか。

 

がんばれコニーFBI元長官。がんばれ前川文科相前事務次官!!

 

【あなたも見たくなるストーリー】

ベネット・オマル(ウィル・スミス)は、ナイジェリアから夢と希望を抱いてアメリカに渡ってきた優秀な医師。脳検査に精通し、臨床病理学・解剖病理学など法医学の免許も持つ、“死の医学”のプロフェッショナルだ。

そんなオマルのもとに地元「ピッツバーグ・スティーラーズ」の花形選手だったマイク・ウェブスター(デヴィッド・モース)の解剖が回ってくる。NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)史上でも最高のセンターと称され殿堂入りも果たしたマイクだが、晩年は激しい頭痛や幻聴などを訴えて奇行を繰り返し、家族にも見放され、車の中で変死を遂げたのだった。50歳でアルツハイマーのような症状に陥ったことに不審を抱く。

解剖の結果は、異常なし。半年前に撮られた脳のCT画像も正常そのもので、認知症の要素は見当たらない。それでも疑念を捨てきれないオマルは、自ら高額な費用を負担して検査を継続。マイクの脳を精査した結果、CTスキャンには写らない新たな疾患の可能性にたどりつく。

 

公式HPから抜粋

オフィシャルサイトは→コチラから

http://www.kinenote.com/concussion/

 

【映画を楽しむプチ知識】

「コンカッション」とは、「脳震盪」のことです。

反復する激しい衝撃によって、頭蓋内で脳が振動し取り返しのつかない後遺障害(CTE・慢性外傷性脳症)をひき起こす可能性がある事を示唆したベネット・オマル医師の告発ともいえる本作品は、スポーツ業界に大きな波紋を広げたノンフィクション・ストーリーです。

CDC(米疾病対策センター)もかねてから注意喚起をよびかけている大問題なのです。

 

劇中に登場するマイク・ウェブスターは、ピッツバーグ・スティーラーズの鋼の男と言われたスター選手でしたが、引退から11年後に50歳で自殺しました。

その他にも、ペイトリオッツのジュニア・セーアウ、ファルコンズのロイ・イースターリング、ベアーズのデーブ・デュアソンなど、ネット検索でも次々に名前があがってきます。

ちなみにデーブ・デュアソンは、銃で胸部を撃ち抜いて自殺(50歳)しましたが、頭部は脳組織をCTE研究に提供するため傷つけなかったとされています。
 またボストン大学が発表した研究では、元NFL選手15人の脳を調べたところ、うち14人がCTEを発症していたと報告されました。

 4500人もの元選手がNFLに対して起こした集団訴訟は、2013年に7億6500万ドルで和解となっていますが、これはむしろNFLにとって勝訴と言っても良い意味を持つ結果ですね。

面倒な問題を「金で握り潰し」うるさいハエを追い払う事ができたワケですから。

詳しい内容はコチラから ⇒ アメフトNewsJapan


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オリバー・ストーン監督最新作「スノーデン」で米国機密を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン役を演じたジョセフ・ゴードン=・レヴィット。
以前紹介した「50/50」(→コチラから)に続き、今回も彼の作品に注目してみました。

 

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監督:マーク・ウェブ

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット   ズー・イー・デシャネル  

マシュー・グレイ・ギュプラー   クロエ・グレース・モレッツ 

                      

マーク・ウェブ(アメイジング・スパイダーマンの監督)の初長編映画作品です。多くのミュージックビデオ製作を手掛けてきた彼らしく、全編にわたって流れるロック&POPミュージックも洋楽ファンにはたまりません。

ジョセフ・ゴードン=・レヴィットが、ズー・イー・デシャネル演じる小悪魔に翻弄される今どき青年を好演。恋愛あるあるネタ満載のストーリーは、おそらく多くの男性が彼に共感するのでは・・。

ワインとピザを用意して、女子会ムービーとしてもお奨めの1本です。

男性目線・女性目線でアレコレ言いながら観てください。

 

「女を忘れる最良の方法は、小説にすることだ」

By ヘンリー・ミラー(小説家)の言葉

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サマー(ズー・イー・デシャネル)に翻弄され、傷心したトム(ジョセフ・ゴードン=・レヴィット)に対して親友ポール(マシュー・グレイ・ギュプラー)が多くの名言を遺した小説家ヘンリー・ミラーの言葉を借りて励ます言葉です。

 

一歩引いて遠くから俯瞰し、客観的な視点を持つことで見えてくるモノがある。

クヨクヨ悩んでいても始まらない。自分が経験した貴重な出来事を人生の肥やしにして前向きに生きるべきだと言っているのでしょう。

そんな視点で改めて自分自身を見返してみることで、小さな事で悩んでいたくだらない自分がバカバカしく思えてくるモノなのかもしれません。

 

彼女にフラれ、どん底まで落ち込んだとしても時が過ぎれば笑い話です。人生という壮大な道のりから見れば、単なる通過点に過ぎないからです。

 

そしてトムは悟りました。

壮大な宇宙の意志を、

平凡な日常レベルで考えてはいけない」のだと。


「終わりがあるから、始まりがある」のです。

自分の目の前で起きている出来事の全ては、次へ連鎖する繋がりの1コマにすぎません。

毎日のたわいない平凡な出来事も、すべてが人生の必然的なピースなのだという事です。

つまり、今、あなたの目の前にある辛い現実も単なる通過点

大きな運命のうねりはまだまだ続き、結末はもっと先にあるのです。

夏(サマー)の後に秋(オータム)がやってくるように、毎日は連鎖しているのですから。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

地味でまじめ、どこにでもいそうな今どきの青年トム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の会社に、キュートで魅力的な女性サマー(ズー・イー・デシャネル)が入社してきます。

出会いから4日目には、好きな音楽アーティストの話で意気投合、二人は急接近、やがて二人は特別な関係になっていきます。

有頂天になるトムですが、サマーは、一筋縄ではいかない掴みどころのない女性。思わせぶりなサマーの態度に翻弄されるトムの最高で最低な500日とは・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

ムとサマーを引きあわせるキッカケとなったバンド、The Smithsザ・スミス)とはいかなるバンドなのか? 

ザ・スミスは、1980年代に5年ほど活動をしたイギリスのインディーズ系バンドで、あのオアシスのノエル・ギャラガーもインスパイアされたと公言するほど多くのミュージシャンに影響を与えた伝説的なバンドです。

ちなみにエレベーターの中でトムが聴いていた曲は、There is a light that never goes out」という曲で、ヘッドフォンから漏れ出る音を聴いたサマーが、「スミスでしょ。私も好きよ」と同調する所からトムの恋は始まります。さてさてこの曲、いったいどんな内容の曲なんでしょうね。

そこで歌詞をピックアップしてみました。

 

♪「There is a light that never goes out」 /  The Smiths

 

今夜外に連れ出してくれないか
音楽があって若くて生き生きとしている人々がいるところに
君の車を運転して 家になんて帰りたくないんだ
僕には家と呼べる場所なんてないから

中略

そしてもし2階付のバスが僕たちに突っ込んで来て
君の側で死ねることは最高の死に方だよ
そしてもし10トントラックが僕たち2人とも殺すってことは
君の側で死ねるってことだよね
それって僕の喜びで、僕だけの特権なんだ

 

決して消えない明かりがある  決して消えない明かりがあるんだ  

 

 

ノエル・ギャラガーが、LIVEで歌っている
同曲のYouTube映像は  → こちらから


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さあいよいよ明日はトニー賞授賞式ですね~!
そこで今回はトニー賞で注目され、映画化された秀作からの名言です!

