映画の名言♡恋も仕事もあきらめない! ♡がんばるアナタを照らす「心に残る深イイ言葉!」

映画の中にちりばめられた「深イイ言葉」「心に残る名言」「素敵なセリフ」に焦点を当て、日々の生活や人生の歩き方に役立つヒントとして解釈。恋に仕事に毎日一生懸命頑張っているアナタの応援歌として紹介していきます。

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オリバー・ストーン監督最新作「スノーデン」で米国機密を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン役を演じたジョセフ・ゴードン=・レヴィット。
以前紹介した「50/50」(→コチラから)に続き、今回も彼の作品に注目してみました。

 

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監督:マーク・ウェブ

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット   ズー・イー・デシャネル  

マシュー・グレイ・ギュプラー   クロエ・グレース・モレッツ 

                      

マーク・ウェブ(アメイジング・スパイダーマンの監督)の初長編映画作品です。多くのミュージックビデオ製作を手掛けてきた彼らしく、全編にわたって流れるロック&POPミュージックも洋楽ファンにはたまりません。

ジョセフ・ゴードン=・レヴィットが、ズー・イー・デシャネル演じる小悪魔に翻弄される今どき青年を好演。恋愛あるあるネタ満載のストーリーは、おそらく多くの男性が彼に共感するのでは・・。

ワインとピザを用意して、女子会ムービーとしてもお奨めの1本です。

男性目線・女性目線でアレコレ言いながら観てください。

 

「女を忘れる最良の方法は、小説にすることだ」

By ヘンリー・ミラー(小説家)の言葉

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サマー(ズー・イー・デシャネル)に翻弄され、傷心したトム(ジョセフ・ゴードン=・レヴィット)に対して親友ポール(マシュー・グレイ・ギュプラー)が多くの名言を遺した小説家ヘンリー・ミラーの言葉を借りて励ます言葉です。

 

一歩引いて遠くから俯瞰し、客観的な視点を持つことで見えてくるモノがある。

クヨクヨ悩んでいても始まらない。自分が経験した貴重な出来事を人生の肥やしにして前向きに生きるべきだと言っているのでしょう。

そんな視点で改めて自分自身を見返してみることで、小さな事で悩んでいたくだらない自分がバカバカしく思えてくるモノなのかもしれません。

 

彼女にフラれ、どん底まで落ち込んだとしても時が過ぎれば笑い話です。人生という壮大な道のりから見れば、単なる通過点に過ぎないからです。

 

そしてトムは悟りました。

壮大な宇宙の意志を、

平凡な日常レベルで考えてはいけない」のだと。


「終わりがあるから、始まりがある」のです。

自分の目の前で起きている出来事の全ては、次へ連鎖する繋がりの1コマにすぎません。

毎日のたわいない平凡な出来事も、すべてが人生の必然的なピースなのだという事です。

つまり、今、あなたの目の前にある辛い現実も単なる通過点

大きな運命のうねりはまだまだ続き、結末はもっと先にあるのです。

夏(サマー)の後に秋(オータム)がやってくるように、毎日は連鎖しているのですから。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

地味でまじめ、どこにでもいそうな今どきの青年トム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の会社に、キュートで魅力的な女性サマー(ズー・イー・デシャネル)が入社してきます。

出会いから4日目には、好きな音楽アーティストの話で意気投合、二人は急接近、やがて二人は特別な関係になっていきます。

有頂天になるトムですが、サマーは、一筋縄ではいかない掴みどころのない女性。思わせぶりなサマーの態度に翻弄されるトムの最高で最低な500日とは・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

ムとサマーを引きあわせるキッカケとなったバンド、The Smithsザ・スミス)とはいかなるバンドなのか? 

ザ・スミスは、1980年代に5年ほど活動をしたイギリスのインディーズ系バンドで、あのオアシスのノエル・ギャラガーもインスパイアされたと公言するほど多くのミュージシャンに影響を与えた伝説的なバンドです。

ちなみにエレベーターの中でトムが聴いていた曲は、There is a light that never goes out」という曲で、ヘッドフォンから漏れ出る音を聴いたサマーが、「スミスでしょ。私も好きよ」と同調する所からトムの恋は始まります。さてさてこの曲、いったいどんな内容の曲なんでしょうね。

そこで歌詞をピックアップしてみました。

 

♪「There is a light that never goes out」 /  The Smiths

 

今夜外に連れ出してくれないか
音楽があって若くて生き生きとしている人々がいるところに
君の車を運転して 家になんて帰りたくないんだ
僕には家と呼べる場所なんてないから

中略

そしてもし2階付のバスが僕たちに突っ込んで来て
君の側で死ねることは最高の死に方だよ
そしてもし10トントラックが僕たち2人とも殺すってことは
君の側で死ねるってことだよね
それって僕の喜びで、僕だけの特権なんだ

 

決して消えない明かりがある  決して消えない明かりがあるんだ  

 

 

ノエル・ギャラガーが、LIVEで歌っている
同曲のYouTube映像は  → こちらから


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さあいよいよ明日はトニー賞授賞式ですね~!
そこで今回はトニー賞で注目され、映画化された秀作からの名言です!

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監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジェレミー・アーヴィン
         エミリー・ワトソン   ピーター・マラン
 

 

原作は100作を超える名作を世に送り出し、英国王室から叙勲もされているマイケル・モーパーゴが、1982年に発表した児童小説です。
 2011年、舞台化作品として65回トニー賞で、最優秀作品賞、演出賞など5部門を受賞しそれを見たスピルバーグが感動し、映画化に着手しました。

第一次世界大戦間近のイギリス、貧しい農家に引き取られた仔馬ジョーイと少年アルバートのたどる数奇な運命を壮大なスケールで描いた秀作です。
 人智を超越した不思議な絆と、戦争という行為の無意味さの対比が印象的な感動作です。

「栄誉を拒むという勇気もあるのよ」
 By ローズ・ナラコット(エミリー・ワトソン)

 

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 母親ローズ(エミリー・ワトソン)が、息子アルバート(ジェレミー・アーヴィン)に向かって言う言葉です。

父親テッド(ピーター・マラン)は、義勇農機兵団の軍曹として国のために活躍し、英国陸軍殊勲賞などたくさんの勲章を授与されました。しかし彼はそれらを全て捨ててしまっています。人を殺した戦争での活躍などむしろ不名誉なことと考えているからです。

 

「僕なら味方を救うために活躍したことを誇りに思うよ」という不満気なアルバートに対し、母親ローズは父親の心境を代弁します。

「でも父さんは人殺しを誇りには思えないのよ」と。


「過去の栄誉」を誇りたいのが人情です。誰でも自分の殊勲を自慢したいもの。
「自分の手柄」を吹聴し「過ぎ去った光」にすがって生きる生き方もあります。

しかし、大切な今を正々堂々と生き貫くため、自身の犯した罪を素直に認め、心の中の真の正義を貫くテッドの生き方は立派です。
 そしてそのテッドの不器用な人生の歩み方に共鳴し、陰から支える妻ローズの生き方も見習いたいものです。

 父親テッドにとっての栄誉(生きる力)とは何なのでしょうか。
それは、愛する妻や大切な息子からの「尊敬される心」に他ならないのではないでしょうか。
つまり父親テッドは「真の勲章」を手にしていると言えますよね
 


 

【あなたも見たくなるストーリー】

 ある日、父テッドは、耕作馬としては全く不向きと思われたサラブレットの仔馬を、あたかも運命の糸に手繰り寄せられるかのごとく競売で落札してきます。息子のアルバートは、既にこの仔馬の不思議な魅力に運命的な出会いを感じてしまっています。

その日から、互いに心を通わせ、たくましく成長していく少年アルバートと仔馬ジョーイ。

やがて戦争の影は色濃くなり、生活の困窮からジョーイを軍馬として手放さざる得なくなってしまいます。軍馬として戦場を渡り歩くジョーイと、兵士として徴兵され戦火にさらされるアルバート。ともに戦争という理不尽な行為の中で翻弄され続け・・・。 


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監督:ジョン・カーニー
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
        ルーシー・ボイトン  ジャック・レイナー
 

前作「はじまりのうた」に続くジョン・カーニー監督作品です。

前作は「はじまりのうた」、そして今回は「未来へのうた」というワケで、自身のバンド活動を軸としたストーリーは、80年代のロック&ポップカルチャー満載、a-haデュラン・デュランザ・クラッシュホール&オーツスパンダー・バレエザ・ジャムなどなど、40代以上の洋楽ファンは懐かしく、そして心切なくなる青春コメディムービーに仕上がっています。

出演者の多くに無名の新人を起用。インディペンデント作品として、サンダンス映画祭で初上映され、大変高い評価を受けました。
 

「上手に演奏しない方法を学べ!」
 By ブレンダン(ジャック・レイナー)

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音楽に造詣の深い兄ブレンダン(ジャック・レイナー)が、コナー達が組んだバンドの初演奏デモテープを聞いて言う言葉です。既存の人気グループ“デュラン・デュラン”の曲をカバーした猿マネコピーの演奏を厳しく批判、ロック魂とは何かを指南する1コマです。

 

人のモノマネをしても仕方がない。自分達のスタイルを持って、それを貫けと言っているのでしょう。

カッコばかりを気にするあまり、自分達らしさを見失ってしまっている。そんなコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)に、ブレンダンは言葉を重ねます。

「嘲笑われるリスクを背負え!」と。

 

コナーがバンド活動を始めた理由は、素敵な美少女ラフィーナ(ルーシー・ボイトン)の気を引きたい一心から。たとえ動機は不純でも、その気持ちは、純粋なのです。

その湧き出す純粋な気持ちを大切にする事が何より大切な事なのでしょう。

「他人の曲で女を口説くな!」ブレンダンは言います。

ほとばしるエネルギーのままに自分だけの曲を作れ!と言っているのかもしれません。

 

このブレンダンの言葉は、音楽に限らず、あらゆる事柄に当てはまる気がしますね。

他人の受け売りでは、相手に気持ちは通じないもの。

仕事でも恋愛でも同じなのです。

少々不恰好でぶざまでも、魂のこもった自分オンリーのやり方こそが、相手の心を揺さぶる事のできる唯一の方法なのだと理解することができますね。

 

 

【あなたも見たくなるストーリー】

1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった―

 

公式HPより

オフィシャルサイトは → コチラから http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

【映画を楽しむプチ知識】

前作「はじまりのうた」に感銘を受け、本作品を観た方も多いのでは。

実は、私もその一人なのですが、その時気になっていたのは「For my brother Jim」=「兄のジムに捧ぐ」という、エンドロールのメッセージでした。

 

監督ジョン・カーニーの実兄が、「はじまりのうた」製作中に亡くなったそうで、その兄に対する敬意&感謝のメッセージとして挿入されているのでしょう。そして本作「シング・ストリート」のエンドロールには「全ての兄弟に捧ぐ」というメッセージが流れます。

 

ジョン・カーニーは、兄のジムから多大な影響を受けて音楽に目覚め、劇中のコナーが、兄ブレンダンから多くを学んだように、ジョン自身の音楽人生を歩んできたのでしょう。

劇中コナーとラフィーナが、成功を夢見てロンドンへ旅立つ船の名前に注目してください。船の舳先には「JIM」と表記されているのです。

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「はじまりのうた」のエンドロールからのつながりで観れば一目瞭然、この「ジム」こそが、「自分達の夢を乗せて未来へ運んでくれる船」、という監督の仕込んださりげないメタファーなのですね。

いやあ、切なくそして深イイ演出ですよね~。(涙)


☞隠し味メタファーを見つける 「もう一つの映画のミカタ」は こちらから
☞監督つながりで観る 「もうひとつの映画のミカタ」は こちらから

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映画のキャッチコピーは「人生、あきらめるには早すぎる。」
今回も、がんばる気持ちをもらえる1本です!

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監督:ジョナサン・レヴィン

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット   アナ・ケンドリック  

セス・ローゲン アンジェリカ・ヒューストン 

                      

自身のガン克服経験をもとに書いたウィル・ライザーの脚本をもとに、ジョナサン・レヴィンがメガホンをとりました。
 27歳にしてガンを宣告される主人公アダム役には、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、彼を支える新米のセラピスト役を演じたのは、「ピッチ・パーフェクト」で見事な歌声を披露し、Youtubeでの一大ムーブメントを生んだ“カップス”でお馴染み、アナ・ケンドリックです。

CupsPVは→こちらから

ガン宣告という重たいテーマながらコメディータッチで進む軽快なストーリーは、困難にも前向きに立ち向かえる「がんばる勇気」をもらえる1本です。 

 

「オマエは死なない。フィフティ・フィフティだ。 カジノならバカ勝ちだぞ」
 By カイル(セス・ローゲン)

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 まだ27歳の若さでガンであることを宣告され、動揺を隠せないアダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)に対し、親友のカイル(セス・ローゲン)が言う慰めの言葉です。

カイルのこの言葉は、気休めにもならないムチャクチャな論理ですが、アダムに対する心のこもった優しい気遣いは充分に伝わってきます。

 

物事は、見る視点によって全く違った見え方をするものなのだと言っているのでしょう。

言い古された言葉ですが、ボトルに残った半分の水を「もうこれしかない」とネガティブに考えるか、それとも「まだこんなにある」とポジティブに捉えるのかは、その人の心の持ちようしだいなのです。

 

病を患った事自体は、決して喜ばしい事ではありませんが、その境遇だからこそ知る事や見る事が出来た世界もあります。

 

恋人の裏切りにあい、母親の無比の愛情を知ったこと。

無責任な周囲からの気休めの言葉を聞き、

本当に自分を思ってくれている真の友人の気持ちに触れられたこと。

そして何より、命の儚さに気付き、生きる喜びを知ったこと。

 

今まで生きてきた自分の小さなテリトリーを破り、自己の世界を広げるチャンスを与えてくれたのは、ガンという告知を受け、新たな立ち位置からモノ事を見るチャンスを与えられたからに他なりません。

ピンチこそが、チャンス。

そんな発想の転換ができれば、毎日の困難にも前向きにチャレンジできるのかもしれませんね。 

 

【あなたも見たくなるストーリー】

酒もタバコもやらない“普通”の青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)に突然告げられた病気は“ガン”だった。

27歳という若さで、5年生存率50%のまさかの余命宣告。その日から、アダムの生活環境は一変。

よそよそしい会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、同居を迫る世話焼きの母親・・。

病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれない!ただ一人、女好きの親友カイル(セス・ローゲン)をのぞいては。

カイルと一緒に病気を”ネタ“にナンパしたり、新米セラピストのキャサリン(アナ・ケンドリック)と手探りのカウンセリングを通して、”ガン“の日々を笑い飛ばそうとするアダム。

しかし、刻一刻と進行する病魔に、やがてアダムは平穏を装うことができなくなる・・・。

 

公式HPから抜粋

オフィシャルサイトはこちらから → http://5050.asmik-ace.co.jp/

 

【映画を楽しむプチ知識】

なんといっても、“どこにでも居そうなフツーの青年”アダム役のジョセフ・ゴードン=レヴィットの“適役ぶり”に拍手ですね。当初は、ジェームス・マカヴォイに決まっていた配役が、諸事情によって降板、ジョセフになったそう。個人的には、彼の超フツ~ないい人ぶりがむしろ良かったのでは、と思ってしまいますね。

ちなみに、オリバー・ストーン監督の最新作、アメリカ政府の機密を内部告発した元CIAエドワード・スノーデンの衝撃の告発を映画化した「スノーデン」で、主役を演じたジョセフですが、むかーし昔、その昔、この顔どこかで見たなあ~と思った方いませんか?

そうなんです!「リバー・ランズ・スルー・イット」で、ブラット・ピットの兄ノーマン役(幼少期)を演じた少年なのです。
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つまり、ジョセフ・ゴードン=レヴィットのデビュー作は、「リバー・ランズ・スルー・イット」ということ。ブラピの事実上のキャリア・スタートも「リバー・ランズ~」ですから、監督であるロバート・レッドフォードの先見の明には脱帽というワケですね~!

「リバー・ランズ・スルー・イット」の深イイ言葉は ⇒コチラから

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素敵な映画と出会い、観終わった後の、あのじんわりとした余韻ってありますよね~。

もう一回観たくなる、そんな極上の1本を紹介します。

あなたのお気に入りムービーになること間違いありません!
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監督:ジュゼッペ・トルナーレ
出演:ジェフリー・ラッシュ  シルヴィア・フークス
   ジム・スタージェス   ドナルド・サザーランド

 

「ニュー・シネマ・パラダイス」ジュゼッペ・トルナーレ監督と、「ニュー・シネマ~」以来タッグを組み続けてきた巨匠エンニオ・モリコーネが音楽を担当しました。

ミステリアスで展開を読めない緻密なストーリーと絶妙に絡み合う人間模様&予期せぬ結末・・。

「英国王のスピーチ」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジェフリー・ラッシュが、深みのある円熟の演技を魅せてくれます。そして謎を秘めた美しい女性クレア役を演じたシルヴィア・フークスは、今年10月に公開予定「ブレードランナー2049」の出演も決まっている注目の女優です。

「ブレードランナー」の深イイ言葉はコチラから

新旧の個性派俳優が織りなす、極上のミステリー&人間ドラマを堪能してください!絶品です!


「歯車は人間みたいなもの。長年組み合っていると、相手の形状に似てくるものだ」

By ロバート(ジム・スタージェス)
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ベテラン鑑定士ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)が、依頼人の古い屋敷から持ち帰った謎の部品。伝説のカラクリ人形“オートマタ”の歯車ではないかと推察したロバート(ジム・スタージェス)が、不足するパズルのピースを探すかのごとく歯車の噛み合わせを思案しながら言う言葉です。

 

美術品の鑑定士としては超一流のヴァージルですが、人づきあいは大の苦手。携帯電話も持たずに生きてた偏屈男。女性とも深く付き合った経験のないヴァ―ジルですが、謎めいた美しい依頼人クレア(シルヴィア・フークス)に少しずつ心惹かれていきます。

そんなヴァ―ジルの恋の指南役、ロバートのこの言葉は、一見するとうまく噛み合わない組み合わせでも、互いに互いを気遣い、時間をかけて寄り添えば自然とフィットするようになっていくものなのだ、と言っているのでしょう。

 

長い間ずっと面倒な人間関係を避けてきたヴァージルですが、彼の人嫌いは、自分の苦手な部分から目を背けてきた「偽りの姿」にすぎなかったのかもしれません。その事に気付かされたヴァージルは、はじめて自分の心の奥底に潜む本物の感情を知り、一人の女性を深く愛する事になるわけです。

 

「贋作の中には、必ず本物が潜む」

これは、美術品の真贋鑑定を極めたヴァージルならではの深い言葉です。

精巧な偽物を創作している贋作者は、自己の卓越した技術をアピールすべく、あえてその痕跡を残してしまうものだと言うのです。

 

ヴァ―ジルのこの言葉も、「人の心」に当てはまる真理ととらえる事ができるのではないでしょうか。

 

愛する気持ちが強いが故に傷つく事を恐れ、自分の気持ちを隠してしまう・・。けれど、相手に気付いて欲しい気持ちが見え隠れし、ついついサインを送ってしまう・・。そんな経験、ありませんか?

逆に考えれば、そのサインを敏感に感じ読み取ることができれば、人の心の真贋を見抜く事ができる眼力を持つ事ができるというワケですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】


 真贋を見極める一流の鑑定眼を持ち、鑑定士としての地位を築いたプロフェッショナル、ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、世界中の美術品を仕切るオークショニアです。

ある日彼のもとに、鑑定依頼の1本の電話が入ります。両親が亡くなり、屋敷に遺された美術品を査定してほしいという若い女性からの依頼でした。
 あまり気乗りのしないヴァージルでしたが、屋敷を訪問し家具や調度品を物色していると、そこに歴史的な価値のあるカラクリ人形・伝説の“オートマタ”の部品らしき歯車を発見してしまいます。

電話のみで決して姿を現さない依頼人に不信感を抱きつつも、屋敷とそこにある貴重な美術品に興味を抱き始めるヴァ―ジル。

やがて依頼人クレア(シルヴィア・フークス)が、心に病を持った美しい女性だと解り、その存在にしだいに引き込まれていくヴァ―ジルは・・・。

 

 【映画を楽しむプチ知識】


 劇中にちりばめられた様々なピースが、すべて伏線になっているという本作品の緻密な作りに大拍手です。観終わって結末を知ってあらためて「あ~、あのシーンは、そういう意味だったのかあ~」と、溜飲を下げた方も多いはず。

公開当時、もう一回観る方向けの「リピート鑑賞2回目1.000円キャンペーン」なる企画があったのだそうです。オシャレ~♡

(私は、DVDレンタル鑑賞でしたが、返却予定日を延期してもう1回観ちゃいました~。見つけた伏線ピースをアレコレ解説したいところですが、これから見る方のためにやめときます。機会があればオフ会で・・。←絶対ねーな)

 

ちなみに、原題の「The Best Offer」とは、いかなる意味なのか??

 

Best Offerとは、オークション用語なのですが、「ソッチの落札希望価格まではちょっと出せないけど、コッチの精一杯はこの価格でっせ」的な提示価格なのだそうです。

つまり、「お互いの妥協点」もしくは「手に入れたいけどちょっと届かないモノ」といったニュアンスなのでしょうか。

作品のストーリーとリンクした絶妙なタイトルだなあ~と感じる一方で、意味がよく解らずミステリアス感がイマイチ・・、日本人受けはしなそう・・などとも考えてしまいますね。やっぱ邦題の方がイイですね。

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= 今までの全コトバ ③  = するとページへジャンプします!

61 ライフ・オブ・デビット・ゲイル
  「目には目をで突き進めば、人類は残らず盲目になる」
62 イコライザー
   
「人生で最も大切な日は、生まれた日と、生まれた理由が解った日だ」
63 50回目のファーストキス
  「人生は時に不公平ね・・、でもあなたは生きているのよ」 
64 プリズナーズ
  「最善を願い、最悪に備える」

65 
シークレット・アイズ
   
「強い思いは、地図と同じなのよ」
66 ブレードランナー
  「明るい炎は、早く燃え尽きる」
67 はじまりのうた
  「必要なのはビジョンだ。小手先なんかじゃない!
68 ハドソン川の奇跡
   
「すべてはタイミングだ。それはコンピュータでは測る事ができない」
69 ロング・トレイル 
       「
パンを手に入れたら、リュックにつめて垣根を飛び越えろ」
70  ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
   「最も大切な事は、僕ら夫婦らしさを取り戻せたことだ」
71   天国からの奇跡
   
「流れに任せないと、流れに押しつぶされる」
72  サイモン・バーチ
  
「どんな事にも理由がある。僕が生まれてきた事にもきっと理由があるはずだ」
73 デッド・プール
  「人をぶちのめすには、理由がいる」
74 リトル・ミス・サンシャイン
  
「負け犬とは、負けるのを怖がり挑戦しないであきらめる奴のことだ」 

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GWも終わり、ちょっと気持ちが萎えてきた人も多いのでは?