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監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジェレミー・アーヴィン
         エミリー・ワトソン   ピーター・マラン
 

 

原作は100作を超える名作を世に送り出し、英国王室から叙勲もされているマイケル・モーパーゴが、1982年に発表した児童小説です。
 2011年、舞台化作品として65回トニー賞で、最優秀作品賞、演出賞など5部門を受賞しそれを見たスピルバーグが感動し、映画化に着手しました。

第一次世界大戦間近のイギリス、貧しい農家に引き取られた仔馬ジョーイと少年アルバートのたどる数奇な運命を壮大なスケールで描いた秀作です。
 人智を超越した不思議な絆と、戦争という行為の無意味さの対比が印象的な感動作です。

「栄誉を拒むという勇気もあるのよ」
 By ローズ・ナラコット(エミリー・ワトソン)

 

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 母親ローズ(エミリー・ワトソン)が、息子アルバート(ジェレミー・アーヴィン)に向かって言う言葉です。

父親テッド(ピーター・マラン)は、義勇農機兵団の軍曹として国のために活躍し、英国陸軍殊勲賞などたくさんの勲章を授与されました。しかし彼はそれらを全て捨ててしまっています。人を殺した戦争での活躍などむしろ不名誉なことと考えているからです。

 

「僕なら味方を救うために活躍したことを誇りに思うよ」という不満気なアルバートに対し、母親ローズは父親の心境を代弁します。

「でも父さんは人殺しを誇りには思えないのよ」と。


「過去の栄誉」を誇りたいのが人情です。誰でも自分の殊勲を自慢したいもの。
「自分の手柄」を吹聴し「過ぎ去った光」にすがって生きる生き方もあります。

しかし、大切な今を正々堂々と生き貫くため、自身の犯した罪を素直に認め、心の中の真の正義を貫くテッドの生き方は立派です。
 そしてそのテッドの不器用な人生の歩み方に共鳴し、陰から支える妻ローズの生き方も見習いたいものです。

 父親テッドにとっての栄誉(生きる力)とは何なのでしょうか。
それは、愛する妻や大切な息子からの「尊敬される心」に他ならないのではないでしょうか。
つまり父親テッドは「真の勲章」を手にしていると言えますよね
 


 

【あなたも見たくなるストーリー】

 ある日、父テッドは、耕作馬としては全く不向きと思われたサラブレットの仔馬を、あたかも運命の糸に手繰り寄せられるかのごとく競売で落札してきます。息子のアルバートは、既にこの仔馬の不思議な魅力に運命的な出会いを感じてしまっています。

その日から、互いに心を通わせ、たくましく成長していく少年アルバートと仔馬ジョーイ。

やがて戦争の影は色濃くなり、生活の困窮からジョーイを軍馬として手放さざる得なくなってしまいます。軍馬として戦場を渡り歩くジョーイと、兵士として徴兵され戦火にさらされるアルバート。ともに戦争という理不尽な行為の中で翻弄され続け・・・。 


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監督:ジョン・カーニー
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
        ルーシー・ボイトン  ジャック・レイナー
 

前作「はじまりのうた」に続くジョン・カーニー監督作品です。

前作は「はじまりのうた」、そして今回は「未来へのうた」というワケで、自身のバンド活動を軸としたストーリーは、80年代のロック&ポップカルチャー満載、a-haデュラン・デュランザ・クラッシュホール&オーツスパンダー・バレエザ・ジャムなどなど、40代以上の洋楽ファンは懐かしく、そして心切なくなる青春コメディムービーに仕上がっています。

出演者の多くに無名の新人を起用。インディペンデント作品として、サンダンス映画祭で初上映され、大変高い評価を受けました。
 

「上手に演奏しない方法を学べ!」
 By ブレンダン(ジャック・レイナー)

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音楽に造詣の深い兄ブレンダン(ジャック・レイナー)が、コナー達が組んだバンドの初演奏デモテープを聞いて言う言葉です。既存の人気グループ“デュラン・デュラン”の曲をカバーした猿マネコピーの演奏を厳しく批判、ロック魂とは何かを指南する1コマです。

 

人のモノマネをしても仕方がない。自分達のスタイルを持って、それを貫けと言っているのでしょう。

カッコばかりを気にするあまり、自分達らしさを見失ってしまっている。そんなコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)に、ブレンダンは言葉を重ねます。

「嘲笑われるリスクを背負え!」と。

 

コナーがバンド活動を始めた理由は、素敵な美少女ラフィーナ(ルーシー・ボイトン)の気を引きたい一心から。たとえ動機は不純でも、その気持ちは、純粋なのです。

その湧き出す純粋な気持ちを大切にする事が何より大切な事なのでしょう。

「他人の曲で女を口説くな!」ブレンダンは言います。

ほとばしるエネルギーのままに自分だけの曲を作れ!と言っているのかもしれません。

 

このブレンダンの言葉は、音楽に限らず、あらゆる事柄に当てはまる気がしますね。

他人の受け売りでは、相手に気持ちは通じないもの。

仕事でも恋愛でも同じなのです。

少々不恰好でぶざまでも、魂のこもった自分オンリーのやり方こそが、相手の心を揺さぶる事のできる唯一の方法なのだと理解することができますね。

 

 

【あなたも見たくなるストーリー】

1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった―

 

公式HPより

オフィシャルサイトは → コチラから http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

【映画を楽しむプチ知識】

前作「はじまりのうた」に感銘を受け、本作品を観た方も多いのでは。

実は、私もその一人なのですが、その時気になっていたのは「For my brother Jim」=「兄のジムに捧ぐ」という、エンドロールのメッセージでした。

 

監督ジョン・カーニーの実兄が、「はじまりのうた」製作中に亡くなったそうで、その兄に対する敬意&感謝のメッセージとして挿入されているのでしょう。そして本作「シング・ストリート」のエンドロールには「全ての兄弟に捧ぐ」というメッセージが流れます。

 

ジョン・カーニーは、兄のジムから多大な影響を受けて音楽に目覚め、劇中のコナーが、兄ブレンダンから多くを学んだように、ジョン自身の音楽人生を歩んできたのでしょう。

劇中コナーとラフィーナが、成功を夢見てロンドンへ旅立つ船の名前に注目してください。船の舳先には「JIM」と表記されているのです。

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「はじまりのうた」のエンドロールからのつながりで観れば一目瞭然、この「ジム」こそが、「自分達の夢を乗せて未来へ運んでくれる船」、という監督の仕込んださりげないメタファーなのですね。

いやあ、切なくそして深イイ演出ですよね~。(涙)


☞隠し味メタファーを見つける 「もう一つの映画のミカタ」は こちらから
☞監督つながりで観る 「もうひとつの映画のミカタ」は こちらから

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映画のキャッチコピーは「人生、あきらめるには早すぎる。」
今回も、がんばる気持ちをもらえる1本です!

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監督:ジョナサン・レヴィン

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット   アナ・ケンドリック  

セス・ローゲン アンジェリカ・ヒューストン 

                      

自身のガン克服経験をもとに書いたウィル・ライザーの脚本をもとに、ジョナサン・レヴィンがメガホンをとりました。
 27歳にしてガンを宣告される主人公アダム役には、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、彼を支える新米のセラピスト役を演じたのは、「ピッチ・パーフェクト」で見事な歌声を披露し、Youtubeでの一大ムーブメントを生んだ“カップス”でお馴染み、アナ・ケンドリックです。

CupsPVは→こちらから

ガン宣告という重たいテーマながらコメディータッチで進む軽快なストーリーは、困難にも前向きに立ち向かえる「がんばる勇気」をもらえる1本です。 

 

「オマエは死なない。フィフティ・フィフティだ。 カジノならバカ勝ちだぞ」
 By カイル(セス・ローゲン)

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 まだ27歳の若さでガンであることを宣告され、動揺を隠せないアダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)に対し、親友のカイル(セス・ローゲン)が言う慰めの言葉です。

カイルのこの言葉は、気休めにもならないムチャクチャな論理ですが、アダムに対する心のこもった優しい気遣いは充分に伝わってきます。

 

物事は、見る視点によって全く違った見え方をするものなのだと言っているのでしょう。

言い古された言葉ですが、ボトルに残った半分の水を「もうこれしかない」とネガティブに考えるか、それとも「まだこんなにある」とポジティブに捉えるのかは、その人の心の持ちようしだいなのです。

 

病を患った事自体は、決して喜ばしい事ではありませんが、その境遇だからこそ知る事や見る事が出来た世界もあります。

 

恋人の裏切りにあい、母親の無比の愛情を知ったこと。

無責任な周囲からの気休めの言葉を聞き、

本当に自分を思ってくれている真の友人の気持ちに触れられたこと。

そして何より、命の儚さに気付き、生きる喜びを知ったこと。

 

今まで生きてきた自分の小さなテリトリーを破り、自己の世界を広げるチャンスを与えてくれたのは、ガンという告知を受け、新たな立ち位置からモノ事を見るチャンスを与えられたからに他なりません。

ピンチこそが、チャンス。

そんな発想の転換ができれば、毎日の困難にも前向きにチャレンジできるのかもしれませんね。 

 

【あなたも見たくなるストーリー】

酒もタバコもやらない“普通”の青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)に突然告げられた病気は“ガン”だった。

27歳という若さで、5年生存率50%のまさかの余命宣告。その日から、アダムの生活環境は一変。

よそよそしい会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、同居を迫る世話焼きの母親・・。

病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれない!ただ一人、女好きの親友カイル(セス・ローゲン)をのぞいては。

カイルと一緒に病気を”ネタ“にナンパしたり、新米セラピストのキャサリン(アナ・ケンドリック)と手探りのカウンセリングを通して、”ガン“の日々を笑い飛ばそうとするアダム。

しかし、刻一刻と進行する病魔に、やがてアダムは平穏を装うことができなくなる・・・。

 

公式HPから抜粋

オフィシャルサイトはこちらから → http://5050.asmik-ace.co.jp/

 

【映画を楽しむプチ知識】

なんといっても、“どこにでも居そうなフツーの青年”アダム役のジョセフ・ゴードン=レヴィットの“適役ぶり”に拍手ですね。当初は、ジェームス・マカヴォイに決まっていた配役が、諸事情によって降板、ジョセフになったそう。個人的には、彼の超フツ~ないい人ぶりがむしろ良かったのでは、と思ってしまいますね。

ちなみに、オリバー・ストーン監督の最新作、アメリカ政府の機密を内部告発した元CIAエドワード・スノーデンの衝撃の告発を映画化した「スノーデン」で、主役を演じたジョセフですが、むかーし昔、その昔、この顔どこかで見たなあ~と思った方いませんか?