そんなあなたに贈る、エナジー注入ムービー!あきらめずに頑張る気持ちをもらえる1本です。

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監督 ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス

出演 アビゲイル・ブレスリン  グレッグ・ギニア

 ポール・ダノ  アラン・アーキン

                      

オアシスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどなど、数多くのアーティストたちのPVや大手企業のCMなどを手掛けるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスの夫婦が映画作品としての初監督デビュー作品です。
 

アカデミー作品賞を含む4部門にノミネートされ、脚本賞&助演男優賞アラン・アーキン)を受賞、助演女優賞にはアビゲイル・ブレスリンが若干11歳でノミネートされ大変高い評価をうけました。(アビゲイル・ブレスリンはラスヴェガス批評家映画協会賞、東京国際映画祭などの助演女優賞を受賞しています)

コメディタッチながら、個性溢れる実力派俳優人たちが描き出すロードムービーは、困難に向かってがんばるチカラをもらえる1です。  

 

「負け犬とは、負けるのを怖がり
 挑戦しないであきらめる奴のことだ」

By エドウィン・フーヴァー(アラン・アーキン)


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地区予選を通過していながら、「負け犬になりたくない」と美少女コンテストの本選出場をためらう孫娘オリーブ(アビゲイル・ブレスリン)に対し、祖父エドウィン(アラン・アーキン)が笑って励ます言葉です。

 

エドウィンは、第二次世界大戦に出征した退役軍人です。いまや隠居の身ですが、老人ホームでヘロインを吸い施設を追い出された型破りなスーパー不良ジジイなのです。

根っからの女好きなエドウィンは、オリーブの兄ドウェーン(ポール・ダノ)に対しても、「たくさんの女とつきあえ!」と、男としての生き方を指南します。
 

そのやり方こそ常識破りでけっして褒められたモノではありませんが、自由奔放に生きてきた彼が言うコトバには不思議な説得力があります。戦争で一度は無くしたかもしれない命。失う事を恐れずに、自由に我が道を生きるという彼の破天荒な生き方に理屈はないのです。

いつ死んでも後悔しないよう、自分のやりたいようにやりたい事をして生きろ!

何でも、やる前から恐れても仕方がないんだ!と言っているのでしょう。

 

フーヴァー家の5人は、美少女コンテスト本戦「リトル・ミス・サンシャイン」の開催会場へ向けて、黄色いオンボロワゴンで一路カリフォルニアへと向かいます。

全員で力を合わせなければ、エンジンすらかからないオンボロワゴンは、まさにフーヴァー家の象徴といってもいいでしょう。それぞれが、それぞれの悩みをかかえ、バラバラになりかけながらも助け合い、同じ目的地へとひた走るのです。

 

「死を前にして悟った。

苦悩の月日こそ自分を育んだ最良の日々だったと」

これは、劇中に引用されるフランスの作家マルセル・プルーストの言葉です。

安穏とした日々から生まれるモノは極わずかですが、困難な道のりからは多くを学ぶ事ができます。

 

「勝ち馬と負け犬の違いは何か?

勝ち馬はあきらめない。あきらめちゃダメなんだ」

苦悩の日々にも決してあきらめず前を向き、折れかけた心を奮起させ空中分解しかけた家族をひとつにした父リチャード(グレッグ・ギニア)の力強い言葉が心に響きます。

 

 

【あなたも見たくなるストーリー】

ニューメキシコ州、アルバカーキに住むフーヴァー家。ちょっとポッチャリぎみな9歳の少女オリーブ(アビゲイル・ブレスリン)は、ひょんなことから美少女コンテスト“リトル・ミス・サンシャイン”の予選を通過、本戦への出場権を得る事になりました。

けれど家族は崩壊寸前のバラバラ状態。父親リチャード(グレッグ・ギニア)は、仕事につまずき悪戦苦闘中。ヘロイン常習者で破天荒な祖父エドウィン(アラン・アーキン)、ゲイで自殺未遂歴のある叔父フランク(スティーブ・カレル)・・。兄のドウェーン(ポール・ダノ)は、精神不安定でひきこもりの真っ最中です。

母親シェリル(トニ・コレット)を含めたフーヴァー家の5人は、黄色いオンボロワゴンでコンテストの本戦会場、カリフォルニア州レドンドビーチをめざしてひた走ります。

旅の途中、車は故障。トラブルの連続です。それぞれの思い、勝手な都合を乗せて走るオンボロ・ワゴン。バラバラだった家族が1300キロもの長い旅路の先に見つけたモノとは・・・。

 

オフィシャルHPはコチラから→http://movies.foxjapan.com/lms/index2.html

 

 

【映画を楽しむプチ知識】

低予算(800万ドル)で製作されたインディペンデント映画作品としてサンダンス映画祭(くわしくは→コチラから)でプレ上映され、直後に同映画祭史上最高額でフォックス・サーチライト・ピクチャーズとの配給契約を獲得した本作品。

公開当初はたった7館での限定公開でしたが、口コミでその人気が拡大。順調に上映館数を増やし、公開6週目にはなんと1600館を超す映画館で上映、結果的には予想をはるかに超える世界興行収入1億ドル超の大ヒットとなったのですから笑いが止まらなかったでしょうね~。

 

2007年アカデミーでは、作品賞を含め4部門でノミネートされ、不良ジジイ役のアラン・アーキンが助演男優賞を受賞、脚本賞を受賞したマイケル・アーント(後に「トイ・ストーリー3」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の脚本を担当)は、すでに脚本を完成させていながら映画化までに5年もの歳月を費やし日の目を待ち続け、結果的にアカデミー脚本賞を受賞するに至りました。

まさに、映画のストーリーさながらのあきらめない気持ちが生んだ快挙というワケなのですね~。

 

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GWも、あとわずかですね~。
今回も家族で楽しめる?作品にしてみました。
コムズカシイ話は抜きにして、愉快痛快に笑って楽しめる1本です!

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監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ   モリーナ・バッカリン
   エド・スクライン     ジーナ・カラーノ

                      

マーベルコミックの人気シリーズX-MENウルヴァリンを主人公としたスピンオフシリーズ「ウルヴァリン:X-MEN ZEROに登場するデッドプール”を主役にしたスピンオフムービーです。

キャッチコピーは、「クソ無責任ヒーローですけど、何か。」
 

毒舌でお下劣、自分勝手でやりたい放題な異色のヒーロー役をライアン・レイノルズが再演、X‐MEN史上初のR15指定付き(笑)の大人が笑えるアメコミヒーロー&コメディ映画です

正統派ヒーローではありませんが、ある意味で真のヒーロー像をみる事ができる、そんな痛快な1本です。GWに家族で??楽しんでください!
(注)
←楽しめるかどうかは家族によります・・

 

「人をぶちのめすには、理由がいる」
 By ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)

 

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傭兵だったウェイド(ライアン・レイノルズ)は、日銭のために用心棒を稼業としています。嫌がらせを続けるストーカーを恫喝し、二度としない事を約束させ追っ払うウェイドは警察よりも頼りになるヒーローなのです。

ウェイドに「ねえ義理のパパもやっつけて」と感情的な仕返しを頼む少女。そんな彼女に向かって諭すように言う言葉です。

 

破天荒なウェイドは、ルール無用の荒くれ者です。下品で野蛮、自分勝手でやりたい放題ですが、単なる金目当てに仕事を引き受けるような暴力団の類とは違うのです。

法を無視して報復するからには、確固とした大義がなければいけない。ましてや、人を傷つける行為をするからには、本当にそれが最良の手段であるかをしっかり見極め、力(パワー)を使う必要があるのだと言っているのでしょう。

 

「スーパーヒーローじゃなくても、いい女をモノにできる。

いい女は、男をヒーローにする」

これも、ウェイド=デッドプールの言葉です。

 

単なる用心棒にすぎなかったウェイドが、異色のスーパーヒーロー“デッドプール”となった根本がこの言葉の中にあるように感じます。

愛する女性ヴァネッサと再会するために一途に戦うウェイド。行動や言葉は汚いのですが、心は純粋に清いのです。
 

自分の愛する者のため~愛する家族を守るために一心不乱に立ち向かう時、誰しもが“ヒーロー”になれるのではないでしょうか。困難に立ち向かいひたすら頑張り抜く姿勢が、いつしか自分を成長させヒーローたらしめてくれるのです。

逆に言えば、自分にとっての大切な人こそがヒーロー。そして、それが見つかった時、人は人生と言う“強敵”と真っ向から戦えるのですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

かつて特殊部隊の有能な傭兵だったウェイドは、ある日、末期ガンと宣告される。謎の男にガンを治せると聞かされ、彼は連れていかれた施設で治療に臨むが、そこでは余命わずかな者たちが人体実験を施され、戦闘マシンとして売られるという恐ろしいプロジェクトが進んでいた。ウェイドも実験によって改造され、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするが、醜い姿になり施設から脱走。元の自分に戻り、愛する女性と再会するため、自作のコスチュームで「デッドプール」となった彼の戦いが始まる!

公式HPより引用

オフィシャルサイトはこちらから → http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

 

【映画を楽しむプチ知識】

何気なく見過ごしてしまう、オープニングシーンに注目してください。

スローモーションの画面の中に、たくさんのジョークが散りばめられています。

「最もセクシーな男が帰ってきた」とのトリハダコピーとともにライアン・レイノルズが表紙を飾っているピープル誌が写りますが、この雑誌は実在するモノだそう。(笑)

また主演のライアン・レイノルズは、以前DCコミックのアメコミヒーロー「グリーンランタン」役を演じたのですが、作品は不発。興行的にもイマイチだったワケですが、ポケットから飛び出し宙に舞うサイフからは、グリーンランタンのブロマイドがこぼれ落ちていくという痛烈なジョークにニヤリとさせられてしまいます。

ちなみに「デッドプール」と聞いて、最初にクリント・イーストウッド主演「ダーティーハリー5」(原題「The Dead Pool1988年作品)を思い出した方は、私と同じ世代の映画ファンですね~。「リーアムニーソンの悪夢にうなされたよ」というセリフがありますが、「ダーティハリー5」の中でホラー映画「悪魔ホテル」の監督役を務めた若き日のニーソンを引き合いに出したのでしょう。

その他にも、「エイリアン3のリプリー!」と叫ぶシーンや、ジェームズ・フランコ主演127時間」の究極のサバイバル・シーン(こちらから→どうぞ)をパロッたセリフなどなど、映画ファンにはたまらない演出が数多く散りばめられています。

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さあ、いよいよGW突入です!

気になっていたけどまだ観ていない・・、そんな映画ってありますよね~。

そこで今回は、ちょっとマイナーだけど素敵な1本。家族で観られるオススメ映画を紹介します。

 
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監督:マーク・スティーブン・ジョンソン

出演:イアン・マイケル・スミス  ジョゼフ・マゼロ    

  アシュレイ・ジャッド    ジム・キャリー 

 

のちにマーベルコミック原作映画「ゴーストライダー」(主演ニコラス・ケイジ)や、「デアデビル」(主演ベン・アフレック)などを手がける事になるマーク・スティーブン・ジョンソンの初監督作品です。

大ヒット映画「ジュラシック・パーク」でハモンド博士の孫ティム少年役を演じたジョセフ・マゼロが、障害を持ちながら前向きに明るく生きる少年サイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス)の親友ジョー・ウェントワース役を演じました。

サイモン役のイアン・マイケル・スミスは、モルキオ症候群という障害を持った実在する俳優で、彼の切なくも心温まる個性的な熱演に涙が止まりません。

 

「どんな事にも理由がある。
僕が生まれてきた事にもきっと理由があるはずだ」

 By サイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス

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障害を持って生まれ、両親からもやっかいもの扱いされて育ってきたサイモン(イアン・マイケル・スミス)。人とは違った価値観で素直に生きているサイモンは、たびたび問題児扱いされてしまいます。そんなサイモンに対して説教をする教会の司祭に対し、サイモンが言う言葉です。

 

障害を持って生まれたサイモンは、長くは生きられないだろうと医者に宣告されながらも明るく元気に生き続けてきました。

サイモン自身が、他の人と違うという事を素直に受け入れ、前向きに生きてこられたのは、「自分の存在自体にも必ず理由がある」と信じてきたからです。

自分には、自分にしかできない役目がきっとあるのだ、と確信しているのです。

 

もし私達が、サイモンの立場だったら同じように考えられるでしょうか?
 

辛い境遇で追いつめられるとついつい自分なんかいなくても・・、と弱気になってしまいがちです。しかし、サイモンは、この世に生まれた万人にその存在の意味があるのだと言っているのでしょう。

命を授かった時点で誰しも「役目を担う」と言っても過言ではありません。

もしかすると、私達は一生をかけてその自分に与えられた役割を探す旅を続けているのかもしれません。

 

「時間は、いう事をきいてくれない怪物だ。

待ち望んでも現れず、とどまって欲しい時には逃げ去る」

これは、サイモンの親友ジョー(ジョセフ・マゼロ)の言葉です。

 

生まれながらに授かった運命~人の命同様、時間の流れを管理する事はできません。

だからこそ「流れに身を任せる」必要があるのでしょう。(前回紹介した「天国からの奇跡」深イイ言葉に繋がりますね⇒コチラから

 

現実を素直に受け止め、そこにあるものから出発する。

あるがままにあるがままを受けとめることができれば、サイモンのようにいつも明るく前を向いて、何事にも悔いることなく全力で生き抜けるのかもしれませんね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

アメリカの小さな町でサイモン・バーチ(イアン・マイケル・スミス)が生まれました。その障害を持った小さな体をみた医者は、長くは生きられないだろうと宣告します。そんなバーチを疎ましく思う両親をしり目にバーチは奇跡的に元気に生き続けます。

父親のいないイジメられっ子のジョー(ジョゼフ・マゼロ)、障害を持ったバーチ。二人はいつしか無二の親友となり、かけがえのない貴重な時間を過ごすことになります。

ジョーの母親、街一番の美人でシングルマザーのレベッカ(アシュレイ・ジャッド)も、バーチを実の息子のように愛し優しく包んでくれるのでした。

「自分が生かされているのはきっと意味があるハズ。神様には計画があるんだ」と自身の運命を受け容れ、明るく前を向いて生きるバーチでしたが、ジョー、バーチ、レベッカのもとに不幸な事件が訪れて・・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

サイモン・バーチ役のイアン・マイケル・スミスは、本作品のために抜擢された障害を持った実在する少年です。疾患名はモルキオ症候群というのだそうですが、骨や関節の発達障害による短胴性の低身長、脊椎の側彎や心臓の弁膜症、関節の不安定性が起因する頸椎の亜脱臼などにより早くに亡くなる事も多い先天的な遺伝性疾患なのだそうです。反面、精神発達の遅延はなく知能は正常に保たれます。

作品中のバーチも、機転の利いたユーモアあふれる会話や大人顔負けのクレバーなトークなどなど、その個性的で魅力あふれるキャラクターは、とても印象深く心に残りますね。

 

おそらく作品を観た多くの方が、愛すべき彼の姿に感動し、その後の出演作品や現在の活躍を知りたいと感じたのではないしょうか?

 

私もその一人で、ちょっと調べてみたのですが、どうやら彼の出演作品は本作のみのようなのです。

マサチューセッツ工科大学の名簿に同姓同名の名前があり、もしや彼なのか?との憶測も飛び交っているようですが、どうやら別人のよう。残念ながら現在の消息は解りませんでした。

現在もサイモン・バーチ同様、周囲のみんなに愛される明るく元気なキャラで、元気に活躍している姿を見たいですね~。

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4月15日、ベン・アフレックジェニファー・ガーナーの離婚が正式に報じられましたね。

ベン・アフレック作品は、いままでにもいくつか紹介してきました。

「カンパニー・メン」 ⇒ コチラから

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」 ⇒ コチラから

 

そこで今回は、ジェニファー・ガーナーの出演作に注目してみました。

どれもこれも、逆に今の2人にも贈りたい深イイ言葉ですね~(笑)。

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監督:パトリシア・リヘン

出演:ジェニファー・ガーナー  カイリー・ロジャース    

  マーティン・ヘンダーソン  クイーン・ラティファ

 

原作は、クリスティ・ビームの実話自叙伝Miracles From Heaven

原因不明の病を患った10歳の少女と、その家族のもとに実際に舞い降りた奇跡をパトリシア・リヘンがメガホンをとり映画化しました。主演は、「パパが遺した物語」で記憶に新しい人気急上昇の天才子役カイリー・ロジャース、娘の病に奔走する母親クリスティー役は「ダラス・バイヤーズクラブ」で知的な女医役を演じたジェニファー・ガーナーが務めました。

「ダラス・バイヤーズクラブ」同様、実話であるがゆえに心に響く。そんな作品です。

 

「流れに任せないと、流れに押しつぶされる」

 By アンジェラ(クイーン・ラティファ)
 
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愛する我が娘の病は進行し治療法は見つからない。手立てがなく落ち込む母親クリスティー(ジェニファー・ガーナー)。たまたま立ち寄ったカフェで娘のアンナ(カイリー・ロジャース)が、うっかり水の入ったコップをこぼしてしまいます。苛立ったクリスティーは、つい声を荒げそうになるのですが、ウェイトレス・アンジェラ(クーン・ラティファ)が傷ついた心に優しく寄り添い、励ましてくれる温かい言葉です。

 

テキサスからボストンの病院へ、藁をもつかむ思いでやってきましたが、多忙な小児科医Dr.ヌルコに会う事も出来ず、途方にくれ落ち込む母親クリスティーにとって、アンジェラとの偶然の出会いは、その後を変える大きな救いとなりました。
 

子どもは、ついついコップの水をこぼしてしまうもの。

それは、誰でもやってしまうあたりまえの自然な出来事なのです。

起きてしまった事を嘆くのでなく、その流れの中に身を置き、受け容れる事が必要なのだと言っているのでしょう。

 

「奇跡はないと思って生きるか。

それとも全ては奇跡だと思って生きるか」

これは、クリスティーのセリフ、アインシュタインの言葉の引用です。

 

ただ手をこまねいて待っていても奇跡は起こりませんが、クリスティーが、母親としての本能に衝き動かされたように、できる事に向かって最大限の努力をすることで、その行動が次のアクションを呼び起こします。

つまり奇跡を呼び起こしたのは、娘を愛する両親の深い愛情とその一生懸命な姿に共鳴した周囲の人々の行動の連鎖に他なりません。
 一見すれば、偶然の繋がりのようにも思えますが、けっしてそうではないのです。それぞれの持つ「小さな愛情」の連鎖が、「大きな奇跡」を生んだのでしょう。

 

人は時として自分に訪れた不幸を呪い、その理不尽さを嘆いてしまいます。悪い事が続くと、その不運に辟易し思いつめてしまうのです。

しかし、実は目に見えないたくさんの幸福や、たくさんの「奇跡=ミラクル」が、日常の中に満ち溢れているのかもしれません。
 

「奇跡は毎日起きる。信じない人もいるけどホントだよ」

これは、以前紹介した「フォレスト・ガンプ」の中で、トム・ハンクス演じるガンプが言った深イイ言葉です。(「フォレスト・ガンプ」 ⇒ コチラから

何気ない毎日の一つ一つが、実は奇跡の連続なのだと気付くことで、人生の歩き方が変わってきますね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

小さな田舎町で暮らす少女アナ(カイリー・ロジャース)は、幼い頃から重い消化器疾患を患い入退院を繰り返していた。

母クリスティ(ジェニファー・ガーナー)は遠方の大病院へ診察を頼み、やっとのことでアナは入院するも、治療の方法がなく自宅に戻る。一方、二人が留守にしていた間、夫や姉妹との間にも亀裂が生じていた。そんな中、アナが庭の大木から落ちてしまう事故が起こる。幸い一命を取りとめたが、彼女の身にある驚くべき奇跡が待ち受けていた。


 公式HPより引用

オフィシャルサイトはコチラから→ http://bd-dvd.sonypictures.jp/tengoku-kiseki/

 

【映画を楽しむプチ知識】

カフェのウェイトレス・アンジェラ役で脇役ながらとても印象深いクイーン・ラティファですが、どんな女優なのか?興味ありますよね~。
 

もともとは1989年にデビューした女性ラップミュージシャンの草分け的存在で、1994年には、グラミー賞も受賞している実力派アーティストです。 

女優としても2003年のアカデミー賞で12部門にノミネート、6部門でオスカー像を手にしたあの「シカゴ」で、ママ・モートン役を演じ助演女優賞にノミネートされながら同じ「シカゴ」でノミネートされていたキャサリン・ゼタ=ジョーンズに敗れています。(相手が、同映画のCゼタ=ジョーンズじゃ、しょうがないですよね・・)

 

人種差別問題に対して積極的に発言をしたり、女性との結婚生活を公表し堂々とレズビアンである事をカミングアウトしたりと、マイノリティのオピニオンリーダー的な存在としても注目されています。そんな彼女のバック・グラウンドを知ってから観ると、「流れに身を任せる」という彼女のコトバがまた違った重さで響いてきますね~。

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= 今までの全コトバ ②  = するとページへジャンプします!

31 遠い空の向こうに
  「こんな僕もひとかどの男になれた。
    それは父さんと違っているからじゃない。同じだからだ」 
32 ビッグ・フィッシュ
   
「人に釣られない奔放な魚が、川で一番になる」
33 シェフ 
   
「パパは立派な人間じゃない。良い夫でも良い父親でもない。
      だが俺の料理は最高だ。オマエにそれを伝えたいんだ」
34 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 
   
「偉い友達なんかには興味がない。俺は政治家なんかを信用しない」
35 ソード・フィッシュ
  「人は、見たものや聞いたものを真実だと信じてしまう。思いこみだ」
36 キングスマン
  「銀のスプーンが無くて、人生の道が限られたとしても
    順応して学ぶ覚悟があれば、人は変われる」 
37 リバー・ランズ・スルー・イット
  
「完全に理解する事はできなくても、完全に愛することはできる」
38 いまを生きる
  「分かっている事も別の側面から見直せ!本を読むときは、
   作者の意図より自分の考えを大切にし、君ら自身の声を見つけろ!」
39 大いなる陰謀
  「誰が始めたのかは問題ではない。責任は我々皆にある」
40 父親たちの星条旗
  「英雄なんていない。 みんな父と同じ普通の人間だったんだ」
41 エベレスト3D

 「人間同士の競争は無意味だ。登るものは全てこの山と競争するのだ」
42 ブリッジ・オブ・スパイ
  「不安は、何かの役にたつのかね?」
43 マイ・インターン
   
「ハンカチは、人に貸すためにあるんだよ」
44 ボーン・スプレマシー
   
「彼はミスをしません。突発的な行動も・・。
    常に目的があって、標的がいるのです」
45 レイン・メーカー 

  「知りたいんです。あなたは、いつ魂を売り渡してしまったんですか?」
46 バニラ・スカイ
  「人は、苦さを味わってこそ、その甘さが解かるんだ」
47 ジャー・ヘッド
  
「戦争は皆違うが、どの戦争も同じだ」 
48 わたしに会うまでの1600キロ
  「朝日と夕日は、見ようと思えば毎日見られる。

美しさの中に身を置きなさい」

49 パパが遺した物語

 「1日で一番好きな時間があるんだ」「いつ?」「今だよ」

50 サウスポー
  「怒りがオマエの最大の武器だ。
    だが怒りで戦えば、それがオマエを消耗させる」
51 それでも夜は明ける
  「法は変わるが、普遍の真理は変わらない」
52 スポット・ライト
  「我々はいつも暗闇の中を手探りで歩いている。
    
そこに光が差して初めて間違った道だと解るんだ」
53 ヴィンセントが教えてくれたこと
  「あえてリスクを取る生き方もある。
    人生のオッズは、(確率が)高い方が有利とは限らない」
54 すべてをあなたに
  「いつも目を閉じてキスしていたから、本当のあなたが見えなかった」  
55 Re:LIFE
  「書きたい衝動に、必死でしがみつけ」
56 オデッセイ
  「一人の命より大切な任務なんてない!」
57 ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK
  「誰でも受けいれられると、ビートルズが教えてくれたわ」
58 追憶の森
  「闇が深くなるほど、愛する人に近づく」
59 ゴーン・ベイビー・ゴーン

  「他人の行動は自分の価値観では測れない。

     皆、自分の心しか覗けないんだ」

60 セッション
  「この世の中で最も危険な言葉を教えてやろう。
    
それはこの2語、“Good Job”(上出来)だ」

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  = 今までの全コトバ ①  = するとページへジャンプします!