そうなんです!「リバー・ランズ・スルー・イット」で、ブラット・ピットの兄ノーマン役(幼少期)を演じた少年なのです。
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つまり、ジョセフ・ゴードン=レヴィットのデビュー作は、「リバー・ランズ・スルー・イット」ということ。ブラピの事実上のキャリア・スタートも「リバー・ランズ~」ですから、監督であるロバート・レッドフォードの先見の明には脱帽というワケですね~!

「リバー・ランズ・スルー・イット」の深イイ言葉は ⇒コチラから

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素敵な映画と出会い、観終わった後の、あのじんわりとした余韻ってありますよね~。

もう一回観たくなる、そんな極上の1本を紹介します。

あなたのお気に入りムービーになること間違いありません!
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監督:ジュゼッペ・トルナーレ
出演:ジェフリー・ラッシュ  シルヴィア・フークス
   ジム・スタージェス   ドナルド・サザーランド

 

「ニュー・シネマ・パラダイス」ジュゼッペ・トルナーレ監督と、「ニュー・シネマ~」以来タッグを組み続けてきた巨匠エンニオ・モリコーネが音楽を担当しました。

ミステリアスで展開を読めない緻密なストーリーと絶妙に絡み合う人間模様&予期せぬ結末・・。

「英国王のスピーチ」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジェフリー・ラッシュが、深みのある円熟の演技を魅せてくれます。そして謎を秘めた美しい女性クレア役を演じたシルヴィア・フークスは、今年10月に公開予定「ブレードランナー2049」の出演も決まっている注目の女優です。

「ブレードランナー」の深イイ言葉はコチラから

新旧の個性派俳優が織りなす、極上のミステリー&人間ドラマを堪能してください!絶品です!


「歯車は人間みたいなもの。長年組み合っていると、相手の形状に似てくるものだ」

By ロバート(ジム・スタージェス)
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ベテラン鑑定士ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)が、依頼人の古い屋敷から持ち帰った謎の部品。伝説のカラクリ人形“オートマタ”の歯車ではないかと推察したロバート(ジム・スタージェス)が、不足するパズルのピースを探すかのごとく歯車の噛み合わせを思案しながら言う言葉です。

 

美術品の鑑定士としては超一流のヴァージルですが、人づきあいは大の苦手。携帯電話も持たずに生きてた偏屈男。女性とも深く付き合った経験のないヴァ―ジルですが、謎めいた美しい依頼人クレア(シルヴィア・フークス)に少しずつ心惹かれていきます。

そんなヴァ―ジルの恋の指南役、ロバートのこの言葉は、一見するとうまく噛み合わない組み合わせでも、互いに互いを気遣い、時間をかけて寄り添えば自然とフィットするようになっていくものなのだ、と言っているのでしょう。

 

長い間ずっと面倒な人間関係を避けてきたヴァージルですが、彼の人嫌いは、自分の苦手な部分から目を背けてきた「偽りの姿」にすぎなかったのかもしれません。その事に気付かされたヴァージルは、はじめて自分の心の奥底に潜む本物の感情を知り、一人の女性を深く愛する事になるわけです。

 

「贋作の中には、必ず本物が潜む」

これは、美術品の真贋鑑定を極めたヴァージルならではの深い言葉です。

精巧な偽物を創作している贋作者は、自己の卓越した技術をアピールすべく、あえてその痕跡を残してしまうものだと言うのです。

 

ヴァ―ジルのこの言葉も、「人の心」に当てはまる真理ととらえる事ができるのではないでしょうか。

 

愛する気持ちが強いが故に傷つく事を恐れ、自分の気持ちを隠してしまう・・。けれど、相手に気付いて欲しい気持ちが見え隠れし、ついついサインを送ってしまう・・。そんな経験、ありませんか?

逆に考えれば、そのサインを敏感に感じ読み取ることができれば、人の心の真贋を見抜く事ができる眼力を持つ事ができるというワケですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】


 真贋を見極める一流の鑑定眼を持ち、鑑定士としての地位を築いたプロフェッショナル、ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、世界中の美術品を仕切るオークショニアです。

ある日彼のもとに、鑑定依頼の1本の電話が入ります。両親が亡くなり、屋敷に遺された美術品を査定してほしいという若い女性からの依頼でした。
 あまり気乗りのしないヴァージルでしたが、屋敷を訪問し家具や調度品を物色していると、そこに歴史的な価値のあるカラクリ人形・伝説の“オートマタ”の部品らしき歯車を発見してしまいます。

電話のみで決して姿を現さない依頼人に不信感を抱きつつも、屋敷とそこにある貴重な美術品に興味を抱き始めるヴァ―ジル。

やがて依頼人クレア(シルヴィア・フークス)が、心に病を持った美しい女性だと解り、その存在にしだいに引き込まれていくヴァ―ジルは・・・。

 

 【映画を楽しむプチ知識】


 劇中にちりばめられた様々なピースが、すべて伏線になっているという本作品の緻密な作りに大拍手です。観終わって結末を知ってあらためて「あ~、あのシーンは、そういう意味だったのかあ~」と、溜飲を下げた方も多いはず。

公開当時、もう一回観る方向けの「リピート鑑賞2回目1.000円キャンペーン」なる企画があったのだそうです。オシャレ~♡

(私は、DVDレンタル鑑賞でしたが、返却予定日を延期してもう1回観ちゃいました~。見つけた伏線ピースをアレコレ解説したいところですが、これから見る方のためにやめときます。機会があればオフ会で・・。←絶対ねーな)

 

ちなみに、原題の「The Best Offer」とは、いかなる意味なのか??

 

Best Offerとは、オークション用語なのですが、「ソッチの落札希望価格まではちょっと出せないけど、コッチの精一杯はこの価格でっせ」的な提示価格なのだそうです。

つまり、「お互いの妥協点」もしくは「手に入れたいけどちょっと届かないモノ」といったニュアンスなのでしょうか。

作品のストーリーとリンクした絶妙なタイトルだなあ~と感じる一方で、意味がよく解らずミステリアス感がイマイチ・・、日本人受けはしなそう・・などとも考えてしまいますね。やっぱ邦題の方がイイですね。

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= 今までの全コトバ ③  = するとページへジャンプします!

61 ライフ・オブ・デビット・ゲイル
  「目には目をで突き進めば、人類は残らず盲目になる」
62 イコライザー
   
「人生で最も大切な日は、生まれた日と、生まれた理由が解った日だ」
63 50回目のファーストキス
  「人生は時に不公平ね・・、でもあなたは生きているのよ」 
64 プリズナーズ
  「最善を願い、最悪に備える」

65 
シークレット・アイズ
   
「強い思いは、地図と同じなのよ」
66 ブレードランナー
  「明るい炎は、早く燃え尽きる」
67 はじまりのうた
  「必要なのはビジョンだ。小手先なんかじゃない!
68 ハドソン川の奇跡
   
「すべてはタイミングだ。それはコンピュータでは測る事ができない」
69 ロング・トレイル 
       「
パンを手に入れたら、リュックにつめて垣根を飛び越えろ」
70  ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
   「最も大切な事は、僕ら夫婦らしさを取り戻せたことだ」
71   天国からの奇跡
   
「流れに任せないと、流れに押しつぶされる」
72  サイモン・バーチ
  
「どんな事にも理由がある。僕が生まれてきた事にもきっと理由があるはずだ」
73 デッド・プール
  「人をぶちのめすには、理由がいる」
74 リトル・ミス・サンシャイン
  
「負け犬とは、負けるのを怖がり挑戦しないであきらめる奴のことだ」 

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GWも終わり、ちょっと気持ちが萎えてきた人も多いのでは?

そんなあなたに贈る、エナジー注入ムービー!あきらめずに頑張る気持ちをもらえる1本です。

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監督 ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス

出演 アビゲイル・ブレスリン  グレッグ・ギニア

 ポール・ダノ  アラン・アーキン

                      

オアシスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどなど、数多くのアーティストたちのPVや大手企業のCMなどを手掛けるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスの夫婦が映画作品としての初監督デビュー作品です。
 

アカデミー作品賞を含む4部門にノミネートされ、脚本賞&助演男優賞アラン・アーキン)を受賞、助演女優賞にはアビゲイル・ブレスリンが若干11歳でノミネートされ大変高い評価をうけました。(アビゲイル・ブレスリンはラスヴェガス批評家映画協会賞、東京国際映画祭などの助演女優賞を受賞しています)

コメディタッチながら、個性溢れる実力派俳優人たちが描き出すロードムービーは、困難に向かってがんばるチカラをもらえる1です。  

 

「負け犬とは、負けるのを怖がり
 挑戦しないであきらめる奴のことだ」

By エドウィン・フーヴァー(アラン・アーキン)


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地区予選を通過していながら、「負け犬になりたくない」と美少女コンテストの本選出場をためらう孫娘オリーブ(アビゲイル・ブレスリン)に対し、祖父エドウィン(アラン・アーキン)が笑って励ます言葉です。

 

エドウィンは、第二次世界大戦に出征した退役軍人です。いまや隠居の身ですが、老人ホームでヘロインを吸い施設を追い出された型破りなスーパー不良ジジイなのです。

根っからの女好きなエドウィンは、オリーブの兄ドウェーン(ポール・ダノ)に対しても、「たくさんの女とつきあえ!」と、男としての生き方を指南します。
 

そのやり方こそ常識破りでけっして褒められたモノではありませんが、自由奔放に生きてきた彼が言うコトバには不思議な説得力があります。戦争で一度は無くしたかもしれない命。失う事を恐れずに、自由に我が道を生きるという彼の破天荒な生き方に理屈はないのです。

いつ死んでも後悔しないよう、自分のやりたいようにやりたい事をして生きろ!

何でも、やる前から恐れても仕方がないんだ!と言っているのでしょう。

 

フーヴァー家の5人は、美少女コンテスト本戦「リトル・ミス・サンシャイン」の開催会場へ向けて、黄色いオンボロワゴンで一路カリフォルニアへと向かいます。

全員で力を合わせなければ、エンジンすらかからないオンボロワゴンは、まさにフーヴァー家の象徴といってもいいでしょう。それぞれが、それぞれの悩みをかかえ、バラバラになりかけながらも助け合い、同じ目的地へとひた走るのです。

 

「死を前にして悟った。

苦悩の月日こそ自分を育んだ最良の日々だったと」

これは、劇中に引用されるフランスの作家マルセル・プルーストの言葉です。

安穏とした日々から生まれるモノは極わずかですが、困難な道のりからは多くを学ぶ事ができます。

 

「勝ち馬と負け犬の違いは何か?

勝ち馬はあきらめない。あきらめちゃダメなんだ」

苦悩の日々にも決してあきらめず前を向き、折れかけた心を奮起させ空中分解しかけた家族をひとつにした父リチャード(グレッグ・ギニア)の力強い言葉が心に響きます。

 

 

【あなたも見たくなるストーリー】

ニューメキシコ州、アルバカーキに住むフーヴァー家。ちょっとポッチャリぎみな9歳の少女オリーブ(アビゲイル・ブレスリン)は、ひょんなことから美少女コンテスト“リトル・ミス・サンシャイン”の予選を通過、本戦への出場権を得る事になりました。

けれど家族は崩壊寸前のバラバラ状態。父親リチャード(グレッグ・ギニア)は、仕事につまずき悪戦苦闘中。ヘロイン常習者で破天荒な祖父エドウィン(アラン・アーキン)、ゲイで自殺未遂歴のある叔父フランク(スティーブ・カレル)・・。兄のドウェーン(ポール・ダノ)は、精神不安定でひきこもりの真っ最中です。

母親シェリル(トニ・コレット)を含めたフーヴァー家の5人は、黄色いオンボロワゴンでコンテストの本戦会場、カリフォルニア州レドンドビーチをめざしてひた走ります。

旅の途中、車は故障。トラブルの連続です。それぞれの思い、勝手な都合を乗せて走るオンボロ・ワゴン。バラバラだった家族が1300キロもの長い旅路の先に見つけたモノとは・・・。

 

オフィシャルHPはコチラから→http://movies.foxjapan.com/lms/index2.html

 

 

【映画を楽しむプチ知識】

低予算(800万ドル)で製作されたインディペンデント映画作品としてサンダンス映画祭(くわしくは→コチラから)でプレ上映され、直後に同映画祭史上最高額でフォックス・サーチライト・ピクチャーズとの配給契約を獲得した本作品。

公開当初はたった7館での限定公開でしたが、口コミでその人気が拡大。順調に上映館数を増やし、公開6週目にはなんと1600館を超す映画館で上映、結果的には予想をはるかに超える世界興行収入1億ドル超の大ヒットとなったのですから笑いが止まらなかったでしょうね~。

 

2007年アカデミーでは、作品賞を含め4部門でノミネートされ、不良ジジイ役のアラン・アーキンが助演男優賞を受賞、脚本賞を受賞したマイケル・アーント(後に「トイ・ストーリー3」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の脚本を担当)は、すでに脚本を完成させていながら映画化までに5年もの歳月を費やし日の目を待ち続け、結果的にアカデミー脚本賞を受賞するに至りました。

まさに、映画のストーリーさながらのあきらめない気持ちが生んだ快挙というワケなのですね~。

 

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GWも、あとわずかですね~。
今回も家族で楽しめる?作品にしてみました。
コムズカシイ話は抜きにして、愉快痛快に笑って楽しめる1本です!

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監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ   モリーナ・バッカリン
   エド・スクライン     ジーナ・カラーノ

                      

マーベルコミックの人気シリーズX-MENウルヴァリンを主人公としたスピンオフシリーズ「ウルヴァリン:X-MEN ZEROに登場するデッドプール”を主役にしたスピンオフムービーです。

キャッチコピーは、「クソ無責任ヒーローですけど、何か。」
 

毒舌でお下劣、自分勝手でやりたい放題な異色のヒーロー役をライアン・レイノルズが再演、X‐MEN史上初のR15指定付き(笑)の大人が笑えるアメコミヒーロー&コメディ映画です

正統派ヒーローではありませんが、ある意味で真のヒーロー像をみる事ができる、そんな痛快な1本です。GWに家族で??楽しんでください!
(注)
←楽しめるかどうかは家族によります・・

 

「人をぶちのめすには、理由がいる」
 By ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)

 

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傭兵だったウェイド(ライアン・レイノルズ)は、日銭のために用心棒を稼業としています。嫌がらせを続けるストーカーを恫喝し、二度としない事を約束させ追っ払うウェイドは警察よりも頼りになるヒーローなのです。

ウェイドに「ねえ義理のパパもやっつけて」と感情的な仕返しを頼む少女。そんな彼女に向かって諭すように言う言葉です。

 

破天荒なウェイドは、ルール無用の荒くれ者です。下品で野蛮、自分勝手でやりたい放題ですが、単なる金目当てに仕事を引き受けるような暴力団の類とは違うのです。

法を無視して報復するからには、確固とした大義がなければいけない。ましてや、人を傷つける行為をするからには、本当にそれが最良の手段であるかをしっかり見極め、力(パワー)を使う必要があるのだと言っているのでしょう。

 

「スーパーヒーローじゃなくても、いい女をモノにできる。

いい女は、男をヒーローにする」

これも、ウェイド=デッドプールの言葉です。

 

単なる用心棒にすぎなかったウェイドが、異色のスーパーヒーロー“デッドプール”となった根本がこの言葉の中にあるように感じます。

愛する女性ヴァネッサと再会するために一途に戦うウェイド。行動や言葉は汚いのですが、心は純粋に清いのです。
 

自分の愛する者のため~愛する家族を守るために一心不乱に立ち向かう時、誰しもが“ヒーロー”になれるのではないでしょうか。困難に立ち向かいひたすら頑張り抜く姿勢が、いつしか自分を成長させヒーローたらしめてくれるのです。

逆に言えば、自分にとっての大切な人こそがヒーロー。そして、それが見つかった時、人は人生と言う“強敵”と真っ向から戦えるのですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

かつて特殊部隊の有能な傭兵だったウェイドは、ある日、末期ガンと宣告される。謎の男にガンを治せると聞かされ、彼は連れていかれた施設で治療に臨むが、そこでは余命わずかな者たちが人体実験を施され、戦闘マシンとして売られるという恐ろしいプロジェクトが進んでいた。ウェイドも実験によって改造され、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするが、醜い姿になり施設から脱走。元の自分に戻り、愛する女性と再会するため、自作のコスチュームで「デッドプール」となった彼の戦いが始まる!