 プラダを着た悪魔 
   「君は努力していない。 愚痴を並べているだけだ」 
 フォレストガンプ
   前に進まなきゃいけない時は、過去をおいて行け」
 インビクタス
   人を許す心は、最強の武器なのだよ」
 
ソウル・サーファー
    「君が新しく覚えなければならない事は山ほどあるだろう。
     けれど・・、幸運にも、できない事は少ししかないはずだよ」
  ビューティフル・マインド 
   「この世の中に確かなことは何もない。それだけは確かだ」
6 小説家を見つけたら 
    
「まずはハートで書く。
     リライトには頭を使う。文章を書くときは考えずに書くことだ」
7 ショーシャンクの空に
    
「心の豊かさを失っちゃダメだ。人の心は石でできているわけではない。
     そこには、触れることも奪う事も出来ない、希望があるんだ」 
8 ペイ・フォワード 可能の王国
   
「日々の暮らしに慣れきった人たちは、良くないこともなかなか変えられない。
   ダメだってあきらめてる。でも・・、あきらめたら負けなんだ」
9 ロッキー・ザ・ファイナル
  「他人を指さし、自分の弱さをそいつらのせいにするな。
   それは卑怯者のやる事だ」
10 ブリジットジョーンズの日記
  「ここに残ってあなたの近くで働くくらいなら
     サダムフセインのお尻を拭いてる方がマシだわ」
11 ザ・エージェント
  「もちろん仕事は必要よ。
   でも私には、それ以上に理想(を持った情熱)が大切なの」
12 グット・ウィル・ハンティング
  「君だって完璧から程遠い、彼女も完璧じゃない。
    大事な事は、君らが互いにとって完璧かって事だ」
13 グラン・トリノ

   「俺は関わってきたことに決着をつけなければならない。
             いつもそうしてきた。だから俺一人でやる」
14 アポロ13
   
「何を想定したかはどうでもいい。何をできるかだ!」
15 最高の人生の見つけ方
   「おまえは、自分の人生に喜びを見いだせたか。
     そして、他者の人生に喜びをもたらせたか?」
16 幸せのレシピ
   「ここは私の人生なの。私の全てなのよ!」
   「
いや、それは違う。人生のほんの一部にすぎないよ」 
17 ゼロ・グラビティ
   「必ず何か方法がある。着陸も発射も同じだ。
     生きて帰りたければ逃げちゃダメだ。もっと旅を楽しめ」
18 ダンス・ウィズ・ウルブス
   「生きる道は様々だが、大切なのは1つ。
    それが人としてあるべき道かだ」 
19 カンパニー・メン
  「なあに、良い時も悪い時もある。結果が出るのは最後だ」
20 A.I
  「人間は利口すぎるメカを短期間に創りすぎたんだ。
    そのまちがいがツケを呼んでいる」 

21 ダーク・ナイト
  「真実だけでは人は満足しない。そこには希望が必要だ」  
22 トゥー・ウィークス・ノーティス
  「自分と違うものこそが、自分を完全なものにしてくれる」 
23 ベンジャミン・バトン
  「行きつく先はみんな同じ。たどる道が違うだけよ。
    あなたには、あなたの道があるの」 
24 世界最速のインディアン
  「人生はあっという間だ。リスクは人生のスパイスみたいなもの。
   リスクを恐れてはいかん。それが生きてるってことなんだ」
25 マジェスティック
  「今までなんかどうでもいい、大切なのはこれからだ」
26 人生の特等席
  「3割打つ一流のバッターでも、10打席のうち7回は凡退するんだ」
27 127時間
  「僕の人生は、生まれた瞬間から今日までずっと、毎日のあらゆる行動が、
   そして呼吸の一つ一つが・・、ここへと繋がっていたんだ」
28 レヴェナント
  「力強く根を張った木を、風は倒すことができない」
29 イミテーション・ゲーム
  「誰も予想しなかった人物が、誰も想像しなかった偉業を成し遂げる事もあるんだ」
30 コールド・マウンテン
  「この世には定めがある。みんなそれぞれ、役割があるのさ。

    鳥にもフンにも、種にも、役目があるんだ 

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浅田真央さんの引退が報じられました。
1つ事を成し遂げ、次のステージへと進む彼女の「笑顔で前へ」という言葉は、とても印象深く心に残りましたね。
4月はスタートの季節。そこで今回は、新しい道を歩み始めた多くの皆さんに贈る作品です。


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監督:リチャード・ロンクレイン

出演:モーガン・フリーマン  ダイアン・キートン    

シンシア・ニクソン   キャリー・ブレストン
 

ジル・シメントのロングセラー原作小説Heroic Measures(英雄的な決断という意味になるのでしょうか?)を、リチャード・ロンクレインがメガホンをとり、超ベテラン・オスカー俳優、モーガン・フリーマンダイアン・キートンが初共演。

原作タイトルより「眺めのいい部屋売ります」の方が断然素敵ですよね~。

ニューヨーク・ブルックリンにある、長年住んでいた愛着のあるアパートの部屋を手放し、新たな生活をスタートしようとする老夫婦の周囲で巻き起こる出来事を、ユーモアを交えて丁寧に描きだした人間ドラマです。

大切なもの、かけがえのないもの身近にあるがゆえにその価値を見失ってしまいがちな「宝物」について、あらためて考えさせられる、そんな深イイ1本です。

 

「最も大切な事は、
 僕ら夫婦らしさを取り戻せたことだ」

 By アレックス(モーガン・フリーマン) 

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長年住み慣れた部屋を手放し、老後の生活に向けて新しい部屋探しを始めたアレックス(モーガン・フリーマン)ルース(ダイアン・キートン)が、最終的にたどり着いた答えです。

 

エレベーターのないアパートの最上階まで歩いて行く事が困難になり、部屋を手放そうと考えた二人。 

歳をとると今まで簡単だった当たり前のことが困難になってしまい、そんな日常を不安に感じてしまうのです。まだ何も起きていないのに、やがて訪れるかもしれないめんどう事を恐れ、必要以上にネガティブに考え右往左往してしまいがちです。

しかし、走って行く事が困難ならば、ゆっくり自分のペースで進めば良いのではないでしょうか。
 

今まで疾走していた日常から少し歩を緩め、ゆっくりと進む事を受け容れる事で、新しい景色が見えてきます。多少不便でも、他には変えられないかけがえのないモノを大切に考え、自分らしさを失わないようにすることが大切なのだと言っているのではないでしょうか。
 

二人は、白人と黒人の結婚が多くの州で禁じられ世間からも偏見を受けていた頃に出会い、周囲の反対を押しきって結婚、今までずっとこのブルックリンの眺めの良い部屋でともに寄り添いながら自由に暮らしてきました。この部屋には、そんな二人の歴史が刻まれているのです。 

 

「画家はマーケットのために描くのではなく、自分のために描くのよ」

売れる絵を描くべきだと物知り顔で言うヒヨッコ画商に対し、画家アレックスの最高の理解者でもある妻ルースが強く言い放つセリフです。

 

絶対に譲ってはいけない大切な部分がある。

自分たちにとっての「眺めの良い部屋」を安易に手放してはいけないのだと、あらためて教えられますね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

ニューヨークのブルックリン。画家のアレックス・カーヴァー(モーガン・フリーマン)と妻ルース(ダイアン・キートン)は、眺望のよいこの部屋で、40年もの間共に寄り添い過ごしてきました。長年住み慣れた愛着のある部屋ですが、エレベーターのないアパートでは、最上階まで階段で上がるのも一苦労・・。

二人は、老後の生活を考えてこの部屋を売りに出し、新しいアパートへの引っ越しを考え始めました。やり手不動産エージェント・リリーの斡旋で購入希望者を募り、オープンハウスを催行するのですが・・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

 本作品で初共演を果たしたモーガン・フリーマンとダイアン・キートン。

ともにオスカー像を手にしている大ベテラン俳優であるのはご存じの通りです。
 

モーガン・フリーマンはクリント・イーストウッド監督の「ミリオン・ダラー・ベイビー」で助演男優賞に、そしてダイアン・キートンは、ウッディ・アレン監督「アニー・ホール」で助演女優賞を獲得しています。

あれほど多くの作品に出演し、二人ともとてつもない存在感がありながら、ともに助演俳優としての受賞のみという事は逆に意外ですよね~。この名脇役がふたりで相乗的に効果したら、はたしてどうなるのか?ぜひぜひ本作品をご覧ください!

 

ちなみに本作品では、仲睦まじい素敵な夫婦を演じたダイアン・キートンですが、実は一度も結婚していないのです。恋多き女性として知られウッディ・アレンや、ジャック・ニコルソン、アル・パチーノ、ウォーレン・ベイティなどなど数多くの大スターたちとの交際を明らかにしていますが、そんな自由奔放な生き方も、彼女の魅力なのかもしれませんね~。

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アカデミー賞やゴールデングローブ賞などを総なめにした「ラ・ラ・ランド」が公開中ですね。

注目のデミアン・チャゼル監督は、インディペンデント映画・前作「セッション」(⇐こちらをクリック)で彗星のごとく現れ、アメリカンドリームをゲットしたワケですが、そのきっかけを作ったロバート・レッドフォードの知られざる功績を本作品とともに紹介します!

 
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監督:ケン・クワピス

出演:ロバート・レッドフォード  ニック・ノルティ
   エマ・トンプソン 

 

ノンフィクション作家ビル・ブライソンの自伝著書ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験北米アパラチア自然歩道を行く A Walk in the Woodsを原作として、ロバート・レッドフォード、ニック・ノルティ、エマ・トンプソンらの老齢ベテラン俳優が人生と言う長い道のりの歩き方を教えてくれます。

本当の自分を見つけ出す人生のグレート・ジャーニー。

3500キロものアパラチアン・トレイルに挑んだ二人のジジイが旅を通してみたモノとは?

ロング・トレイルに挑戦してみたくなる、そんなやる気をもらえる1本です。

 

★ロング・トレイルをテーマにした映画
 「わたしに会うための1600キロ」は⇒こちらをクリック!

 

「パンを手に入れたら、
 リュックにつめて垣根を飛び越えろ」

 By ビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)

    (自然学者ジョン・ミューアの言葉)

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社会的な成功を手に入れ何不自由ない老後を過ごせるオマエが、なぜいまさら俺なんかと森の中を歩いているんだ?という旧知の友カッツ(ニック・ノルティ)の問いに対し、ビル(ロバート・レッドフォード)が、自然保護の父と言われた植物学者ジョン・ミューアの言葉を借りて答えます。

 

若い頃は意気投合し、羽目を外してバカな事を楽しんでいた二人でしたが、いつしか大人の道を歩きはじめ、長い間疎遠となっていました。

この旅をきっかけに再開した二人は、なぜ無謀とも思える3500キロものロング・トレイルに挑む決意をしたのでしょうか?

カッツは言います。「オマエと最後の冒険をしたくて来たんだ」と。

 

二人は全く別の、いわば対照的な人生を歩んできました。

自分の人生は、幸せだったのか?

進んできた道は、正しかったのか?