公式HPより引用

オフィシャルサイトはこちらから → http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

 

【映画を楽しむプチ知識】

何気なく見過ごしてしまう、オープニングシーンに注目してください。

スローモーションの画面の中に、たくさんのジョークが散りばめられています。

「最もセクシーな男が帰ってきた」とのトリハダコピーとともにライアン・レイノルズが表紙を飾っているピープル誌が写りますが、この雑誌は実在するモノだそう。(笑)

また主演のライアン・レイノルズは、以前DCコミックのアメコミヒーロー「グリーンランタン」役を演じたのですが、作品は不発。興行的にもイマイチだったワケですが、ポケットから飛び出し宙に舞うサイフからは、グリーンランタンのブロマイドがこぼれ落ちていくという痛烈なジョークにニヤリとさせられてしまいます。

ちなみに「デッドプール」と聞いて、最初にクリント・イーストウッド主演「ダーティーハリー5」(原題「The Dead Pool1988年作品)を思い出した方は、私と同じ世代の映画ファンですね~。「リーアムニーソンの悪夢にうなされたよ」というセリフがありますが、「ダーティハリー5」の中でホラー映画「悪魔ホテル」の監督役を務めた若き日のニーソンを引き合いに出したのでしょう。

その他にも、「エイリアン3のリプリー!」と叫ぶシーンや、ジェームズ・フランコ主演127時間」の究極のサバイバル・シーン(こちらから→どうぞ)をパロッたセリフなどなど、映画ファンにはたまらない演出が数多く散りばめられています。

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さあ、いよいよGW突入です!

気になっていたけどまだ観ていない・・、そんな映画ってありますよね~。

そこで今回は、ちょっとマイナーだけど素敵な1本。家族で観られるオススメ映画を紹介します。

 
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監督:マーク・スティーブン・ジョンソン

出演:イアン・マイケル・スミス  ジョゼフ・マゼロ    

  アシュレイ・ジャッド    ジム・キャリー 

 

のちにマーベルコミック原作映画「ゴーストライダー」(主演ニコラス・ケイジ)や、「デアデビル」(主演ベン・アフレック)などを手がける事になるマーク・スティーブン・ジョンソンの初監督作品です。

大ヒット映画「ジュラシック・パーク」でハモンド博士の孫ティム少年役を演じたジョセフ・マゼロが、障害を持ちながら前向きに明るく生きる少年サイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス)の親友ジョー・ウェントワース役を演じました。

サイモン役のイアン・マイケル・スミスは、モルキオ症候群という障害を持った実在する俳優で、彼の切なくも心温まる個性的な熱演に涙が止まりません。

 

「どんな事にも理由がある。
僕が生まれてきた事にもきっと理由があるはずだ」

 By サイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス

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障害を持って生まれ、両親からもやっかいもの扱いされて育ってきたサイモン(イアン・マイケル・スミス)。人とは違った価値観で素直に生きているサイモンは、たびたび問題児扱いされてしまいます。そんなサイモンに対して説教をする教会の司祭に対し、サイモンが言う言葉です。

 

障害を持って生まれたサイモンは、長くは生きられないだろうと医者に宣告されながらも明るく元気に生き続けてきました。

サイモン自身が、他の人と違うという事を素直に受け入れ、前向きに生きてこられたのは、「自分の存在自体にも必ず理由がある」と信じてきたからです。

自分には、自分にしかできない役目がきっとあるのだ、と確信しているのです。

 

もし私達が、サイモンの立場だったら同じように考えられるでしょうか?
 

辛い境遇で追いつめられるとついつい自分なんかいなくても・・、と弱気になってしまいがちです。しかし、サイモンは、この世に生まれた万人にその存在の意味があるのだと言っているのでしょう。

命を授かった時点で誰しも「役目を担う」と言っても過言ではありません。

もしかすると、私達は一生をかけてその自分に与えられた役割を探す旅を続けているのかもしれません。

 

「時間は、いう事をきいてくれない怪物だ。

待ち望んでも現れず、とどまって欲しい時には逃げ去る」

これは、サイモンの親友ジョー(ジョセフ・マゼロ)の言葉です。

 

生まれながらに授かった運命~人の命同様、時間の流れを管理する事はできません。

だからこそ「流れに身を任せる」必要があるのでしょう。(前回紹介した「天国からの奇跡」深イイ言葉に繋がりますね⇒コチラから

 

現実を素直に受け止め、そこにあるものから出発する。

あるがままにあるがままを受けとめることができれば、サイモンのようにいつも明るく前を向いて、何事にも悔いることなく全力で生き抜けるのかもしれませんね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

アメリカの小さな町でサイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス)が生まれました。その障害を持った小さな体をみた医者は、長くは生きられないだろうと宣告します。そんなバーチを疎ましく思う両親をしり目にバーチは奇跡的に元気に生き続けます。

父親のいないイジメられっ子のジョー(ジョゼフ・マゼロ)、障害を持ったバーチ。二人はいつしか無二の親友となり、かけがえのない貴重な時間を過ごすことになります。

ジョーの母親、街一番の美人でシングルマザーのレベッカ(アシュレイ・ジャッド)も、バーチを実の息子のように愛し優しく包んでくれるのでした。

「自分が生かされているのはきっと意味があるハズ。神様には計画があるんだ」と自身の運命を受け容れ、明るく前を向いて生きるバーチでしたが、ジョー、バーチ、レベッカのもとに不幸な事件が訪れて・・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

サイモン・バーチ役のイアン・マイケル・スミスは、本作品のために抜擢された障害を持った実在する少年です。疾患名はモルキオ症候群というのだそうですが、骨や関節の発達障害による短胴性の低身長、脊椎の側彎や心臓の弁膜症、関節の不安定性が起因する頸椎の亜脱臼などにより早くに亡くなる事も多い先天的な遺伝性疾患なのだそうです。反面、精神発達の遅延はなく知能は正常に保たれます。

作品中のバーチも、機転の利いたユーモアあふれる会話や大人顔負けのクレバーなトークなどなど、その個性的で魅力あふれるキャラクターは、とても印象深く心に残りますね。

 

おそらく作品を観た多くの方が、愛すべき彼の姿に感動し、その後の出演作品や現在の活躍を知りたいと感じたのではないしょうか?

 

私もその一人で、ちょっと調べてみたのですが、どうやら彼の出演作品は本作のみのようなのです。

マサチューセッツ工科大学の名簿に同姓同名の名前があり、もしや彼なのか?との憶測も飛び交っているようですが、どうやら別人のよう。残念ながら現在の消息は解りませんでした。

現在もサイモン・バーチ同様、周囲のみんなに愛される明るく元気なキャラで、元気に活躍している姿を見たいですね~。

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4月15日、ベン・アフレックジェニファー・ガーナーの離婚が正式に報じられましたね。

ベン・アフレック作品は、いままでにもいくつか紹介してきました。

「カンパニー・メン」 ⇒ コチラから

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」 ⇒ コチラから

 

そこで今回は、ジェニファー・ガーナーの出演作に注目してみました。

どれもこれも、逆に今の2人にも贈りたい深イイ言葉ですね~(笑)。

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監督:パトリシア・リヘン

出演:ジェニファー・ガーナー  カイリー・ロジャース    

  マーティン・ヘンダーソン  クイーン・ラティファ

 

原作は、クリスティ・ビームの実話自叙伝Miracles From Heaven

原因不明の病を患った10歳の少女と、その家族のもとに実際に舞い降りた奇跡をパトリシア・リヘンがメガホンをとり映画化しました。主演は、「パパが遺した物語」で記憶に新しい人気急上昇の天才子役カイリー・ロジャース、娘の病に奔走する母親クリスティー役は「ダラス・バイヤーズクラブ」で知的な女医役を演じたジェニファー・ガーナーが務めました。

「ダラス・バイヤーズクラブ」同様、実話であるがゆえに心に響く。そんな作品です。

 

「流れに任せないと、流れに押しつぶされる」

 By アンジェラ(クイーン・ラティファ)
 
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愛する我が娘の病は進行し治療法は見つからない。手立てがなく落ち込む母親クリスティー(ジェニファー・ガーナー)。たまたま立ち寄ったカフェで娘のアンナ(カイリー・ロジャース)が、うっかり水の入ったコップをこぼしてしまいます。苛立ったクリスティーは、つい声を荒げそうになるのですが、ウェイトレス・アンジェラ(クーン・ラティファ)が傷ついた心に優しく寄り添い、励ましてくれる温かい言葉です。

 

テキサスからボストンの病院へ、藁をもつかむ思いでやってきましたが、多忙な小児科医Dr.ヌルコに会う事も出来ず、途方にくれ落ち込む母親クリスティーにとって、アンジェラとの偶然の出会いは、その後を変える大きな救いとなりました。
 

子どもは、ついついコップの水をこぼしてしまうもの。

それは、誰でもやってしまうあたりまえの自然な出来事なのです。

起きてしまった事を嘆くのでなく、その流れの中に身を置き、受け容れる事が必要なのだと言っているのでしょう。

 

「奇跡はないと思って生きるか。

それとも全ては奇跡だと思って生きるか」

これは、クリスティーのセリフ、アインシュタインの言葉の引用です。

 

ただ手をこまねいて待っていても奇跡は起こりませんが、クリスティーが、母親としての本能に衝き動かされたように、できる事に向かって最大限の努力をすることで、その行動が次のアクションを呼び起こします。

つまり奇跡を呼び起こしたのは、娘を愛する両親の深い愛情とその一生懸命な姿に共鳴した周囲の人々の行動の連鎖に他なりません。
 一見すれば、偶然の繋がりのようにも思えますが、けっしてそうではないのです。それぞれの持つ「小さな愛情」の連鎖が、「大きな奇跡」を生んだのでしょう。

 

人は時として自分に訪れた不幸を呪い、その理不尽さを嘆いてしまいます。悪い事が続くと、その不運に辟易し思いつめてしまうのです。

しかし、実は目に見えないたくさんの幸福や、たくさんの「奇跡=ミラクル」が、日常の中に満ち溢れているのかもしれません。
 

「奇跡は毎日起きる。信じない人もいるけどホントだよ」

これは、以前紹介した「フォレスト・ガンプ」の中で、トム・ハンクス演じるガンプが言った深イイ言葉です。(「フォレスト・ガンプ」 ⇒ コチラから

何気ない毎日の一つ一つが、実は奇跡の連続なのだと気付くことで、人生の歩き方が変わってきますね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

小さな田舎町で暮らす少女アナ(カイリー・ロジャース)は、幼い頃から重い消化器疾患を患い入退院を繰り返していた。

母クリスティ(ジェニファー・ガーナー)は遠方の大病院へ診察を頼み、やっとのことでアナは入院するも、治療の方法がなく自宅に戻る。一方、二人が留守にしていた間、夫や姉妹との間にも亀裂が生じていた。そんな中、アナが庭の大木から落ちてしまう事故が起こる。幸い一命を取りとめたが、彼女の身にある驚くべき奇跡が待ち受けていた。


 公式HPより引用

オフィシャルサイトはコチラから→ http://bd-dvd.sonypictures.jp/tengoku-kiseki/

 

【映画を楽しむプチ知識】

カフェのウェイトレス・アンジェラ役で脇役ながらとても印象深いクイーン・ラティファですが、どんな女優なのか?興味ありますよね~。
 

もともとは1989年にデビューした女性ラップミュージシャンの草分け的存在で、1994年には、グラミー賞も受賞している実力派アーティストです。 

女優としても2003年のアカデミー賞で12部門にノミネート、6部門でオスカー像を手にしたあの「シカゴ」で、ママ・モートン役を演じ助演女優賞にノミネートされながら同じ「シカゴ」でノミネートされていたキャサリン・ゼタ=ジョーンズに敗れています。(相手が、同映画のCゼタ=ジョーンズじゃ、しょうがないですよね・・)

 

人種差別問題に対して積極的に発言をしたり、女性との結婚生活を公表し堂々とレズビアンである事をカミングアウトしたりと、マイノリティのオピニオンリーダー的な存在としても注目されています。そんな彼女のバック・グラウンドを知ってから観ると、「流れに身を任せる」という彼女のコトバがまた違った重さで響いてきますね~。

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= 今までの全コトバ ②  = するとページへジャンプします!

31 遠い空の向こうに
  「こんな僕もひとかどの男になれた。
    それは父さんと違っているからじゃない。同じだからだ」 
32 ビッグ・フィッシュ
   
「人に釣られない奔放な魚が、川で一番になる」
33 シェフ 
   
「パパは立派な人間じゃない。良い夫でも良い父親でもない。
      だが俺の料理は最高だ。オマエにそれを伝えたいんだ」
34 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 
   
「偉い友達なんかには興味がない。俺は政治家なんかを信用しない」
35 ソード・フィッシュ
  「人は、見たものや聞いたものを真実だと信じてしまう。思いこみだ」
36 キングスマン
  「銀のスプーンが無くて、人生の道が限られたとしても
    順応して学ぶ覚悟があれば、人は変われる」 
37 リバー・ランズ・スルー・イット
  
「完全に理解する事はできなくても、完全に愛することはできる」
38 いまを生きる
  「分かっている事も別の側面から見直せ!本を読むときは、
   作者の意図より自分の考えを大切にし、君ら自身の声を見つけろ!」
39 大いなる陰謀
  「誰が始めたのかは問題ではない。責任は我々皆にある」
40 父親たちの星条旗
  「英雄なんていない。 みんな父と同じ普通の人間だったんだ」
41 エベレスト3D

 「人間同士の競争は無意味だ。登るものは全てこの山と競争するのだ」
42 ブリッジ・オブ・スパイ
  「不安は、何かの役にたつのかね?」
43 マイ・インターン
   
「ハンカチは、人に貸すためにあるんだよ」
44 ボーン・スプレマシー
   
「彼はミスをしません。突発的な行動も・・。
    常に目的があって、標的がいるのです」
45 レイン・メーカー 

  「知りたいんです。あなたは、いつ魂を売り渡してしまったんですか?」
46 バニラ・スカイ
  「人は、苦さを味わってこそ、その甘さが解かるんだ」
47 ジャー・ヘッド
  
「戦争は皆違うが、どの戦争も同じだ」 
48 わたしに会うまでの1600キロ
  「朝日と夕日は、見ようと思えば毎日見られる。

美しさの中に身を置きなさい」

49 パパが遺した物語

 「1日で一番好きな時間があるんだ」「いつ?」「今だよ」

50 サウスポー
  「怒りがオマエの最大の武器だ。
    だが怒りで戦えば、それがオマエを消耗させる」
51 それでも夜は明ける
  「法は変わるが、普遍の真理は変わらない」
52 スポット・ライト
  「我々はいつも暗闇の中を手探りで歩いている。
    
そこに光が差して初めて間違った道だと解るんだ」
53 ヴィンセントが教えてくれたこと
  「あえてリスクを取る生き方もある。
    人生のオッズは、(確率が)高い方が有利とは限らない」
54 すべてをあなたに
  「いつも目を閉じてキスしていたから、本当のあなたが見えなかった」  
55 Re:LIFE
  「書きたい衝動に、必死でしがみつけ」
56 オデッセイ
  「一人の命より大切な任務なんてない!」
57 ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK
  「誰でも受けいれられると、ビートルズが教えてくれたわ」
58 追憶の森
  「闇が深くなるほど、愛する人に近づく」
59 ゴーン・ベイビー・ゴーン

  「他人の行動は自分の価値観では測れない。

     皆、自分の心しか覗けないんだ」

60 セッション
  「この世の中で最も危険な言葉を教えてやろう。
    
それはこの2語、“Good Job”(上出来)だ」

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  = 今までの全コトバ ①  = するとページへジャンプします!

 プラダを着た悪魔 
   「君は努力していない。 愚痴を並べているだけだ」 
 フォレストガンプ
   前に進まなきゃいけない時は、過去をおいて行け」
 インビクタス
   人を許す心は、最強の武器なのだよ」
 
ソウル・サーファー
    「君が新しく覚えなければならない事は山ほどあるだろう。
     けれど・・、幸運にも、できない事は少ししかないはずだよ」
  ビューティフル・マインド 
   「この世の中に確かなことは何もない。それだけは確かだ」
6 小説家を見つけたら 
    
「まずはハートで書く。
     リライトには頭を使う。文章を書くときは考えずに書くことだ」
7 ショーシャンクの空に
    
「心の豊かさを失っちゃダメだ。人の心は石でできているわけではない。
     そこには、触れることも奪う事も出来ない、希望があるんだ」 
8 ペイ・フォワード 可能の王国
   
「日々の暮らしに慣れきった人たちは、良くないこともなかなか変えられない。
   ダメだってあきらめてる。でも・・、あきらめたら負けなんだ」
9 ロッキー・ザ・ファイナル
  「他人を指さし、自分の弱さをそいつらのせいにするな。
   それは卑怯者のやる事だ」
10 ブリジットジョーンズの日記
  「ここに残ってあなたの近くで働くくらいなら
     サダムフセインのお尻を拭いてる方がマシだわ」
11 ザ・エージェント
  「もちろん仕事は必要よ。
   でも私には、それ以上に理想(を持った情熱)が大切なの」
12 グット・ウィル・ハンティング
  「君だって完璧から程遠い、彼女も完璧じゃない。
    大事な事は、君らが互いにとって完璧かって事だ」
13 グラン・トリノ

   「俺は関わってきたことに決着をつけなければならない。
             いつもそうしてきた。だから俺一人でやる」
14 アポロ13
   
「何を想定したかはどうでもいい。何をできるかだ!」
15 最高の人生の見つけ方
   「おまえは、自分の人生に喜びを見いだせたか。
     そして、他者の人生に喜びをもたらせたか?」
16 幸せのレシピ
   「ここは私の人生なの。私の全てなのよ!」
   「
いや、それは違う。人生のほんの一部にすぎないよ」 
17 ゼロ・グラビティ
   「必ず何か方法がある。着陸も発射も同じだ。
     生きて帰りたければ逃げちゃダメだ。もっと旅を楽しめ」
18 ダンス・ウィズ・ウルブス
   「生きる道は様々だが、大切なのは1つ。
    それが人としてあるべき道かだ」 
19 カンパニー・メン
  「なあに、良い時も悪い時もある。結果が出るのは最後だ」
20 A.I
  「人間は利口すぎるメカを短期間に創りすぎたんだ。
    そのまちがいがツケを呼んでいる」 