ともに自問する二人。その答えを見つけるために旅に出たのかもしれません。

 

社会へ出て、やがて結婚し、子供が生まれ、家族を養い、仕事に追われ、生きて行くという事に必死になっている時期があります。それはそれで、とても貴重な時間です。

しかし、時がた経ち、やがて心に少しゆとりを持つことができたならば、目の前の小さな世界から少しだけ視野を広げ、垣根の向こう側に広がっている新しい世界の中へ飛び出してみろ!

そうする事で、幸せの中(垣根の中)では見えなかった「もうひとつの幸せ」を発見できるのだと言っているのかもしれません。
 

旅と人生は同じ。

自分の殻を打ち破り、自分の足で1歩1歩前に進み続ける努力が、新しい出会いや新しい世界の発見につながるという事なのですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

人気紀行作家の地位を築いたビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)は、還暦を超え故郷アメリカで夫婦仲良く穏やかな生活を送っていました。何不自由ない日常でしたが、隠居生活に物足りなさを感じていたビルはある日、全長3500キロという長距離自然歩道“アパラチアン・トレイル”への挑戦を思いつきます。

無謀とも思える旅の提案に妻のキャサリン(エマ・トンプソン)は猛反発。しかし人生の新たな挑戦とも思える目標をみつけたビルは、頑として譲りません。そんなビルの決心に「一人ではだめよ」と譲歩したキャサリンの前に現れたのは、40年ぶりの悪友カッツ(ニック・ノルティ)なのでした。

昔わだかまりを持って疎遠となっていたビルとカッツでしたが、この旅をきっかけに再開、人生最後の旅ともいえるロング・トレイル踏破に向けて出発するのですが・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

本作品は、2015年1月にサンダンス映画祭で公開されました。
 ここでサンダンス映画祭についてちょっと触れてみましょう。

 

「サンダンス」とは、ご存知不朽の名炸「明日に向かって撃て!」で主演ロバート・レッドフォードが演じたサンダンス・キッドの役名に由来しています。

1978年からレッドフォードが主催して始まった、才能ある若い映画製作者たちのための「インディペンデント映画」を対象にした映画祭で、無名の若手のために活躍の場を作った映画人レッドフォード・スピリットの詰まった意義のある祭典なのです。

 

インディペンデント映画とは、大手製作会社ではなく、個人もしくは独立系の映画製作会社が低予算(2000万ドル以下)で作った自主製作映画(インディーズ系映画)の事を言います。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「ラ・ラ・ランド」デミアン・チャゼル監督ですが、出世作「セッション」は、2014年のサンダンス映画祭のグランプリ受賞作品なのです。

若い頃もスーパーカッチョ良かったレッドフォードですが、年を重ねてもウルトラカッチョいーのは、彼の生き様がにじみ出てるからなのですね~。

 

★インディペンデント映画の傑作 ジョン・ファブロー監督作品

「シェフ~三つ星フードトラック始めました」も要チェックですぜ!⇒こちらを クリック!

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監督:クリント・イーストウッド

出演:トム・ハンクス  アーロン・エッカート    

  ローラ・リニー  アンナ・ガン 
 

奇跡的な生還事故として知られる、2009年のUSエアウェイズ1594便の不時着事故を巨匠クリント・イーストウッドと名優トム・ハンクスがタッグを組んで映画化しました。

原作本、機長サリー・サレンバーガーが書いた回顧録「機長、究極の決断」(映画公開に当たり、Sully(サリー)」に改題)を基に、ハドソン川への緊急着水という究極の選択で乗客全員の命を救った緊迫の現場、その一部始終が描かれました。

機長サリーは、乗客乗員160名の命を救った英雄として称えられる一方で、独断で決めた不時着の判断責任を問われ葛藤します。

「機長のとった判断は正しかったのか?」そして「生還へのカギ」とは、いったい何だったのか?

 

奇跡の生還劇といえば、やはりトム・ハンクス主演の「アポロ13」ですよね。⇒こちらをクリック!

この機会にもう一度観てみましょう!どちらにも「共通するモノ」がみえてきますよ~。

 

「すべてはタイミングだ。

それはコンピュータでは測る事ができない」

 By サリー・サレンバーガー(トム・ハンクス)


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予期せぬ事故に直面し、数分間の中で直感的に選択した判断は本当に正しかったのか?

生還後、世間から英雄としてまつりあげられる一方で、自身の行動を改めて問い直し葛藤するサリー機長(トム・ハンクス)が、自らの答えを見つけた瞬間の言葉です。

 

バード・ストライクにより両エンジンが停止。
 事故発生から着水までわずか208秒(3分28秒)しかありませんでした。冷静な状況判断と42年のフライト経験が培った勘から、近隣の空港への飛行は困難であると判断しハドソン川への不時着水という究極の選択をしたサリー機長ですが、国家運輸安全委員会(NTSB)は、その誤った選択が乗客を無用な危険にさらした原因なのだと主張します。

NTSBによるコンピュータ・シミュレーションでは、近くの滑走路に無事着陸できるという結果想定が公示されたのです。

 

しかし、サリー機長は言います。

「人為的ミスを調査するなら、人らしい判断をすべきだ」と。

 

つまり、数値や数式をあてはめた事故の分析や公式は正しくても、そこで事故に直面した人間の“心”の関与が全く含まれていないと言っているのでしょう。

初めて遭遇する想定外の事故。シミュレーションや訓練、対応マニュアルなどもなく、その瞬間に起きた現状を瞬時に把握し結果を予測する。迷い、ためらい、そして最良と思える方法を瞬時に選択したのは経験と実績が培った直感(勘)に他なりません

 

近頃、A.I(人工知能)の技術革新が著しく、あらゆる分野でコンピュータ頭脳の進歩が取りざたされています。無人化された工場。自動運転の車。囲碁やチェスの棋士までもがA.Iに取って代わられようとしていることに、一抹の不安を感じませんか?

 

確かに過去に経験した事象であれば、その蓄積データを分析、数値公式化した安全な方策を“心”という不安定な要素を持たない“マシーン”で対応する事が、最も効率的な方法なのかもしれません。

しかし事故や災害のやっかいな所は、「想定を超えた」出来事が「突発的に起きる」という事なのではないでしょうか。

予期せぬ大地震、想定を超えた大津波に対し、机上の論理で作り上げた安全対策や、想定内のセーフティ装置は、まるで役に立ちませんでした。

現場で指揮を執っていた福島第一原発の吉田昌郎所長が、東京電力本店からのバカ殿マニュアル指示を独断で無視。経験的な直感判断で「海水注入を断行し続けた事」こそが結果的に日本を救ったのです。

 

人間にしかできない能力~経験でしか培えない“ワザ”を再認識し、その範囲でコントロールでき得るレベルの技術開発でとどめる必要を感じませんか。

現場の経験で培った「職人の勘」こそが、最悪の事態から日本を救ったのはまぎれもない事実なのですから。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

2009115日、ニューヨーク上空850メートルで155名を乗せた航空機を突如襲った全エンジン停止事故。

近くの空港に着陸するよう管制塔から指示がある中、機長サリー(トム・ハンクス)は、それを不可と判断しハドソン川への不時着水を決断。事故発生からわずか208秒だった。

難易度の高い水面への不時着を見事に成功させ、全員を救ったその偉業は「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、サリーは一躍英雄として称賛される― はずだった。

ところが― 機長の“究極の決断”に思わぬ疑惑がかけられてしまう。

本当に不時着以外の選択肢はなかったのか?それは乗客たちを命の危険に晒す無謀な判断ではなかったのか?事故調査委員会による度重なる追及は、サリーを極限まで追い詰め・・。

 

公式HPより引用

オフィシャルサイトはコチラ → http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

 

【映画を楽しむプチ知識】

映画の舞台は、2009年。事故が起きたのは1月15日ですが、その6日前の1月9日に、クリント・イーストウッド監督&主演の名作「グラン・トリノ」が公開されました。

劇中、サリー機長がニューヨークの街をジョギングするシーンに注目してください。

ジョギングするサリー(トム・ハンクス)の両サイドのビルの壁面に「グラン・トリノ」のポスター文字を見る事ができ、イーストウッドの遊び心を感じます。
 

また、シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」(日本を含め世界中に店舗があります)の前を通過するシーンもありますね~。

「ババ・ガンプ・シュリンプ」は、「フォレスト・ガンプ」で、エビ漁の船長になりたいと言っていた友人ババ(ミケルティ・ウィリアムソン)の願いを実現しガンプ(トム・ハンクス)自身が経営しているという架空のモチーフを元にして作られた実在するレストランなのです。

どちらも映画好き心をくすぐるオシャレな演出ですよね~。

 

ちなみに「ババ・ガンプ・シュリンプ」は、カリフォルニアに1号店をオープン、日本では東京・後楽園ラクーア内や、豊洲ららぽーと、また大阪USJ近くにもあり、店内にはオープニング・シーンでガンプが座っていたあのベンチや、映画にまつわる衣装写真などが並び、映画テーマパークばりに楽しむことができますよ~。

  

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卒業式シーズンですね。
別れの季節ですが、新しいスタートのシーズンでもあります。そこで今回は、がんばる気持ちをもらえる素敵な作品を紹介します。
キャッチコピーは、「凹んだ心は、いつか凸らむ

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監督:ジョン・カーニー

出演:キーラ・ナイトレイ  マーク・ラファロ  アダム・レヴィーン 

 ジェームス・コーデン  ヤシーン・ベイ

                       

原題はBegin Again。自身もバンドグループ活動の経験がありライブ映像やPV製作の監督を務めていたジョン・カーニーが、ONCEダブリンの街角で」に続き同じく音楽をテーマにして描きだしたハートフル&ヒューマンドラマです。
 

マルーン5のアダム・レヴィーンの初主演映画としても話題となり、挿入歌LOST STARSは、アカデミー歌曲賞にノミネートされました。

なんといってもキーラ・ナイトレイの歌うアコギ系癒しソングは、実在のミュージシャンを凌ぐほどの完成度でその才能の豊かさに驚かされてしまいます。

近頃の打ち込み系デジタル・ミュージックシーンに飽き飽きしている中高年の音楽ファンのみなさん!アナログにこだわったジョン・カーニーのアーティスト魂に共感必至です!

 

「必要なのはビジョンだ。
 小手先なんかじゃない!