21 ダーク・ナイト
  「真実だけでは人は満足しない。そこには希望が必要だ」  
22 トゥー・ウィークス・ノーティス
  「自分と違うものこそが、自分を完全なものにしてくれる」 
23 ベンジャミン・バトン
  「行きつく先はみんな同じ。たどる道が違うだけよ。
    あなたには、あなたの道があるの」 
24 世界最速のインディアン
  「人生はあっという間だ。リスクは人生のスパイスみたいなもの。
   リスクを恐れてはいかん。それが生きてるってことなんだ」
25 マジェスティック
  「今までなんかどうでもいい、大切なのはこれからだ」
26 人生の特等席
  「3割打つ一流のバッターでも、10打席のうち7回は凡退するんだ」
27 127時間
  「僕の人生は、生まれた瞬間から今日までずっと、毎日のあらゆる行動が、
   そして呼吸の一つ一つが・・、ここへと繋がっていたんだ」
28 レヴェナント
  「力強く根を張った木を、風は倒すことができない」
29 イミテーション・ゲーム
  「誰も予想しなかった人物が、誰も想像しなかった偉業を成し遂げる事もあるんだ」
30 コールド・マウンテン
  「この世には定めがある。みんなそれぞれ、役割があるのさ。

    鳥にもフンにも、種にも、役目があるんだ 

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浅田真央さんの引退が報じられました。
1つ事を成し遂げ、次のステージへと進む彼女の「笑顔で前へ」という言葉は、とても印象深く心に残りましたね。
4月はスタートの季節。そこで今回は、新しい道を歩み始めた多くの皆さんに贈る作品です。


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監督:リチャード・ロンクレイン

出演:モーガン・フリーマン  ダイアン・キートン    

シンシア・ニクソン   キャリー・ブレストン
 

ジル・シメントのロングセラー原作小説Heroic Measures(英雄的な決断という意味になるのでしょうか?)を、リチャード・ロンクレインがメガホンをとり、超ベテラン・オスカー俳優、モーガン・フリーマンダイアン・キートンが初共演。

原作タイトルより「眺めのいい部屋売ります」の方が断然素敵ですよね~。

ニューヨーク・ブルックリンにある、長年住んでいた愛着のあるアパートの部屋を手放し、新たな生活をスタートしようとする老夫婦の周囲で巻き起こる出来事を、ユーモアを交えて丁寧に描きだした人間ドラマです。

大切なもの、かけがえのないもの身近にあるがゆえにその価値を見失ってしまいがちな「宝物」について、あらためて考えさせられる、そんな深イイ1本です。

 

「最も大切な事は、
 僕ら夫婦らしさを取り戻せたことだ」

 By アレックス(モーガン・フリーマン) 

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長年住み慣れた部屋を手放し、老後の生活に向けて新しい部屋探しを始めたアレックス(モーガン・フリーマン)ルース(ダイアン・キートン)が、最終的にたどり着いた答えです。

 

エレベーターのないアパートの最上階まで歩いて行く事が困難になり、部屋を手放そうと考えた二人。 

歳をとると今まで簡単だった当たり前のことが困難になってしまい、そんな日常を不安に感じてしまうのです。まだ何も起きていないのに、やがて訪れるかもしれないめんどう事を恐れ、必要以上にネガティブに考え右往左往してしまいがちです。

しかし、走って行く事が困難ならば、ゆっくり自分のペースで進めば良いのではないでしょうか。
 

今まで疾走していた日常から少し歩を緩め、ゆっくりと進む事を受け容れる事で、新しい景色が見えてきます。多少不便でも、他には変えられないかけがえのないモノを大切に考え、自分らしさを失わないようにすることが大切なのだと言っているのではないでしょうか。
 

二人は、白人と黒人の結婚が多くの州で禁じられ世間からも偏見を受けていた頃に出会い、周囲の反対を押しきって結婚、今までずっとこのブルックリンの眺めの良い部屋でともに寄り添いながら自由に暮らしてきました。この部屋には、そんな二人の歴史が刻まれているのです。 

 

「画家はマーケットのために描くのではなく、自分のために描くのよ」

売れる絵を描くべきだと物知り顔で言うヒヨッコ画商に対し、画家アレックスの最高の理解者でもある妻ルースが強く言い放つセリフです。

 

絶対に譲ってはいけない大切な部分がある。

自分たちにとっての「眺めの良い部屋」を安易に手放してはいけないのだと、あらためて教えられますね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

ニューヨークのブルックリン。画家のアレックス・カーヴァー(モーガン・フリーマン)と妻ルース(ダイアン・キートン)は、眺望のよいこの部屋で、40年もの間共に寄り添い過ごしてきました。長年住み慣れた愛着のある部屋ですが、エレベーターのないアパートでは、最上階まで階段で上がるのも一苦労・・。

二人は、老後の生活を考えてこの部屋を売りに出し、新しいアパートへの引っ越しを考え始めました。やり手不動産エージェント・リリーの斡旋で購入希望者を募り、オープンハウスを催行するのですが・・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

 本作品で初共演を果たしたモーガン・フリーマンとダイアン・キートン。

ともにオスカー像を手にしている大ベテラン俳優であるのはご存じの通りです。
 

モーガン・フリーマンはクリント・イーストウッド監督の「ミリオン・ダラー・ベイビー」で助演男優賞に、そしてダイアン・キートンは、ウッディ・アレン監督「アニー・ホール」で助演女優賞を獲得しています。

あれほど多くの作品に出演し、二人ともとてつもない存在感がありながら、ともに助演俳優としての受賞のみという事は逆に意外ですよね~。この名脇役がふたりで相乗的に効果したら、はたしてどうなるのか?ぜひぜひ本作品をご覧ください!

 

ちなみに本作品では、仲睦まじい素敵な夫婦を演じたダイアン・キートンですが、実は一度も結婚していないのです。恋多き女性として知られウッディ・アレンや、ジャック・ニコルソン、アル・パチーノ、ウォーレン・ベイティなどなど数多くの大スターたちとの交際を明らかにしていますが、そんな自由奔放な生き方も、彼女の魅力なのかもしれませんね~。

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アカデミー賞やゴールデングローブ賞などを総なめにした「ラ・ラ・ランド」が公開中ですね。

注目のデミアン・チャゼル監督は、インディペンデント映画・前作「セッション」(⇐こちらをクリック)で彗星のごとく現れ、アメリカンドリームをゲットしたワケですが、そのきっかけを作ったロバート・レッドフォードの知られざる功績を本作品とともに紹介します!

 
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監督:ケン・クワピス

出演:ロバート・レッドフォード  ニック・ノルティ
   エマ・トンプソン 

 

ノンフィクション作家ビル・ブライソンの自伝著書ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験北米アパラチア自然歩道を行く A Walk in the Woodsを原作として、ロバート・レッドフォード、ニック・ノルティ、エマ・トンプソンらの老齢ベテラン俳優が人生と言う長い道のりの歩き方を教えてくれます。

本当の自分を見つけ出す人生のグレート・ジャーニー。

3500キロものアパラチアン・トレイルに挑んだ二人のジジイが旅を通してみたモノとは?

ロング・トレイルに挑戦してみたくなる、そんなやる気をもらえる1本です。

 

★ロング・トレイルをテーマにした映画
 「わたしに会うための1600キロ」は⇒こちらをクリック!

 

「パンを手に入れたら、
 リュックにつめて垣根を飛び越えろ」

 By ビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)

    (自然学者ジョン・ミューアの言葉)

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社会的な成功を手に入れ何不自由ない老後を過ごせるオマエが、なぜいまさら俺なんかと森の中を歩いているんだ?という旧知の友カッツ(ニック・ノルティ)の問いに対し、ビル(ロバート・レッドフォード)が、自然保護の父と言われた植物学者ジョン・ミューアの言葉を借りて答えます。

 

若い頃は意気投合し、羽目を外してバカな事を楽しんでいた二人でしたが、いつしか大人の道を歩きはじめ、長い間疎遠となっていました。

この旅をきっかけに再開した二人は、なぜ無謀とも思える3500キロものロング・トレイルに挑む決意をしたのでしょうか?

カッツは言います。「オマエと最後の冒険をしたくて来たんだ」と。

 

二人は全く別の、いわば対照的な人生を歩んできました。

自分の人生は、幸せだったのか?

進んできた道は、正しかったのか?