By ダン・マリガン(マーク・ラファロ)
 

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 会社の存続のためにポリシーをすて、利益優先の売り方を提案するサウル(ヤシーン・ベイ)に対し、激しく拒絶し非難するビジネス・パートナー、ダン・マリガン(マーク・ラファロ)の言葉です。

 

ダンは、鋭いプロ視点で本物のミュージシャンを発掘してきました。自分でレーベルを立ち上げ、音楽シーンの一時代を築いてきた自負があります。他人の評価よりも自分が本当に良いと思うアーティストでなければ、たとえ商業的に売れるからと言ってそれを良しとしない頑ななポリシーがあるのです。

 

デジタル化されたお手軽打ち込み系音楽からは、カッコ良さばかりが強調され、アーティストの魂の叫びや心の声は聴こえてきません。

 

音楽は、芸術(アート)なのです。

アーティストとは、つまり芸術家です。

 

その場しのぎの浅はかなテクニックで大衆に迎合してみても、そんなものはスグに飽きられてしまう。その繰り返しがいつしか本物のアーティストを育てる環境を失くし、ひいては音楽業界そのものをダメにしてしまう原因になってしまうのだと言っているのかもしれません。

 

私たちの日常でもよくある光景です。

「他より少しでも安く」「より早く」といった目先のセールスポイントに執着し利益を優先するあまり、生産者のポリシーや譲ってはいけない根本的理念をないがしろにしてしまうのです。

「価格を下げお手軽にする事は、商品の価値を自らおとしめている」という事に気付かなくてはいけないのではないでしょうか。

小手先で誤魔化しその場をしのぐのではなく、もっと先を見据えた確固たるビジョンを持たなくてはいけないという事なのですね。

【あなたも見たくなるストーリー】

ミュージシャンのデイヴ(アダム・レヴィーン)と恋人のグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、二人で作った曲が映画主題歌に抜擢されてメジャーデビューが決定。初めて、ニューヨークにやってきた。今までとは違う、セレブのような生活。しかし、スターとして忙しくなるデイヴとすれ違いの日々が続くなか、彼の浮気が発覚。夢のような状況から一転、行き場の無い孤独へと突き落とされてしまったグレタは行くあてのないまま街をさまよい、旧友であり、売れないミュージシャンのスティーヴ(ジェームズ・コーデン)の家へ転がり込む。

 

公式HPより抜粋

オフィシャルサイトはコチラから → http://hajimarinouta.com/

 

【映画を楽しむプチ知識】

劇中、映画ファンが思わずニヤっとしてしまう、隠し味オマージュピースがたびたび出てきます。

 

ダン(マーク・ラファロ)が音楽に対するポリシーを主張し、会社の幹部連中と対立、啖呵を切って辞職するシーンでは「オマエはジェリー・マグワイアか?」と揶揄されます(笑)。

「ジェリー・マグワイア」とは、邦題「ザ・エージェント」の原題ですね。トム・クルーズ演じるジェリーは、敏腕スポーツエージェント。儲け主義の会社の方針に反発し独立、悪戦苦闘しながらも夢を実現させていくサクセス・ストーリーなのです。
しくは→こちらを見てください

 

またダンの一人娘バイオレットのちょっと斜に構えた派手な服装を見て「タクシードライバーか?」と嘲笑するセリフは、ロバート・デニーロと共演し当時13歳で娼婦役を演じアカデミー助演女優賞にノミネートされたジョディ・フォスターを引き合いに出したセリフなのですね。

その他にも実在するミュージシャンの名前などがボロボロと出てきて、洋楽好きにはたまらない本作。

サントラCDも素晴らしい出来栄えです。DVD&CDセットでの大人買いがお奨めですぜ!

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「ラ・ラ・ランド」でゴールデングローブ主演男優賞を受賞した注目のライアン・ゴズリングも出演する「ブレードランナー2049」。
今秋
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月の公開が決まっていますが、今回はちょっと早めの復習です!

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監督:リドリー・スコット

出演:ハリソン・フォード   ルドガー・ハウアー 
   ジョー・ターケル    ショーン・ヤング
 

「エイリアン」の大ヒットから3年、フィリップ・K・ディックの小説アンドロイドは電気羊の夢を見るか?を原作として監督リドリー・スコットが映像化、近未来の混沌としたアジア的な街の風景は、後のサイバーパンクブームへと引き継がれ、映画やアニメ、ゲームクリエイター達にも多大な影響を与えました。

 公開当時は、その内容に観客がついて行けず酷評され興行的には赤字でしたが、いまや映画史に残る名作として再評価され、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存されています。
「スター・ウォーズ」「インディー・ジョーンズ」で大活躍中のまさに脂ののったハリソン・フォードがスクリーンで躍動しています! 

ちなみに近未来として描かれた舞台は2019年。あの頃観た未来は、もうあと2年後なのです・・。

 

「明るい炎は、早く燃え尽きる」

By タイレル博士(ジョー・ターケル)

 

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 遺伝子工学から生まれたレプリカント(人造人間)を設計した天才科学者、タイレル博士(ジョー・ターケル)のもとを訪れた反逆レプリカントのリーダー・バティ(ルドガー・ハウアー)が、4年しかない自分達の寿命を延ばす方法を問い詰め、その答えとして博士が言う言葉です。

 

ネクサス6型は、宇宙開拓のために開発された奴隷レプリカントです。命令に従って重労働に従事するべく開発されましたが、不測の変異によりあるはずのない「感情」を持ってしまったのです。

完璧な肉体を持つレプリカントが「感情」を獲得し、人間としての完成型に近づいた時に望んだ最大級の欲求感情は、「命」への執着なのでした。

 

細く長く生き続ける事が良いのか。
  短くとも、太く生きる事に意味があるのか。

 

私達にとっても「命」の在り方は、永遠のテーマです。

4年しかない寿命を全うし「生」に執着するレプリカント達に対しタイレル博士は言います。

「君たちは美しく生きたんだ・・」と。

 

私達は、長寿をあたかも「幸せの象徴」のように錯覚してしまっているのではないでしょうか?

大切な事はその長さなのではなく、自分の生きた人生を美しく精一杯走り切れたか、ということなのでしょう。

 

「やがて時がくれば、全ての辛い思い出も雨の中の涙のように流れて消える」

デッカード(ハリソン・フォード)を追い詰めた反乱レプリカントのリーダー・バティが、雨に打たれ涙を流しながら慈悲深くつぶやく言葉が印象的です。

「命」に執着していたバティが、「死」という必然を受け容れた瞬間なのでしょう。

命への執着から脱却し、他への慈悲の心を持つことができたバティは、死を目前にして真のヒトの心を持ったのかもしれませんね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

2019地球は環境破壊により人類の多くは他の惑星へ移住。その惑星の過酷な開拓労働には遺伝子工学から生み出されたレプリカントという人造人間が従事させられていました。

レプリカントは、製造から数年たつと感情を持ち過酷な労働環境から脱走、人間社会に紛れ込み反乱を起こす事件が多発、レプリカントの捜索・処刑捜査官=元ブレードランナー・リック・デッカード(ハリソン・フォード)が呼び戻されます。

ロイ・バッティ(ルドガー・ハウアー)をリーダーとした4人のレプリカントが人間を殺害し脱走、地球に潜伏。デッカードは、彼らの捜索処刑の任務を遂行すべく捜索を始めるのですが・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】

「ブレードランナー」は、映画史に残る名作映画ですが、好き嫌いがハッキリ別れる映画でもありますね。マニアックな映画好きには、見方によって違った解釈や疑問(矛盾)が生まれる(雑な?)ストーリーが、むしろ作品を様々な視点で観る事のできる深い部分として評価されています。

 

例えばブレードランナー(脱走レプリカントの処刑捜査官)であるリック・デッカード(ハリソン・フォード)が、実はレプリカントなのではないか?という長年の疑問には、多くの憶測があります。

その根底にあるのは、つじつまの合わないセリフやシーンが多い事にあるのです。

劇中、警察官は「脱走し地球に潜伏しているレプリカントは6名、うち1名は既に死亡」と説明するのですが、登場するレプリカントは4名しかいません。なぜか1人足りませんよね。

実は、予算や撮影スケジュールの都合で、予定していたもう一人のレプリカントシーンをカットしたのですが、脚本のセリフ変更における単純ミスで生じてしまったケアレスミスなのだそう。(苦笑)足りない1名がデッカードなのでは?という深読みに発展したワケです。(その他にもたくさんのデッカードレプリカント説の根拠がファンの中では浸透しています)

 

商業的な理由でのナレーションやシーンのカット&追加、エンディングの変更などなど、製作サイドと商業サイドの不合意によって、たびたび再編集され5つものバージョンが存在している事も、カルト的なファンを持つ伝説的な映画となった所以なのかもしれませんね。

★別エンディングや別バージョン作品に興味のある方は「もう一つの映画のミカタ」も参照してください!⇒こちらをクリック!

 

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アカデミー・ウィークということで、今回はともにアカデミー主演女優賞を受賞しているジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンの共演作を紹介します。ニコール・キッドマンは、LION/ライオン 25年目のただいま」で本年度の助演女優賞にノミネートされていましたが、受賞にはいたりませんでしたね~。

 

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監督:ビリー・レイ

出演:ニコール・キッドマン   ジュリア・ロバーツ  

  キウェテル・イジョフォー  ディーン・ノリス  

「キャプテン・フィリップス」でアカデミー脚本賞にノミネートされたビリー・レイが監督&脚本を担当、「それでも夜は明ける」で主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが主演、そして2大オスカー女優ジュリア・ロバーツニコール・キッドマンの初共演作品でもあります。

かつて数多くの美しいヒロイン役を演じてきたジュリア・ロバーツが、娘を失い憔悴し枯れていく母親役を好演。その役者魂を感じる迫真の役作りにも注目してください!

 

「強い思いは、地図と同じなのよ」
 By ジェシカ・ジェス・コブ(ジュリア・ロバーツ)

 
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最愛の娘キャロリンを殺害されたジェス(ジュリア・ロバーツ)が犯人の手掛かりをつかみ、その謎ときをしながら言う言葉です。自分の進むべき道を探し当てた母親の強い思いを象徴した言葉なのです。

 

娘を失う事によって生きる意味を見失い自暴自棄になった母親ジェスにとって、犯人を見つけ出し復讐をする事こそが彼女の生きる目的となったのです。

つまり「思い続ける」ことが今現在の自分へと導いてくれた力の根源であり、次に進むべき道を教えてくれる唯一の方法なのだという意味なのではないでしょうか。

「そして強い思いは、必ず勝つの」 

今にも折れてしまいそうな自身の心を鼓舞するように言うジェスのこの言葉が重く響きます。

 

人は、平凡な毎日を生きている間は、その歩んでいる道にさしたる疑問を抱きません。これといった目標地点を定めずにただ漠然と歩いているからです。

しかし、人生の岐路に立ち進むべき道を見失ってしまったときに初めて、いったいどちらに進むべきなのかを真剣に考え始めるのでしょう。
 

自分の目標地点はいったいどこなのか?

その答えを教えてくれるのは、己の心の中にある「強い思い」に他ならないのです。
その「思い」を持ち続ける事によって自ずと扉は開き、進むべき道が照らし出されるのかもしれませんね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】

2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイは、若い女性の遺体を見て絶句する。被害者は、テロ対策捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェスの最愛の娘だったのだ。レイはエリート検事補のクレアと共に捜査に乗り出し、一度は容疑者の男を捕まえるのだが、FBI組織内の事情により、上層部は男を釈放して自由の身にしてしまう。

あれから13年、失意のもとにFBIを辞めたレイが、クレアとジェスのもとに帰って来る。新たな手掛かりを見つけ、捜査を再開するために。容疑者を突き止め、逮捕に乗り出した彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する結末だった。

 

公式HPより引用

オフィシャルサイトは、コチラから→ http://secret-eyes.jp/ 

 

【映画を楽しむプチ知識】

本作品の中で、注目すべきはジュリア・ロバーツプロフェッショナルな役作りではないでしょうか。

ロマコメの女王として輝いていた彼女が、最愛の娘を殺害されその深い悲しみから脱却できず苦悩する母親役を演じきり絶賛されました。
 

皮膚や唇はカサカサ、目の周りにはクマができ髪の毛もボサボサで疲れきった中年女性ジェシカ・ジェス・コブは、華やかなヒロイン役のジュリアとはまるで別人なのですが、このギャップこそが驚愕の結末を引き立たせてくれているわけなのですね。

 

監督のビリー・レイは、そんな彼女のプロ根性を称賛してこう言っています。

「彼女は、これまで一度も入ったことのない領域に踏み込んでいった。自分の見映えや衣装、歩き方、物腰など全てにおいて可能な限り地味になり、ジェスという女性になりきっていた。それほどの演技を撮影初日の第1テイクから持ち込み、最後まで決して衰えることはなかったよ」と。

 

多くの女優さんたちは若き日の美しかった容姿やイメージに執着し、整形や化粧で美しさを保とうガンバリすぎたり、役柄も依然のイメージに固執しすぎたりしてしまいがちですよね。けれど歳を重ねたからこそ表現できるモノがある、むしろそれが真の美しさなんだという事を教えられたような、そんな気がしますね~。

 
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さあまもなくアカデミー賞ですね!大本命「ラ・ラ・ランド」で注目のデミアン・チャゼル監督作品「セッション」からの深イイ言葉は、すでに紹介済みです。
今回は、「メッセージ」(日本では5月公開予定)でノミネートされているドゥニ・ヴェルヌーブ監督作品に注目してみましょう。


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監督:ドゥニ・ヴェルヌーブ

出演:ヒュー・ジャックマン  ジェイク・ギレンホール  

   マリア・ベロ  テレンス・ハワード

 

2017年公開予定の「ブレードランナー2049」でメガホンを任されたことでも大注目のドゥニ・ヴェルヌーブ監督。

二転三転するストーリー、巧みに配置された謎解きのピース、そして徐々に回収されていく伏線。俳優たちのストイックな役作りも見どころです。

愛娘を誘拐され激昂し奔走する父親役をヒュー・ジャックマン、そしてクールで孤独な刑事役をジェイク・ギレンホールが好演、二人の対照的なキャラクターが相乗的に効果し、観る者を惹き込んでいきます。クライム&サスペンスドラマの醍醐味を味わえる秀逸な1本です。

 

「最善を願い、最悪に備える」

By ケラー・ドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)

 

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 いつ何時、何が起きるかわからない。
 常に緊急事態を想定し準備をしておく事が必要なのだと言うドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)の信条を表した言葉です。

「災難の渦中においても、その中から最善を掴み取る」備えが必要なのだと解釈できます。

 

ドーヴァーは、非常事態を想定し自宅の地下室に保存食や緊急物資を備蓄していました。常に先を見越して不測の事態に備える性格なのです。
 まさかの時に役立つようにとの配慮から、娘には緊急事態を知らせる「安全ホイッスル」を持たせる用心深さぶりでした。

しかし、そんなドーヴァーの家族に思いもよらぬ事態が訪れてしまいます。

ちょっと目を離した隙に、愛する娘が忽然と姿を消し行方不明になってしまったのです。

 

どんなに対策を講じていても災難はその網をくぐり抜けてやってきてしまいます。
「不測の事態」とは、文字通り、「予測ができない」事態なのですから。

 

では私達にできることは、いったい何なのでしょうか?

 

思いがけないトラブルに遭遇し、あわてふためき事態をますます深刻にしてしまった経験はありませんか?
 後先を考えずに思い付きで行動することは、取り返しのつかない方向へと事態を悪化させてしまうものです。

 

そこで要求されるのは、「冷静に先を読む力」なのでしょう。

それは、万が一予測を超えた事態が訪れたとしても、最悪にだけはしないという想定準備があってこそ、でき得る事なのではないでしょうか。

 

難題にぶつかったとき、当たって砕けろ的な筋肉発想で、何の準備もなしに勢いだけで突き進もうとすれば、強固な壁に跳ね返されてしまうのがオチです。難関に向かってトライする気持ちやその勇気スバラシイと思うのですが、失敗を取り返そうと焦って自分の能力を超えた無理をすることは、もはや「チャレンジ」ではなく、単なる「ギャンブル」にすぎませんよね。

逆に慎重になりすぎても、石橋を叩きすぎるあまりその不安定さが露呈し怖気づいてしまうもの。

むしろ「石橋は壊れるモノ」と開き直って、最悪の事態を許容してしまえば、恐いものはないという訳ですね。

 
【あなたも見たくなるストーリー】

ペンシルヴェニア州州で小さな工務店を営むケラー(ヒュー・ジャックマン)の幸せに満ちた日常は何の前触れもなく暗転した。

感謝祭の日、6歳の娘アナが一つ年上の親友と一緒に外出したまま、忽然と消えてしまったのだ。

間もなく警察は青年アレックス(ポール・ダノ)を容疑者として拘束するが、自白も証拠も得られす2日後に釈放。刑事ロキ(ジェイク・ギレンホール)の生ぬるい対応に不満を隠せないケラーは、アレックスがふと漏らした一言から、彼が犯人だと確信し、自らの手で口を割らせようとする。最愛の娘を取り戻したい一心で、法律とモラルの一線を踏み越えていく父親。

粘り強い捜査によって、新たな容疑者の存在を突き止めていく刑事。

もがけばもがくほど混迷が深まるこの難事件の背後には、想像を絶する闇が広がっていた・・。

 

公式HPから引用

オフィシャルサイトはコチラ → http://prisoners.jp/

 

【映画を楽しむプチ知識】

登場する俳優たちの強烈な役作りに、自然と作品にのめり込んでいってしまう本作品。

 

ジェイク・ギレンホールは、昨年公開「サウスポー」でどん底から再起するボクサー役を驚愕の肉体改造で熱演しましたが(→コチラをクリック!)、本作では神経質で寡黙なデヴィッド・ロキ刑事を演じました。

過去に黒星がない敏腕刑事でありながら、孤独な影を持ちストイックに物事に執着するロキ刑事。常に闇と向き合う心の描写なのでしょうか~時折見せる顔面の“チック”症状に注目です。小指にはめられた“フリーメイソンの指輪”もジェイク自身が提案した細かい役作りの一つなのだそうです。

 

また登場人物の名前にも、製作者のメッセージが仕込んであります。

主人公ヒュー・ジャックマン演じるケラー・ドーヴァーの、Kellerは、ドイツ語で“地下室”“貯蔵庫”を意味する単語です。つまり最悪に備えて備蓄をしている彼の信条そのものであり、また(詳しくは書きませんが・・)ストーリーともリンクした深い意味を表現しているのでしょう。

 

作品のタイトル「プリズナーズ」とは、「囚われ人」と訳すことができます。まさに登場する全ての人物が何らかの過去のトラウマに囚われているワケで、そのあたりにも「うーんなるほど~」と感嘆してしまうワケなのですね~。今後もドゥニ・ヴェルヌーブ作品に注目です!

 
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今日は、バレンタインデですね~。
ということで今回は、ロマコメムービーにしてみました!

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監督:ピーター・シーガル

出演:アダム・サンドラー   ドリュー・バリモア
   エイミー・ホール ロブ・シュナイダー  ダン・エイクロイド   

 

1988年公開のロマコメ「ウェディング・シンガー」で共演したアダム・サンドラーと、チャーリーズ・エンジェルでもおなじみドリュー・バリモアが再共演し、全米公開初登場で1位を記録した大ヒット作品です。

ロマンティック・コメディーならではのC調に物語は進行しますが侮るなかれ。これがなかなか芯の通ったストーリーで、笑って泣ける素敵な作品に仕上がっています。ハワイの素晴らしい景色とのんびりした雰囲気に浸りながら恋人と、いやむしろ夫婦や家族で鑑賞するのも良いかもしれません。

 

「人生は時に不公平ね・・、
 でもあなたは生きているのよ」

 By カフェのママ・スー(エイミー・ホール)

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事故に遭い、短期記憶の後遺障害をもってしまったルーシー(ドリュー・バリモア)に対し、行きつけのカフェのBig Fatママ・スー(エイミー・ホール)が、ビデオレターの中から優しく語りかける言葉です。

 

一晩眠ると前日の記憶を失ってしまうルーシーは、事故以来、毎日同じことを繰り返しています。他の事は全て一般人となんら変わらず生活できるのですが、昨日出会った人や自分の行動、交わした会話、全て真っ白に消去されてしまうのです。
大好きなヘンリー(アダム・サンドラー)と恋に落ち、昨日交わしたキスの事さえも。s-50-1

そんな彼女に対して、母親代わりのスーは、涙をこらえながら言うのです。

 

考えも及ばない災難に見舞われ、平穏な生活が突如掻き曇ってしまったとしても命を失くす事は免れました。この世に生かされたとするならば、「命がある事に感謝」し、辛い現実でもすべてを受け入れて前へ進まなければいけないのだと言っているのではないでしょうか。
 これは、ルーシーに対する言葉でありながら、スー自身に向けての言葉でもあります。

ルーシーの家族や周囲の友人たちは、毎日の記憶が積み重なっていかない彼女をおもんばかって、今までずっとその事実を隠そうとしてきたからです。

 

私達の日常に置き換えてみましょう。
 

ルーシーの患った「ゴールドフィールド症候群」なる記憶障害は、現実に存在する症候ではありませんが、アルツハイマーや様々な認知症などは記憶に障害をもたらし、大切な家族や愛する恋人の記憶を奪っていく可能性の有る病気です。
 私達も、自身や家族の老化の過程で少なからず遭遇する可能性の有る身近な病症だと言って良いでしょう。

これまでの家族の歴史や、その大切な記憶が消去されて行く事は悲しい出来事に違いありません。しかし、視点を変えて見たらどうでしょう

 

記憶が積み重ならないということは、「毎日が新しい1日である」という事でもあります。ルーシーは毎日、ヘンリー(アダム・サンドラー)と出会い、新しい恋に落ち、新鮮な気持ちで生きて行く事ができるのです。

 

「今日と言う日は残りの人生の最初の1日」

これは、「アメリカン・ビューティー」(アカデミー5部門を受賞)で、苦悩する中年男レスター(ケヴィン・スペイシー)が言った名言です。

単調な毎日の繰り返しこそが人生なのですが、その毎日は常に新しい1日の積み重ねなのですから、1日1日を無駄にしないよう、大切に過ごさなければいけないのだとあらためて考えさせられますね。

 

毎日が新しい1日である事に感謝し、互いに恋した頃の新鮮な気持ちを持ち続ける事が出来たなら、夫婦や家族の未来の在り方は大きく変わってくるはずですね。

 

【あなたも見たくなるストーリー】


常夏の島ハワイ。バカンスに訪れたツーリストたちとあとくされのないアバンチュールを楽しむプレイボーイのヘンリー(アダム・サンドラー)は、水族館の獣医として働きながら自由奔放な恋愛を満喫して暮らしていました。

ある日ヨットで海へ出たヘンリーは、船の故障で偶然たどりついた海沿いのカフェでルーシー(ドリュー・バリモア)というキュートな女性と出会います。

一目で彼女のとりことなったヘンリーは、彼女に猛アタック。意気投合した二人は、翌日同じカフェで再会を約束します。天にも昇る気持ちで舞い上がるヘンリーは、約束通り彼女と会うためカフェに向かうのですが、ルーシーの態度は一変して冷たい態度。昨日の行動を全く覚えていないのでした。

ルーシーは1年前の事故以来、短期記憶の障害で前日の出来事を全て喪失してしまう後遺症を抱えており・・。

 

【映画を楽しむプチ知識】


 映画の中で使用されている、たくさんの素敵な楽曲に注目です。

ポール・マッカートニー「アナザー・デイ」、UB40「見つめていたい」(あのポリスの名曲のレゲエVerです)、ジェイソン・ムラーズ「アイ・メルト・ウィズ・ユー」などなど。

その中でもストーリーとリンクして本作品の肝となっている曲がビーチボーイズの「Wouldn't It Be Nice (素敵じゃないか)」です。

英語が解らない私たちは、この曲の意味を理解して観ることで、より映画を楽しめるかもしれません~。そこで和訳を紹介しましょう。。

 

Wouldn't it be nice  / The Beach Boys


歳を重ねるって素敵な事だよね
    Wouldn't it be nice if we were older 

だって長く待たなくてもいいんだから Then we wouldn't have to wait so long 

一緒に生きていくって事は素敵だよ  And wouldn't it be nice to live together   

ぼく達が住むこの世界で       In the kind of world where we belong 

目を覚ますのって素敵だよね    Wouldn't it be nice if we could wake up

朝には新しい1日がやって来る   In the morning when the day is new 
午後になったら一緒に過ごすんだ  And after having spent the day together
抱き合いながら、一晩中ずっとね  Hold each other close the whole night through

 

壁に絵を描きながらヘタクソな歌をバカでかい声でうたう、愛らしいルーシーの姿がとても印象的ですね~!

  
 
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