ともに自問する二人。その答えを見つけるために旅に出たのかもしれません。

 

社会へ出て、やがて結婚し、子供が生まれ、家族を養い、仕事に追われ、生きて行くという事に必死になっている時期があります。それはそれで、とても貴重な時間です。

しかし、時がた経ち、やがて心に少しゆとりを持つことができたならば、目の前の小さな世界から少しだけ視野を広げ、垣根の向こう側に広がっている新しい世界の中へ飛び出してみろ!

そうする事で、幸せの中(垣根の中)では見えなかった「もうひとつの幸せ」を発見できるのだと言っているのかもしれません。
 

旅と人生は同じ。

自分の殻を打ち破り、自分の足で1歩1歩前に進み続ける努力が、新しい出会いや新しい世界の発見につながるという事なのですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

人気紀行作家の地位を築いたビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)は、還暦を超え故郷アメリカで夫婦仲良く穏やかな生活を送っていました。何不自由ない日常でしたが、隠居生活に物足りなさを感じていたビルはある日、全長3500キロという長距離自然歩道“アパラチアン・トレイル”への挑戦を思いつきます。

無謀とも思える旅の提案に妻のキャサリン(エマ・トンプソン)は猛反発。しかし人生の新たな挑戦とも思える目標をみつけたビルは、頑として譲りません。そんなビルの決心に「一人ではだめよ」と譲歩したキャサリンの前に現れたのは、40年ぶりの悪友カッツ(ニック・ノルティ)なのでした。

昔わだかまりを持って疎遠となっていたビルとカッツでしたが、この旅をきっかけに再開、人生最後の旅ともいえるロング・トレイル踏破に向けて出発するのですが・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

本作品は、2015年1月にサンダンス映画祭で公開されました。
 ここでサンダンス映画祭についてちょっと触れてみましょう。

 

「サンダンス」とは、ご存知不朽の名炸「明日に向かって撃て!」で主演ロバート・レッドフォードが演じたサンダンス・キッドの役名に由来しています。

1978年からレッドフォードが主催して始まった、才能ある若い映画製作者たちのための「インディペンデント映画」を対象にした映画祭で、無名の若手のために活躍の場を作った映画人レッドフォード・スピリットの詰まった意義のある祭典なのです。

 

インディペンデント映画とは、大手製作会社ではなく、個人もしくは独立系の映画製作会社が低予算(2000万ドル以下)で作った自主製作映画(インディーズ系映画)の事を言います。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「ラ・ラ・ランド」デミアン・チャゼル監督ですが、出世作「セッション」は、2014年のサンダンス映画祭のグランプリ受賞作品なのです。

若い頃もスーパーカッチョ良かったレッドフォードですが、年を重ねてもウルトラカッチョいーのは、彼の生き様がにじみ出てるからなのですね~。

 

★インディペンデント映画の傑作 ジョン・ファブロー監督作品

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監督:クリント・イーストウッド

出演:トム・ハンクス  アーロン・エッカート    

  ローラ・リニー  アンナ・ガン 
 

奇跡的な生還事故として知られる、2009年のUSエアウェイズ1594便の不時着事故を巨匠クリント・イーストウッドと名優トム・ハンクスがタッグを組んで映画化しました。

原作本、機長サリー・サレンバーガーが書いた回顧録「機長、究極の決断」(映画公開に当たり、Sully(サリー)」に改題)を基に、ハドソン川への緊急着水という究極の選択で乗客全員の命を救った緊迫の現場、その一部始終が描かれました。

機長サリーは、乗客乗員160名の命を救った英雄として称えられる一方で、独断で決めた不時着の判断責任を問われ葛藤します。

「機長のとった判断は正しかったのか?」そして「生還へのカギ」とは、いったい何だったのか?

 

奇跡の生還劇といえば、やはりトム・ハンクス主演の「アポロ13」ですよね。⇒こちらをクリック!

この機会にもう一度観てみましょう!どちらにも「共通するモノ」がみえてきますよ~。

 

「すべてはタイミングだ。

それはコンピュータでは測る事ができない」

 By サリー・サレンバーガー(トム・ハンクス)


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予期せぬ事故に直面し、数分間の中で直感的に選択した判断は本当に正しかったのか?

生還後、世間から英雄としてまつりあげられる一方で、自身の行動を改めて問い直し葛藤するサリー機長(トム・ハンクス)が、自らの答えを見つけた瞬間の言葉です。

 

バード・ストライクにより両エンジンが停止。
 事故発生から着水までわずか208秒(3分28秒)しかありませんでした。冷静な状況判断と42年のフライト経験が培った勘から、近隣の空港への飛行は困難であると判断しハドソン川への不時着水という究極の選択をしたサリー機長ですが、国家運輸安全委員会(NTSB)は、その誤った選択が乗客を無用な危険にさらした原因なのだと主張します。

NTSBによるコンピュータ・シミュレーションでは、近くの滑走路に無事着陸できるという結果想定が公示されたのです。

 

しかし、サリー機長は言います。

「人為的ミスを調査するなら、人らしい判断をすべきだ」と。

 

つまり、数値や数式をあてはめた事故の分析や公式は正しくても、そこで事故に直面した人間の“心”の関与が全く含まれていないと言っているのでしょう。

初めて遭遇する想定外の事故。シミュレーションや訓練、対応マニュアルなどもなく、その瞬間に起きた現状を瞬時に把握し結果を予測する。迷い、ためらい、そして最良と思える方法を瞬時に選択したのは経験と実績が培った直感(勘)に他なりません

 

近頃、A.I(人工知能)の技術革新が著しく、あらゆる分野でコンピュータ頭脳の進歩が取りざたされています。無人化された工場。自動運転の車。囲碁やチェスの棋士までもがA.Iに取って代わられようとしていることに、一抹の不安を感じませんか?

 

確かに過去に経験した事象であれば、その蓄積データを分析、数値公式化した安全な方策を“心”という不安定な要素を持たない“マシーン”で対応する事が、最も効率的な方法なのかもしれません。

しかし事故や災害のやっかいな所は、「想定を超えた」出来事が「突発的に起きる」という事なのではないでしょうか。

予期せぬ大地震、想定を超えた大津波に対し、机上の論理で作り上げた安全対策や、想定内のセーフティ装置は、まるで役に立ちませんでした。

現場で指揮を執っていた福島第一原発の吉田昌郎所長が、東京電力本店からのバカ殿マニュアル指示を独断で無視。経験的な直感判断で「海水注入を断行し続けた事」こそが結果的に日本を救ったのです。

 

人間にしかできない能力~経験でしか培えない“ワザ”を再認識し、その範囲でコントロールでき得るレベルの技術開発でとどめる必要を感じませんか。

現場の経験で培った「職人の勘」こそが、最悪の事態から日本を救ったのはまぎれもない事実なのですから。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

2009115日、ニューヨーク上空850メートルで155名を乗せた航空機を突如襲った全エンジン停止事故。

近くの空港に着陸するよう管制塔から指示がある中、機長サリー(トム・ハンクス)は、それを不可と判断しハドソン川への不時着水を決断。事故発生からわずか208秒だった。

難易度の高い水面への不時着を見事に成功させ、全員を救ったその偉業は「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、サリーは一躍英雄として称賛される― はずだった。

ところが― 機長の“究極の決断”に思わぬ疑惑がかけられてしまう。

本当に不時着以外の選択肢はなかったのか?それは乗客たちを命の危険に晒す無謀な判断ではなかったのか?事故調査委員会による度重なる追及は、サリーを極限まで追い詰め・・。

 

公式HPより引用

オフィシャルサイトはコチラ → http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

 

【映画を楽しむプチ知識】

映画の舞台は、2009年。事故が起きたのは1月15日ですが、その6日前の1月9日に、クリント・イーストウッド監督&主演の名作「グラン・トリノ」が公開されました。

劇中、サリー機長がニューヨークの街をジョギングするシーンに注目してください。

ジョギングするサリー(トム・ハンクス)の両サイドのビルの壁面に「グラン・トリノ」のポスター文字を見る事ができ、イーストウッドの遊び心を感じます。
 

また、シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」(日本を含め世界中に店舗があります)の前を通過するシーンもありますね~。

「ババ・ガンプ・シュリンプ」は、「フォレスト・ガンプ」で、エビ漁の船長になりたいと言っていた友人ババ(ミケルティ・ウィリアムソン)の願いを実現しガンプ(トム・ハンクス)自身が経営しているという架空のモチーフを元にして作られた実在するレストランなのです。

どちらも映画好き心をくすぐるオシャレな演出ですよね~。

 

ちなみに「ババ・ガンプ・シュリンプ」は、カリフォルニアに1号店をオープン、日本では東京・後楽園ラクーア内や、豊洲ららぽーと、また大阪USJ近くにもあり、店内にはオープニング・シーンでガンプが座っていたあのベンチや、映画にまつわる衣装写真などが並び、映画テーマパークばりに楽しむことができますよ~。

  

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